◆4月6日(月)の子どもたち
2020年04月06日 月曜日
◆日々の成長(つぼみ)
朝は大泣きで保護者の方から離れた子も多かったつぼみ組ですが、それぞれのリズムを保ち、生活しています。
日々、たくさんの成長を感じていますが、中でも、今日一番の成長を感じた出来事は、ママから離れると泣いてしまい、その後も保育士に抱っこされていないと泣いてしまう△ちゃんが、
今日は、泣きながらも自分で保育士の膝から降り、犬のぬいぐるみに近づき、顔を埋めるほどに抱きしめて、泣いたり落ち着いたりを繰り返していました。
その後は、園庭に行くのも、ご飯を食べるのも犬のぬいぐるみと一緒で、保育士の膝の上でしたが、給食もほぼ完食してくれました。
保護者の方に聞くと、お家で犬を飼っているようで、そのこととぬいぐるみが上手くマッチしたのかもしれません。
こうした、日々の成長の中には、子ども達自身で△ちゃんのように癒されるものを見つけたりすることも大切なプロセスの一つだと思います。
他の子も、そういう癒しのものを見つけ、楽しい園生活になるよう、わたし達保育士も、その癒しの一部になれるよう、ゆっくり丁寧に関わっていきたいと思います。(E.Y)
◆歩みのはじまり(ふじ)
自分の速さで慣れて行こうね。
気持ちの良い朝です。
進級児はいつものように煌々とした表情で登園し、新入児はお父さん、お母さんに抱っこされお部屋に入ってきました。
泣き声が聞こえてきました。
今入ってきた扉の方を指差して、あっちー、あっちー、と涙が出ています。
ところが、先週遊んだお部屋の様子はすっかり忘れた・・・と思ったら少々動きが出てきました。
保育者が駒のように回すブロックに手が伸びてきました。
止まってしまうと保育者の方を見て止まったことを目で訴えます。
もう一度回すと、止まるまでじっと見ています。
何度も何度も回しているうちに、隣にあった新幹線の電車に気付きました。
磁石で連結している新幹線をゆっくり動かすと、今度はそれにじっと視線を注ぎます。
磁石の連結が離れてしまうと、今度は「あっ。」と表情付きで保育者の顔を見てきました。
園庭に出ると気持ちが晴ればれするのか、表情が更にパッと明るくなりました。
カタコトカタコト・・・歩行器を押しながらどんどん進んで行く姿に育子園での歩みのスタートを感じました。
自分の目の高さで見える世界、自分の歩幅、少しずつ確かめながら進んで行く姿をしっかり見守っていきたいと思います。
進級児の成長も感じます。
新入児に紛れて泣いちゃう・・・なんてことはありません。
いつもの調子で自分のしたい遊びに向かっています。
保育者が途中で声を掛けたら、「終わったらね。」という顔でチラリと視線を感じます。
様子を見ていると、パズルを最後までやり遂げる、ままごとを片付ける・・・自分が考えているペースで切り上げて、ちゃんと気持ちを整えています。
一生懸命遊んでいるからでしょうか、布団につくと一瞬で眠っています。
明日はどんな日になるかな・・と楽しみです。(N・S)
2個入れたはずなのに出てこない。
◆暖かくなったら(きく・たんぽぽ)
新しい環境がはじまって初めての月曜日。
朝もお父さんお母さんと「おはよう」と元気に登園する姿が見られ安心しました。
今日も園庭に行くと最近ブームになっているダンゴムシ探しが始まります。「せんせ~ダンゴムシどこ~?」と、プランターの下にいるのは知っているはずなのに保育士のところにやってくる理由は、大きくて重いプランターの下にあるからです。子どもたちは自分たちで持てないので保育士にお願いしているようです。
プランターを動かし一匹見つけると次から次へとあっという間に持っていたスコップの中にはたくさん集まっていました。しかし「ダンゴムシいっぱい」と喜んでいる子どもたちでしたが、よく見るとそこには「ダンゴムシ」だけでなくほとんどがべんじょ虫と呼ばれている丸まらない「ゾウリムシ」だったのです。一応子どもたちにも説明しましたが、虫がたくさんとれたことが嬉しくていろんな保育士に見せていました。
暖かくなりダンゴムシを探したり、アリをより近い目線で追いかけてみたり、自分たちで遊びを見つけることが盛んになってきたように感じます。
これからもどんどんいろんなことに触れていってほしいなと思います。
(K.E)
◆初めての音楽クラブに参加しました(もも)
ピアノの中を見せてもらいました。
もも組になって、初めての音楽クラブに参加しました。きく・たんぽぽ組の3月に1回音楽クラブを経験させてもらっていたので、「やりたい」「楽しみ」と言う声が聞かれ張り切ってホールに行きました。初めてという事で音楽クラブの講師の名前は、「きりはら」という事を教えてもらい、音楽クラブでの約束事も聞きました。ホールには、触ってはいけないものがあったり、行ってはいけない所があったりしますが、楽しいものもいっぱいある事を教えてもらいました。
始めは、タンバリンをタッチして音を鳴らしてのご挨拶、1人1人がタンバリンと講師と仲良ししてからのスタートです。次は、ピアノと仲良しになる番です。ピアノに合わせて、元気よく歩いたりゆっくりと坂道を歩くように歩いたり小刻みにチョコチョコと歩いたりと、みんな上手に歩き方を変えて歩いていました。
上手に出来たり、お話が静かに聞けたりすると、ホワイトボードに花丸を書いてもらえます。今日は、ボードにいっぱい花丸を貰いました。
初めてという事で、ピアノと仲良くなるためにピアノのお腹の中を見せてもらいました。
台に乗ってピアノの中を覗くと、線がいっぱい、小さな黒い木や白い木がいっぱいありました。保育士がピアノを弾くと小さな黒い木と白い木がピョンピョンはねて、びっくりです。子どもたちは、ジーッと見て動かなくなりました。不思議な世界を見せてもらいました。
最後もタンバリンを鳴らして今日の音楽クラブとさようならです。タンバリンにジャンプしてタッチ、いい音を鳴らして保育室に帰ってきました。みんなニコニコで、次の音楽クラブが待ち遠しい感じでした。 M.K
ピアノに合わせて歩きました。元気いっぱい動きました。
タンバリンを叩いて挨拶をしました。
◆音楽クラブ(ゆり)

