◆3月17日(火)の子どもたち
2020年03月17日 火曜日
◆感じたものをすぐに(つぼみ)

朝の集まりで「つ~ぼ~みさ~ん」と呼ぶと「は~あ~い~」と言う返事が上手になっていたつぼみ組。「おはなしでてこ~い」と呼ぶのもすっかり上手になり、その姿がかわいらしいです。
今日は散歩に行くことにしました。散歩に行くことが分かると準備の早さもいつもより少し早く、あっという間に準備が終わると園庭に出ていたふじぐみを見つけ「お~い」と呼んでいました。
今日は9人と少ない人数だったため、順番に歩きました。バス車庫までの歩道は少し狭く、保育者同士で「自転車来ます!」と声を掛けあって安全に歩けるようにしているのですが、珍しく歩く気満々の〇くんが一緒に歩いていると「じてんしゃで~す」の声に「じてんしゃ~」と真似して言っていて、小さな保育士のような〇くんに笑顔がこぼれ、〇くんも楽しそうに歩いていました。
バス車庫につくとちょうど洗車のタイミング。何度か見ているので子ども達も嬉しそう。富士高方面のベストポジションに行き、正面からバスの洗車を見ました。乗り物好きな子は「ブーブー」「あっちあっち」と大興奮でした。子ども達が見ているのに気付いていた運転手が、窓を開けて近くを通って手を振ってくれましたが、大きなバスの勢いに圧倒され手を振り返したのは保育士のみ。それでも子ども達は何台も来るバスの洗車に釘づけでした。
たくさん見られたので帰ろうとすると、□ちゃん・△ちゃんが手を繋ぎ、●くんも△ちゃんと手を繋ぎたいと3人で手を繋ぐことになりました。子ども達の気持ちを汲み取り、車通りの少ない道を行きました。それでも3人は危ないと思い、●くんに別なこと手を繋いでもいいか尋ね、●くんと〇くんで手を繋いで歩くことになりましたが、友だちと手を繋いで歩けることが嬉しくて、歩き方も早くなり嬉しさが伝わりました。
他の子も交代で友だちと手を繋ぎ園まで帰ることが出来ました。
4月からはたくさんの友達が増えます。それまでも友だちとの関わりの中で嬉しい事楽しいことを感じていって欲しいなと思います。
(K.E)


◆園庭であそびました(ふじ/きく)

外でのミッキー体操
新しい環境にもだいぶ慣れてきた子ども達。今日はちょっとした刺激をと思いミッキー体操を外でやろうとおやつを食べ終わるとすぐに朝の集まりをしました。
みんな大好き『わにわにのおふろ』を読むとみんな真剣に聞いてくれてしーんと静まり返り聞こえるのは保育士の読み聞かせの声のみ。そんなに夢中になってくれると読む側も嬉しく熱が入ります。
外でミッキーしようと伝えると「えっ、そとで?」と普段マイペースに外に行く準備をする〇くんもあっという間に準備完了になりベランダへ。ベランダで開放的にミッキー体操をしました。のびのび準備体操をし終えると「早く行こうよ~」と園庭への扉を開けてと伝えてくる□ちゃん。階段はゆっくり、ゆっくりと言いながら遊びたい気持ちをぐっと堪え降りていき園庭に足が着くと「わーい」と両手を広げ飛行機になり園庭を走りだしました。
初めは3人くらいで飛行機になっていると自然と旋回しているかのようにグルグル輪を描いて走り人数が増えてくると保育士の後を追いかけるようにみんなで走り回りました。ブーンと音がして空を飛ぶ飛行機が見えると「同じだ」と指さして喜んでいました。門側の山の上に着陸し「やっほー」と山登りのように叫んでいると▽ちゃんがポーズをしながら「おおかみだぞー」とオオカミになりきり山のふもとへ。「きゃーおおかみー」と言って逃げまわりました。
茶色の服をたまたま来ていた保育士がおおかみ役のこと一緒にオオカミになりきるとどんどん話しが広がりログハウスの中にかくれ「トントントンあけておくれ~」とあっという間に三匹の子ぶたの世界観になり「こんな家をふきとばしてやるー」と保育士が吹き飛ばすジェスチャーをすると「きゃー」と家の中からちりじりに逃げ出し今度はウォールクライミングの裏に逃げ込みました。
おおかみ役の保育士が「いれて、一緒にあそぼう」と言うと一瞬悩んだ子ども達でしたが「いいよー」とオオカミを家の中に入れ手をつないでボール遊びやフープで一緒に遊んでくれました。本当はオオカミは怖いけれど優しい心でオオカミを向かいいれた姿に感動しこちらの心も温かくしてもらいました。
最近ダンゴ虫に夢中な男の子達。プランターの下にダンゴ虫が隠れていることを経験上知っているのでプランターを動かし探すのが日課になっています。今日もプランターの下を大捜索。「いないね、こっちのは?」とプランターを巡って見つけると「いた」っとテンションが上がり周りに座り手で触ったり乗せたり、枝でツンツンしたり観察をしています。
手で触れる◎君はいたよーと保育士にはもちろんみんなに見せて周り楽しんでいます。プランターの下につぶつぶした物を見つけた子ども達。「なんだろう?」と不思議そうに見ていると年長児が園庭に出てきて「なにしているの?」と聞いてくれました。
これなんだろう?とみせると「何かの卵じゃない?」と保育室から虫図鑑を持ってきてくれ一緒に調べ始めてくれました。みんなで図鑑とにらめっこ。「もしかしてダンゴ虫の卵かも」と年長児が推理すると「え、そうなの?」と興味津々。図鑑には結果ダンゴ虫は載っていたものの卵は載っておらずでしたが、異年齢交流もできた虫探しでした。
(K☆H)

