好きな遊びをじっくりと
2020年03月03日 火曜日
年中のKくんが「せんせいこっちきてー。見てー」と嬉しそうにやってきました。
Kくんが見せてくれたのは、塩と絵の具を使った手作りキャンドルです。
様々な色使い、綺麗なグラデーションに心奪われましたが、なによりも印象的だったのは、Kくんの達成感や喜びに満ち溢れた笑顔です。
手についているたくさんの絵の具から、興味を持ち、目を輝かせながら取り組んでいるKくんの姿が浮かび心温まる気持ちにさせられました。
子どもの心と体が調和的に発達していくためには、様々な経験を積み重ねることが必要です。子どもが一人でじっくりと好きな遊びに取り組むことは重要であり、その時間と空間が保障されることにより様々な気づきを得ていきます。
子どもは、自ら楽しみながら、心と体を十分に動かし、繰り返し試したり、工夫したりすることにより身の回りの事象などへの興味や関心を深めていきます。そして、様々な遊びや活動の中で得られる楽しさや充実感が子どもの心と体を育てます。
Kくんの姿から、子どもが主体的に働きかけて行ける環境。満足を得られる環境を大切にしていきたいと感じさせられました。
保育副主任
Posted in 三感ブログ