◆7月31日(金)の子どもたち
2020年07月31日 金曜日
◆楽しいこと見つけた (つぼみ)
今日は、月2回の0歳児健診から活動が始まりました。
洋服を脱ぎ、園医が来るのを待ちます。洋服を脱ぐ=健診、という結びつきはまだないようで、この時点では、ご機嫌で遊ぶ子どもたちです。
部屋に園医が入ってきました。
すると、今までご機嫌で遊んでいた〇ちゃんでしたが、何か感じ取ったのか涙顔になってしまいました。記憶力抜群です。〇ちゃんの行動も素敵な成長です。何がなんだかわからず終わってしまう子や〇ちゃんのように経験を覚えていて泣いてしまう子など、その子の成長によって異なります。今の子どもたちの気持ちにしっかり寄り添い、安心してもらえるような存在になりたいと思いました。
園庭では、今日も思い思いに遊ぶ子どもたちです。
木の根元でしゃがみ込む△ちゃんがいました。なんだろう?と☆くんもやってきました。
一緒にしゃがんで見てみると、そこには、アリの巣が…木の枝で少しつついてみると、中からアリがたくさん出てきました。その光景を一緒に見ていた△ちゃんは同じような枝でつつき始めます。またもや、たくさんのアリが出てきました。
今日も夏ならではの遊びの発見です。ですが、あまりにつついてしまうとアリの巣も壊れてしまうので、ほどよいところで声をかけると、理解してくれたようで、枝を持ち、次の場所へと移動していきました。
引き続き、夏の遊びを子どもたちと共に発見していこうと思います。
(H.A)
検診後の一杯

あれ?一緒に遊んでいたはずなのに・・・なんとも可愛い姿です。
◆冒険 (ふじ)
なんだろう?
7月が終ります。
セミが力いっぱい鳴き始めました。
園庭遊びも深まってきて、たくさんの冒険を経験しています。
園庭を歩きまわり、何があるかな、行ってみようかな、やってみようかな・・・
その後を追跡してみました。
トランポリンに興味がある♡ちゃん、やってみたいという気持ちがいっぱい溢れています。
♡ちゃんにはまだ高すぎて、どうやってのぼろう?と戸惑っていました。
少しヒントを出してちょっとお手伝いをすると、やってみたい気持ちが更に強いものになったようです。
腕の力を精一杯使って、必死でよじ登る姿が逞しいです。
見事トランポリンに立ち、うふっと見せる笑顔に思わず拍手をおくりました。
門の所で屈みこんで何かを探っている姿、あれは☆君です。
そっと近づいてみました。真剣な表情です。
門の所に立っている「駐輪禁止」のポール。足場になっている部分の穴を発見したようでした。
穴があったら手を入れずにはいられない欲求、分かるような気がします。
でもちょっとこわい、何があるのかな?
☆君は入れた手をなかなか出そうとしません。
チャプチャプと水の音が聞こえてきました。雨水がたまっているようです。
しばらくチャプチャプして出てきた手には葉っぱが握られていました。
これはなんだろう?という好奇心が伝わってきました。
毎日の園庭は同じだけど同じじゃない。
みんな毎日すごい冒険をしています。
ひとりひとりにスポットを当てて追跡していくと、沢山の感動もあります。
ますます目が離せません。(N・S)
どうしてもやりたいの~
挟まった。
◆セミパニック!(きく・たんぽぽ)
朝降っていた雨も園庭に行く頃には止み、セミの元気な鳴き声が響き渡っていました。そんな中、園庭に向かった子ども達の慌てた声がセミ以上に響き渡り、何やら動かず皆で一か所に固まっている姿がありました。〇ちゃんが『せんせーい!何かいる!』と走って呼びに来たのでみんなの所へ行くと『ほら、あそこ!』『あれあれ!』と色々な言葉が飛び交いました。『キャー!』と悲鳴を上げたり、のぞき込みに行って逃げてくる子も。怖がっているのかな?と思いきやなんだか楽しそうな様子も伺え、怖いもの見たさでわいわいと大騒ぎです。
子ども達に確認してほしいと進められ、保育士が謎の物体に近づきます。よく見るとセミがひっくり返っていました。「なんだか分かったよ~セミだった」と言うと『なーんだ。セミか』とホッとしたのも束の間。セミがいる所は園庭に行く時に使う階段の途中だったのでセミの横を通らないと園庭に出られないのです。それがわかっている子ども達は決まって『せんせいとってー!』『せんせいやって!』『早くー』と懇願してきますが、保育士も人間です。苦手なものはあります。大きい虫・・・触れません。ですが、子ども達の純真無垢な眼差しでお願いされたら嫌とは言えず心を決め、「みんな、先生頑張るからがんばれ!って応援してくれる?」と言うと優しい子ども達は声を合わせて『がんばれ!がんばれ!』とリズミカルに応援してくれました。みんなの熱い声援を受けながらセミを掴むとバチバチバチと羽をバタつかせセミが動き始め、子ども達からは悲鳴の嵐。みんなから笑顔は消えました。色々な人に助けを求めましたがセミを触れる人が現れません・・・そんな時に現れたのは虫が好きな△くん。△くんはお部屋でもかぶとむしを移動させたりとお世話も上手で△くんが来るとみんなも『あそこだよ!』とセミの居場所を教えていました。
そして遂にその瞬間は訪れました。△くんの手により、園庭へ行く道を阻んでいたセミが持ち上げられ、無事園庭への道が開かれました。周りにいた子ども達からは自然と拍手が起こり『やったー!』『すごーい!』と大歓声までもが聞こえてきました。
突如現れた敵(?)にみんなで立ち向かい、困ったときに現れた救世主。
ハラハラドキドキを一緒に経験し、そして喜びまでもを共有した子ども達の何とも嬉しそうで楽しそうな様子がとても印象的でした。セミを持ったまま園庭に降りた△くんの後ろには自然と列ができ、そのままの流れでセミを安全な場所に逃がしてあげる事になりました。あんなに悲鳴を上げていたセミですが、△くんが捕まえているのでもう怖くないと感じるようで草の中に潜っていくセミに向かって『ばいばーい』と優しい笑みを浮かべる余裕さえ見られました。
長い闘いでしたがこれにてセミ騒動は一件落着。同じ時間を経験し共有・共感する楽しさを感じた瞬間となりました。
K・E
救世主現る!みんな一安心。
セミさんばいばーい!無事、セミさんを移動させることができました。
◆大丈夫だよ(うみグループ)

