◆3月25日(水)の子どもたち
2020年03月25日 水曜日
◆新しい発見(つぼみ)
保育士が作ったものを、子ども達がどんどんふくらませていってくれました。
ふじ組進級への準備期間も、残すところ1週間となりました。
始まってしばらくは、広いお部屋に12人しかいないことに、子どもも大人も戸惑っていましたが、だいぶ慣れてきて、それぞれの個性を十分に発揮しながら遊べるようになりました。
その中で、サンタからもらった大きなホワイトボードにマグネットをつけて遊んでいる子どもたちに目が止まりました。
始めのうちは、ただくっつけていたのですが、保育士が台車を作り、その上に動物を乗せたものを作って見せると、同じように隣に繋げ出す○ちゃん。
どんどん長くなり、他の子も興味津々で近づいてくるので、今度は壊されないかが心配になっているようでした。
その横で、□と△で家を作り、満足そうにしている◇くんがいました。
近くにいる保育士に作ったことをアピールしていると、○ちゃんが屋根の上に長い四角を置きました。
○ちゃんに聞いてみると、ガオーと答えました。
しばらくわからなかったのですが、少し前に読んだ3匹のこぶたを思い出し、○ちゃんに絵本を見せて尋ねると、やはりガオーと答えてくれました。
大人のやっていることを真似たり、絵本で見たことやテレビで見たことを表現してみたりと、一人一人の成長が感じました。
あと1週間、ゆったりとした人数での生活の中で、子どもたちの新しい発見を沢山していきたいと思います。(E.Y)
エプロンシアターもノリノリで見てくれます!!
◆オオカミとブタ(ふじ/きく)

みんなオオカミ
9時にたんぽぽからきくの部屋に移動します。
移動したら手洗い、おやつ、トイレ、部屋遊び。移行して3週間も経つとスムーズに行動が出来るようになりました。
オオカミの帽子をかぶった◎ちゃんとブタの帽子をかぶった△くんに「今日何したい?園庭にする?お散歩行く?」と聞くと、◎ちゃんがちょっと考えて「園庭!おおかみやる!」との返事が返ってきました。
◎ちゃんの提案もあり、園庭に決定。おおかみとぶたの帽子も持っていくことにしました。
オオカミとブタの流れがあったので、朝の集まりで「三匹のこぶた」の大型絵本を読みました。「フ~」と吹き飛ばすシーンを真似したり、絵本が終わると「食べられなかったね」「よかったね」と保育者の言葉を真似して言ったり、少し長い話ですが最後まで真剣に話を聞いてくれました。
外に出る時の準備もバッチリ。自分で出来る子は自分で、出来ない子は「やって」とお願いをして用意をしています。◎ちゃんと△くんは黄緑の帽子の上からオオカミとブタの帽子をかぶっています。そんな様子を見て、「☆ちゃんも・・」と訴える姿もあり、もう一つのブタ帽子は☆ちゃんがかぶりました。
階段を降りて園庭に出ると、◎ちゃんは近くにいた保育者に爪を立てて「オオカミだぞ~」と驚かせていました。△くんと☆ちゃんは逃げますが、◎ちゃんは保育者ばかりを狙います。しばらくすると、なぜかブタ役の△くんと☆ちゃんも「オオカミだぞ~」とブタからオオカミにチェンジ。みんなで何人もの保育者を驚かせに回っていました。
保育者が思い描いていた通りにはなりませんでしたが、子どもたちなりに楽しんだ結果だなと思いました。でも、その中でオオカミは驚かせるものブタは逃げるものと理解があるのだと感じました。3人はブタではなくオオカミに魅力を感じたのでしょう。
ひとつの物語の中から、遊びにつなげることも出来るので、子どもたちが心惹かれるような話や真似したいと思ったり、しやすいものを選んで読み聞かせを行いたいと思いました。
新年度のスタートまで1週間を切りました。4月1日から新しいお友だちも入り、環境がまた変わっていきます。同時にこのメンバーで過ごすのも1週間を切りました。1日1日を大切にし、楽しいことをたくさんしていきたいと思います。
(I・K)

捕まえたダンゴムシ。お友だちに見せてくれました。

目線の先には幼児Gが踊っています。気になる、、、けど入っていけない。
◆暖かい春の日差しの中で(ふじ/たんぽぽ)
人気のダンゴムシ探し
今日もとても良い天気に恵まれ園庭で遊ぶことにしました。まだ風が冷たく感じ風が吹いたり日陰は寒さを感じますがジャンパーを着なくても大丈夫そうです。子ども達にも着ても着なくても良いことを伝えると〇ちゃんは「あたたかい」と言って自分でジャンパーを着ないことを選んで園庭に出ることにして元気に遊んでいました。
園庭ではダンゴムシ探しや太鼓橋のロープ登りが人気がありました。移行してから年長児もホールで単独で過ごしているからか関わることが今までに以上に関わることが増えたように感じました。☆くんがロープ登りを保育者と一緒に一生懸命チャレンジしていると保育者が少しおしりや足を支えてあげると自分で登れるようになりましたがまだ一人では登りきることが出来ません。
それを見ていた。年長児の◎ちゃんがロープの持ち方や足の運びなどを丁寧に教えてあげていました。☆くんは少し諦めていましたが少し上のお姉さんに教えてもらえ自分で頑張ろうという気がまた出てきてようでロープ登りを頑張っていました。コツがつかめるまではと保育者の手伝いも少しまだ必要ですがほとんど☆くん一人の力で登ることが出来ていました。上で待っていた◎ちゃんも一緒に喜んですべり台までの橋を手を繋いで渡ってすべり台を滑らせてあげていました。滑り終った☆くんの笑顔はとても満足そうな笑顔でした。
その後もツリーハウスの登り棒の登り方をおしえてもらっていて色々な場面で年長児との繋がりを見ることが出来ました。(y.n)
登り方を丁寧に教えてもらっていました
幼児組と一緒にウッドデッキの舞台の上でジャンボリーミッキーなどの曲が流れると元気よく一緒に踊ったり見ていました。
◆桜の木の下で (うみグループ)

