◆7月7日(火)の子ども達
2020年07月07日 火曜日
◆姿の変化 (つぼみ)

今日は少しだけ園庭に出ました。園庭で大人気なのがテラスから出てすぐにある滑り台。ふじ組の児達が滑っているのを真似して〇くんと☆くんは一人で階段から登ってみたり、滑るところからよじ登ろうとしたりと以前にもまして歩くことや登ることが上手になってきたので何度も楽しみ、登ったところのスペースでは得意げに笑顔を見せてくれたり、隠れて「ばー」と声を出しながらいないいないばあもしていました。一人で登れた嬉しさもあるようです。
園庭には草や虫がたくさんいるので、地面をハイハイや歩いているといろいろなものに遭遇します。今日は△くんと■ちゃんが自然と触れ合っていました。雑草が生えていることに気づき、触り、抜いてみたり、一緒にいた■ちゃんのお姉ちゃんと花を撫で、雑草との違いも少しずつお姉さんに教えてもらっているようです。
毎日の他児とのふれあいを通して学び、少しずつ成長している子どもたち。その成長を見逃さずに大切に関わっていきたいと思います。
(K.H)


◆雨があがったよ (ふじ)
7月7日、今日は七夕です。織姫と彦星のために、みんながお天気になることを願う日ですが、残念ながら雨が降りそうな不安定な空模様です。しかし昨日からの雨も上がっているので気分を変えるためにも、園周辺を散策にでかけてみようかとかんがえましたが、散歩カーに乗り始めると、雨がパラパラ、、、。残念ですが断念をすることになりました。
雨はパラパラ、降ったり止んだりという状況だったので、様子をみながら園庭で遊ぶことになりました。
散歩カーを見て、期待をしていた子ども達もいましたが、すぐに気持ちを切り替えて、雨上がりの園庭に歩き出してくれました。
雨上がり、といえば水たまり、水たまりを見つけると、もっと早くにそこを見つけてあそんでいる先客の子ども達がいました。園門の前の大きな水たまりでは〇くんと、□くんが座り込んで水をすくいながら感触を楽しんでいる様子でした。会話はなくても気持ちを共有しながら、目を合わせたり、何やらとても楽しそうでした。
草むらに、一輪たんぽぽの花をみつけた☆ちゃん。花びらにのせた丸い露に気付き、露が落ちないようにそおっと摘み取っていました。花が好きな☆ちゃんならではの気付きだったように感じました。
太鼓橋では、梅雨時で室内で過ごすことが多い中の、外遊びのチャンスというように、思いきり全身を動かして遊んでいる子ども達の姿がありました。間をあけて挑戦してみると、ぐんと安定して登ることができているようでした。体でおぼえ、学んだことは、間があいてもしっかりと身に付いているようです。
雨上がりの園庭で、子ども達の思い思いの過ごし方で、気分転換が図れていたらいいなと思います。
今日のお昼は七夕メニューで、天の川の星を満喫しました。
(F、S)
◆好奇心でいっぱい (きく・たんぽぽ)
キュウリでカンパイしました。嬉しそうです。
久しぶりの園庭に出られる事が嬉しく、今日も張り切って準備をして向かっていました。
少しすると小雨が降ってきて皆で木の下に隠れ雨宿り。雨宿りしていると黒くて大きな蝶がヒラヒラと飛んできました。皆の視線は蝶を目で追うのに必死です。保育者が「こっちにいるよ」と走り出すと皆も一緒に「まてー」と言って走り出します。しばらくすると、蝶は遠くのどこかに飛んで行ってしまいました。
そうこうしているうちに、今度は「ダンゴ虫が沢山いるよ」と保育者が駆け寄ってきました。今度はダンゴ虫の場所に集まり、「ほんとだー」と初めて見る沢山のダンゴ虫に目をキラキラさせて喜んで見ていました。
湿気のある土を好む習性があるからなのか本当に沢山いました。その後も虫を見つけたものの、触る事に抵抗があり保育者に「先生触って」と言ったり、虫かごを持ってカタツムリを探していたり虫探しへの興味は尽きる事が無いようです。
そして今日はキュウリの収穫を◎ちゃんと〇君ですることが出きたので、保育室に帰り子ども達と一緒に調理をしました。テーブルを囲み保育者がキュウリを切る姿に興味津々です。包丁でキュウリを切る時には、「ちょっきん、ちょっきん」と保育者と子ども達がリズミカルに掛け声もバッチリです。
輪切り→斜め切り→細切りへと切り方を変えるのにも、静かに観察して見ていました。
始めは塩で味付けをしていないキュウリを試食。獲れたては味が無くても「おいしい」と顔に出ていました。今度は塩と収穫した青しそで味付けしたキュウリの試食です。
保育者が「どっちがおいしい?」と聞くと、すぐさまに「こっち」と味がある方に手を挙げていました。何度もお代わりをして、よく食べていました。
そして今日は七夕です。七夕の雰囲気を味わえるよう、七夕の歌を流し給食を美味しく頂きました。キレイな音楽が聴こえると、嬉しそうでした。午睡後のおやつを食べる前には、集まって廊下の笹の葉の前で七夕の歌を一緒に歌い、簡単な由来などを伝えたいと思います。S・A
木の下で雨宿り。
笹の木の下で七夕について話をしながら、皆で作った飾りや短冊を見ました。寝転がって見ると眺めがいいね。
◆願いごと(うみグループ)
「○○くん、おめでとーう。」
今日は、七夕です。
子どもたちも今日を心待ちにしていたようで「今日、天の川見れるかな」「お家にも笹飾って願いごと書いたよ」などと朝から天の川や短冊など、七夕に因んだ声がたくさん聞こえてきました。
今年度は、ホールでの七夕の集会は行いませんでしたが、朝の集まりや遊びの中で七夕の伝説を伝えたり、願いごとを共有しあったりと、子どもたちの興味や関心、期待を保障できるよう関わらせていただきました。
「あった!○○ちゃんの願いごと」「△△ちゃんのどこにあったかなー」
集まりが終わり自由遊びの時間になると、笹の前で年中児数人が嬉しそうに願いごとの共有をしていました。
そこへやってきたのが年少の◇◇くん。「自分の短冊はどこだろう」と言うかのように笹を見つめていると、隣にいた年中児が「◇◇くんのあった?一緒に探してあげる」と優しく声をかけてくれていました。◇◇くんは「うん!」と満面の笑みです。
素直に喜びを表現したり、思いやりの気持ちを持って他者と接したり。子どもたちの何気ない内発的な関わりあいに、とても温かい気持ちにさせられました。
また、今日は、年長の○○くんの誕生日をお祝いしました。誕生日の質問に答えるたびにニコッと微笑む○○くん。そして、自然と喜びを分かち合うかのように周りの子も笑みを浮かべていました。
育子園で迎える最後の誕生日。○○くんにとって素敵な思い出の1ページとなったら幸いです。
(T.N)
「願いごとかなうかなー。」
「せんせい、見ててー。」
◆ありがとう(にじグループ)

