◆6月24日(水)の子どもたち
2020年06月24日 水曜日
◆もの・ひとへの興味 (つぼみ)

今日は朝、霧雨が降っていたので、室内でのんびり過ごしました。
朝おやつ後、前回やっていなかった子は手型・足型をとりました。スタンプ台を見てニヤっと微笑んだ〇ちゃんも、実際にやってみるとびっくりした様子が見られました。泣いている途中にも手についたスタンプの色が気になってチラッとのぞき見したり。指と指を擦り合わせてみたり。興味は持っているようです。
ふじ組に自由に行けるようにもなっていましたが、自然とつぼみ組のスペースに集まって遊んでおり、近くにたくさんお友だちがいることも安心や楽しさに繋がっているようにも思いました。
何人かでふじ組にも遊びに行ってみました。椅子に座ってパズルを前にすると、無我夢中で床に落とす、机にトントンして音を鳴らしてみたり、パズルの絵を下から上から横からといろんな角度から見てみたり、自分の前にあるものより、お友だちが使っているものに手を伸ばしてみたりと、いろんなものへの興味の広がりが見られ、ひとりひとりのペースで楽しんでいる姿にとても嬉しく思いました。
I.S


◆粘土遊びに夢中(ふじ)
スネイク橋渡り
天気予報では夜から雨の予定でしたが、ちょうど低年齢が出る時間帯に小雨が降っていました。今日は廊下とお部屋を開放して遊びました。
朝のおやつ後、みんながおひさま広場でワイワイ元気に遊んでいる中、◎くんが、前回、雨の日に行ったスネイク橋を見つけて出そうとしていました。橋の入った袋を引っ張り出しチャックを開けて、中身まで出していました。
すると、他の子達も寄ってきて◎くんのお手伝いが始まりました。みんなで橋を出して運んでくれました。そのおかげで、すぐに橋は完成。出来上がると次々と橋を渡ろうと、子どもたちが列になって並んでいました。前の子のペースに合わせて、渡る方向も守り、みんな上手にスネイク橋渡りを楽しんでいました。
今日はミッキー体操も部屋でやりました。進級児はもちろん集まってきて体操を始め、新入園児も音楽が好きな子が多いようで、曲を聴くととうれしそうに身体を動かす姿が見られました。みんなが集まったところで、橋を椅子にし座って、「おおきなかぶ」のエプロンシアターを見ました。とても興味をもってみんなよく見ていて、「うんとこしょ、どっこいしょ」と身体を揺らして喜んでかぶを引っ張るフリもしてくれました。
その後は自由に好きなコーナーへ行って遊びました。廊下では遊動車、お部屋には今日は粘土コーナーも設定しました。高月齢の進級児の子達の粘土は、ころころ粘土を丸めたり、小さくちぎったり。中月齢の子も、ヘラで粘土をつついたり、ヘラに粘土をさしたりして、楽しんでいました。中には、一時間近く座って粘土遊びに集中している子もいました。
雨の日、近々続きそうですが、子ども達が楽しめる遊びをまた提供していきたと思います。(T.Y)
「おおきなかぶ」のエプロンシアターを見て
粘土遊び
◆貼ったり書いたり・・ (きくたんぽぽ)
お友達がやっていると、「ボクもやりたい!」と興味を示します。何色にしようかな~
外に出られるかな~と思っていたら、雨。。梅雨らしい天気です。今日もこの時期ならではのあじさい&カエル作りをしました。本物のあじさいが園庭にあるかなと保育士が見に行ったのですが、まだあまり咲いておらず。ロビーに飾ってあった小さめのあじさいを目の前に置きながら、自分たちでもあじさいを作りました。今度園庭に出たときには、あじさい探しを子どもたちと楽しみたいと思います。
お部屋では、それぞれ好きな遊びを見つけて、友達と一緒に楽しんでいます。最近ちょっと流行っているのが、折り紙。はじめは、保育士がハートのブレスレットを作ったのがきっかけで、クレヨンで自分で模様をつけたり、シールを貼ったりして、オリジナルのものも作れるようになってきました。子どもが模様をつけたところに、保育士が時計の文字盤を描くと、腕時計の出来上がりです。保育士の腕時計と自分のを見比べて、「いっしょだね。」とうれしそうにしていました。
可愛らしいものを身に着けることが好きになってきた女の子たちには、バッグを作ってみようかと提案してみました。紙をテープで貼った簡単なものですが、保育士が描いたハートに色を付けたり、シールを貼って、やはりオリジナルのバッグが完成。お金も作って渡すと、いそいそとバッグに入れて、「サミットはどこですかー?」とお買い物に出かけていったり、バッグの中にジュースやスマホを詰め込んで、お出かけしていました。
まだ今は、保育士が手を貸すことも多いですが、一緒にやりながら、はさみやのりなどの道具も徐々に使い、作る楽しみを感じていけたらと思います。
(T.M)
どう?カッコいいでしょ?

