◆7月6日(月)の子どもたち
2020年07月06日 月曜日
◆大きな一歩、大きな勇気(つぼみ)
子どもたちも園生活に慣れてきて、少しずつ遊びの視野が広がってきていて、おひさま広場などで、ふじ組の子どもたちと一緒にダイナミックに遊ぶ子も増えてきました。
その中で、慎重に周りの動きをじっくり見ている〇ちゃん。
保育士に誘われて、抱っこされると、おままごとコーナーやおひさま広場などに行き、保育士と一緒に遊んでいましたが、自分からはなかなかつぼみのスペースからは出ようとしませんでした。
しかし、この日は少し違いました。
いつも通り、つぼみのスペースで遊んでいると、広いスペースを気にし始めました。
しばらくすると、近くにあった玩具を手に立ち上がり、そのままジーっとふじ組が遊んでいる方向を見つめていました。
いつもはここで声をかけてしまうのですが、いつもとは違う〇ちゃんの雰囲気を感じたので、近くにいた保育士とアイコンタクトを取り、そのまま様子を見ることにしました。
すると、ゆっくりと足を前に出し、ふじ組のスペースに自分から入っていったのです。
途中で立ち止まったり、しゃがみ込みながらも、自分でままごとコーナーまで行き、持ってきた玩具で遊び出した〇ちゃんにびっくりしました。
少しして、〇ちゃんの様子を見に行くと、チェーンをお皿やお鍋に出し入れしたり、人形を抱っこしようとしたりと、周りが気にならないほど、夢中になって遊んでいました。
〇ちゃんにとってのはじめの一歩っとなった今回の行動。
きっと「何してるんだろう」「楽しそう」といった期待の方が大きくて出せた勇気だったのかもしれません。
これからも、〇ちゃんのような大きなはじめの一歩を、子どもたちと共感していけることが楽しみになりそうです。(E.Y)
◆シール(ふじ)
シールにはまった、楽しい。
今日は雨です。
お部屋でミッキー体操をするのは久しぶりですが、皆ちゃんと体が動いています。
新入児たちも音楽と一緒に体が揺れています。
おーはなし、おーはなし、ぱちぱちぱちぱち・・・と一緒に絵本も読みました。
少しずつですが注意を払いながら、通常の活動も取り戻しています。
今日はシール遊びをしました。
少人数ずつ誘ってすすめました。
シールの色、台紙の色は自分で選びます。
どれにする?と聞くとちゃんと指を差して意思表示があります。
些細なことですが、一つ一つに自分の主張があります。
大事にすることで、達成感が違ってくるように感じます。
慣れている子はどんどん貼り進めて、次々とシールの色を変えました。
気付くと隙間がないほどたっぷり貼っています。
慣れていない子は、シールを剥がすところからのお手伝いからすすめました。
指先にくっついてくるシール、思うように貼れない、いつの間にか丸まってしまう・・・
苦戦が続きました。
でもイライラすることもなく、根気よく向き合っています。
うまく貼れた時は、思わず拍手。 これが達成感です。
気に入ってしばらく楽しんだ子もいました。
今日はやや大きめなサイズのシールでしたが、この次はちょっと小さい物も用意してみようと思います。
今日の作品は、七夕飾りにしようと思います。
色とりどりで可愛いです。
やりたい子だけの作品ですが、お星さまが見ていると思います。(N・S)
夢中です。
◆新しい仲間 (きく・たんぽぽ)
カタツムリどれどれ~
新たに園生活がスタートしたり、気温も暖かかったり涼しくなったりとですっきりしない日が続いていたりで、子ども達の体調にも少し変化が出てきたので体調管理をしっかりしていきたいと思います。
最近パズルや型はめ・粘土・プラステン・シールあそびなど机上でできるあそびが盛んになってきて、子どもたちも集中して遊んでいる姿が多くみられるようになってきました。そのためテーブルはほとんど満員状態が続き、やりたいのにできないという状況が時々あります。そのためたんぽぽ組には金曜の午後から机上遊び用のテーブル1台を用意し、レイアウトも少し変えてみました。
パズルや型はめも自分で完成できるようになってきた子どもたちなので、新しい机に向かって取り組めるようにもなってより集中しているように思います。席が埋まっていたらもう一台の机を使ったり、好きな遊びをより集中してできるようになり、友達同士の関りも増えてきた子ども達が、自然と「頑張って」と応援したりする姿には驚きと成長を感じます。
ままごとでは「おうちごっこ」というのでしょうか、自分がお母さんになりきったり、赤ちゃんになってみたり新たな遊びか展開されていて、いろんなことを楽しんでいるんだなと感じました。
去年飼っていたカブトムシの幼虫の様子をテラスで見ていた時、たまたまかたつむりを発見しました。虫にとても興味を持っている子どもたちは大興奮だったので、虫かごに入れてあげました。嬉しすぎて虫好き〇ちゃんは虫かごを離さず、「動いたね!上に行ったよ!」と友達を嬉しさを共感し合っていました。部屋にあった図鑑を開いて、かたつむりの写真と本物を比べ、また嬉しそうな子ども達でした。
(K.E)
パズルできるかな~?
◆雨上がりの園庭で(うみグループ)

