◆7月2日(木)の子ども達
2020年07月02日 木曜日
◆ぐるっと一周 (つぼみ)
今日は、初めて園外に出ました。
暑さはあるものの、時折そよそよと風が吹き心地いいほどで、気分も上がります。
園周辺をぐるっと一周しました。
園を出た瞬間に身を乗り出すほどの反応を見せてくれた〇くん。
「おぉ!」
指を差し、いい表情です。
保護者の方々と通るいつもの道もお友だちや保育者たちと一緒だとまた一段と違って見えるのでしょうか。
〇くんのように指差しはしないものの、「おっ」という表情をみせてくれる児もちらほら。
嬉しい反応です。
バスの車庫まで行ってみました。ここでも「おお!」という声が聞こえてきます。ちょうど洗車をしているところを見ることが出来ました。この暑さに気持ちのいい光景です。
キョトンとした児がほとんどでしたが、みなジーっと見つめていました。
「おおきいなぁ」
「きもちよさそうだなぁ」
「あれはなんだろう?」
「あついなぁ」
「眠くなってきちゃったなぁ」….
子どもたちの考えていること、頭のなかをのぞき見したくなりました。
会話はありませんが、つぼみ組らしいのんびりとした時間がながれていました。
帰り道は日陰を通って帰ります。ホッとする涼しさで気持ちよくなったのかカートの中でウトウト夢の中の児も。
ほんの30分ほどのお散歩でしたが、子どもたちにとっては魅力的、刺激的なものばかりだったようです。
これからも、子どもたちの見てる世界を一緒に共感していきたいと思います。
H.A
バスおおきいね

◆つまむ ~木の芽・だんご虫・てんとう虫~ (ふじ)
シャワーの名残を楽しみ追いかけっこ
今日は朝からおひさまポカポカ、すがすがしいお天気。おやつを食べた子から、早速すぐに園庭に出ました。
蒸し暑さもあり、ホースシャワーを園庭にまきました。シャワーの水に子ども達が近寄ってきました。きもちいいね~という表情で水を触ろうとし、水が更に顔にかかっていて。また、水をかけられ逃げ回る子たちもうれしそうにキャーキャー言って逃げていました。その後、ホースをしまって水がかかっていなくても、何人かでウッドデッキの上をかけまわり楽しんでいました。
雨あがりということもあり、木から小さい芽のようなものがたくさん地面に落ちていました。〇くんが気になってそれを拾い始めました。拾っては近くの大人に持って来て、しばらくそれを繰り返していました。大人の手にたくさん集まり、それをまた確認するかのように真剣な表情で手の中をのぞきいていました。つまむこともとても上手になってきたようです。芽をつまみながら、だんご虫も見つけたようで、それは大事に持ち歩いていました。
また、お部屋に入る時、服にてんとう虫がとまっていて、◎ちゃんがそれをつまみ、今度は側にいた子に虫を渡し、しばらく二人で虫の渡し合いをして。小さいものをつまむのにとても夢中です。(T.Y)
木の芽集め
◆午後の集まり (きくたんぽぽ)
築山を駆け降りて、おっとっと~となるのを楽しんでいます。
緊急事態が出てから、朝の集まりをしていません。朝も園庭に出る時間が以前より早くなり、時間がなかったこともあり、やっていなかったのですが、この時間の大切さを改めて感じています。皆で一緒に絵本や紙芝居を楽しんだり、名前を呼んだり言ってみたりすることで、友達の存在がより大きくなっていったり。。
昨日は午後のおやつの前に少し時間を取ってみました。「今日は、新しいお友達来たね。お名前なんていうんだっけ?」「今日のお休みのお友達は?」など、久しぶりに皆で確認。しばらくきょろきょろを周りを見回して、「〇ちゃん!」とこたえてくれた子がいました。
生活の中で伝えたいことがあったときに、個別に関わることが良いときもあれば、皆で顔を合わせて話すことで、より伝わりやすかったり、印象に残りやすいこともあります。食事やおやつを食べた後、サッと席を立って終わりにしてしまう子が多いのですが、落ち着いて「ごちそうさま。」とごあいさつをして、椅子をしまい、お皿やタオルを自分で片づけることも、これからは大事にしていきたいので、今日は午後のおやつの前に話してみようかなと思っています。朝の集まりあらため、午後の集まりです。
日中、よく晴れた園庭に飛び出していくと、太鼓橋やクライミングにチャレンジする姿や、興味のあるものに自ら向かっていく子どもの姿があちこちであります。
築山を駆け降りることを楽しむ二人の間には、言葉はないのですが、笑顔を交わしたり、豆と目でなんとなく「よーいどん」や「もういっかい」と会話しているようで、二人で何度も繰り返し、とても楽しそうでした。
〇くんは、保育士を誘って、並べられたウッドデッキを渡り、最後は高めの台からジャンプするのが、お気に入り。保育士も一緒に同じことをやらないとダメなようで、手を一生懸命引っ張ったり、「ん!ん!」と指さして、「先生もここに乗って。」と言っているようです。「先生、写真撮るから、〇くんちょっと一人でやってみて。」と言うと、むすっとして動かなくなってしまいました。〇くんの意思の強さ、しっかりとした主張を感じます。
それぞれ個性に溢れた36人がまたそろってきました。集団ならではの生活の中で、子どもたちが色々なことを吸収して、成長していく姿が楽しみです。
(T.M)
どうしても、保育士と一緒にやりたい!と、意思の強さを態度で表現しています。
給食・おやつをもらう為に線に沿って並べるようにしています。ハイチーズ。
◆天の川制作(うみグループ)
「本当の星みたーい」
今日は、自由あそびの時間に天の川制作を行える環境を用意しました。
日頃から絵具あそびに興味を示す子が多いので、今回も、絵具をつけたブラシに目の細かな網を擦り、粒子として絵具を飛ばす「スパッタリング」という絵具あそびを提供しました。
新たな絵具の手法に興味津々の子どもたち。
「やってみたーい」と、期待に満ち溢れる声がたくさん聞こえてきました。
なかには「今日は、〇〇で遊びたいから少し見てみるー」と、見て参加する子も。
「すごーい!つぶつぶができたー」「本当に星みたい!きれい!」
「歯磨きの練習になるね」
感じ方、表現の仕方、参加の仕方は様々ですが、一人ひとり満足のいくまで楽しんでいました。
年中の○○ちゃんと△△ちゃん。
「この色きれいだよ使ってみる?」「あー本当だ、ありがとう」
「○○ちゃんのきれいだね」「△△ちゃんのもきれいだよ」などと、互いの気持ちに寄り添いながら行っていました。
制作を行うなか、社会性等、様々なことを育みあった○○ちゃんと△△ちゃん。
二人の姿から改め、様々な活動において結果だけではなく過程を大切にしていきたいと感じさせられました。
(T.N)
色水あそびでジュースを作りました。
◆大きさ(にじグループ)

