◆6月16日(火)の子どもたち
2020年06月16日 火曜日
◆支え合って (つぼみ)
支え合う
今日は11人出席のつぼみぐみです。
久しぶりに出席した〇くん。涙涙で保護者の方と別れた後園庭へ出ました。気持ちが落ち着くのは時間がかかりましたが、給食が始まるとケロッと気持ちが切り替わりました。お腹が満たされると笑顔を見せてくれるまでに。それだけで保育士たちは大喜びです。
園庭では、ふじ組がホースで水遊びをしていました。つぼみ組も少し混ぜてもらいました。と言ってもこちらが勝手にかけてしまいます。水の涼しさを少しでも味わってもらおうとかけましたが、びっくり顔の△くんと◎くん。ふたりで支え合っていました。本人たちは必死ですがかわいらしい姿です。
徐々に夏の楽しさを味わっていけたらと思います。
園庭よりもお部屋が落ち着く子もいます。
◇ちゃんと□ちゃんもお部屋でおなじ玩具で遊びながら支え合っています。おなじ空間にいるだけで落ち着くようです。
これから子どもたちのペースで園生活を過ごしていけるように環境を整えていけたらと思います。H.A
◆きゅうりを収穫しました。(ふじ)
今日は園庭に出ると暑い日が続いたからか少し前まで細長くまだ先にしぼんだ黄色い花がついていたきゅうりの実が急に大きくなり始めちょうど収穫するのには頃合いのきゅうりがが何本かありました。子ども達と一緒に見つけたので早速子ども達も興味を持ったようで近くに近寄ってきます。
保育者が「きゅうりとりたいひと」と声をかけると◎くんがサッと手を挙げていました。◎くんが代表できゅうりを持つと保育者がハサミでチョキンときゅうりを収穫しました。◎くんも嬉しそうに周りにいる友だちや保育者に見せていました。
その後は周りにいた子ときゅうりと相性の良いシソの葉を収穫に行きました。
そしてきゅうりとシソの葉を持って給食室に運んで行き調理をお願いしてきました。
きゅうりとシソの葉を預けてまた園庭に戻り園庭で元気に遊びました。ホースから水を流してシャワーにして水遊びを楽しみました。☆ちゃんは顔にシャワーが当たって鼻の周りにたくさんの小さな水玉が出来ていましたが気にせずとても気持ち良さそうに遊んでいました。
☆ちゃんはこの後、大きなシャベルを持って園庭の中を散歩していました。砂場に落ち着いて砂場の砂を大きなシャベルでつついて遊んでいましたが2歳児のお姉さんがバケツに水を入れて現れると一緒にバケツの中にシャベルを入れさせてもらっていました。☆ちゃんは泥水あそびを真剣な顔で真似をして楽しそうに遊んでいました。
シャワーを浴びて部屋に戻り室内でものんびり室内遊びを楽しみました。
給食の時に収穫したきゅうりとシソの葉は美味しくみんなで頂きました。(y.n)
給食の先生に収穫したきゅうりとシソの葉の調理をお願いしに行きました。
シャワーを浴びてさっぱりした後も室内でのんびり遊びました。おもちゃを仲よく交互にタッパーの中へ楽しく遊んでいる姿はとても微笑ましいシーンでした。
◆皆と一緒に味わいたい! (きくたんぽぽ)
二人のエルサ♪ 髪をバサッとほどくところもバッチリです。
朝いちばんに登園してきた〇ちゃん。朝からよく遊びます。「ねえ、エルサやって。」とアナと雪の女王の曲をリクエストします。かけると、▽ちゃんと二人で、オーガンジー生地の布をマントにして、踊りまくって、「もう一回。」。満足すると、突然「先生、もう止めていいよ。」とばっさり。普段から自分の意思がはっきりしている〇ちゃん。その切り替えの良さに、なんだか笑ってしまいます。
きゅうりがまた大きくなっているのを、子どもたちと発見したり、ジョーロで水をあげたり、朝日を浴びながら、気持ちのよい時間を過ごすことができました。
9時前後になり、子どもたちの数も増え、にぎやかになってきます。数日ぶりの登園の□ちゃんは、涙の登園。「ママがいい~。」と泣きながらのお別れになりました。日中は大丈夫かなと少し心配しましたが、朝たくさん泣いて気持ちを出したぶんすっきりしたのか、その後は、先週よりもご機嫌よく過ごせました。無意識のうちに、気持ちの面でもバランスをとっているんだなと安心しました。
園庭に出る前に、子どもたちにお手伝いしてもらいました。去年出窓のところに育てていたフウセンカズラの種を取るお手伝いです。ホオズキのような袋を破ると、中に小さな種が3個ほど入っています。黒い種に、まさに白いハートの模様が入っていて、とてもかわいらしい種です。保育士がやって、中の種を見せると、子どもたちも「やりたい。」と寄ってきました。自分でやってみると、中からコロコロと出てくる小さな種に驚き、「もう一個!」「おかわり!」と止まらなくなりました。今度は、一緒に種を撒いてみたいと思います。
外で遊んだあとは、朝発見したきゅうりの収穫をしました。特に興味を持った代表の子数名で収穫。採ったきゅうりを嬉しそうに、お友達や保育士に見せています。包丁も給食室にいき、準備万端。「さあ、お待たせ。きゅうり切ろう。」と言うと、周りに集まってきました。
朝いちばんに見つけた〇ちゃん。収穫もしましたが、実はきゅうりが苦手。欲しがったので、輪切りにしたきゅうりを一つあげてみましたが、口に近づけてみたもののやっぱりたべられません。保育士に返してきました。それでも、その場から離れず、友達が「美味しい~!」と言ったり、「おかわりちょうだい!」と言っている様子をじっと見ていた〇ちゃん。再び保育士に「ちょうだい。」と言ってきました。「小さいのにしてみる?」と輪切りの四分の一くらいの大きさにしてみると、「うん。」とうなずき、見ててねと言わんばかりの顔で大きな口を開けて、ぱっくん。苦手な味だけれど、自分で収穫したきゅうりを、「いらない。」で終わらせるのではなく、友達と一緒に「おいしいね!」と共感し合いたいという思いが感じられ、それを自らの頑張りにつなげた〇ちゃんの姿に、とてもうれしい気持ちになりました。皆で食べる採れたてのきゅうり、シンプルだけど最高の食べ物です。
(T.M)
フウセンカズラの種取りに夢中。。
◆将来の夢(うみグループ)

