◆2月26日(水)の子どもたち
2020年02月26日 水曜日
◆クシュクシュ、ぺったん ( つぼみ)

もうすぐひな祭りです。つぼみ組も、一人ひとり自分のおひなさまを作ってみることにしました。ホールに飾られている壇飾りをみている子ども達ですが、おひなさまの意味はまだ解っていないようです。何をつくるのかをイメージできるように、お内裏さまとおひなさまが並んで座っている絵を見せ、保育園のと同じだね、と、きっかけができるようにしました。
どの色が好き?と声をかけて、花紙の色を選んでもらおうとしましたが、好きな色だからこれにするというのではないようで、他児が手にした色がよく見えて、同じ色に交換したり、一番近くにあった色を第一印象で気に入ったりと、掛けられた言葉を理解しながら、さらに自分の思いを表現しようとしているようでした。
次に自分で選んだ色の花紙を、丸めてパックに詰めます。丸めることを説明するために、クシュクシュとか、お花みたいになるね、など、オノマトペを駆使して伝えようとするのですが、なかなか伝わりません。せっかく選んだ色の特別の花紙を丸めてしまうのはいいのかな、と思ったり、嫌だと思ったのかもしれません。
子どもの抱いた思いに寄り添いながらも、ちがうことを提案していく言葉選びの難しさを感じました。なかなか納得のいかない様子だった子どももいましたが、他児のクシュっと丸めたものをみて、やってみようという気もちになったようでした。
自分で選んだ色の着物と、シールを自分でペッタンと貼ったお顔の、自分のおひなさま。出来上がりが楽しみです。
小雨もあがったので、園庭にでて遊びました。靴をはくと、やっぱりまずはすべり台に集中しています。保育者に「ばあ~!」といないいないばあをしてみせてくれたり、友だち同士で「ばあ~!」をしながらけらけら笑い、とても楽しそうです。周りの友だちの存在がとても大きくなっていることを感じました
F・S


◆良い反応(ふじ)

最近の朝の集まりの姿を見て、もっと子ども達が興味があるものを見せたいと思い、個人で持っていた絵本を用意しました。集まりの前に「今日は新しい絵本持ってきたから後で見ようね~」と声をかけると、その存在に気付きミッキー体操後あっという間に集まってきました。
集まりは強制ではないのですが、他の子の動きや保育士の声掛けで何となくおひさま広場に集まってくる子ども達。「何が始まるんだろう」とわくわくしている子や、ちょっと覗いてみようかなと来る子など様々です。
子ども達に見えるように4冊置いてみると「あれがいい~」「それじゃない、あっち~」と見たいものを必死にアピールしています。表紙だけ見て「だいこ~ん」と言っているのには少し笑ってしまいましたが、想像力が豊かなんだなと感じました。
結局は子ども達に分かりやすい「ばけばけばけばけばけたくん」という絵本を読むことにしました。初めてみる絵本に子ども達も釘づけです。
内容はおばけのばけたくんが食べ物や飲み物を口にするとその物が体に表れてくるという内容なんですが、いろんなものに変身するばけたくんに「わあ~」と反応する姿が新鮮で面白かったです。だんだんと変化していくのをみて反応が大きくなって来たり、食べのもを答えてみたり、良い反応をもらえて子ども達も楽しそうで良かったです。
園庭から帰ってくると絵本のなかのセリフの「いいものいいものみいつけた」と言っている〇ちゃんや、食事の時「ばけたくんもこれ食べてたね~」と言う会話が聞こえて、子ども達の記憶力にも驚かされました。
(K.E)

いらっしゃいませ〜!

読んでとリクエストがあり、読んだらいい話で涙がでてしまい、子どもたちが泣かないでと頭をなでてくれました。
◆大きくなったね(きく)

