◆2月27日(木)の子どもたち
2020年02月27日 木曜日
◆バス車庫へ(つぼみ・ふじ/ふわふわ)

バス車庫方面へ散歩に出掛けました。
散歩カーの中では、ぽかぽか陽気で自然と笑顔がこぼれる子ども達。通りかかる車に手を振って楽しんでいました。
座るタイプの散歩カーに乗っていたつぼみ組の子ども達はみんな大好き『ドングリコロちゃん』の歌を唄いルンルン気分。最後の「ポン」のところでジャンプするのですがいつものように勢い良くジャンプしようとすると散歩カーのベルトをしていて上手いことジャンプできず。ベルトの機能性は確認できましたが子ども達のジャンプは不発になり、なんだ?と不思議な表情を浮かべていました。
車庫ではちょうど洗車をしているところに遭遇し拍手して喜びを表現したり、真剣に見学する子と様々な反応をしていました。
つぼみ組の◇ちゃんはバスが動くたびにバイバイと手を振っていました。洗車の場面をじっくりと身を乗り出し夢中に見ていたのは子ども達だけではなく大人たちも。子ども達と「すごいね」「ぬれてるね」と共感し合いながら散歩を楽しみました。
ふわふわの〇ちゃんは保育者と手を繋いで歩きバスもおしゃべりを沢山しながら楽しんでいました。以前ドングリ拾いをした車庫の裏のほうへ行くとドングリがいくつか落ちていて保育士が拾うと「〇ちゃんの~」と一番に手を差だし大事そうにポケットへ入れていました。園に戻ってからもポケットの中にドングリがあるかどうか確認していました。
ドングリも子ども達にとっては一瞬で宝物に変身します。
(K☆H)


◆花びらひらひら~ 石取り放題 (ふじ/わくわく・きらきら)

お花きれいだね 「ママにあげよう」
今日は、わくわく、きらきらグループは、本五ふれあい公園へ行きました。お散歩へ行くよーと言うと、自分からどんどん支度をし始める子どもたち。よくわかっていて、散歩カーがベランダ外に見えると、ますますその気持ちは高ぶるようです。移動中も、楽しいねーと言いながら、散歩カーに乗っていました。
公園に着くと、いつもは真ん中の岩の所中心に遊び始めるのですが、今日は端の方へ向かう子たちが多く見られ。確かに春の訪れがたくさんあり、ももなどの花がきれいに咲いていました。何人かはお花を目がけ、落ちている花びらを拾ったりしていました。風が吹き、持っていた花びらが飛んでしまうと、それがおもしろかったのか、〇ちゃんは、落ちている葉などを拾っては、今度は自分で、ひらーと葉を横へ飛ばしていました。何度も繰り返し葉を拾って飛ばして楽しんでいました。石もたくさん落ちていて、おっきいの、小さいの、などと見せてくれては、こちらも、何人かの子たちが、何度も石を拾っては、今度はポケットに石を入れて楽しんでいました。石取り放題かのように、ポケットがパンパンになる位、辺りを歩き回って探し、気になった石をポケットに次々入れて楽しんでいました。桃色、赤色、黄色などの小さい花があちらこちらきれいに咲いていて、これからの散歩も楽しみです。
帰りはバスを見ながら、大通りを回って帰りました。園に戻り、ジャンバーを脱ぐと、ゴロゴロと音が。ポケットの石がいくつも落ちてきた音でした。(T.Y)

石、あるよー

葉っぱ、ほじってる
◆自分で着られたよ!(きく)

頑張っています!なんか、やりづらいと思ったら・・・、逆さまでした。
お雛様がとても気に入っている○くん。自分で作ったお雛様も嬉しくて、「これ、〇くんのだよ。」と毎日お母さんに見せたり、早く持って帰りたくて仕方がないようです。昨日、保育士が後ろに名前を書いたのもチェックしていて、「△先生がお名前書いたから、持って帰るの。」と今日も朝から言っていました。おうちに持って帰る時が楽しみです。
朝の自由遊びが始まると、それぞれ自分のお気に入りの服や布を身に着ける子が多くいます。※くんは紺のブレザー、☆くんは赤いジャケット。自分で着た☆くんを見ると、ジャケットが上下さかさまです。でも、がんばりました。上下を直したあと、☆くんは、ボタンをかけることにも頑張ってチャレンジしています。それを見た※くんも、始めはまあいいやと思っていたボタンかけにチャレンジしていました。
その後も☆くんはしばらくボタンかけに集中。20分ほどかけ、「できた!」と誇らしげな表情です。頑張りすぎて、4つあるボタンのうち2つは糸が切れてしまい、ボタンが停まっているのは、一番上と一番したの2つだけでしたが・・・。棚の上に置かれた2つのボタンは、☆くんのチャレンジの証です。
外に行く前には、お片付けも頑張りました。片付けを始める子の気持ちに共感するよう保育士がアプローチをかけると、周りの子もどんどんお片付けをし始め、いつのまにかお部屋がピカピカに。素敵なおにいさんおねえさんたちに「うみ、そら、にじ、何グループになりたいですか?」と聞いてみると、それぞれ印象に残ったグループの名前を答えていました。幼児グループへのお引越しまであと一週間と少し。子どもたちの気持ちの準備は着々と整っています。
(T.M)

