◆3月10日(火)の子どもたち
2020年03月10日 火曜日
◆待つのも経験 (つぼみ)

ギュウギュウですよ~
朝の集まりで出欠を取っています。名前を呼んでタンバリンを叩くのが返事になり、パン!と勢いよく叩く子もいればそっと優しく叩く子もいます。今日はお休みの子が2人いたのですが「〇くーん!」と保育士が呼ぶ声にもちろん返事もなければ姿もありません。「みんなも呼んでくれる?」と聞くと『〇くーん!』と保育士の真似をして両手を口元に持っていき同じように呼んでくれました。△ちゃんの時も同様に一生懸命に呼ぶ子ども達は『いないねー』と言ったり周りをキョロキョロ探してみたりと子ども達の中で友だちの存在がどんどん大きくなっているのが伝わりとても嬉しいです。
部屋では鉄棒やコンビカー等、体を使って動ける環境を用意し、子ども達は次から次へと興味がある遊具に手を伸ばしていました。楽しそうな声が響き渡りますが、それと同じくらいに飛び交うのが遊具や玩具の取り合いの声。『あー!』と気持ちをさらけ出し、大きな声で表現したり『やめてー』と言葉でも伝える姿が出てきています。あれが欲しい・今使いたい等、気持ちは様々ですが自分の思いが溢れているのがよく見受けられます。
そんな中でも「今☆くんが使ってるんだ」と簡単な言葉で伝えたり、相手によってはもうちょっと言葉を足して伝えてみたりと一人ひとりに合った声かけを心掛け、そして「順番こね」や「待っててね」と話しています。今日はそんな場面が至る所で見られましたが、早く使いたいと泣いて訴える子もいれば『うん・・・』と理解しながらも頑張って我慢する子もいました。使っている子は嬉しそうに使い、満足するまで遊ぶ子がほとんどですが☆くんは◇ちゃんが何度も貸してと伝えに来たり付いて来る姿も見て感じていたのでずっと待っている事を知っていました。
そんな☆くん、☆くんもやっと使えたコンビカーですが◇ちゃんにそっと差し出したのです。「え?◇ちゃんに貸してあげるの?」と聞いてみると頷き、ちょっと照れた様子。◇ちゃんも待った甲斐あって保育士と一緒にお礼をして嬉しそうにコンビカーに乗っていました。
色々な思いや声が飛び交うつぼみぐみですが、その中でほっこりする瞬間や素敵な場面は沢山あります。一年間、様々な経験をしたつぼみぐみの子ども達の心はしっかり育まれています。
K・E


◆(ふじ/きく)

ジュース屋さん
今日はきく組に移動してから2日目です。今日のお天気は雨だったので室内で遊びましたがきく組の玩具にまだまだ興味津々の子どもたち昨日だけでは遊びきれなかった玩具で満足するまで遊べたようです。
医者ごっこのキッドを出してきて聴診器を耳に当ててみたり注射器を自分の腕に当ててみたり薬の容器を人形の口元に持っていって飲ませてあげる真似をしていました。きちんと機器の使い方使うとこをしているように遊んいる〇くん色々な場面で物や道具の使い方を見て覚えているようでした。
お着替えコーナーでもジャケットを着たりとお着替えを楽しんだり、おままごとコーナーでも容器の中に野菜をたくさん詰めてみたり買い物かごの中に入れてみたりと色々試しながら遊んでいるようでした。
☆ちゃんはペットボトルに色水を入れてある玩具でジュース屋さんを始めたようでテーブルの上に色々な色のジュースを並べて「おれんじジュース」などと見せてくれました。
身体測定もしました。場所が変わったのでどうなるかと思いましたが子どもたちは慣れたものでとても上手に「おきくなったかなしよう」と言うと準備をして身長計の上に立って測ってもらい次に体重計の上にと自分から乗って量ってもらっていました。最初の頃は自分で乗るのを嫌がっていた子も上手に乗っている姿を見て一年間の成長を感じとても嬉しく思いました。(y.n)

夢中で遊んでいました

身体測定も順番に頑張っていました
◆ふじ組最後の誕生日(ふじ/たんぽぽ)