テラスでちょっと運動。そしてひと休み中〜
◆ゲーム遊び(うみグループ)
フルーツバスケット
今日は、ランチルームの空間を使いゲーム遊びを行いました。
内容は、フルーツバスケット、椅子取りゲームです。
この遊びも、選択できる遊びの一つとして提供しましたが、年少から年長までたくさんの子が自分のペースで自発的に参加していました。
フルーツバスケットで座る椅子が見つからず、少し不安な表情を浮かべる年少の○○くん。
そんなとき、すぐに声をかけてくれたのが年長児です。
「こっち空いているよ」「ここに座って大丈夫だからね」
○○くんの気持ちに寄り添うように声をかけてくれたおかげで○○くんはもちろん、周りにいる子も安心して参加することができました。
座る場所をめぐって、お互いの気持ちを主張し合う年中の△△ちゃんと◇◇ちゃん。
「△△ちゃんが先に座ったんだよ」「◇◇ちゃんが最初だった!」
しばらく話し合いが続きましたが「じゃあ順番こにする?」「いいよ。じゃあ△△ちゃんが先ね」などと、相手の気持ちを考えながら自ら解決に向かっていました。
「楽しかった!」「もっとやりたーい」
活動後の子どもたちは、笑顔に満ち溢れていました。
自分の気持ちを相手に伝えてみたり、相手の気持ちに寄り添ってみたり。
集団で遊ぶ楽しさを感じることはもちろん、活動を通し様々な経験をした子どもたちでした。
(T.N)
「すわれたー。」
仲良くトランポリン
◆メジロザメ(にじグループ)

先週作ったクラゲを飾っていると、年長男児が「くらげのまわりにサメとか魚とか泳がせたいな」と一言。それがきっかけとなり、今日はメジロザメを描きました。昨年度の作品が壁から剥がれてしまい、殺風景になってしまった壁に「ここにサメを描こう」と〇くんが提案してくれ、年長男児のサメ描きがはじまりました。
図鑑を開くと目次を使い、「め・め・め・め」と言いながらメジロザメを探し、目的を持って調べる姿に感心します。そして、昨年の年長児を思い出しながら「●くんたちもやってたよね」と嬉しそうに話す姿も印象的です。今回は、指絵の具で絵の具の感触や混ざり具合を感じながら描きました。大きな作品を描くのははじめてだったこともあり「楽しいね」「本物みたいになってきたね」「もう少しで完成しそうだね」と、子どもたちも自分たちの作品に感動しながら描いているようでした。「もっともっといっぱい描きたいね」と完成した作品を見てつぶやく〇くんの表情は達成感に満ち溢れていました。
分量を量りながらおこなった色水遊びを今度は絵の具でやってみました。計量スプーンで絵の具の分量を量り、カラーチャートのようなものを作りました。「紫だけど、茶色に近い色だね」「赤と黄色はそんなに変わらないね」と様々な発見がありました。パレットの絵の具を見て「貝殻の形になってるよ」「塗ったら女の子の顔みたいになった」と、色の発見以外にも楽しい発見がたくさんです。絵の具遊びだけでなく、様々な活動の中で子どもたちの新しい発見を一緒に見つけていきたいと思います。K.Y


◆天の川(そらグループ)

障子紙で天の川を作ってみました。長く紙を広げて、まずはペンでそれぞれの天の川のイメージを膨らませていきます。
「まる~」とまんまるを大きく描く子、ひたすらペンを大きく右に左にと動かし「うみをイメージした」という子、点と点を繋いで星座のように描く子、最近描けるようになった五角形の☆をじっくり丁寧に描く子、、、表現は無限です。
ペンで描いたあとに、青と黒を混ぜた色水で霧吹きをしました。色水の霧吹きができる体験が嬉しい子どもたちはひたすら障子紙に霧吹きをします。紙を机の上に置いてやる方法と、床に置いてやる方法、どちらの違いも楽しみました。
ペンの鮮やかさが少し薄れてしまったので、これからまた“障子紙の天の川”を子どもたちと一緒に発展させたいと思います。
昨日モンシロチョウを捕まえたという〇くんが、園庭に出るとすぐに今日もモンシロチョウを見つけました。急いで追いかけますがなかなか手の届くところを飛んではくれません。
モンシロチョウが飛び去ってしまったあと、「他のちょうがいるよ」と□くんが〇くんに教えてくれました。走って〇くんが行くと飛んでいたのは、小さな蛾でした。「蛾じゃないか」とがっかりする〇くんに、□くんは「ちょうちょでしょ」とにっこり嬉しそうに追いかけ始めました。〇くんもすぐに顔を明るくし、2人で追いかけていました。
蛾でもモンシロチョウでも、大好きな友達と一緒にできることが楽しいのだなと改めて実感しました。
E・Y

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