こうやって見ると、トンネルの中がよく見えるよ!
朝からそれぞれの好きなゾーンで遊び込んでいる子どもたち。
自分たちのイメージをしっかりと持ち、再現しようとする年長男児たち。
昨年の終わりごろから盛り上がっている『スシロー』では、ラキューで作ったフグを包丁で捌こうとしている△君。
「フグは捌くの大変だよね」との保育士の声に「そうだよ。毒があるからね。みんなできるわけじゃないんだよ」と知識もばっちりです。
「大きくなったら、お寿司屋さんになるのはもう決めてるからさ」と黙々とフグを捌いていました。遊びの中で見つけた将来の夢・・・大事にしてもらいたいと思います。
もも組の児もうみグループでの生活にすっかり慣れた様子です。
「絵の具やりたいの」
「あのお姉ちゃんと遊びたい」
「ラキューでクジラが作りたい」とやりたいこともしっかり決まっています。
絵の具を使ったあとの片付け方も上手になりました。
園庭に自分たちで勝手に行ってしまうということもなくなりました。
最近、始まったシャワーも手順をきちんと覚え気持ちよく浴びています。
困ったときは保育士に手を借りながら、自立していく子どもたちです。(M.C)

このフグは、毒がないから大丈夫

こんなにひらくよ!大きくなったらバレリーナ?!将来が楽しみです。
◆小麦粉みたいだね(にじグループ)

今日は自由画を描きました。友だちと遊んでいるところ、季節ならではの虫、今の感情など…この時期だからこその絵を描く姿も見られました。地球を描いていた年少児の●くん。「地球ではいろんなことが起きてるんだよ」と。その中でも嵐を描いたようで、荒れた天気の様子が感情とともに現れているように思えました。自分の好きなものや興味のあるものを想像し、一人ひとり一生懸命描いている姿が見られました。
先週から年長女児が泥団子を作り始め、最近は園庭に出るたび泥団子を磨いています。葉っぱを使って泥団子を磨いていると「泥団子作ってるの?一緒に作ってもいい?」と年中児。年長児が泥団子用に作ったサラサラの砂に水を混ぜた土を年中児に分けてくれました。砂場の砂とは違うなめらかな感触に「小麦粉みたいだね」と〇ちゃん。休みの日に家でお菓子作りをしたようで「チョコケーキ作ったとき使ったんだよー」と教えてくれました。泥団子は丸めた後、乾かすために日陰に置いておくため、すぐには完成しませんが、完成する前のドロドロのようなサラサラのような不思議な感触を楽しめたようでした。これから泥団子が進化していくのでしょうか…楽しみです。K.Y


◆カエルの散歩 (そらグループ)

今日6月16日が誕生日の子がいました。朝の会の誕生会のときに読みたい、好きな絵本を聞くと「3びきのこぶたがいい」と答えてくれました。読み終わると「あぁ~おもしろかった」と元気に感想を言ってくれました。
子どもたちのリクエストから先日作ったカエルの制作の続きをしました。絵の具がすっかり乾いたので、目を貼り、手と足をつけ。足の形がなみなみやギザギザだったり、一匹のカエルでもあしが6本だったり、さらに足が虹色だったりと個性が光ります。
出来上がると、友だち同士で「お散歩しよう」と言って、動かすと足が上下するカエルを持って部屋を歩いていました。
園庭では、山からバケツ一杯の水を流して遊んでいる〇くんと、◇くん。次々と流すので、土が泥でびちゃびちゃになり、川らしきものまで出来ていました。川が溢れてもどんどん流していました。
園庭遊びから戻った給食での一コマです。給食の最後に白いご飯だけ残ってしまった□くん。「白いご飯味がない。なんで味がないんだろう。乾燥しているからかなあ。お茶漬けみたいに魚ごはんにすればよかった」とひとりつぶやいていました。つぶやきながら、白いご飯を口にする□くんの横で、聞いていたのでしょう▽ちゃんが、□くんが悔やんでいた魚ごはんにして食べていました。
友だちの経験を活かして行動する。日々の中でのこのような瞬間、たくさん感じていきたいです。
E.Y

Posted in 園のこだわり