◆6月15日(月)の子どもたち
2020年06月15日 月曜日
◆久しぶりのおともだちの顔 (つぼみ)

みんなではい、ポーズ
今日から慣れ保育スタートとなる児が増え、9名になりました。久しぶりに見る子どもたちの顔は成長を感じさせるお姉さんの顔つきになっていました。
「おはよう、久しぶりだね」という保育士の声掛けに緊張した面持ちでジーっと見つめている★ちゃんと☆ちゃん。「誰だっけ?」と思い出そうとしてくれているようにも見えました。
お天気もいいので、全員で園庭に出ると、広くて保育士のそばから離れられない児、保育士から離れて様々な場所へ向かう児、「だっこして」と大きな声でアピールする児とそれぞれが個性を出していました。
保育士とともに園庭をお散歩していると、花壇を見て、お花が咲いていることに気が付いた◎ちゃん。「ん、ん」と指を差しながら咲いているのを教えてくれたり、触ってみたいということも教えてくれました。実際にお花を持つとくるくるとまわして楽しんでいました。高い位置に目をやるとメダカが住んでいる鉢を見つけ、指を差す◎ちゃん。「この中にはおさかなさんが入っているんだよ」と保育士が言うと「ん」と返事をしてくれました。めだかは水草の下にいるので見えませんでしたが、わかってくれたようでした。
子どもたち一人ひとりの行動範囲も少しずつ広がり、園庭にどんなものがあるかを保育士と一緒に探したり、見ることでその児の興味があるものを見つけていけたらと思いました。
(K.H)