おおかみさんと一緒に遊びました。みんな優しい♡

虫さんどこ?いたいた~と大興奮です。
◆ダンゴムシ探し(ふじ/たんぽぽ)

朝の体操
2階のクラスのお部屋での生活も少しずつ慣れてきて、むしろ、始めからあまり動揺が見られなかった子ども達ですが、朝のミッキー体操、お集まりなども、今までと変わらず行ったりと、みんな楽し過ごています。
今日も園庭で遊びました。出る時に「〇ちゃんいるかなあ?」ときくの子の名前を言っていた◎ちゃん。園庭に出ると、先に出ていたきくの子に、「せんせい、どこに行ってたのよ」などと話してきたり、1階でみんなで生活していたことが懐かしく感じられました。
春が近づき、園庭遊びの中にも、ダンゴムシ探しがブームになってきました。まだまだこれからが虫シーズンになるのですが、一度園庭で見つけたためか、外へ出ると後半はダンゴムシ探しに。今日も地面に顔を近づけ、みんなで頭を突き合わせて集まってダンゴムシを探していました。
見つけると、手に大事に持っていたり、バケツに入れていたりしています。いくつかのプランターの下を探していると、丸い白いプチプチがたくさん集まっているものを見つけました。何だろうと見つめていると、年長の子たちが「何してるの?」声を掛けてきて。丸い白いプチプチを見せると、年長の子もわからないと答えます。すると、年長児が部屋から虫の図鑑を持って来てくれました。
みんなで図鑑を見て、多分プチプチのことは忘れてしまっていますが、夢中になってしばらく図鑑を見ていました。後で調べると、ダンゴムシの卵のようでしたが。この時期なりの虫遊びを楽しんでいます。(T.Y)

図鑑を見て
◆音楽クラブ(きく・たんぽぽ)

何が始まるんだろう・・・ちょっと緊張しています
何をするんだろう?
なんだかドキドキ・わくわくしながらホールに向かう子どもたち。
初めて見る先生がいました。音楽クラブの講師です。「今日は、まだ名前は内緒」とのこと。けれど、講師の話す事にしっかりと耳を傾けていました。
そして、ピアノも開いています。
講師がピアノの前に座ると「ちゅうりっぷ」「きらきらぼし」等聞いたことのある曲が聞こえてきました。
なんだか楽しくなってきた様子の子どもたち。
次に、「ぴょんぴょんはねるのは?」「うさぎ~」
皆でウサギになってホールの中をはねていきます。続いてぞう・くま・ちょうちょ・うま・あり・・・いろいろな動物に変身しながら、楽しく身体を動かしていきました。
タンバリン・カスタネット・すずも出てきました。
楽器の名前、音の慣らし方も知りました。
フープをくぐるとタンバリンの音がする。フープの前が行列になりながら次々とくぐっていきます。「○○はやらない」と今まではあまり乗り気ではなかった★くんもだんだん楽しくなってきた様子。
『音楽に合わせながら楽しく身体を動かしていく』
もも組になったら本格的に始まる音楽クラブ。
今日の事前体験を通し、とても楽しい始まりになるのではないかと思わされる子どもたちの姿でした(M.C)

