2020年03月12日 木曜日
◆楽しいがいいね (つぼみ)

お友だちの所に集まるつぼみぐみ。『なにしてるの~?』が最近の口癖の〇ちゃんは今日も友だちや保育士がやっていることが気になって声を掛けてみたりとほっこりするやり取りが繰り広げられています。
おままごとコーナーでは誰かが『いただきます』と手を合わせるとそれに反応して周りの子ども達も手を合わせて食事が始まっていました。みんなはれんげを片手に持っていますが一緒に座っている保育士はれんげを持っていません。子ども達はそれに気づいたのもあり『あーん』と保育士の口元に食べ物を運んでくれ、お裾分けをしてくれました。
ミッキー体操も音楽が流れるとみんな集まって踊り始め、頭を下げたり手を揺らしたりと保育士を見ながら、そして、友だちの姿も気にしながら時には真似っこして新しい踊りを生み出していました。友だちとの目配せは忘れず、いい笑顔が目立ちます。どんどん集まって輪が広まり、これまた楽しそうな姿が目に入って来ました。
今日はふじぐみと園周辺に散歩です。
久しぶりの園外に子ども達は心高ぶり、散歩カーから見える目の前を走る乗り物に夢中です。じっと見つめる子もいれば一つ一つに反応を示している子も伺えます。散歩カーだけではなく歩くチームもおり、保育士と手を繋いで歩き、少し慣れたタイミングで友だちとも手を繋ぐ機会を作ってみたりと「楽しく」を心掛け行きました。
歩きながら子どもたちの様子を伺い、順番こにメンバーは入れ替わっています。△ちゃんは歩きながらずっと下を見つめていたので何かなと見てみると白線の上をまっすぐ歩いていた事に気づきました。どうやら白線に興味を持っていたようでした。その隣の☆くんは目に入った物全てを指差しておしゃべりを楽しんでいます。
子ども達の目は楽しいもの(事)がとっても上手。
いつもどこでも素敵な笑顔が光っています。
K・E

集まってミッキー体操中☆

この後、4人で保育士に「あーん」が繰り広げられました。
◆ギュッと握って(ふじ/きく)

今日は散歩日和。移行して初めての散歩です。
二歳児になると、散歩カーを使わずに散歩に出ます。
その練習として、散歩カーを使わずに手を繋ないで園周辺をまわることにしました。
・散歩カーは使わないこと
・お友だちと先生と手を繋ぐこと
・繋いだ手は離さないこと
朝の集まりで、子どもたちに伝えました。手を繋ぐことを伝えると、嬉しそうな表情を浮かべています。誰と手を繋ごうか、考えておいてねと言うと、「〇ちゃんと!」と答えたりもしていました。手を繋ぎたいお友だちがいるのだなと思いました。
階段を降りて、先頭を行く△ちゃんに「み仏様の所で待ってってくれる?ご挨拶してるところね」と言うと、まっすぐにみ仏様の所に向かっていて感心しました。先頭の△ちゃんが行く事で後ろにいる子達も習って向かってくれました。みんなが揃うまで「しあわせなら手を叩こう」の手遊びをしながら待っていましたが、どこかにフラフラと行く子も少なく、きちんと待っていてくれました。
挨拶を終え、手を繋ぎます。ひとくみ、手を繋ぐとなぜかそこにくっつき大きな輪が出来上げります・・。手を繋ぎたい欲が溢れてしまったようです。
中には、手をあまり上手に繋げない子もいたので、その子達は保育者と一対一で繋いだり、
一緒に行ったつぼみ組の散歩カーに乗せてもらったり個々で対応をしました。
下にいた時からたくさん歩いてきた、わくわくはさすが、歩き慣れています。歩くペースも速いので、「お友だちと離れちゃうからもう少しゆっくりで」と声を掛けながら歩きました。
あまり歩き慣れない、きらきらやふわふわの子達も自分たちのペースで一生懸命歩いていました。
途中、転んでしまったり靴が脱げてしまったり、もう歩きたくないとなってしまう事もありましたが予想していたよりあたふたすることなく園に戻ってくることが出来ました。
歩いてでの散歩は、大人にとってはドキドキでしたが子どもたちは楽しんでいました。
セブンイレブンやオオゼキの前を通ると、「ままといったよ」と教えてくれたり、
「て、繋ぐんだよね」と手を繋ぐことを楽しんで前向きに捉えてくれ、散歩に出て良かったなと思いました。
園に戻った、子どもたちは達成感に満ち溢れた表情をしていて、歩いての散歩の楽しさを知ってくれたようです。また、機会がある時に約束事を伝えながら歩く練習をしたいと思います。
今日は、誰と手を繋いだのか・・お家でも聞いてみてください。
(I,K)


◆楽しい仲間(ふじ/たんぽぽ)

