◆7月10日(金)の子どもたち
2020年07月10日 金曜日
◆お部屋を探検!(つぼみ)

今日も熱でのお休みが多く、6人の出席となりました。ふじ組の子も熱休みが多かったため、1階フロアがいつもより静かでお部屋が広々と感じ少し寂しくもありました。
人が多いところはまだ少し緊張してしまう〇ちゃんと△ちゃんですが、今日は混み合っていなかったので、ふじ組に一緒に歩いて遊びに行ってみました。
周りの様子をじっくりじっくり観察する〇ちゃん。一歩一歩慎重な足取りで、途中でしゃがみこんでみたり。遊んでいるふじ組のお友だちや声を掛けてくれる保育者の顔をよく見ています。
廊下ではコンビカーが出ており、賑やかな声が聞こえてきたので、扉まで行ってみると、廊下を覗き、一歩後ずさり。「今日は見るだけにしておこうかな・・」そんな心の声が聞こえてきそうです。
しばらくお友だちの様子を見てから、今度はおままごとゾーンに行ってみました。
緊張が少し解けると、チェーンをお椀や容器に入れたり出したり、指先でつまんでみたりギュッと握ってジャラジャラ音を楽しんでみたり、時折二人で取り合ってみたり。いろんな姿が見られました。楽しいを一緒に見つけながら寄り添う時間を大切にしたいなと思います。
そして「ごはんだよ~!」の声に反応すると机に向かう足取りはどこに行くより軽い〇ちゃんと△ちゃんでした。
梅雨はなかなか園庭に出られない日も多くなりますが、ひとりひとりが落ち着く場所で、楽しく過ごしてくれたらなと思っております。
子どもたちも疲れも見え始めているので、週末ゆっくり充電してまた来週元気な笑顔でみんなに会えることを楽しみにしています。
I.S


◆
のんびり室内あそび(ふじ)
今日は雨が降っているのか止んでいるかの不安定な天気でした。天気の影響もあるのか体調が悪いお子さんが多くお休みの子も半数近くいたので今日は室内でのんびりと過ごしました。
各コーナーを開いて遊びました。廊下はコンビカーの走る音がゴーゴー、ガァーガァーと鳴り響きパズルコーナーでは静かに玉ざし盤やパズルに集中して遊んだりブロックコーナーはいろいろとブロックを組み合わせて遊んだりとしていました。
おひさま広場は牛乳パックの手作り遊具が大人気で保育者がいろいろな形に置いたり組み合わせると子ども達もいろいろな形を見て楽しく遊んでいました。
トンネルになったところにボールを転がしたり、登ってジャンプをしたり橋のように組み合わせた上を渡ってみたりくぐってみたりと置いた形を子ども達で更に遊びを工夫して楽しんでいるようでした。
そんな中、今週から新しく登園して来た〇ちゃんも落ち着いて自分の興味のある玩具でじっくりと遊んでいました。カップを触ってみたりボールを転がしてみたりと〇ちゃんの遊んでいる様子を見守っているとボールを転がしてくれてボールを受け取るとニッコと笑顔を見せてくれました。いろいろな玩具にどんどん興味を示していろいろなコーナーに行って楽しく遊んでいました。時たま思い出した様に泣く姿も見られましたが少しずつ園に慣れてきて楽しんでいる姿が見られました。(y.n)
◆あおむしの世界にこんにちは。(きく・たんぽぽ)
今日も梅雨らしい天気。園庭は、残念ながらお預けとなりました。
朝、保育室でゆっくりできたので、9時45分ごろ、一度お片付けをして、朝の集まりをすることにしました。大きな絵本を用意して、「みんなでこれ、見ようか。」と声をかけると、興味を持ち、一生懸命お片付けをしてくれました。
椅子に座り、まず手遊び。あおむしがちょうちょになる手遊びです。最後、保育士の手でちょうを作って、パタパタと順番に皆の頭に止まると、にこりと笑顔になります。興奮してキャーと声を上げる子もいて、気持ちが盛り上がってきました。
次は、大きな絵本。中身はなんでしょう?と開けると、大きな「はらぺこあおむし」の絵本が出てきて、さらに気持ちが上がります。はらぺこあおむしの歌に合わせて、見ました。小さな卵からあおむしが生まれ、たくさん食べて、最後はちょうちょに。。。おなかが痛くなるところでは、子どもたちの表情も悲しそうになり、さなぎになって寝るところでは、「しーっ」と皆も静かになりました。おなじみのお話ですが、大きな絵本で見ると迫力があり、また、みんなで一緒に見ることで楽しい気持ちが何倍にもなり、あおむしの世界を満喫しました。
絵本を見たあとは、先日園庭で見つけたアゲハの幼虫を、改めて皆で観察。2ミリほどのちいさなちいさなあおむし(まだ今は黒色です)を、一人ずつじっくり見ました。ちょっと不思議そうに、目を寄せて見つめる子どもたちの表情がとても可愛らしいです。
その後は、久しぶりに、一人ずつ名前を聞いていきました。久しぶりなので、恥ずかしくなって言葉が出ない子もたくさん。ドキドキしながらも、マイクを向けられるのを目をキラキラさせて待つ姿があり、この時間を楽しんでいるのが感じられました。
集まりのあとは、大きな紙にお絵描きをしました。保育士同士で、夏は絵の具遊びなどもたくさんしたいねという話をしていたこともあり、まずはその前段階としてクレヨンで思いきりお絵描き。どんどんダイナミックになっていき、青い紙の上で飛び跳ねる姿はお魚のようです。ふと見ると、足の裏に一生懸命クレヨンを塗る〇くん他数人の姿が。。先日、手形と足形をとった△くんも、手に自然についたクレヨンを見て、ペタッと紙に押してみていました。次は、絵の具でダイナミックに遊んでみたいと思います。
(T.M)
◆「オレンジジュース7万円です!」 (うみグループ)
今日は、室内、園庭遊びを行いました。
室内遊びでは、スクラッチアートやLaQ、おままごと。園庭では、虫探しや追いかけっこなどが主体的に行われていました。
そして、先日から年長児中心に行われているジュース屋さん。
今日も、大盛況。たくさんの笑顔が広がる素敵な空間となっていました。
遊びの中、印象的だったのは異年齢の関わり合いです。
年少、年中の興味を持った子どもたちがお店を覗いていると「○○ちゃんもジュース飲む?買っていいんだよ」と優しく受け入れてくれる年長児。
「買ったジュースでパーティーしようよ!」と積極的に年少児を誘い、遊びを展開させる年中児。
「おかわりしたーい!」
楽しく温かい空間なので年少児も安心して自分の気持ちを出せていました。
子どもたちは、このような関わり合いの中で様々なことを学んでいるのだなと心温まる気持ちにさせられます。
お店の今後の課題は、メニューを増やすこと、新規のお客様を増やすことと子どもたちは張り切っています。
今後、子どもたちがどのように働きかけていくか楽しみです。
(T.N)

