正義のミカタ
2020年02月20日 木曜日
今日は、年長さんが小学校見学に行っていました。その分、広くなった部屋では3歳児、4歳児が楽しそうに遊んでいました。YくんとHちゃんが、ブロックで作ったピストルを持ってごっこ遊びをしていました。Yくんのピストルは銃口が2つあるしっかりとしたものでした。Yくんに「「すごいね、このピストル。2つの銃口があるね!」と話しかけるとYくんは自慢げにピストルを見せてくれました。少し離れた標的に向かって“バーン、バーン”とかっこよく発砲していました。
少しするとYくんの元気な声が聞こえてきません。どうしたのかとYくんを見ると涙を目にためていました。どうしたのかよく見るとBくんにピストルの先端を取られてしまったのでした。BくんはYくんが困っていることに気がつきません。それを見ていたのが、正義のミカタHちゃんです。Bくんに『Bくん、それYくんのだよ、Yくんの!』と追いかけながら言い聞かせていました。
遊びながらも友だちの心や思いを分かるHちゃんは、泣いているYくんの心を感じYくんに代わって、そのおもいをBくんに伝えていました。困っているYくんを躊躇せず、助けてあげられるHちゃんが輝いていました。
園長 田中基之
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