◆6月2日(火)の子どもたち
2020年06月02日 火曜日
◆変化 (つぼみ)

2日目の今日は登園していた全員がお父さん、お母さんと離れて過ごしました。
最初はニコニコで離れることができた子も、少し時間が経つと思い出して涙したり、近くにいるお友だちの涙を見て一緒に悲しくなったりもしましたが、ひとりひとりのペースでゆったりと過ごしました。
今日は雨も降っていなかったので、少し園庭にも出ました。
園庭の景色に涙も止まり、ゆったり上を見上げ景色を見つめたり、お友だちの顔を見たり、音を感じたりしています。
園庭に出ると、自分からぐんぐん砂場に向かっていく〇くん。4月の時は砂が手につくと何度も口に入れてしまう姿も見られていたので、気を付けて近くで見守っていると、口に手をもっていく前にぴたりと自分で止まったのです。その後も口に入れることはなく、カップも口をつける前にじっくり見て少し考えるような仕草も見られ、とても驚きました。
休園期間中も、お兄ちゃんとたくさん砂場で遊んでいたようで、会わない間の2ヵ月の大きな成長を感じた瞬間でした。
ひとりでお座りできるようになったこと、つかまり立ちや少し歩く姿も増えたことなど、嬉しい子どもたちの成長をたくさん教えていただき私たちもうれしい気持ちでいっぱいです。ありがとうございます。
日々過ごしていく中での小さなな変化や成長の喜びをこれから一緒に保護者の皆様と共有していけたらと思っております。
I.S

◆お外はいいね(ふじ)
いえーい。
雨が上がり、今日は園庭で遊びました。
花壇には、野菜の苗木が元気に新芽を伸ばしています。
よく見ると、土の上をダンゴ虫が歩いていました。
手を伸ばしかけてふと見ると、別のダンゴ虫。はっぱをめくってみると、ダンゴ虫がぎゅうぎゅう込み合っています。
ダンゴ虫は子ども達の人気者だから、いつもだとすぐに遊び相手にされるのに、休園の間すくすくのびのび元気に数をふやしていたようです。
はじめは後ずさりしていた子もだんだん興味がわいてきて、2歳組の子が集めたダンゴ虫を覗き込んでちょっと触ってみました。
ひとつ冒険です。
どんどん園庭を進んで行って探索が始まりました。
早速水道の蛇口を見つけたのですが、今日のところは触るだけにしたようです。
コンビネーションを抜けると車を発見。
運転席と助手席にはすでにお友だちが座っていたので、後部座席に乗ってみました。
なかなかいい眺めのようです。
今度は運転席に座ってみましょう。
車を降りて次に進んだところはトランポリンです。
保育者たちに手助けを求めることなく、自分の力でよじ登ってみました。
何だか達成感な表情です。
満足すると次は何処へいこうかな・・・とちゃんと体の向きを変えて足からそろりそろりと自分の力で降りる事ができました。
思わず拍手をしている保育者達の横をすたすたすた・・・
少しもじっとしている暇はありません。
ボールを見つけると、蹴らなくちゃ。転がっていくと追いかけなくちゃ。
みんな好奇心いっぱいです。
進級児たちはもっぱら砂場に熱中しました。
今日の砂は型抜きするにはちょうどいい感じに湿っているのです。
スコップで型に砂を入れてぎゅうぎゅうぎゅう、力の入れ方が以前より腕を上げていました。
お友だちと一緒に・・・という姿がちょっと嬉しい姿です。
お話も上手になって、顔を見合わせてにっこりする姿に心が温まりました。
お外はいいね、って明日もいっぱい遊びたいと思います。(N・S)
◆久しぶりの園庭は大興奮(きく・たんぽぽ)

