◆7月3日(金)の子どもたち
2020年07月03日 金曜日
◆視線の先には (つぼみ)

今週から登園した〇くんも今日で一週間が経ち、少しずつ園生活に慣れ、室内でも保育者の膝からおりて遊べる姿も見られ、嬉しく思います。
園庭では保育者と△くんと一緒にトランポリンに行ってみました。お散歩カーが好きな〇くんは、トランポリンの揺れも落ち着くようです。ふじ組のお友だちがジャンプしている足元をじっと見つめていました。
△くんはお兄さんが近くに来ることが嬉しいのかニコニコです。
トランポリンからおりると△くんは固定車へ向かっていきます。
2歳のお兄さんが楽しそうに運転していたので隣に乗り込もうとすると「今やってるの。」と手でガードをされてしまいましたが、「うしろならいいよ」と優しく言ってくれました。
後ろに座ってみると、嬉しそうに体を揺らす△くん。更にそこにお姉さんやお兄さんが来ると、バスやパトカーがいることも教えてくれました。
盛り上がっている横でニコニコの△くんの目線の先はパトカーではなくお兄さんたちでした。
楽しそうなお兄さんたち姿は何よりも魅力でいっぱいだったのだと思います。
「赤ちゃんかわいいね」優しいお姉さんもたくさんいます。
異年齢のお友だちが自然と近くにいる環境でたくさんの刺激を受けている子どもたちです。
優しい眼差しがあっちにもこっちにも。みんなの笑顔にあたたかい気持ちになりました。
I.S


◆探検(ふじ)
草むらで蝶を追いかけ
園庭の門の辺りの草がだいぶ伸びてきました。大人には膝くらいの高さですが、ふじ組の子ども達には自分のお腹辺りまで伸びてきた草です。足元を取られてバランスを取りながら歩くのは難しそうでしたが楽しそうに歩いていました。倒れて尻餅をついてもフカフカの草の上なので気持ち良さそうに座り込んでいます。
そのうち、蝶などの虫が飛んでい来て、飛んでいく方向に指を差しながら木の上の方まで目線を追ったり、「とんだ」と嬉しそうに教えてくれたりしていました。
草がぼうぼうに生えているように見えますが、自然を大切にしている育子園の園庭には様々な昆虫が好む草木に訪れます。子ども達も様々な昆虫や草木に触れあう事や見る事が出来ます。
きく・たんぽぽ組のお兄さんお姉さんが見ているのも気になります。一緒に覗かせてもらうと虫かごの中にダンゴ虫がいたり、自転車置き場の入り口にある姫リンゴの木の周りに集まっているので見に行くと姫リンゴの青い実がなっているのを見れたりふじ組だけではまだ気づかないようなものも一緒に楽しめることが出来ます。
園庭での様々な出会いや触れ合いを少しずつ楽しめるようになってきました。(y.n)
きく・たんぽぽ(2歳児)が跳ぶとトランポリンの揺れ、それに合わせて「おお、おお」と声を出して楽しんでいました
たんぽぽのお兄さんが優しくゆりかごスイングを揺らしてくれていました
◆一緒に感じる事 (きく・たんぽぽ)

チクチクする!と発見。
栽培していることもあり、子ども達にとって野菜がどんどん身近になっています。園庭に出る際にプランターに寄る子が増え、『あ、きゅうりあるよー』『何もないねぇ』とそれぞれの気づきを口にし『あ!あ!』と指さして教えてくれる姿もあったりと野菜の実りを楽しみにしているように感じます。
〇くんが大きくてまっすぐ実ったきゅうりを収穫しました。きゅうりを持って園庭に降りるとそれに気づいた子ども達が『うわーすごいね!』『きゅうり取ったのー?』と集まって反応を示してくれました。中でも△くんがきゅうりの大きさに驚きながら触り、その感触に『うわっ!チクチクする!』という一言と手を素早く引いた様子が面白く、周りの子がみんなで大笑い。『えー?チクチク?』と笑い合いながら次々ときゅうりを触っては『ほんとだー!』とみんなで一緒の事を経験し共有している事が何よりも楽しく、しばらく続いていました。〇くんはその『チクチク』が頭から離れず、きゅうりを持って友だちや保育士の所へ行き、『チクチクだよー』と教えてあげ、それを聞いていた子ども達もその言葉が印象に残り『チクチクしてるんだってー』と言う子も見られました。
友だちと一緒に感じた事・経験した事は子ども達にとって心に強く残っています。
楽しいことはもちろん、他の感情も経験しながら感じて大きく逞しくなってほしいと思いました。
K・E

今日は塩で味付け。たんぽぽさんにもお裾分けしに行きました~
みんなで7月生まれの児のお祝いをしました。「たんじょうび。」と、とても嬉しくて少しはずかしそうでした。
◆遊びの広がり (うみグループ)