段ボールにお絵描きしたり、シールを貼ったり、はさみで切りこみを入れたりしています。

かくれんぼ好きの□くん。「かくれんぼしたい。」と言っていたら、年中のお兄さんが一緒にしてくれました。「みーつけた!」
◆涙(たんぽぽ)

待ちに待った誕生日
今日は〇ちゃんの誕生日。
誕生会の日から楽しみにしていた自分の誕生日です。
朝の集まりで誕生会をするのが分かっている〇ちゃんは、ささっと片付けて椅子に座り
ドキドキしながら始まるのを待っていました。
みんなが集まり朝のご挨拶をして、いよいよ待ちに待った自分の番です。
みんなもわかっていたので、せーので名前を呼びました。
「〇ちゃーん」
すると〇ちゃんは顔を抑えながら前に出てきました。
恥ずかしいのかな?と思いましたが、〇ちゃんの口からは、
「涙がでちゃう」
と言って前に出てきたのです。
楽しみにしていた誕生日。嬉しくて、嬉しすぎて涙が出てきたようです。
可愛らしい〇ちゃんの姿を見ながらほっこりした時間が流れます。
悲しい時に涙はでるけど、嬉しいときにも涙はでるんだね。
そんなことをみんなで感じながら〇ちゃんの誕生会がはじまりました。
楽しみにしていた3歳のバッチをつけてろうそくが3本付いたケーキでお祝いしました。
ろうそくの火も「ふーっ」と消しました。〇ちゃんに質問をしたりお祝いの歌を歌いました。
楽しみにしていた誕生会もおわり〇ちゃんも最高の笑顔です。
もうすぐみんな3歳になりももぐみになります。
「△ちゃんは次は4歳になるんだよ」
「ももぐみになったらキィーちゃんの靴はくんだよー」
といまから楽しみなのが伝わってきます。
日々楽しみが増えていく子どもたちです。
t*s

「きゃー」 「とばされちゃーう」と帽子を押さえながら、強い風に負けないくらい走っていました。

「にっぽんいち高い富士山をつくろーう」と言って砂場で富士山作りです。
◆雨のち曇りでまた晴れる (うみグループ)

顔を描いたよ。4歳児クラス。
今日も室内と園庭で遊びました。
最近の遊びの広がりはLaQを使ってお寿司屋さんごっこです。
今日はそのお店の看板作成になりました。
段ボールを切って文字を書き、お寿司の絵を描きます。
どんな看板が良いか聞いてみましたが、何でも良いとの返答でした。
この時に保育者である自分の中で確信を持てた事がありました。
それは子ども達の表現と見立てについてです。
どうしても保育者である自分は、まず看板というものをイメージしてどんな雰囲気が良いか、どんな素材でどんな技法で行う事が子どもの活動に広がりや幅を持たせられるか考えました。
しかし、当の本人はそれにはこだわっておらず早く看板の様なものが欲しいという願いでした。
どうしてもクオリティや手の込んだ作品に目が行きがちですが、当の本人が本当に楽しみたい部分がそこなのか改めて考えさせられました。
それこそが発達段階や、遊びの探求であり、段階が来れば、探求が深まればクオリティや難易度の高いものを自然と「子どもが」求めるのではないかと感じました。
看板作りという活動で様々な学びのポイントは作れますが、本当にその子がやりたい事は何かを冷静に判断し提供出来る保育者でありたいと感じます。
今後のお寿司屋さんごっこがどう展開されるか非常に楽しみです。
園庭では宝探しゲームを昨日に引き続き行い、大豆の植え替えも行いました。
宝探しゲーム用の宝の石作りに取り組んだり、土いじりや水やりを行う子ども達がいました。
大豆の色が変わった事や、芽が出ているものや出そうなものを自らインスピレーションで選んでもらうと「これにしよう。芽が出てるやつ」「これにする。後で芽が出てくれるかな?」と確実な信頼と淡い期待のどちらかを選択した子ども達です。
太陽の場所はどこかなと斜めにしたり愛着の湧いた大豆でした。
また、一人で遊びたい子どもと、その子と一緒に遊びたい二人の子どもの三人がいました。
お互いの思いはすでにずれています。
収拾がつかず保育者に助けを求めてきました。
保育者が介入した話を聞くとやっと互いの声が届きました。互いの声を聞けて納得のいく発達段階の子ども達でした。
保育者が介入しなければ届かない声もありますし、介入する事で届かない声となる事もあります。
「ごめんね。」
「いいよ。こっちこそごめんね?」
「いいよ。」
その後、別々で遊びだした3人…とはならず、3人一緒に遊びだしました。
「●ちゃんがもう一回ちゃんと誘ったの。」
先程までは表情に雲がかかっていた3人でしたが、今はとても晴れやかです。
目の前にいる子ども達にしっかり向き合い、背中を見せている子ども達をしっかり信頼出来る様な保育者でありたいと感じます。
k★y

