◆3月9日(月)の子どもたち
2020年03月09日 月曜日
◆広くなった部屋で(つぼみ)

今日からふじ組の部屋でお支度です。
今日から新年度への移行準備が始まることで、ふじ組の子ども達が二階に移動し、一階はつぼみ組だけになりました。つぼみ組の部屋は閉めて、ふじ組の部屋に移動しました。12人で使うにはとても広く、そしてとても静かに感じられました。
子ども達にとっては、線路を長くつないでも、すぐに誰かに壊されることもなかったり、ブロックを好きなだけ使えたり、ままごとのお皿も並べ放大、机上の玩具やパズルの順番もすぐにまわってくるなど、いつもとはちがって、好きなことが好きなようにできるようで、ミッキー体操が終わると、また続きに戻り遊びこんでいました。
玉を棒に挿していく玩具で遊んでいた〇ちゃんに、貸して、というように隣に立ち、目で訴えていた◇ちゃん。〇ちゃんは気付いてチラチラとみながら続けています。今は〇ちゃんが使っているから、次に貸してもらえるように、次貸して、だね、と保育者が介し、代弁をしながら◇ちゃんが気持ちを伝えられるように関わってみました
。〇ちゃんは、落ち着いて、最後までやって、箱に戻してから貸してくれました。言われたから貸す、というのではなく自分も納得し、次の人のために気持ち良く貸すという行動には驚かされました。そして貸してくれるのをちゃんと待てた◇ちゃんにもです。次の子どもに貸す時に、箱に戻してから貸していたからです。自分がしてもらって気持ち良かった、うれしかった、ということを友だちにもしてあげようとという思いやりが育っているのかな、と嬉しく思いました。
3月の特別な環境で、思う存分好きなことをし、遊んで、満たされたなかで、4月から新しい新入園児を迎えた時、玩具を貸したり、一緒に遊んだりなどゆとりのある気持ちで関わっていけたらいいなと思います。
園庭にでると、ふじ組の子ども達がいました。砂場やトランポリンなどに自然に加わり一緒に過ごしている姿に、いつもの友達に安心感を感じ、つながりができているのだなと感じました。
F.S


◆お姉さん?お兄さん?(ふじ/きく)

今日から新生活がスタートしました。
朝、お父さんやお母さんと一緒に登園してくると、緊張気味の表情の子が多く見られましたが、「おいで、〇ちゃんもいるよ。一緒に遊ぼう」と声を掛けると、進んで遊びに行く姿があり、思った以上に子どもたちが不安に感じることなく期待の方が大きかったんだなと、少々心に安心が出来ました。
中には不安で別れ際泣いてしまった子もいましたが、下の保育室でも見られていた事の延長でもあり、知っている友達や保育者がいることが分かると、すぐに泣きやみ友達と楽しそうにしている様子が伺え、ホッと一安心。
きくの子は9時になると、きく保育室に移動になるのですが、「あっちのお部屋でおやつ食べよう」と声を掛けると、戸惑うことなく移動できていました。
おやつを食べ、ひと遊び。目新しい玩具に子どもたちもあっちへこっちへとプチ探検。
ミッキー体操後は、いつもと違って椅子に座っての集まりに誘ってみると、いつも通りにほとんどの子が集まって来たのには驚きました。遊んでいる子には、待っている子達が「おいで~」と呼びかけてくれたり、子どもたちが自分たちでどうにかしようと考えてくれたのだなと成長を感じました。
朝の集まりでは、今日から新しいお部屋になった事、ロッカーが違うという事、園庭に行くときは階段があるから気を付けて行く事、など「約束」を含めたことを伝えてみました。集まりもしっかりと話を聞いていたので、階段も上手に「よいしょ、よいしょ」「ぞうさんのスピード」と保育士の真似をしながら慎重に降りることが出来ました。子どもたちにも余裕があったのか、降りると「がんばれー」とまだおり終わっていない子を応援する姿も見られました。
今日から「お兄さん、お姉さん」という自覚はあまりないと思いますが、走って転んでしまった友達に「大丈夫?」と助けてあげていたり、太鼓橋も上から「がんばれー」と応援したり、友だちの事を思い合っている子どもたちの姿が見られ嬉しく感じました。
園庭から帰る時「先生がかえるよ~って言ったら帰ってこようね」と朝の集まりで話していましたが、しっかり帰っていた子ども達にも驚かされ、ドキドキだったのは子どもたちより大人の方が大きかったのだなと感じさせられました。
給食も子どもたちが楽しそうにわいわい食べていて、少し緊張はしていたものの気兼ねない一日を過ごせたのかなと思いました。
まだ始まったばかりの生活ですが、子どもたちが大人よりも順応する速さが速いので、生活をしっかりと保証しながら、子どもたちがのびのび楽しく過ごせるようにしていきたいなど思います。
(K.E)

◆新しい環境スタート(ふじ/たんぽぽ)