金魚のご飯ん
たんぽぽ組には金魚やメダカなどの生き物が水槽で飼育させていますが、子ども達も興味津々よく水槽を見ています。水槽越しに子ども達が金魚を見ていると保育者が「ごはんをあげているかな」としばらくエサをあげていないようだったので子ども達の目の前で魚たちのエサをパラパラと水槽の中で金魚がぱくぱくと食べる様子を真剣な顔で観察していました。
これからも魚たちのご飯を食べるシーンなど見れる楽しみが増えていくと思いました。
朝の集まりの時は「おにぎりさんきょうだい」という紙芝居を読みました。2階にある紙芝居なので子ども達も初めての紙芝居です。12場面あり内容も今までよりも文が長いものになっていますが椅子に座ってしっかりと聞いて上手に見ていました。
紙芝居が終わって園庭に出ました。だいぶ室内の玩具などに慣れたようで外に行くこともスムーズに準備が出来て園庭にに出ていました。
外は昨日と同じでとてもいい天気で暖かい陽気でした。春の兆しを感じた虫たちも少しずつ活動を始めたようで子ども達が身を寄せ合って何かを探しては真剣に見ていました。近づいてみるとダンゴムシを発見したようで夢中で見ている姿にまたまた新しい楽しみを仲間で発見し楽しんでいる姿を見れました。
ベンチに座って仲良く水を飲んで乾杯したり、丸太小屋の中でアイスクリーム屋さんごっこをしたりあっちこっちで楽しい仲間で遊んでいる過ごしている姿が見れました。(y.n)

かんぱい

ダンゴムシ発見
◆明日も晴れるかな (うみグループ/きく・たんぽぽ)

「今日強風だって〜。ママが言ってた。」
「キョーキョーフー?なんかおかしいね」
子ども達と天気の確認をすると、強風だから外に出ないと言う子どもがおりました。
家で情報を得たのだと思います。
それがテレビなのかラジオなのかアプリなのかアレクサなのか…時代が進み読みきれません。どの様な形であれそれを「意識」しているのといないのとでは全然違います。
ご家庭での一コマや保護者の方との何気ないやりとりで子ども達はイメージを膨らませる力を持っています。そしてその一コマを園に持って来てくれます。その一コマで得た情報を皆に周知してくれます。
忙しいこの時期だからこそ本当に大切なのは子どもと過ごす時間の長さではなくその質によるものではないかと改めて実感させられた微風の園庭でした。
今日は集まりでダンスをすると2歳児クラスの子ども達は側からじっくり見てくれました。
もも、ゆり組の子ども達は普段の事なので音楽がかかればその場で踊り出します。
その為、その熱量に圧倒された二歳児クラスの子ども達はパプリカが流れてもその場から微動だにせず口ずさみながらダンスを見ています。
二曲目に流れた「やんちゃ怪獣」は更に口を開けて見ていました。
今活き活きと踊っている子ども達も最初は二歳児クラスの子ども達と同じ姿です。
今ご覧になられているこのブログはもしかすると、来たる未来の姿、過ぎ去ったあの頃の姿…リアルタイムの今の姿のいずれかにリンクしているかもしれないと見ていただけたら幸いです。
勿論、二歳児クラスの子ども達全員が立ち竦んでるのではなく、前には出ずとも体は動く子どももいます。
ただ、まだ前には出られません。
見えない壁があるようです。
その見えない壁、境界線が見えている二歳児クラスの子ども達は、我々の想像以上に自分の力量、他との違いを感じ、理解していると思います。
ダンスが終わり、次は改めてご挨拶です。
二歳児クラスの子ども達がホッとしている様に見えました。
今日の朝の集まりでは、二歳児クラスの子ども達に自分の名前と好きな食べ物を言ってもらいました。
イチゴ、ぶどう、コーン、りんご、メロン…etc。
我が子はどれを言ったでしょうか。
もも、ゆり組の子ども達は一生懸命拍手をする子ども、早く終わって欲しいというオーラを出す子ども、おしゃべりの方が楽しい子ども様々います。
我が子はどちらの姿でしょうか。
想像すると、改めて考えるポイントが見つかったり、面白みが膨らみます。
子ども達も同じだと思います。
相手の気持ちを想像しよう。
そして、言葉を使って気持ちを伝えるそんな幼児グループの日々が子ども達の学びになってくれればと思います。
室内、園庭では各ゾーンで遊んでいます。
走っている子どもがいると気にかけてあげる子どもがいました。
つい先日まで自身が同じ事をしていたにも関わらず、止めに入るのです。
ゆり組の子どもが泣いていました。
近くに寄り添い助けに向かったのはもも組の子ども達です。
「先生、お水こぼれちゃったみたい」と言いました。
「ティッシュ持ってこよう?」と、もも組同士が声をかけ合っていると「ちがう。ぞ、う、き、ん」と泣いていたゆり組の子どもが指示します。
そして雑巾を取りに行き、拭いてあげ、一件落着しました。
ゆり組がもも組に助けられるシーン。
その中で感じた事、成長ポイントは山の様に見つかります。
子ども達は確実に変化しています。
自覚と自信です。
自己肯定感が備わっている証拠だと思います。
園庭では昨日に引き続き今日も泥団子をする子どもがおりました。
時間を忘れて没頭し、時間が来てもあと少し、あと五分…もう少しだけ…とキリがありません。
その姿が寒い冬の朝の布団の中にいる様で、気持ちは分かるけど…と声かけに悩みながら見守っていきます。
明日はどんな活動を楽しむか。
子ども達の活き活きとした表情と声がとても楽しみであります。
k★y