二人で貼ったの。

私たち二人で3人組。
◆深海魚とウミガメ(にじグループ)

今日も昨日に引き続き、深海魚づくりとウミガメづくりをしました。
集まりの中で深海魚の本を見ると魚に詳しい年長男児たちが「この魚はこんなこともできるよ」「こんなおもしろいところがあるんだよ」と魚の解説をしてくれます。深海魚は図鑑に載っていないようなおもしろい形や色の魚が多いため、みんな年長児の話に耳を傾けていました。
昨日はラブカ、リュウグウノツカイ、クロアンコウ、フタツザオチョウチンアンコウ、ミルズクロクラゲの5匹。今日はサメハダホウズキイカ、ランパディオトゥチス、ツノザメ、ウバザメ、メンダコを作りました。自分で描きたい魚を選び、魚ごとにチームに分かれ、絵具の準備から塗り方まで年長児中心に話し合って決めていきました。5.6人のチームですが、それぞれ色を分担して譲り合いながら描いている姿が印象的でした。
TODOリストのチェックがだんだんと増え、子ども達の気持ちも高まってきています。子ども達の新しい発想を取り入れながらさらに進化させていけたらいいなと思います。K.Y


◆目一杯、まったり(そらグループ)

塩キャンドル
今日は朝から塩キャンドルを作るのを楽しみに、お家から瓶を持ってきてくれた●くん。いくつかあるので、やりたい児達も●くんに感謝しつつ、塩に絵具を混ぜて、塩を重ねていき、綺麗なキャンドルの土台が出来ました。子ども達の感性で色は少しずつ違い、青もグラデーションになっていたりと毎回キャンドルが変化していて何回やっても飽きません。年長の☆くんは大人が瓶に入っている塩を綺麗に慣らしているのをみて、実際に自分でも行います。瓶を上からだけでなく横からも確認し、綺麗に重なっているかもみます。また綺麗なキャンドルの土台が出来ました。
園庭ではもも組の◆くんが今まで出来なかった、ロッククライミングが出来る様になったと聞いたので披露して貰うと少し苦戦してしまうところもありましたが、一人で登りきれました。仲良しの○くんに伝えると、微笑み、「じゃあ、オレあっちから登る」とツリーデッキで待ち合わせする事になりました。二人で吊り橋を渡るときには○くんが◆くんの様子を見ながら「足が曲がってるよ。真っ直ぐだよ。」とアドバイスし、出来ることが嬉しくて終始笑顔の◆くんでした。
年長児中心に氷鬼が始まり、気がつくとウッドデッキの上には年長児の姿がありました。天気も良いので、まったりと寝転がって休憩です。もう少し暖かければウトウトしてしまいそうです。帽子を顔に乗せて眩しくないようにしたりと寝転ぶにしても子ども達の工夫が感じられました。次第に「何してるのー?」とやってきた児達も自然と寝転び、ゆったりとした時間が過ぎていきました。
目一杯遊ぶ時間、まったりする時間と子ども達の気持ちに寄り添った環境をこれからも提供していきたいと思いました。
(K.H)

出来たよー

疲れた

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