今日から新しい保育室での生活がはじまりました。
保育室に入るのを嫌がる子がいるかなと思っていましたが目新しい物が沢山でそちらに興味がいき心配や不安と言うより好奇心の方が先にきているようです。
保護者の方々も新しい環境になり不安な気持ちがあると思いますが、子どもたちを信じ保育者と共に成長を楽しみにしていただけたら幸いです。
朝のおやつを食べた後しばらく新しい保育室での遊びに夢中になる子どもたち。
ミッキー体操の音を消し遊びが途切れないように環境作りをしました。
ままごとコーナーでは今までなかった冷蔵庫に殺到し開けたり閉めたり楽しんでいます。タイミングを間違えるとゴーンとなりかねない場所ですが子どもたちは器用によけて中にある食材をだして買い物かごの中に入れお出かけへ。
〇ちゃんはピザをかごに入れどこに行くにも持ち歩き、何かするたびに近くに置いていました。かごの中身が気になる友達に少しでも触られたり近づかれると「きゃー」と声を上げながら阻止し、自分の物だと主張します。どうしても使いたいが他の物も気になる。複雑な心情が垣間見えました。
新しい玩具でミニカーが仲間入りしました。男の子たちは嬉しくてかごに入れて持ち歩いたりしていました。◇君は机の上に一列に並べ見比べたり持って動かしたりして遊び何時間でも見ていられるという位、熱中していました。
お着替えコーナーにあったレースの布を見つけた▽ちゃん。ふじ組保育室の時からハンカチをマントにしエルサになりきって踊っていましたが水色のレース布はまさにエルサそのもの。早速マントをつけ『ありのままの』の曲をかけるとはじめは恥ずかしがっていましたが、途中からノリノリになり、自分なりのエルサになり、最後決めのポーズも完璧に決まっていました。
その姿を見ていた他の子どもたちもポンポンを手に持ち一緒になってダンス。ポンポンを持つこと自体に特別感があり嬉しいことだったようで「僕も」「私も」とエルサの輪が広がっていきました。
夢中になって遊ぶ子どもたちの姿に遊びを中断させるのを躊躇しなかなか朝の集まりをすることができない保育士たちでした。
園庭に出るときく組にいるふじ組の子たちとの再会があり、一緒に遊ぼうと園庭を駆け回り、それぞれ楽しんでいます。子どもたち同士また新しい関係性が出来始め遊びの幅も広がり刺激しあい大きくなっていくのだろうなと感じました。これからの成長がより一層楽しみです。
※PDFもご覧ください。
(K☆H)


◆新生活スタート (うみグループ/きく・たんぽぽ)

今日からいよいよ新うみグループのスタートです。
登園後、年長児がいない保育室に少しソワソワしている年中児。ニヤニヤ・・嬉しそうに好きな遊びに向かう年少児。いろんな思いが見えました。
年中児の○くんは遊ばずにカーテンを握っていました。
どうしたのか話を聞くと、「ドキドキで緊張するから何もしたくない・・」とのこと。
そんな気持ちを聞いて驚きました。年長児になるという意識の表れからくるものだとも思います。
いつも通りでいいんだよと言うとふっと肩の力が抜け、遊びながらも周りに目を向ける視線に頼もしさを感じます。
きく・たんぽぽの児は、新しい保育室・新しい玩具で早く遊びたい気持ちが強く見られ、お父さんお母さんに手を振ると、一目散に遊びに向かいました。特にロフトのおままごとゾーンが大人気で混雑しています。
年中児のお兄さん、お姉さんが優しく片付けも教えてくれたことで、一緒にできることがとても嬉しそうでした。
朝の集まりでは、挨拶、当番決め、日付の確認をしたあと、きく・たんぽぽの児に名前の紹介をしてもらいました。
恥ずかしそうにしながらも名前を言うと、お兄さん・お姉さんがあたたかい拍手をしてくれました。
年少・年中児はそのあと、自由画なども行いました。
園庭に出ると年長児との再会を喜ぶ子どもたち。たった2日・・いつもと同じ月曜日・・のはずですが、いつも一緒にいたみんながいない・・・そんな寂しさも緊張の裏でみんな感じていたようです。
いろんなことを感じながら過ごした初日。変化にバタバタしてしまうのは子どもだけではなく大人も。そんな今だからこそ、ひとりひとりの思いにしっかり寄り添っていきたいと思います。
S.S


◆進級できた喜び(にじグループ/きく・たんぽぽ)