今日はうみグループ全員で散歩にいきました。
移行になってはじめてもも、ゆり、ひまわり組が揃っていく散歩です。
久しぶりにひまわり組と手を繋いて歩くのが嬉しそうなもも組とゆり組の子どもたち。
行先は、蚕糸の森です。蚕糸の森公園内に入ると次々にきれいな桜の木が見えてきました。「あ、桜がきれいに咲いてる」ともも組の●くん。「あれ、ここで木が切れてる。あ、また桜だ」と上を見上げながら歩きました。
公園内では、池の周りで遊んだり、鯉を見たり、保育士と一緒に追いかけっこをしたりと桜の木の下で久しぶりの園外の自然を楽しみました。
木の枝と葉っぱをくっつけて釣り竿を作り始めた年長児。枝の先には、池で見つけたザリガニの爪を付けて鯉を捕まえようと夢中になっていました。
遊びの中心にはいつも年長児がいて、その姿を必死に真似したり追いかけようとする年中、年少児の姿が愛おしく感じます。
ひまわり組と過ごせるのも残り5日となりました。
ひまわり組の★ちゃんは、今日が登園最終日です。「いままでありがとう」と伝える児もおりました。もも組、ゆり組の子どもたちの進級の日も近づいてきました。
子どもたちの笑顔が沢山溢れるように見守っていきたいと思います。(O.Y)


◆イロトリドリ (にじグループ)

今日は絵具遊びをおこないました。
年中女児がスマホケースのデザインを絵で描いてくれたことをきっかけに昨日から絵具遊びを約束していました。スマホケースは色とりどりの花でいっぱいの素敵なデザインです。女児にどんな絵具遊びをしたいか聞いてみると「まんだら塗り絵を絵具で描くのをもう一回やりたい」と答えてくれたので、絵の具を使ったまんだら作りを年中女児とおこないました。
まんだら塗り絵にも様々な種類があり、女児が作ったスマホケースに似ているデザインのものもあります。「1番から順番に描いていこう」という○ちゃんの提案で、今日は1番のまんだら塗り絵を絵具で描きました。きれいな丸を描くためにはじめてコンパスを使ってみました。
最初は慣れないコンパスに苦戦していましたが、だんだんコツを掴み、円がつながるようになりました。色遣いも、なるべく同じような色の組み合わせにならないように話し合い、「いいね!」「はみ出しちゃったけど次の色重ねたらきれいになるから大丈夫だよ」という優しい言葉がたくさん聞こえてくる活動は心温まる時間になります。1つの作品が完成したときの子ども達の笑顔と、みんなで喜び合う姿にこちらもうれしくなります。
年少児を中心に色水遊びもおこないました。赤・青・黄の色水を混ぜ、様々な色を作り出します。色水遊びの中で赤と青を混ぜると紫になることや赤と黄色でオレンジになることを発見し、夢中になって色を作っている姿が見られます。色とりどりの色を作りだし、色への興味がどんどん広がっていっています。K.Y


◆天気のいい日に(そらグループ)

さあ、ダンスだ
今日はきく、たんぽぽ組がお散歩に行くということで、久しぶりにそらグループの室内にはもも、ゆり組だけとなりました。のんびりと制作やブロック、電車をしたりして過ごします。ふと、●くんが「先生、園庭まだ?」と聞いてきたので、「向こうの時計見てきてごらん」と伝えると見にいって、「もうちょっとだったよ」とウキウキして待ちます。
そして、とうとうあと少しで出る時間になったので、「●くん、そろそろ行く時間だから準備しようか?」と声をかけられると「え?まだ時間じゃないよ?あとちょっとだよ?」と言って見た先は止まっている電波時計でした。今きちんと動いている時計はそらグループに一つだけなのですが、それではなく違う方をみてしまったのです。●くんの為に改めて保育士が「もう時間になったから行こうね」と言うと動いている方を確認して「あ、本当だ。行こう」となりました。可愛い勘違いでした。
園庭では暖かいと感じるぐらいの気温だったので、水をバケツに入れて泥遊びをする児が増えてきました。それぞれ違う場所から持ってきた土をバケツ入れて水を加えて固めていきます。ひっくり返して中身を出すと、「あ、土の色が違うね」「層になってる」と小さな発見がありました。
園庭の真ん中で様々な曲を流すと幼児組だけでなく低年齢の児達も一緒に踊り始めます。前で踊っている保育士を参考にしたり思い思いのダンスを始めたり、覚えている振り付けを踊ったり、自信があるものは笑顔で、踊りは覚えてないものは真面目な顔で真剣に。子ども達の表情がコロコロと変わり自信を持って踊っているかどうかがすぐにわかります。楽しいひと時となりました。
身体を動かすことが大好きなそらグループの子ども達。これからも沢山楽しめる環境を作っていけたらと思います。
(K.H)
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