年中児になってはじめての音楽クラブでした。
今日は毎回音楽クラブがはじまるときに歌う歌をみんなで決めました。「どんなのがいいかな?」と講師が子どもたちに問いかけると「おはようございます」「元気」「ピアノ」「歌」など、いろいろな言葉が出てきます。その中で講師が歌詞をつなげて伴奏を付け、年中児の音楽クラブでのはじまりの歌が決まりました。
リズム遊びではタンブリン・カスタネット・鈴の中からそれぞれ好きな楽器を選び、タンブリンは二分音符、カスタネットは四分音符、鈴は八分音符の長さで楽器を鳴らしながら歩きました。ピアノの音にすぐに反応して誰よりも早く歩きだそうとする姿と真剣な顔つきから子どもたちが夢中になっていることが伝わってきます。全員が3つの楽器とリズムを経験しましたが、それぞれピアノのリズムを聞いたり友達の動きを見たりして参加しようとする姿に感心しました。
月に2回ほどしかない音楽クラブですが、子どもたちが楽しみながら音楽に触れられる時間になればいいなと思います。K.Y


◆音楽クラブ(ひまわり)
はた音符のリズムに合わせて、バチを鳴らします。
いよいよ、ひまわり組としての音楽クラブがスタートです。
スタートする前の挨拶にと『ハロー、ハロー・・・』と歌を教わりました。
あっという間に覚えます。さすが、ひまわり組。
ただ、嬉しさのあまりなんだかソワソワした様子の子どもたち。
講師の話が耳に入ってこない児も多数いました。楽しいだけではなく、聞く時はしっかりと聞く習慣がついていくといいなと感じる姿でした。
今日は、まず「くろ音符・しろ音符・はた音符・スキップ音符」。
ピアノのリズムに合わせて身体を動かしていきました。
その後1人ひとりバチを持ち、リズム打ちを教わりました。
4つの音符のリズムに合わせて叩いていきます。
そして、4拍子・3拍子・2拍子の叩き方。
1は必ず床を叩く。2・3・4はバチを打ち付ける。
何度も練習し、だいぶ覚えたようです。最後のテストもみんな合格しました。
これから少しづつ難しいことも教わっていく子どもたち。楽しみです。(M.C)
4拍子・3拍子・2拍子。覚えたかな?一人ひとりテストをしました。
やきいもジャンケン。勝ちますように・・・

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