おままごとのケーキがあったので◎くんのお祝いをしました!
今日はあいにくの天気でしたが、新しい部屋でたくさん遊べるいい機会となりました。
3月11日、ふじ組最後の誕生児がいます。明日はお休みするということなので今日お祝いしました。
朝の集まりで誰だかわかる?と行くと「ええ〜」とちょっと困惑気味の反応。◎くんが誕生日だと伝えると、「おめでとう」と自然と言葉を掛けていました。下の部屋にいた時から◎くん仲のいい、△ちゃんはちょうど隣に座っていたので顔を近づけて「おめでとう」と声をかけていました。友だちの存在を大切に思っている、温かい関わりだなと感じました。
ケーキと王冠を使ったお祝いは午後のおやつの時間にするので、2歳バッチでのお祝いを集まりの時にしました。
2歳バッチをつけに行こうとすると、◎くんが椅子から立ち上がってくれ「つけて」というかのような姿がありました。今まで、自分の誕生日が来る前までに、29人分ののお祝いの様子を見ていたので、どのようにすればいいのかちゃんとわかっていたようです。やっと自分も2歳になった(正式には明日ですが)からか嬉しそうな表情をしていました。
朝の集まりから身体測定を行いました。「おおきくなったかなするよ」というと「やる!」「はい」とやる気満々の子ども達です。「ズボン、自分で脱ごうね。洋服脱げる子は脱いでみてね」と声を掛けると席を立ち、ズボンや洋服を脱ごうと頑張っていました。
たんぽぽの部屋に移ってから、「お兄さん・お姉さん」ワードに強く反応していて、お兄さん・お姉さんになったという自覚が少しずつ出てきているように感じます。
部屋で遊んでいる中で、「☆ちゃん(くん)は」ときく組にいる子の名前を尋ねる姿もあります。一階では、みんなで一緒に過ごしていたので、離れてしまった寂しさを子どもながらにウ感じているようです。一年間で築いた子ども達の仲があるので、きくの部屋にいる子たちとも交流を持ちながら移行期間を過ごして行きたいです。(I・K)

窓際に台を並べると、、、

保育者も一緒に給食を食べ始めました!
◆寄り添い (うみグループ/きく・たんぽぽ)

新年度体制2日目。今日は都合休みの児が多く、きく・たんぽぽ組は7名と少人数でしたが、新しい保育室の環境にも少しずつ慣れ始めている様子が伺えます。中でも、ロフトはとても人気です。ロフトの2階にはおままごとゾーンが設けてあり、沢山の玩具を出して遊ぶ姿が見られます。まだ、年上のお兄さんお姉さんと一緒に遊ぶ姿はなかなか見られませんが、片づけの時にはお兄さんお姉さんの力を借りています。年少、年中の子ども達も「手伝ってあげる」と進んで手を貸してあげる姿が微笑ましいです。
朝の集まりの後、「椅子取りゲームがしたい」との声が上がったので、年中、年少児を中心に椅子取りゲームを行ないました。音楽が流れている間は、踊ったりスキップをしたり小走りになってみたりと汗だくになって椅子取りゲームを楽しんでいました。2回戦までやると「え?決勝戦は?」と年少の☆ちゃん。1回戦目の勝者の年中◆ちゃんと2回戦目の勝者の☆ちゃんで決勝戦を行ない、今日は☆ちゃんがチャンピオン。「やった!」と嬉しそうな☆ちゃんでした。
きく、たんぽぽ組の子ども達は、ロフトのおままごとゾーンで遊んだり、パズルに挑戦してみたりと思い思いに遊びを見つけていました。
「先生、もも組さんじゃなくてゆり組さんって言ってほしいな」と年少の☆ちゃん。緊張している児もいれば、一つお姉さんお兄さんになることを喜びとして感じている姿があったりと個々に違います。一人ひとりの気持ちに寄り添いながら、新しい環境が心地よい場所となるよう寄り添っていきたいと感じます。(O.Y)


今日はきくたんぽぽ7名です。雨の1日。じっくりゆったりと遊びました。ちょっぴり大きな机といすで、みんな揃っていただきます。大きなどんぶりに思わず「いっぱい!」とたくさんもらって、おなか一杯食べました。
◆遊びの中でも (にじグループ/きく・たんぽぽ)