みんなの手や足を並べてみました。「ぼくのどれだっけ?」と探していました
今日は朝から冷たい雨が降っています。
子どもたちも「今日はお外、いけないね」と園庭を見ながらつぶやいていました。
でも子どもたちは今日も元気です。
ドーナツかるたやおままごと、ブロックなどでグループを作って元気に遊んでいました。
大人が入らなくてもどんどん遊びが進んでいくようになりました。子どもたち同士の関わりの深まりを日に日に感じます。深まったからこそのトラブルももちろんあります。
「待ってて」「順番だよ」「あとでね」など子どもたちも知っている言葉をその時その時考えながら伝え合っている姿がありました。それでもケンカになる時には、「どうしたらいいんだろう」と一緒に考えてみます。
気持ちを伝え合う。大人でも難しいことですが、きく組の子ども達は、毎日チャレンジ中です。
今日は久しぶりに手形・足型をとりました。
以前とは違ってとてもスムーズです。4色の中から色を選び、スタンプのインクを手に付けて、そっとしっかり型をとります。声を掛けるだけで大人の手を借りずに注意しながら行っていく子も増えました。そんな子どもたちの姿に成長を感じます。
みんなの手形・足型を並べてみると、大きくなったことが見てわかります。
「おおきくなったねー」と子どもたちに話しかけると、嬉しそうに笑っていました。
自分たちで、出来る事も増えて、なんだか頼もしく思えることもたくさん増えました。
進級に向けて、きく組の子どもたちは着々と準備を整えているような、そんな日々を送っています。
I・Y

ドーナツかるたの後、お話かるたも盛り上がりました

お兄さんがスプーンの持ち方を優しく教えてくれました
◆ピンク大好き (たんぽぽ)

やりたいと次々に集まってきました
ピンク色が大好きなたんぽぽ組の子どもたち。
7色用意してある折り紙も、ピンクがどんどんなくなっていきます。ピアノ、ハート・・・作れるものが増えてきました。「ママにみせるんだぁ」と嬉しそうに折っています。
子どもたちが大好きなピンクの絵の具を使って今日は染め紙をしてみることにしました。
障子紙に2種類のピンク色を筆で塗っていきます。この染め紙で何ができるか・・・お手伝いに来てくれる大好きな年長児の卒園のお祝いとしての桜の花です。
「やってみたい児はおいでね」とだけ伝えます。
遊びに行く児・座って準備を待つ児・遊びながら待つ児、自分たちで決めました。
汚れないようにお揃いのスモックを着て、筆を使いピンク色に染めていきます。薄いピンク・濃いピンクが混ざり合いながら素敵に仕上がっていきました。
筆の使い方が上手になってきました。
ダイナミックに塗ったり、慎重に塗ったりそれぞれの性格が出た塗り方でした。
乾いたらかわいい桜の花に仕上げていきたいと思っています。(M.C)

2色のピンクが混ざり合っていきます

今日はうみグループのお姉さんが2人。「〇〇おねえさんだぁ」とすっかり名前も覚えました
◆
◆水族館づくり(にじグループ)

何色にしようかな
水族館づくり2日目となった今日は「深海魚づくり」です。朝、どのような深海魚にしたいかを意見を聞いていくと、色々と出てきます。「午睡で使う青のベッドを海にする」「青のビニールを敷いて海にする」「魚を紙に描いて貼る」他にも沢山の良いアイデアを発表してくれました。そこで、魚づくり、昨日拾ってきた石の色塗り、クラゲのゼリーづくりのチームに分かれて取り掛かる事にしました。
深海魚づくりは、魚を描くのが得意な○くんに描いてもらい、そこにどんな模様があるかを皆で話し、決めてから本物に近い魚を描いていこうと、
図鑑をじっと見つめて真剣な姿は、年中、年長児でした。
それぞれ、自分の役割が終わり、片付けが始まり、給食の準備に時間が迫っている事に気づいた児は、テーブルを拭いたり、午睡ベッドを敷いたり、保育者の手伝ってあげようとする児が、多く目立ちました。保育者が忙しく動き回る姿から、自然と助けようと自発的に考えられる児が多くなったと感じます。嬉しいことです。S✴A
◆火は赤色だけではない(そらグループ)

昨日の続きのキャンドル作りを行いました。
続きの遊びということもあり、準備や塩・色水の加減などスムーズに行う子どもたちです。
塩と色水を混ぜる楽しさは様々。
ざらざら感、じゃりじゃりという音、思い通りの色になる喜び、思い通りにならず試行錯誤する表情、友達と一緒にいること、真似できること。
カーネーションの花びら実験5日目。
日に日に色の濃さを花びらの外側からつけていく不思議な反応に保護者の方からも驚きの声が上がります。
子どもたちは目で見て変化していくことに喜びも見せますが、他の変化にも気づきました。
「少し元気がない花がある」
周りの花と比較すると確かに萎れているようにも感じます。
茎の部分も萎れているため茎を切り、水も新しくしました。
しばらくして見にいくと、
「あっ元気になったかも」
と先ほどの様子とは違った表情を見せておりました。
(a.y)

年長児の真似で午睡時、絵本の読み聞かせをしてくれました。
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