次から次へと水溜まりへ・・・
「園庭行きたいなぁ・・・」
晴れていれば園庭に出られる10時半を過ぎたころ、そんな声が聞こえ始めました。
外を見ると雨が上がっています。
水たまりはあるものの、日差しも出てきました。
「よしっ行こう」と半数以上の子どもたちが園庭に行くことに。
玄関では、「長靴だけど、出ていいの?」と困り顔の子どもがいます。
水たまりもあるし、大丈夫。と嬉しそうに飛び出していきます。
早速見つけた水たまりにビシャっと入る数名。
満面の笑みです。
次から次へ・・・長靴の子どもたちが水たまりへ。
雨の時期、雨上がりならではの楽しみです。
園庭の奥では、「なにこれ~っ!!」と叫び声。
「やわらかそうだよ」
「気持ち悪いね」
「きのこかな?」
木の枝で△君がツンツンしています。
ジメジメとしているからこそ、こんなに大きく育ったのでしょうか?
園庭はうみグループだけ。ボールや縄跳び、砂場等の玩具を出さなくても雨上がりの園庭で思い切り楽しめる子どもたち。
思い切り遊んで汗をかいた体に気持ちのいいシャワー。
まだ梅雨明けはしませんが、晴れ間を見つけて楽しんでいきたいと思います。
室内では、折り紙で魚をつくったり、宇宙をイメージした惑星作り。
身体測定も行いました。(M.C)

気持ち悪いなぁと言いながら、得体のしれないこのプニプニに興味津々

ゆり組大集合。密にならないで、と言っても遊び始めるとそれもなかなか難しいです。
◆今年初ゴーヤ (にじグループ)

今日は絵の具遊びを行いました。
切り絵をやったあとにタンポで絵の具を押し当て、カラフルな花火が出来上がります。
切り絵は切っている間ではどんな柄になるのか全くわかりません。
切り終わり開いてみると様々な模様が見えて素敵な仕上がりに。
その切り絵に絵の具を押し当てていき、切り絵をめくるまでどんな花火になるかわかりません。
めくると「きれい〜!」「おー!!」と歓声が上がります。
子どもたちは最後まで真剣で完成を目標としている様子や、完成したのちの表情は格別です。
クレパスで周りの風景や『夏』をイメージした虫や花など付け加えてくれました。
給食の時間、先週収穫したゴーヤ、ししとう、ピーマン、きゅうりも調理し、試食しました。
ゴーヤは苦いと去年を知っている子どもたち。
でも年長児だもん、年中児だもん、と一つもらう姿も見られましたが、感想は「うまい!」と「にがい!」ともちろんそれぞれ。
まず挑戦をしてみるという気持ち、まだあの苦味を覚えている食べられないという気持ち、どちらも大切にしていけたらと思います。
(a.y)

身体測定行ってきます!

◆再考察 (そらグループ)

グルグル。
今日は室内で過ごしました。
朝の集まりでは、歌う事はしなくとも七夕や雨降りクマの子、数字の歌などをピアノで演奏し心で歌ったり歌詞の確認をしながら楽しんだりと音楽クラブが無い分音楽に触れられるよう関わっていきましたが、歌を歌ったり出来ないという縛りはこんなにも窮屈で遊びの広がりや学びの広がりに繋がらないものなのかと改めて実感した上で今後、こども達がいかに音楽に触れて表現出来ていける活動や素材や提供は何かを考察していきたいと思っています。
今日の絵本は「きょだいなきょだいな」を読みました。
「ピアノと一緒」
「トイレットペーパーと一緒」
「扇風機と一緒」と、見比べて大きさを想像しているようでした。
その流れで物探しゲームをし「大きい物と小さい物を持ってくる」「赤の丸、黄色の四角、青の三角を持ってくる」「硬い物、柔らかい物、ツルツルする物、ざらざらする物」など難易度を変えながら遊びました。
室内では通常の玩具ゾーンとは別に集団遊びが出来るようゲームスペースを用意し遊びを行いました。
ゲームスペースでは柔軟体操や、もちもちおもち、猛獣狩り、ジャンケン列車、ドンジャンケンを行います。(椅子取りゲームやフルーツバスケットも行いたかったのですが時間の都合上次回に予定しております)
柔軟体操〜
「足が痛い」
「見て、頭つくよ」
「これ知ってる。バレエでやるんだよ」
もちもちおもち〜
「誰か一緒にやろう」
「3人だよ?」
「背中とお尻くっつけると面白いんじゃない?」
「壁とくっついた」
猛獣狩り〜
「何個の文字?」
「抜けて」
「こっちが良い」
「出来なかったよ人数足りないから」
ジャンケン列車〜
「勝ったー」
「もういっかいしよう?」
「後出しだし」
「僕がチャンピオンだ」
ドンジャンケン〜
「この線なんか迷路みたいだね」
「女の子対男の子だ」
「どっちが早いかな?」
「俺たち二回も勝ってる」
「もう一回やりたい」
設定遊びを設ける事で普段見られないこども集団が出来ます。
普段通りと特別感の双方を大切に遊びの提供を再考察していきたいと思います。
k★y

クルクル。


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