◆6月9日(火)の子どもたち
2020年06月09日 火曜日
◆心の葛藤 (つぼみ)

保育士の顔を見ると以前よりも泣く時間も短くなり、笑顔を見せてくれたり、抱っこを求めてきてくれるようになってきた子どもたち。
朝のおやつの後、園庭に行くときには「お外にいきたい」とアピールするかのように「ん」と言いながら園庭を指さす◎ちゃん。
園庭に行く準備をして、みんなでレジャーシートの上に座ったり、砂場や築山、トランポリンのところも自分で移動したり、保育士とともに行ったり、好きな遊びを一人一人が模索中です。
△くんは泣きながらもハイハイで園庭を探索中、砂や土を触りながら、時折泣き止み、砂をつまんで、プランターに入れたり、保育士が型抜きした砂を触ったりと甘えたい、でも遊びたいという心の葛藤をしながら過ごしていました。
★ちゃんがゆりかごスイングに乗っていると年上の児たちがゆっくりと揺らしてくれたり、地面をハイハイしていると顔を覗き込んで様子を見守ってくれていました。兄弟のようでほほえましい光景でした。
子どもたちが安心して、楽しく過ごせるようこれからも子どもたちの気持ちを大切にしながら見守っていきたいと思います。(K.H)

◆園庭遊び(ふじ)
仲よく鉄棒にチャレンジ
今日も天気が良かったので朝のおやつ後すぐに園庭に出て遊びました。
園庭に出るとすぐに自分の好きな場所に行き遊んでいました。新入園児の〇くんはすべり台が大好きで上手にすべていました。その後も鉄棒で友だちと一緒に鉄棒にぶら下がって楽しそうに遊んでいました。
今日はお団子が人気で丸太小屋やベンチ付のテーブルでは保育者が作ってくれた泥団子を大事そうに持って見せてくれたりカップの中に入れてみたりと遊んでいました。◇ちゃんにもらった団子をお皿に載せてテーブルの上に置いておきました。しばらくするとすぐ近くにあるケヤキの木に何かを発見したようで見に行きました。その間に他児がテーブルのベンチに座ろうとしているのを見て大事な団子を守りに戻ってきました。
取られそうとではなくて大事な団子に触られて壊れてしまったらと思ったのか慌てて団子のある所に戻ってきました。昨日も同じことがあったようで先手を打っていたようです。
出来事をよく覚えていてそうならないように行動しているようでした。自分なりに大事なものを守る方法を考えて頑張っていました。(y.n)
給食も美味しそうに食べていました。
◆なんで取るの? (きく・たんぽぽ)

雑草を取り除いています。とても一生懸命で汗がキラリと光っています。
日に日に気温が上がり、いい天気が続きます。園庭に出る途中のきく・たんぽぽぐみのテラスには、太陽を浴びたきゅうり・ゴーヤ・ピーマンなど沢山の野菜達がすくすく育ち始めています。5月中旬に種をまき、子ども達が登園してきたら一緒に育て、そして実がなったら一緒に収穫したいとわくわくした気持ちで始めました。
園庭に行く時やベランダに出た時・窓からも見えるので『これなにー?』という声がよく聞こえてきます。その都度「これはね・・・」と伝え、今では『お水あげたい』と自ら言う子も出てきました。
プランターの場所が太陽を思いっきり浴びる為、びっくりするくらいに伸びるツル。ピーマンもきゅうりもすでに何個も実を付けているのでこのまま大きくなればと思っていたのですがもっとツルが伸び、もっともっと大きな実を付ける為には間引きをしなくてはなりません。また、プランターの中に雑草がわんさか生えているのでそれらも取り除くことが必要です。
子ども達を誘ってみると『やるやる!』と意欲的な姿を見せてくれたので一緒に挑戦してみました。間引きの際にはせっかく出来た実をなんで取るのかとやはり疑問の声が上がりました。「もっと大きいピーマンが出来る為に取らなくちゃいけないんだ。このピーマンが沢山お水飲んじゃうと上のピーマンまでお水が届かないから大きくなれないの。」と伝えると『へーそっか。じゃあ取っちゃおっか!』とノリノリです。
また、雑草取りもどれを取っていいかどの葉は取ってはいけないのかと考えながら一生懸命でした。勢いあまってラディッシュの葉を抜いてしまったのはここだけの話。『あ、違った』と必死に埋める姿がなんとも言えませんでした。
きゅうりの葉を触って『ふわふわ』と言ってみたり『あ、なんかチクチクする』と手をすぐ離したりと楽しそうな姿が伺えました。
身近な環境の中で栽培を通して自然に触れ合い、一つ一つの変化を楽しんでいきたいと思います。
K・E