今日もたくさんのジュースが出来上がりました
今日も「色水したい」と自主的に子ども同士で準備をしていました。
「どうやるの?」と年長の◎くん。先にやっていた友だちに聞きながら、「じゃあ僕はバナナジュース作ろうかな」と仲間に入っていました。「お母さんに見せよう」と出来上がりにも満足そうです。
「家からペットボトルもってきたよ」と年長の□くん。
大きなボトルにスポイトで赤とオレンジの絵の具を入れてオレンジジュース。
りんごジュース、ぶどうジュース、バナナジュース、オレンジジュースと今日も美味しそうなジュースがたくさん出来上がりました。
一方では、折り紙とトイレットペーパーの芯を使ってケーキ作りに熱心な年長の☆ちゃんと※君。「先生も一緒にやろう」と☆ちゃんが誘ってくれました。すでに手作りのケーキ箱には美味しそうなケーキがたくさん。「ママが好きなケーキもあるの」とバリエーション豊富で本当のケーキのようです。「ケーキ屋さんみたいだね」と☆ちゃんと※君。
そんな会話からか、園庭の準備をしていると美容室ゾーンでケーキとジュースを並べはじめた年長児。「ジュース屋さんとケーキ屋さんみたい」と新たなお店屋さんごっこが始まりそうな予感です。子どもたちのイメージを繋げていきたいと思います。
通常保育が再開し、子どもたちの活気で一段と賑やかなうみグループ。子どもたち同士で遊びを見つけてよく遊んでいます。子どもたち同士の関わり合いを大事に見守りながら夏ならではの活動も改めて考えていきたいと思います。(O.Y)

ケーキを並べてケーキ屋さんが始まりそうです

鬼ごっこしたり、電車あそびしたり、活発に遊んでいます
◆窓に貼ってみると・・・(にじグループ)
今日は年中の〇くんの誕生会をする予定でした。
事前に〇君に「今日、誕生日のお祝いをしようね」と声をかけると、ちょっぴり恥ずかしそうです。朝の会を始めても、なかなか皆の前に来てくれません。
「恥ずかしいの?」と尋ねるとうなずく〇君。無理もありません。自粛期間中ずっとお休みして、登園してまだ間もないのです。今回は無理をせず、〇君に皆で「おめでとー」と声をかけ、お祝いの形を表しました。そして〇君の選んだ絵本を読みました。〇君もみんなも一緒の時間を楽しみ、今日の誕生会を過ごしました。
それぞれの子供によってペースがあると思います。無理なく楽しい保育園の時間を過ごしていってもらいたいと思います。
昨日、製作した天の川をにじグループの天井に飾りました。満天の星が飾られる中、△ちゃんがふと「にじグループだから、虹を飾りたいな・・・」とつぶやいていました。
どうしたらきれいな虹が飾れるかと思案し、先日行った透明お絵かき(子供たちが名付けました)を用意してみました。朝登園した△ちゃんもそれを喜んでくれて、さっそくお絵かきの始まりです。油性のマジックを使ってカラフルに彩られていきます。きっかけは虹でしたが、描きたいもののイメージがあふれ、次々と描いていく子供たち。「もっと描きたい」と何枚も描く子が続出です。
描いたものを窓に貼って見せると、光を通してキラキラ見えます。「きれーい」と嬉しそうな表情がたくさん見られました。
子どもたちのつぶやき、これからも大切にしていきたいと思います。
I・Y
昨日、
◆3匹の子ブタとゲーム遊び(そらグループ)
3匹の子ブタ、オオカミが藁の家を吹き飛ばそうとしている所です。
エプロンシアターで『3匹の子ブタ』を見たいというリクエストがあり見る事にしました。3匹のこブタが家を建てると、「今日は、そらグループのみんなが家になってくれる」と言うと両手を上げて自然に家になっていました。
大きな保育士のオオカミが表れて「こんな家ここにあったかな」言いながら吹き飛ばすと、家になっていた子ども達が見事に飛んでいきました。そして木の家を建てる時には、いつも本物の釘やネジを打ち付けたりネジを巻いたりして遊んでいるのでそこの所は、リアルにネジを巻いたりしていくと張り切って家を建てていました。そんな木の家もオオカミが「フーフーフー」と言って吹き飛ばすと、さっきよりも子ども達は飛んでいきました。
最後にレンガの家では、家を建てると「煙突もつくろう」と言ったとたんに全員が両手を上げて煙突になっていました。オオカミが煙突から入ろうとすると子ども達から「火、火」と言って両手で火を作り、「ボーボー」言っていました。オオカミが飛び込んで「あっちっち」と逃げていくと、すかさず子ども達が「しっぽがなくなってるよ。お尻に火がついてる」と言い出したので、オオカミは「あー、ホントだ。しっぽがない」と言うと子ども達は、大喜びでした。盛り上がって、いつまでも『3匹の子ブタ』の世界から抜けない子ども達でした。
今日もゲームが始まりました。今日は、もも組の子ども達は「お兄さんかお姉さんと一緒に絵の具を1つ持ってきてください。」というと恥ずかしそうにお兄さんの前でモジモジ。お兄さんの方も行っていいのか悪いのか悩みながら手を繋いでくれました。大きな絵の具を1つずつ持ってきました。「一緒に言ったお兄さんとお姉さんのお名前も聞いておいてね」と言われて再びモジモジするもも組の子ども達でした。
ゆり組の子ども達には、「先生と握手して、ギュッとして帰って来てね」と言うと保育士の所に行きました。でも大変、保育士が見つかりません。「探さないと帰って来れないよ」と言うとみんなで探しまくり、ロフトの上に保育士を見つけてギュッとして帰ってきました。みんな、嬉しそうに笑顔で帰ってきました。
ひまわり組には、「保育士1人1人と握手してカプラを10個持ってきてね」というと必死に保育士の所に行って、カプラを頑張って数えて持ってきました。間違う事もなくみんな持ってきました。
どの子も楽しそうに走って行って、保育士に「何しに来たの」と聞かれ、一生懸命に説明していました。盛り上がって、そしてコミュニケーションも出来、何よりも笑顔で「出来たよ」と帰って来る姿が最高でした。またみんなで楽しみたいと思います。M.K
藁の家は、少しずつ吹き飛んでいきます。
お姉さんと絵具見つけたよ。

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