泡づくり
今日は、健康診断がありました。
朝の集まりで健康診断の話をはじめると年中、年長児から「先生にしっかり名前伝えるんだ」「ありがとうってお礼を言う」「体みてもらうんだけど痛くないし、こわくないんだよ」などという頼もしい声が次々とあがります。
このような子どもたちがつくり出した明るい雰囲気が安心感となったのか年少児もニコッと落ち着いた表情を浮かべていました。
しかし、いざホールに移動となると、やはり戸惑い、少し不安な表情を見せる子もいました。そのようなときには、年長児を中心に周りにいる子どもたちが「大丈夫だよ」「すぐ終わるんだよ」などと励ましてくれます。
はじまる前、不安から涙を見せる年少の〇〇ちゃん。そんな◯◯ちゃんに声をかけてくれたのは、同じ年少の子どもたちでした。
「こわくないよ」「すぐ終わるから大丈夫だよ」
お兄さん、お姉さんからもらった優しさを、今度は自分たちがと言うかのように気持ちに寄り添ってくれていました。
他を思いやる気持ちなど、子ども同士の関わりのなか育まれていくのだなと心温まる気持ちにさせられました。
健康診断後は、室内遊び、園庭遊びを行いました。
室内では、LaQや造形、泡づくり。園庭では、虫探しや砂場遊びなど子どもたちは思い思いの遊びを見つけ楽しみます。
「もう一回やりたーい」「〇〇もやるー」
今日も子どもたちの笑顔で溢れていました。
(T.N)

昨日に続き宝島づくり
元気いっぱいトランポリン
◆健康診断をうけて・・・(にじグループ)
みんなで〇君のお別れ会を行いました。
今日はにじグループに悲しいお知らせがありました。
年長の〇君が退園することになり、今日でお別れになります。
朝の集まりでは、〇君のお別れ会を行いました。
「〇君と一緒に遊んで楽しかったことを教えて」とみんなに聞くと、
「一緒にラキューをした」
「ハムスターごっこが楽しかった」
「ポケモンごっこ」などなど。
一緒に過ごした時間を振り返って、最後の一日、みんなで楽しく遊ぼうと話しました。
残念ですが、残り僅かな〇君との時間を楽しみたいと思います。
それと、今日は健康診断の日です。
皆が健康かどうか、お腹や背中の音を聞いたり、口の中を見てもらうことを伝えました。その際、挨拶や自分の名前をはっきり言うことも大切なこと。併せて伝えていきました。
エプロンシアター「はらぺこかいじゅう」を見た後、話に出てくる聴診器を使って、健康診断の練習も行ってみました。一人だけ代表で・・・と思っていたのですが、そこはやる気のあるにじグループ、「私もやりたい」「ぼくも」と次々練習に参加しに来ました。
気が付けば練習の行列ができていました。
今日の健康診断はとても意欲的な参加になったと思います。
健康な体作りも大切なこと。こんな時期だからこそ、手洗い・うがいの大切さや食事・睡眠・体を動かし、丈夫な体を作る大切さを改めて話し合ってみました。
心配な日々が続きますが、健康な体作りを心掛け、元気いっぱい遊べる日々を提供していきたいと思います。
I・Y
捕まえたセミを順番に触れあっています。
大好きなダンス。もも組も見て覚えているようです。
◆もも組だって… (そらグループ)

今日は健康診断がありました。
朝の集まりで健康診断ごっこを代表のこども達と行いました。
年長児の堂々とした受診の姿勢と年少児の緊張して直立不動のまま何も発せなくなってしまった姿があり、見ているこども達は笑っていましたが実際自分が前に立つと緊張してしまう姿が想像出来ます。
健康診断では涙を流すこどもはおらず、終始笑顔でした。
診察が終わると「ありがとうございます」と言いに行くこどもも数名いました。
練習の際に受診の仕方を伝えた事で本番もしっかり覚えていたこども達の姿に嬉しく思います。
室内では様々な活動が展開されています。
・花紙遊び〜蝶々
・ドレス〜壁面、ラメ付け
・色水作り〜氷にしよう
・絵の具遊び〜水切りの道具を使って
少しずつ作品が増えていきます。
活動を通して気付く事は様々な活動にもも組のこども達が多くいた事です。
室内の玩具や遊びにも慣れて、新たな刺激をキャッチしている姿に見えます。
ひまわり組やゆり組の内容に興味を示したもも組を対象に活動を進めていくと、難易度を下げた活動にシフトチェンジをします。
シフトチェンジしなくても良いこどももいます。
個々に合わせた関わりを丁寧に紡いでいきたいと思います。
k★y


スイカの種に水をあげよう
Posted in 園のこだわり