今日は絵の具遊びをおこないました。
魚の絵を描くために図鑑で調べていると、久しぶりに登園した〇くんが図鑑に載っている魚について話してくれました。海で見た魚、水族館で見た魚、テレビや動画で見た魚、様々な魚が登場しました。久しぶりに会うと、魚の知識が増えている児が多く、子どもたち同士で情報共有している姿に驚かされます。
昨年も魚の作品をたくさん作っていたため、まだ作ったことのない魚を描こうということで図鑑で調べていると「トラザメ」が見つかりました。子どもたちが1番最初に気にすることは大きさです。昨年、高さや大きさに興味を持った年長児が実物大の魚を描いていたことで、今年も「この魚はどのくらい大きい?」「もっと大きいのを描きたいな」と大きさを考えながら描く魚を決めているようでした。まだ1メートルがどのくらいの大きさなのかはわからないため、保育士の身長や子どもたちの身長、床から天井までの高さなど、身近でわかりやすい物に例えて表しながら描いています。
どんな色が必要か、何色と何色が混ざると本物のような色になるのか、子どもたちで考え、色を重ねて塗っていきます。図鑑の写真に色が近づいていくと「本物に近づいてきてるよ!もうちょっとだよ!」とワクワクしながら取り組んでいる様子も伝わってきます。今回描いたトラザメとナガヘラザメは50cm~1mでしたが、子どもたちは模造紙2枚分くらいの大きな魚を描きたいと意気込んでいます。
きれいな色の熱帯魚、おもしろい形の深海魚、そして川魚、どんどん興味の幅が広がり、子どもたちの遊びの中にはそれぞれのお気に入りの魚がいます。子どもたちの興味が自然と広がっていくような関わりができるよう、環境も考えていきたいと思います。K.Y


◆色と数(そらグループ)

物探しゲームから、色・数などに興味が湧いている子どもたち。
今日は朝の会で、数の数え方と食べ物を合わせた手遊びをしました。7つ食べ物があって、2なら人参、4ならしいたけというように1~7まで食べ物を手と合わせて言い、みんなでひとつずつ食べていきます。食べたものは言ってはいけないルールです。
7つ食全部べ終わると、最後にリズムをとる「ホイ!」の掛け声まで食べたいという〇くんのユーモアあふれる言葉から、「ホイ!」までみんなで美味しく頂きました。
お部屋では、天の川の☆の霧吹きの続きをしました。
前回やらなかった子どもも参加することができました。
霧吹きがなかなか難しい年少児に「ここを親指で押すんだよ」と教えてあげたり、他の子がずっと霧吹きを使いたくて待っていると、気が付いて貸してあげたり、霧吹きする画用紙が見当たらないと「ここだよ」と教えてあげたり。自然とみんなで助け合って、協力しあって出来た事が嬉しい事です。
園庭では、年長児が「色鬼をしよう」と声をかけてくれました。ここでも、物探しゲームが生きてるのかな、と感じました。
色鬼はやったことのない子も多く、やりたいと言った△くんがみんなに説明してくれました。みんなに注目されて緊張しながらも、一生懸命説明してくれました。
鬼が急に増えてたり、色の判断が微妙だったりの今日でしたが。色鬼、まだまだこれから発展させていきたいです。
E・Y


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