やってみようかな
◆野菜の収穫②(ふじ)
今日も朝からムシムシとした暑さです。
でも、子ども達には関係なし。額に汗を浮かべながら、中には髪の毛が濡れるくらいに朝から全力で元気が有り余っているようです。
園庭に出ました。
以前収穫した、ラディッシュがさらに大きく成長していたので、収穫してみる事にしました。
今日誕生日の△くんには一番大きなラディッシュを。。
眉間にしわを寄せながら手を伸ばし引っ張ると大きなラディッシュが抜けました。
自分が採ったモノが何なのかよく分かっていない様子の△くんは、採るなり出来るだけ自分の体から離し、指先だけで持ち、ちょっぴり警戒気味・・。
△くんのように、警戒してか掴むことさえできない子、楽しそうに抜く子、反応は様々です。
〇ちゃんは、葉っぱをガシッと持ち力強く引っ張ります。根元を指差し「ここ引っ張ってみるといいかもよ」と助言をしてみますが頑なに葉っぱを引っ張り続けます。
しばらくして気が付きました。ラディッシュを「あかいかぶだよ」と紹介していました。
ラディッシュ=赤いカブ=カブ=「おおきなかぶ」と変換していたようです。
おじいさんたちが大きなかぶを引っ張るかのように〇ちゃんも葉っぱの部分を持って一生懸命に引っ張っていたのです。「うんとこしょ どっこいしょ」と声かけをするとそのリズムに合わせて引っ張っていました。つぼみの頃からたくさん読み聞かせをしていた「おおきなかぶ」につなげる〇ちゃんの発想力が豊かで素晴らしいなと感じました。
今は、コロナの影響で、例年のように採った野菜をすぐに子ども達の前で切ったり、炒めたり、調理することが出来ないので、プランターに生えている物=食べられるものとイメージすることが難しいですが、うまくイメージできるように工夫しながら食育に繋げていければと思います。
野菜の収穫の他にも水遊びにシャワー、、夏は楽しい事でいっぱいです。
夏ならではの遊び、体験を子ども達と一緒にたくさん経験していきたいと思います。
(I・K)
トランポリンはなんだか落ち着く・・。
◆日々の成長(きく・たんぽぽ)
今日から新しい友達が仲間入りです。
初めての登園に涙していると「なに泣いてるの?」と近づく〇ちゃん。頭をなでて慰めてくれ微笑ましい姿を見せてくれました。これから少しずつ慣れみんなと楽しく過ごしてくれたらと思います。
室内遊びでは女の子たちは人形の世話と料理に夢中になっています。
世話をすることの楽しさ、相手に対してのやさしさが芽生えてきているのだなと感じています。
テラスで育てているきゅうり、ピーマンがだんだん大きくんなってきています。
今日はピーマンが収穫できる大きさのものがあったので数人の子ども達と取りました。
取れたことへの喜びが溢れ園庭に降りてくると「みて~」とみんなに見せて回っています。給食室で料理してもらおうと届けにいくとピーマンを渡すときに「おねがい~」と言いながら渡す子ども達。愛くるしい姿をみせてくれました。
そのピーマンが給食で炒め物として出てきました。普段あまり野菜を好まない◇ちゃん。給食のサラダも食べたくないと首を振っていましたが、みんなが収穫したピーマンだから一口食べたらおいしいかもよ、と保育士の声掛けで口を開け一口食べおいしいと思ったようでさっきまで食べないと言っていたサラダまで完食してしまいました。
毎日体の成長だけではなく、苦手なものが食べられたり、トイレで排泄出来たり、泣いている子を慰めたり、人形の世話をしたりと様々な心の成長を見せてくれる子ども達。
2歳のこの時期だからこその体験や関わりを必要な時に沢山していけたらと思っています。
(K☆H)
◆気持ちに寄り添う(うみグループ)
トンネルを掘ろう
「おめでとーう!」
今日は、4月に誕生日を迎えた年長の〇〇ちゃんのお祝いをしました。
〇〇ちゃんへの質問は「好きな食べ物」「好きな遊び」「大きくなったら何になりたいか」そして、育子園で過ごす最後の一年をどのような一年にしたいかです。
最後は、少し難しい質問でしたが「楽しいこといっぱいしたい」と、笑顔で答えてくれた〇〇ちゃん。
改めて、子どもたちの一日一日を大切にしていきたいと感じさせられた瞬間です。
自由遊びは、室内・園庭遊びを行いました。
子どもたちは「〇〇やろーう」「〇〇したーい」などと、意欲的に遊びを見つけ楽しみます。
今日も子どもたちのたくさんの笑顔が広がっていましたが、とても印象的な場面がありました。それは、園庭遊びの時間です。
「これは、イチゴミルク味だよ」
年中の△△ちゃんが砂場横の机でアイス屋さんを開いていました。
そこへ、他グループの◇◇くんがやってきて△△ちゃんの使っていた容器を使い始めてしまいました。◇◇くんは、誰も使っていない容器だと思ったようです。
その様子を見ていた△△ちゃん。
「それ、今△△ちゃんが使っていたんだ。これ使いたかったの?」「じゃあ一緒にやろうか」と、すぐに取り返そうとするのではなく、◇◇くんの気持ちを受け止めるように声をかけてくれたのです。
△△ちゃんの優しさ、他を思いやるといった気持ちの芽生えに成長を感じさせられるとともに、どのような時でも子どもの気持ちに寄り添うということの大切さを教えていただきました。
(T.N)
海賊ごっこ
〇〇ちゃんおめでとう
◆関わり合いの中で(にじグループ)
朝登園すると、自然にグループを作って遊びが繰り広げられます。カード遊びや色水遊び、ブロックなど、それぞれが楽しみにしていた遊びを友だちと時間を共有しながら楽しんでいました。
朝の集まりでは、久しぶりにエプロンシアターを行いました。
今日の話は「大きなかぶ」と「はらぺこかいじゅう」です。
大きなかぶは、内容も分かっているので「ここ、こうなるよね」「かぶにモグラがついてきちゃうんじゃなかった?」と絵本のシーンを思い出しながらつぶやく子も多かったです。
はらぺこかいじゅうは美味しいものが次々と出てきて、「あ、これおうちにあるよ」「昨日食べた」「これ、大好き」などなどこちらもつぶやきが止まらなく、みんな最後まで楽しんでみてくれました。
「まだ見たーい」という声も多かったので、またエプロンシアターを楽しんでいきたいと思います。
園庭へ行く前に、今日は暑くなる予報でしたので、水分補給をすることや熱中症についても話しました。子供たちも真剣に聞き入ってくれました。
体調管理、子どもたちとともに気を付けていきたいと思います。
園庭では、虫探しや団子作り、追いかけっこなどで元気よく遊びました。
砂場では年長児の〇ちゃんが「一緒にトンネル作ろうよ」というので一緒に作ってみました。
お山を作っては硬め、そして穴を掘るのですが、〇ちゃんの的確なアドバイスに驚いてしまいました。そして時々もも組がやってきてお手伝いをしてくれるのですが、そこでまた〇ちゃんの的確な指示が出されます。もも組の子もお姉さんに言われると「はーい」と返事が返ってきます。年長は年長らしく、年少は年少らしく・・・。お互いに関わりあって関係が出来上がっていくのだなと改めて感じた一コマでした。
そのあと無事、トンネルが出来上がり、〇ちゃんと年少児がトンネルの中で手をつなぎあって微笑んでいる表情が印象的でした。
これからの関わり合いの中でいろんなことを楽しんでいきたいなと思います。
I・Y
◆再考察 (そらグループ)

