大きなかぶ
2020年03月13日 金曜日
給食食材にかぶがありました。
園庭から帰ってきた、3歳児Aくんが「あっ!今日はかぶがあるね。」とつぶやきました。
その声を聴き、「本当だ~。大きなかぶのお話のかぶだね。」と声をかけてみました。
すると、「ぼくの家に大きなかぶの絵本あるんだよ。」と会話が始まりました。
私「大きなかぶが出来たら抜いてみたいね。」
A「うん。でも助けが必要だよね。」
私「誰に助けてもらおうか?」
力持ちは誰なのか・・・会話が弾みました。
話し合いの結果、助けは、パパ・担任の先生に決まりました。
「ママは?」と聴いてみたら、「ママが助けに来ちゃうと弟が1人になっちゃうか寂しがるからな~。」
と話しながらも、色々なことを考えたようで、「おばあちゃんの所に行って遊んでいてもらえばいいかも。」
と、ママも助けに入ってもらうことになりました。
かぶ一つから、絵本のイメージを膨らませて楽しい会話が出来ました。
想像の世界の中でも、家族のことを考えようとする3歳児の優しい心に引き込まれ、日頃、ご家族に優しく育てていただいている様子が目に浮かび、心が温まる時間になりました。
副園長
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