何をして遊ぶ?
今日から新しい体制がスタートし、クラスが一つ大きくなったという自信が、一人ひとりの表情に表れて頼もしいと感じました。
朝の集まりで、ゆり、もも、きく・たんぽぽ組の順で前に出て、名前を言って自己紹介をしてもらいました。
自分の番になると、緊張しながらも堂々と挨拶していました。皆の自己紹介を、静かに聞いてくれる子ども達。
登園してくるきく。たんぽぽ組の児は、最初は戸惑っていながらも、気に入った玩具を、見つけ周りに溶け込み、遊び込んでいました。
順応性の速さに驚かされます。困っている2歳児がいると、「どうしたの?お絵描きする?」と優しく声を掛けてあげたり、寂しくならないように手を繋いであげ側で寄り添ってあげたり、一緒に絵本を見たりと、初日にも関わらず、実に様々の異年齢の児が関わっている姿が多く見られ、良いスタートを切れました。
園庭では、年上の児が転んでいる、年下の児の側に走って駆け寄り、「大丈夫?」と優しく起こしてあげていました。園庭には、喜びが詰った声が響き渡って遊ぶ児が沢山いました。
年中児の〇君は、ふと「年長か…」とボソッと呟いて、年長になる自覚をかみ締めている姿も。
進級できた喜びと、緊張とが入り交じり、新にじグループのこれからが楽しみです。S・A

転んだ2才児を、優しく抱き起こしてあげています

朝、大丈夫かな~と、どきどきしながら保育室に入っていくと、保育士が来た事にも気づかないくらい集中して遊ぶ姿がありました。朝の集まりでは、一人ずつ名前を言いました!
◆初日 (そらグループ/きく・たんぽぽ)

今日はきく・たんぽぽ組さんがそらグループに来て初日です。
お部屋のレイアウトも変わり、新たなそらグループという感じがして、きく、たんぽぽ組だけでなく、もも、ゆり組の子ども達もドキドキワクワクしているようでした。
「先生、新聞紙ってどこだっけ?」「折り紙は?」と場所の把握が上手く出来ない所もありましたが、かくれんぼの鬼をしている感覚で「ここにあったー」と見つけると笑顔になっていました。朝の会では、椅子に座っての参加です。「ここ空いてるよ」ともも組の◎ちゃんがきく、たんぽぽ組の児に声をかけると他のもも組達も「ここもいいんだよ」と親切の連鎖がおきました。
朝の会が始まると、もも、ゆり組はきく、たんぽぽ組に見本を見せようといつになく背筋がピンと伸び、手はお膝で素敵な姿勢を見せてくれていました。それを見よう見まねできく、たんぽぽ組も同じような姿勢で参加してくれました。朝のご挨拶も上手です。
朝の会が終わり、お部屋で遊ぶ時には、どんなおもちゃがあるかやどうやって使うか分からない児に「一緒に遊ぼう」と一緒に遊ぶゆり組の☆くん。一緒に遊ぶきく組の●くんも笑顔です。頼り頼られ関係が素敵な関係になっています。
時にはおもちゃの取り合いでの場面で泣いてしまう児がいると「先生、2歳の子が泣いてるよ」とすぐに心配して教えてくれたり、一緒になって困った表情をしたりとその子の感情に共鳴していました。
園庭では、ホールに降りて生活をしている年長児に会うと「★ちゃんだー」「元気?」と声をかける姿があり、部屋が離れても絆は深いようです。
今日から新しい生活がスタートしたばかり。ですが、もも、ゆりぐみの成長している姿が多く見られ、驚きと共に嬉しさで気持ちがほっこりしました。
安心できる関係や環境をこれからゆっくりと作っていきたいと思います。
(K.H)

朝の会、ちょっぴり緊張しながらも保育士の話をよく聞いていました。部屋では自分たちで遊びを見つけて遊んだり、園庭ではきく・たんぽぽ組が合流し、再開を喜び合う姿もありました。
◆卒園式練習。初日。(ひまわり)

今日からホール生活の年長児。
楽しみにしていた子どもたちでもありましたが、慣れない場所ということもあり周りを見渡しながら落ち着いた様子。
いつもの友達、いつもの保育者がいると安心して話始めるといった子どもたちです。
朝の集まりではホールの約束を伝えました。
行事などで使うホールのため理解はしていますが、再度確認をみんなで行います。
今週末に迫る卒園式。
卒園式の話になるとスイッチが切り替わるかのように表情も変える子どもたち。
「間に合うかな」と覚えること、やらなくてはいけないことなどたくさんある不安からそんな言葉もこぼれました。
不安はあって当たり前。
しかし、今日に至るまで様々なことをこなしてきたことも事実です。
子どもたちの不安も少しずつ練習を通して解消していければと思います。
練習は一通りの流れを行いました。
卒業証書授与では名前を呼ばれ返事をします。
お別れの言葉では歌の練習もあり、自分たちの決められた言葉をいいます。
歌の最中、涙を流す姿も見られました。
1時間ほど練習を行いましたが、最後までスイッチがオンのままであったように感じます。
その後園庭では年少・年中児と交流も楽しみました。
園庭で転び涙を流す年中児に「大丈夫?」と優しく声をかける年長児。
ティッシュやハンカチを持つ子どもたちが涙を拭くシーン、子ども同士助け合い、思いやる気持ちがとても嬉しく思う反面、寂しさも感じました。
給食は園庭で食べました。
「ホール生活とっても楽しいよ」とまた嬉しく悲しい言葉を頂きました。
(a.y)


Posted in 園のこだわり