皆の前で自己紹介。好きな食べ物は…。誕生会でも行う、皆の前での発表。ドキドキするけど嬉しい様です。少しずつ発表の楽しさを知ってもらえたらと思います。
◆絵の具あそび (にじグループ/きく・たんぽぽ)
新年度生活が始まって今日で4日目。面倒見の良い4歳児、3歳児は2歳児が登園してくると、笑顔でお互いの再会を喜ぶ姿も見られるようになりました。
室内では、保育者が絵具遊びの準備を始めると、何かが始まると感じ、様子をじっと見つめる、2歳児、3歳児がいました。「やりたい」と言って、1人、2人と集まってきました。
「デカルコマニー」という技法をのやり方を伝えると、白い画用紙に思い思いの色を絵具筆でのせて、両面を合わせると、一瞬で合わせ絵が完成です。
「ちょうちょ」「ハート」「りんご」他にも様々な絵の線を保育者が書いた上を絵の具で塗っていき、色の広がりを声を出して喜び、楽しんでいました。その後は、園庭に出て沢山遊び、元気に過ごしていました。S・A

出来ました!

おやつ美味しいね
◆好きな遊びをたっぷりと (そらグループ/きく・たんぽぽ)

移行になって4日目。きく・たんぽぽ組の子たちはまだ新しい環境に慣れない様子も見られますが、そんな姿を気にかけ「泣いてるね」「大丈夫かな?」と心配する年中・年少児たち。
特に年少組は『お兄さん・お姉さんになる』という思いが強く、よく気にしてくれています。
1年前の移行でも同じような光景が見られた事を思い出し、その時に年上の子たちから受けたやさしさが、こうした姿に繋がっているのだなと温かい気持ちになりました。
今日はろうそくを使った弾き絵をまたしたいという声があがりました。
きく・たんぽぽ組は初めてという事もあり興味津々。絵の具ゾーンを作ると「やりたい」としっかりと伝えてきました。
年中・年少児たちは前回よりも要領が掴めたようで、「力入れて描かないと出て来ないんだよね」と言いながらろうそくで力いっぱい描き、時々他の子の様子も気にかけ「それじゃあ絵の具しても見えないよ「もっと強く描いて」とアドバイスをします。
その言葉を不思議そうに聞いていたきく・たんぽぽ組の子たちも、絵の具で弾くと絵が浮き出てくる事に驚き、「見て」と笑顔になっていました。
何枚も取り組み、満足したように子どもたち自ら絵の具を洗い、片づけをしていました。
その後は園庭へ。アリを見つけ「もうアリがいる」「暖かくなってきたから出て来たんだよ」と、自然物を通して季節の移り変わりを感じている子どもたちでした。
O・Y

大好きな友だちが登園し、嬉しさが溢れます。

色んな玩具に興味を持ち、その子なりの遊び方で試しています。お兄さんたちが取り組んでいることにも興味を持ち、積極的に「やりたい!」という声もあちこちで聞かれます。
◆素敵な卒園式に (ひまわり)

今日は、昨日同様セレニティーホールで卒園式の練習を行ないました。
昨日は、新たな環境への期待や緊張感からか少し落ち着かない様子もありましたが、今日は、本番がちかいという、また違った緊張感を持ち真剣に取り組んでいました。
皆が感動する素敵な卒園式にしたい。かっこいい姿を見せたい。と主体的に働きかけていく子どもたちをみていると、成長を感じさせられるとともに、温かく見守り支えていきたいという気持ちにさせられます。
練習後一人の子から「卒園式楽しみになってきた!」「でも卒園するの寂しいな…。」「もっと育子園で遊びたいな。」という声があがりました。
今まで、子どもたちからは、卒園することや小学校にいけるという喜びや期待の声が多く聞こえてきましたが、卒園がせまるとともに気持ちの変化がおきてきたようです。
本当に、子どもたちの一日一日を大切に…。安心して卒園、小学校に進めるよう関わっていきたいと感じさせられます。
卒園式練習後は、園庭遊び、室内遊びを行ないました。
友だちを誘い主体的に遊びを展開させていく子どもたち。今日もたくさんの笑顔が様々な空間で広がっていました。
練習も遊びも全力です。
(T.N)

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