移行期間2日目は、朝の集まりで子ども達にきく・たんぽぽ組の友達の名前を覚えているか聞いてみました。
きく・たんぽぽ組の子ども達に前に出てきてもらい、もも・ゆり組の児に一人ずつ名前を聞いてみると「○○ちゃん」「○○くん」と皆が大きな声で呼んでくれました。
名前を呼ばれた男児が、自分の名前と好きな遊びも改めて教えてくれました。
すると、「それオレも好きだよ」と、ゆり組の男児が答えてくれて、共通点があった事がお互いに嬉しそうでした。
室内遊びでは塗り絵やパズル、おままごとなどそれぞれが好きな遊びを見つけて遊び込む姿がみられました。
絵の具遊びを筆やブラシを使い、もも・ゆり組の児が行っていると、きく・たんぽぽ組の児も「私もやりたい」と何名か近づいてきてくれました。
筆を洗う水が汚れたら変えてくれ、ブラシや筆の使いかたをその都度子ども達が教えてくれるので、パレットの絵具が最後まで色が混ざらずに綺麗なままで女児が中心に何枚もお絵描きを楽しみました。
年長児がホールへ行き、新しい友達を迎えた環境により、もも・ゆり組の関わりが以前よりも増えたように感じました。
お手伝いやお世話を率先して行ってくれ、遊びの中でも子ども同士が助け合う姿が増えていることに成長を感じました。(B・K)


もも組の男児が作っていた積木のビー玉転がし。お兄さんたちが使い終わったあとにかしてもらうことができました。遊びの中でも沢山刺激を受けています。
◆雨だったら。(そらグループ/きく・たんぽぽ)

二日目の今日。
登園するとそれぞれのゾーンに向かう年中・年少児。
2歳児の子どもたちも昨日の出来事を思い出していたり、お兄さん・お姉さんに声をかけてもらったり目的を見つけます。
見当たらなくて友達の姿を観察しながら歩き回る子どもたちもおります。
絵描きを提供し、絵を得意とする子どもたちに協力してもらい遊びに取り組む様子もありました。
今日は雨、と理解する子どもたち。
「ダンスをしたい」
「歌をうたいたい」
とリクエストがあり、パプリカ・エビカニクス・あいにきてあかずきんちゃん・アナと雪の女王など、歌やダンスを行いました。
2歳児の子どもたちも恐る恐る見にきます。
「お椅子にすわってごらん」
お姉さんの声に安心。知ってる歌に反応するとそのまま前に出る2歳児。
「知ってるよ、歌いたい」と2歳児からもリクエスト。
緊張する姿も可愛らしく感じます。
安心できる環境を今後も意識していきたいと思います。
(a.y)


初めてのマットでの午睡も二日目になると寝心地が分かり、気持ちよさそうにしています。しかし…周りの雰囲気も気になりソワソワ。寝付くのももったいないような子どもたちです。
◆今までありがとう (ひまわり)

今日はホールでランチタイム。
今日も卒園式の練習です。
ただ卒園式に参加するというだけであれば練習は不必要ですが、自分達の成長した姿を見せる良い機会、みんなで一つのことに取り組む難しさと楽しさと達成感、型にはまらない事も大切ですが型にはまってみる大切さ、保育園児から小学生への気持ちの切り替えなど様々な理由があるからこそ練習の時間を設けているのかもしれません。
年長児ならではの集中力、年長児ならではの歌唱力、年長児ならではの発表力など期待がかかる分、本人達も自覚を持って取り組んでいる様に思えます。
式という場面においてどの様な振る舞いで参加する事が望ましいか体験する機会がある事はとてもありがたい事です。
短い時間とはなりますが、今この瞬間を大切に噛み締めていくのは子どもだけではありません。
練習後は園内を回り、職員や在園児に改めてお礼を伝えに行きました。
「まだ早いんじゃないの?」という声もありました。大人からも子どもからもありました。
いつでも言えると思っていた…いつでも言える言葉だと思っていた…。
別れはいつ訪れるか分からないからこそ、出来る時に笑顔で伝えられるこの瞬間を大事にしていきました。
本日、欠席児がいます。
三月三十一日まで登園する子どもばかりではありません。
今、この何でもない日だからこそ改めて、全ての保護者の皆様、全ての子ども達、全ての職員に感謝の気持ちを込めて言いたいと思います。
今まで本当にありがとうございました。
k★y

年長だけの秘密▽

同じ泥団子でも色や形、大きさ、硬さ、輝き方、それぞれの良さが違う。年長児みたいです。

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