ごあいさつ
2020年06月29日 月曜日
朝、3階から降りてきたところでT君と会いました。T君はこの4月からの入園なので、顔と名前が一致したのは6月に入ってからでした。「Tくん、おはよう!」と声をかけると、Tくんから「おはようございます。」と返事が返ってきました。“おおー、Tくんから「おはようございます。」と返事が返ってきた!”とうれしく思いました。6月29日はTくんと挨拶が交わせた記念日となりました。
幼児にとって直接話したり遊んだりしていない大人と言葉を交わすことは難しいことです。挨拶もそうです。挨拶が交わせるというのは、信頼関係の上に成り立っているのだと感じています。挨拶をしたときに目をつむってしまう子、顔を逸らしたり伏せたりしまう子もいます。これは反対に意識しているからこその表現だと感じています。かえってこういう場合、後でお部屋を訪ねて声をかけると寄ってきてくれます。
私も息子が小さいとき、「おはよう」の挨拶ができるようになったときはとても嬉しかったことを覚えています。その挨拶が「おとうさん、おはよう」となり、小学生になると「おとうさん、おはようございます」と成長とともに言葉も変わってきました。家族がする挨拶を聞いて言葉が増えていきました。
子供の成長は、親の成長とともにあるのだと思っています。
最近は、息子の言葉が短くなって「うすっ!」となってきました。これも厚い信頼のもとだと理解しています。
園長
Posted in 三感ブログ