園庭のきゅうりも気になるな~
◆ベランダでの楽しみ (うみグループ)

魔法かけちゃうからねぇ。ポーズもしっかりきまっています
うみグループには、ベランダがあります。この季節、心地よい風が吹いていて園庭に出る時間まではいい遊び場になっています。
今日もしゃぼん玉で盛り上がっていました。
「みて~まほうなのよ」
「わたしも、ポーズ決めるからみててねぇ」
年齢の違う二人ですが、気が合うのでしょう。「園庭でも一緒にトランポリンする約束したの」と嬉しそうでした。
異年齢で過ごすからこその姿かもしれません。
夏のような暑さになった園庭では、水を撒くホースに子どもたちが集まっていました。
「ぬれちゃったぁ」と満面の笑みを浮かべ、再び水に近づいていく児もいれば、
「ぬれちゃったぁ」と言いながら泣きべそをかいてい児もいます。
同じ状況であっても一人一人思いは違うことがよくわかる光景でした。
急な暑さのせいか、休園期間に体力が落ちたのか、30分も遊ぶと疲れたと室内に戻る児も多くいます。子どもたちの様子をしっかりと見ていきたいと思います。
汗もたくさんかいたので、さっぱりシャワーを浴びて大満足の子どもたちでした。(M.C

給食が準備できるまで・・・落ち着く良い時間です
◆紫陽花と水しぶき(そらグループ)
紫陽花の色作り、1人ずつ塗りだしました。
そらグループには、色鮮やかな紫陽花が飾ってあります。この時期、綺麗な色をつけている紫陽花をみんなで見ました。水色系、ピンク系、紫系、青系に紫陽花の色の違いや花がいっぱい集まっていることも良く見ました。そこでこの紫陽花の色をみんなで作ってみました。
障子紙の長い紙を絵の具で塗りました。水を吹きかけながらちょっと染みこんで混ざっていくのを楽しみながら、赤・ピンク・青・水色の絵の具でそれぞれで線を書いていたのが、段々と混ざり合っていきました。子ども達の筆も段々と大胆になり隣の色を巻き込んで、「紫になったよ」と言いながら色の変化にも気付き塗っていました。夢中になり過ぎて、同じところを擦り過ぎて、穴が空き「破れちゃった」と言う声があっちからもこっちからも聞こえてきました。「そのままでいいよ」と言っても気になって穴の所を塗りまくり、大きな穴にしていました。水をかけた所に更に水をかけてビチョビチョになった所に更に絵の具でビチョビチョにして、楽しんでいました。いつ破れるか見ている方が冷や冷やでしたが、子ども達は、それも楽しい遊びになっていました。
乾かしに行けないほど、ベタベタになりましたが、綺麗に色々な色が混ざりました。この紙で紫陽花が出来るでしょうか。これからまだまだ楽しい遊びが続きます。
園庭では、地面が乾ききって土ぼこりが舞い上がっていました。そこで水撒きをすると、子ども達はそれを見逃しません。すぐに集まってきて、水しぶきを浴び始めました。「あ、濡れちゃった」と言いながらも何回も水しぶきの方に向かって行き大はしゃぎ。「やだ」と言いながらも身体は、もっと濡らしてとばかりに水しぶきの下に立ち止まりしっかり濡れていました。
暑くなってきました。こんな遊びも日ごとに増えていくことでしょう。それもまた楽しみです。 M.K
紫陽花色になったかな
水しぶき浴びて、気持ちいい。

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