久しぶりだね、えへへっ、照れるね!
今日も久しぶりに登園した子がいました。朝保育室に入ってくると、久しぶりの再会を果たし、嬉しさと恥ずかしさで変な顔をしている姿には微笑ましくなりました。
天気も良くなり、約2か月ぶりの園庭にも行きました。おやつを食べて、トイレも済ませ「園庭行こう」という一言で園庭に行く準備もあっという間です。
上から見えた固定車も色が変わっていることに気づき、「先生見て、色変わってるよ」と子どもたちから教えてくれました。
園庭でも久しぶりの再会と自然の発見がたくさんあり、たくさんの子どもたちの楽しい声が減った2か月間でしたが、子どもたちを出迎えてくれるようにたくさんのダンゴムシがいました。
広い園庭で遊べる嬉しさと休み前ブームだったダンゴムシの多さに子どもたちも大興奮。花壇の枯葉をめくるとどんどん出てきて「先生!先生!」と手を引いて「こっちにもいた!」と報告したり、容器を持ってきてたくさん集めていたり、楽しさが溢れていました。
友達とも一緒にトランポリンで遊んだり、砂場でもたくさんケーキを作ったり、友達と楽しく会話をしたりという姿を見て、楽しさが伝わってきました。
子どもたちと会わない期間が長かったですが、久しぶりに会って身長が伸びていたり、言葉が増えていたり遊び方も以前に比べて上手になっていたり、驚くことがたくさんありました。
園での生活も楽しんでいる子どもたちですが、おうちで過ごした時間がより子どもたちの成長を感じ、たくさんの子どもたちの笑顔が見られるようになったことをうれしく思います。たくさんの笑顔をしっかり守っていきたいなと感じました。
お家で午睡をしていなかった〇ちゃんも、久しぶりの園生活であっというまに夢の中です。
(K.E)
かわってるー!
一緒いこ!
◆友達と遊ぶ楽しさ (うみグループ)

早く行こうよ~。準備は万端です
園庭でたくさん遊べるかな・・・楽しみに登園してくる子どもたちの姿がありました。
昨日の雨も上がり、久しぶりに園庭で思い切り遊ぶことができそうな1日です。
今日、久しぶりに顔を合わせる子どもたちもいました。
何も言わずとも、自然に集まり遊び始める姿。
ちょっぴり恥ずかしそうに友だちが遊ぶ輪に入っていく姿。
お父さんやお母さんと外でたくさん遊んだのかなと思わせるほどこんがりと日焼けした姿。
様々な心配はあるものの、今まで通りの子どもたちの姿にほっとさせられます。
園庭に出れる時間とわかると、急いで片付け始めます。
それほど楽しみのようです。
「ならんでまってるよ」と準備はあっという間でした。
「ダンゴムシがたくさんいるんだ。」と〇君。バケツに何匹も集めていました。
「アスパラがおちてるよ」と木蓮の実を拾った△君。それを見ていた周りの子どもたちも負けずに拾い始めます。
「おいしいマフィン作ってるの」と☆ちゃん。一つずつ味を紹介してくれます。側にいた◎ちゃんも「◎ちゃんはこの味が好きかな」と仲間入り。
一人ひとりの楽しみがあり、それを友達や保育士と一緒に楽しむ。
子ども集団という、この環境だからこそみられる姿もたくさんあります。
その時々の子どもたちの姿を大事にしていきたいと思います。(M.C)

マフィン作りに大忙し。きれいに並べています。もちろん、片付ける時もとてもキレイでした。

多くは語りませんが・・・自然と同じ遊びを共有して楽しんでいました
◆お祝いする気持ち(にじグループ)
にじグループで過ごす2日目。昨日は久しぶりの登園に少し緊張する子もいた初日でしたが、二日目ともなると、にじグループの雰囲気を取り戻しつつあります。
友達と一緒に絵をかいたり、ブロックを組み立てたり、絵本を読みあったり・・・。そばに友達がいることを感じながらお互い刺激を与えあいながら遊んでいました。
朝の集まりでは、もう一度手洗い・うがいや、マスクの管理方法を確認をしました。
とても大切なこと。子供たちも真剣に話をきいてくれていました。
一日過ごす中で、子供たちと一緒に気を付けられるところは声をかけながら続けていきたいと思います。
そして今日誕生日を迎えた保育士のお祝いをしました。
今年は残念ながら、ホールに集まっての誕生会はできません。グループでのお祝いになりますが、誕生日用にケーキや冠、飾りつけをし、盛り上げていきたいと思います。一人一人の特別な誕生日、みんなで気持ちを込めて大切にお祝いしていきたいと思います。
今日は保育士をお祝いしました。自分の誕生日を楽しみにしてくれるといいなと思いました。
今日は天気も良かったので、園庭へ遊びに行きました。
久しぶりの園庭遊び。「お庭、たのしいね」という言葉も自然に聞こえてきました。
追いかけっこや虫探し、泥んこ遊びなどなど。自分たちで遊びを見つけてどんどん遊びを展開していきます。
年長の女児がお花を摘んで、大事に花瓶に入れていました。
「なにしてるの?」と尋ねると、「〇〇先生にあげるの」という答えが返ってきました。
今日誕生日の保育士に、お祝いしたいという気持ちでお花を集めていたようです。
そんな優しい子供たちの気持ちがうれしく感じました。
お祝いしようとする気持ち、とてもあたたかな気持ちに出会えました。
I・Y
◆在り方 (そらグループ)