みんなで「あり」になってビスケットを食べています。

女の子・男の子にわかれてタンバリンを鳴らしながら、ピアノに合わせて歩きました。男の子の順番。女の子は自然と列になり、。手拍子で応援です
◆音楽クラブ (もも)

今回からもも組はゆり組の時間から音楽クラブに参加になりました。
いつもと違う時間となり、ひとつ大きくなったことを実感して、「新しいゆり組さん」と呼ばれると照れくさそうな表情をしながらホールへと向かっていました。ホールに行き、座る時の姿勢(お山座り)もどことなく背筋がピンと伸び、ゆり組を彷彿とさせていました。
講師の「今は何の季節でしょう?」という問いから音楽クラブがスタートし、「寒いから冬だよ」と答えるもも組。「さくらや木蓮というお花も咲いてきているから春なんだよ」と教えてもらうと少し実感がわかないようでした。「春が来た」という歌を講師が歌うと子ども達も一緒に歌い、ホワイトボードには歌詞の通り描くと春の絵ができました。
タンバリン、鈴を使い、「春が来た、チューリップ、ちょうちょ、めだかの学校」と春の歌をピアノのリズムに合わせて鳴らしました。自然と黒、白、スキップのリズムになっていきます。スキップ音符の時にはスキップに夢中になり、鳴らすのを忘れてしまうという可愛い姿を見せてくれました。
最後にフラフープを使ってピアノの音を当てです。赤がド、黄色がミ、青がソです。
音を聞き分けながらフラフープの中にスススッと入って行く様子は頼もしさも感じました。
可愛らしさと頼もしさを兼ね備えたもも組。どんなゆり組になるか今から楽しみです。
(K.H)


◆音楽クラブ (ゆり)

『でんでんむしむし~』と歌に合わせながら手をつないだまま渦巻になっていきました
「どんなひまわり組さんになりたい?」
今日の音楽クラブは、こんな講師の質問から始まりました。
「優しいひまわり組さん」
「もも組さんを助けてあげるひまわり組さん」
「かわいいひまわり組さん」
「かっこいいひまわり組さん」
「なんでもしっかりやるひまわり組さん」と一人ひとりお兄さんお姉さんになる意気込みを聞かせてくれました。
今日は、手を離さないように歌に合わせながら一円を繋いでいくことに挑戦。
はじめに皆で丸く円を作ります。あっという間に出来上がりあまりの素早さに講師も驚き。
『でんでんむし』の歌に合わせながら先頭から順番に内側へ入っていき、渦巻きのようになりながらどんどん繋がっていきました。内向きだった円から外向きに変わり、また元の内向きに戻りました。歌の間は手を離さないように上手に乗り切っていました。
白音符、黒音符、旗音符で2人組、4人組、1人とリズムに合わせながら繋がっていくリズム遊びも楽しみました。
次にフラフープを8個並べて『ドレミファソラシド』の音階をピアノのリズムに合わせて渡っていきました。ピアノのリズムが段々と早くなっていく中でも子どもたちはテンポよく渡っていました。フラフープがトンネルに変身してその中を通り抜けるリズムあそびも楽しみました。
講師の問い掛けに素早く動いてみたり、自分から仲間を見つけてペアになったりと一人ひとりの積極性を感じる時間となりました。次回の音楽クラブは4月です。ひまわり組としてどんな姿を見せてくれるのか楽しみです(O.Y)

「ドの音はどれ?」とフラフープを使って音当てもしました

「フラフープもってあげる」と積極的に持つ側にまわっていました
◆心もからだも大きく(ひまわり)

今日は、きく・たんぽぽぐみから、ゆりぐみまでのクラスが音楽クラブでホールを使用するため、午前中は、幼児グループの保育室で過ごしました。
幼児グループの保育室でたくさん遊ぶというのも、子どもたちが考えた思い出づくりの一つです。
「○○グループ行ってこようかなー」「いろんなグループ順番で行ってくるー」
子どもたちは、思い思いの場所、遊びを選択し楽しみますが活動を見ていて印象的だったのは、きく・たんぽぽぐみの子など、年長児の遊びに興味を持ちやってきた時に優しく声をかけてあげる場面が多々見られたことです。
思いやりの気持ちはもちろんですが、様々な物事に主体的に働きかけていく子どもたちを見ていると、本当に心もからだも大きく成長したのだなと心温まる気持ちにさせられます。
今後、安心感、自信を持って小学校に進めるよう、成長した喜びを共に分かち合っていきたいと思います。
(T.N)


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