長期休み明けでお母さん・お父さんと離れたくないという気持ちがより一層強くなっている子どもたちにとって友だちの存在はとても大きいようです。今日の朝、泣いている年少児を見かけた年長児がそっと駆け寄り「大丈夫?一緒に塗り絵しようか」と声をかけている場面がありました。そして、年長児は色えんぴつの準備から椅子を座りやすいようにひいてあげるサポートまでおこない、自分は塗り絵をすることなく年少児の隣に座り、優しく見守っていました。年長児の優しさで安心できたのか、その後は仲良しの友だちの遊びに自分から参加していました。遊びに入りやすくなるようなきっかけを作ってくれた年長児の優しさに感動しました。
午前中の活動の中で魚の塗り絵を絵の具でおこなっていると、年長児の姿を見た年少児・年中児が「やってみたい」と参加してくれました。年長児は絵の具遊びや制作をする中で楽しい雰囲気を作るのが上手く、難しいことでもみんなで活動することを楽しみながら取り組む姿があります。そんな年長児を見ていると自然と参加してみたいと思う児も多いようです。はじめて絵の具での塗り絵をおこなった年中児の作品が素敵なことに気づいた年長児が、すぐに「わあ!すっごくきれい!上手だね」と声をかけました。すると、年中児は言葉にはしませんでしたが照れながらも嬉しそうな様子で「ありがとう」を表情で伝えているようでした。褒め言葉や感謝の気持ちがたくさん出てくると自然とポジティブな言葉でいっぱいになり、楽しい雰囲気が生まれます。居心地のいい雰囲気を作り出してくれる子どもたちにこちらもありがとうの気持ちを忘れず、大切に関わっていきたいなと思います。K.Y


◆星に願いを・・・(そらグループ)

ダンゴムシみつかったよ
七夕の今日。部屋の笹には子どもたちの願いがこもった短冊が飾られています。廊下には天の川もながれています。
朝の会では、七夕のOHPを部屋を暗くして観ました。観たあとは、「映画みたいで楽しかった」という子どもの声。ふだんとは違うなにか特別な雰囲気を感じてくれたようです。
折り紙の星で星探しゲームもしました。部屋に隠された星を探し集めて、天の川を作ろう!というルールです。全部見つかると、机の上に自分たちで星をならべ、天の川ができました。
朝の会が終わると、「星をつくりたい!」と言ってくれました。少し難しかったのですが、先に教わった子はわからなくて困っている子に教えてあげてくれていました。わからない子も「この次どうやるの?」と聞き、お互いに発信し合い協力していること、成長を感じます。
できあがると、「みんなの願いが叶いますように」と星に願いをこめました。
園庭では、虫かごを持ってダンゴムシ探しです。虫かごを持ってる〇くんに
「こっちにいっぱいいるよ」「あっちの方がいるよ」「そこにもいるかもね」「枯葉を食べるんだよ」「湿った土がいいよ」「足の速いのがいるね」「それはワラジムシだよ」・・・
みんなの虫知識がキラリと光ります。
虫かごには、ゆうに10匹はダンゴムシが入っていました。それを部屋に持って帰りました。
ダンゴムシも命ある生き物ということを大切にしながら、これからの育て方、育んでいきたいと思います。
E.Y

ドンジャンケン

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