今日は久しぶりの登園の子ども達が増えました。
髪型の変化、新しい洋服。
ちょっとした変化に保育者や仲間から声を掛けられ少し照れくさそうに、それでも嬉しそうに応える子どもも少なくありませんでした。久しぶりに会えたことに喜びを感じ合う子ども達の姿がとても仲睦まじく、保育園の在り方について再認識させていただきました。
それと共に保護者の皆さまと子ども達がここにいるからこそ我々保育者がこうやって笑顔で働いていられるのだと実感する瞬間ばかりです。
改めて、子ども同士の関わり合いの大切さ、子ども集団がいかに重要で必要不可欠なものなのかを子ども達の姿を見て感じました。
本日の日中の活動は誕生会(各部屋でのお祝い)と運動遊び(ダンス)各ゾーン遊び(室内)園庭遊びを行いました。
誕生会は6月2日生まれの子どもが1人おりましたのでその子のお祝いをさせていただきました。(先に4,5月の子ども達も紹介は致しましたが、休園中で出来なかった写真撮影や身体測定等の諸準備が完了次第順次4,5月の子ども達の誕生会を早急に丁寧に執り行ないたいと思っております。何卒、ご了承の程お願い申し上げます)
集まりでは手洗いの仕方も改めて共有しました。(しばらく行います)
運動遊びでは体力が有り余っている子ども達が多いせいか、ダンスをしたいと言う声が多く上がりました。リクエストの曲もありました。保育者と子どもの体力勝負のようにも見えるほど汗だくになるまで踊り続けました。「俺はまだ全然踊れるよ?」と少し背伸びした口調で息を切らしながら言う年長児は輝いていました。(蛇足:本人、途中休んでいました。保育者は休んでいません)
室内遊びを選択した子ども達は自分の好きな場所に向かいますが、やはりその対象が玩具ではなく友達というものであったようにも見えます。友達がそこで遊んでいるから私もそこで遊ぶといったように密集密接し合いながらよく喋ります。自粛明けの子ども達の変化は見た目だけではありません。感情表現や、自己コントロール、特に言葉の変化が著しいものでした。休み中にこんなに話すようになりましたと教えて下さった保護者の方がおりました。我々保育者も同じように思います。面白いと感じるのは正にその一方通行さです。
我々の質問を遮り、時には質問する間さえ与えない、正に間髪いれない会話に途中「どうして笑ったの?」と言われるほどです。
園庭遊びでは「もう園庭行ける時間?」(まだ九時半)「もう出ていい?」(まだ靴もはいていない)と心が体を追い越していました。
園庭に出ると綺麗に塗装されたツリーハウスに集まる子どもが多い中、鉄棒目がけて走る一人の男の子がおりました。保育者はすかさずカメラを持ちかまえました。
以前、この二カ月の間にとうとう鉄棒で逆上がりが出来るようになったとその子どもの保護者の方が教えて下さりました。
そのおかげもあり、私はそのシーンに出くわすことが出来、そのシーンに共に感動する事が出来ました。「出来たでしょ?」の自信満々のあの表情。ありがとうございました。
自粛期間中の公園は立ち入り禁止のテープやロープが張られ子ども達は他の遊び場や他の遊びを見つけるしかありません。その環境だからこそ活かされる子どもの力があったのだと改めて実感した園庭遊びのシーンの中の一つでした。
ダンゴムシ探しもヒートアップしていました。
〇君
子「俺、だんごむしなんか千匹捕まえた事あるから」と虫かごを持っていました。
すごいね。虫かご見せてくれる?
子「いいよ」
空でした。
●君
子「このダンゴムシ見て」
ん・・・。何か色が茶色だね?違う種類?
子「え?ほら、弱っているでしょ?」
そこか~。確かに遅いね。(子どもの着眼点は鋭いです)
子「他のダンゴ虫たちに治してもらおうかな。この中入れたら皆と結婚して幸せだしね。皆と結婚いいな~」
そうだね。(価値観は人それぞれ)
子ども達は遊びのプロです。
空間さえあれば、仲間さえいれば、時間さえあれば溶け込みます。
育子園では当たり前を当たり前に体験出来る様、子ども達の成長、学びの場を、保護者の皆さまと共にしっかり見守っていきたいと感じます。
k☆y


Posted in 園のこだわり