女神と土なんてセットはこどもにしか出来ない組み合わせではないでしょうか。
週明けの今日は人数が少なくこども達も少しだけ静かな様子が伺えました。
少しずつ保育園の生活リズムが戻ってきているこども達が増えており、朝もスムーズ、気持ちの切り替えも早くなった様に感じます。
朝の時間では誕生会を行いました。
四月生まれの男の子二人でした。
緊張していたり、朝の時間では気が乗らずにいましたが今日はやる気満々のようです。
時間がかかると早く祝ってあげたいという気持ちが焦りに変わり何とか参加出来ないかとあれこれ試行錯誤してしまいますが、ゆっくりと本人の気が向くまで待つ事の難しさと大切さを今日改めて感じました。
好きな食べ物は〜お菓子、アイス〜ハーゲンダッツのバニラ。
好きな遊びは〜玩具。
大きくなったら〜ダンゴムシ、クマ。
好きな絵本、読んでもらいたい本〜昆虫、飼育図鑑。
ファンタジー溢れる答えと、博士的な絵本のチョイスに我々大人は改めて個性を大切にしていく事を重要視していきたいと思いました。
朝の集まり後は室内でゾーン遊びをしました。
今日は、年長男児がスタンピングの先生を任されたり、紫陽花制作の葉っぱ切りを行ったりと造形ゾーンは引き継ぎのある活動を行っています。
広いスペースではゲーム遊びを保育者とこどもで行っていました。
だいこんぬきで大盛り上がりです。
体と体が触れ合う事がこんなにも楽しくて気持ちが盛り上がるのを見ていると改めてこども同士、こども時代の触れ合いが心を育てるかが分かりました。
室内の各ゾーンではそれぞれ少人数で好きなものを選択し行っています。
人数が少ないからか、物静かではありましたが会話は常に流れておりこども同士が繋がっていました。
園庭では好きな場所で遊びますが今日は色水ゾーンを設定しました。
最初は様子を伺うこども達でしたが次第に人数も増え、帰る時間になっても帰らない程でした。
色の変化を楽しむこどもや、カップ一杯に入れる事を目的とするこども、沢山の色を作る事を目的とするこども、虹色にするために必死に実験に取り組むこども。
一人のこどもが茶色くなる自分の色水を見て、何でこんな色になるんだろう…と嘆いていました。
そのこどもが作りたかった色は何か分かりますでしょうか。
そうです。
虹色です。
虹色が作りたいから全部の色を混ぜた結果でした。
そして、失敗に気づき今度は二色だけを混ぜ綺麗な色を作り、虹色を作るのは諦めて切り替えていました。
こどもの作った作品やモノには必ずエピソードがあります。
私自身、こどもの作品やモノを大切にするのは基本ではありますがその作品やモノの過程やプロセス程大事なものはないと感じています。
こどもの作品やモノの声を聞く事。
我々保育者はその声に合わせた活動をなるべくそれに近いレベルで提供出来たらと日々再考察しています。
k★y

もも組さんも負けじと参加。

ゆり、ひまわり組も参加。

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