◆えのぐあそび(にじグループ)

今週のはじめに年長女児が絵本ゾーンで絵の具の技法が描かれている絵本を見つけ「先生、今度これを使って絵の具遊びをして、魚の形に切るのはどうかな?」と提案してくれました。そこで今日は3つの絵の具遊びを提供しました。
1つ目はにじみ絵です。画用紙を霧吹きで濡らし、その上から一人ひとり好きな絵を描きました。画用紙に霧吹きをシュッシュッとかけていくと「え?そんなにかけるの?びちょびちょだよー!」と子どもたちは想像以上に驚いていました。そして不思議そうに筆に絵の具を付けて描き始めます。にじを描いたり、海を描いたり、あじさいや太陽を描いたり、自然物を描く児がほとんどでした。描いた絵がにじみ、じわじわと色が広がっていくことが面白かったようで「もう1枚やるー!」と何枚も描く児も多くいました。
次は2色の色を混ぜておこなう絵の具遊びです。画用紙の上と下に異なる色を塗り、指を使って2色を中間で重ねていきます。自分できれいなグラデーションを作ることができるこの絵の具遊びも何度も繰り返しおこなってくれました。
最後は染め紙遊びです。絵本にのっている折り方で和紙を折り、花のような模様を作ってみたり、和紙を丸めて筆で塗ってみたり、普段の染め紙遊びとは異なるやり方で考えながらおこなっていました。
絵の具遊びは遊び方が豊富にあり、つねに楽しい発見があるため、子どもたちも興味を持って参加してくれています。絵の具遊びを通して友だちと一緒に活動することの楽しさや友だちの作品からの刺激、自分で1つの作品を作り上げる達成感など、様々なことを感じられるといいなと思います。
園庭では昨日にじグループに帰ってきたイシスプラトゥンヒッキー(ヒキガエル)のえさ探しをしました。ヒキガエルを飼っている大きな虫かごをきれいにしたり新しいミミズを補充したり、他のグループの友だちにヒキガエルについて教えてあげたり、1匹のカエルがいるだけで関わる友だちの幅が広がっていきます。これからもヒキガエルを大切に育てながら子どもたちの関りも大切に見守っていきたいと思います。K.Y


◆染め紙しました(そらグループ)

半紙で染紙をしました。
集まりで説明をすると興味を示す子どもたち。
半紙を思い思いに折り、初めはスポイトで半紙に絵の具を染みこませました。四角を何回か折り重ねたり、三角の子も、紙飛行機を折る子もいました。
次は、折った紙を濡らしてから、半紙を少しずつ絵の具に付けてみました。
半紙を広げてみると染まり具合は様々でしたが、染まった変化を感じたり、染めることに楽しみを見つけた子は何度も繰り返し染めていました。
雨の合間をみて園庭に出ました。
ボール遊びをしよう!
〇ちゃんの提案から、何人かでのボール遊びが始まりました。
6人でのボール遊びですが、使っているボールは4こ。みんなで向き合って、どこから飛んでくるかわからない難易度の高い遊びになっていました。
そこで、年長児が「▽ちゃんとわたしでやって、先生と□くんがやって…ってやればいいんだよ!」とペアでキャッチボールをすることを提案してくれました。
年長児が考えて、より良い遊び方をみんなに投げかけてくれたことの成長を感じられたこと、これからもこのような瞬間を逃さずにいたいと思います。
E.Y

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