◆4月4日(土)の子どもたち
2020年04月04日 土曜日
◆みんねで過ごすって楽しいね(全年齢)
同じように遊ぶって楽しいな。
今日は、新年度初の土曜日保育。今日は、全年齢で一日を過ごしています。
幼児Gの児達は、いつもと違う環境に興味津々な様子で遊び始めます。
折り紙や塗り絵など思い思いに遊びだす年上の児の姿やその手元に意識を集中するふじ・きくたんぽぽの子ども達。
同じようにやってみたくても同じようにはいきません。
困っていると、隣の年長児が声を掛けてくれたり、手をそえたりと異年齢の関わりを楽しんでくれるかのような姿でお互いにいつもと違う土曜日保育を満喫してくれているかのようです。
室内でも園庭でもお互いの様子を意識しながら遊ぶ姿を見せ、コンビネーションの太鼓橋に登ろうとした際のきく組の〇ちゃんが年長の姉△ちゃんと一緒に登りたくて「お尻を押さえて」と何とか登ろうとアピールします。
優しい△ちゃんもコンビネーションの約束事を知っている為手伝うことにためらいを見せますがしかし…。〇ちゃんに手伝ってと言われると断れず少しお尻を支えようとしていました。
「コンビネーションは自分で登れないと遊べないんだよね。」と知らせてみると「やり方を教えてあげる」と△ちゃんが先に登りながら知らせますが、〇ちゃんは、自力で登るには自信がまだない為、「出来ないよ」と泣き出してしまいました。
登ってしまった△ちゃんも上から「〇ちゃん、頑張れ。ここに手を置いて。」とアドバイスをしてくれると気持ちを切り替えた〇ちゃんが登り始めました。
バランスを取りながら一歩一歩先に進み、時折止まるものの何とか登り切りました。
上にいた△ちゃんと〇ちゃんで喜び合い一緒にすべり台を降りて給食が準備された保育室に戻ってきた2人は、とても満足そうな表情でした。
簡単に手伝うだけでなく園庭で楽しく遊ぶための約束事を守ることや見守り、応援する年上の児やその応援を受けてやりきる児の両者の優しい気持ちが感じられる一コマとなりました。
いつもと違う全年齢で過ごしたからこそ見えた景色かなと思います。
特別な土曜日保育を満喫した子ども達。
今年度も異年齢で過ごす楽しさを沢山味わっていければと思います。
(N.Y)
出来ない時には、側でやりながら方法を伝えてくれます。聞く児も「見て」「聴いて」と意識を集中させます。
いっぱい遊んだ後に食べる給食は、やっぱり美味しいね。
Posted in 園のこだわり