◆2月25日(火)の子どもたち
2020年02月25日 火曜日
◆あそびかた(つぼみ)
3連休を明け、元気に登園してきたつぼみ組です。
週明けだということもあり、お部屋に入る前になかなか離れられない子もいますが少し経つと落ち着き、好きな遊びへと移っています。
最近は「やりたい時期」。
・靴下を自分で履きたい。
・靴を自分で履きたい。
・ご飯のときに手を出して欲しくない など
「自分で」の気持ちが大きくなってきていて、これからもどんどん大きくなっていきます。
出来たときの達成感、それまでの過程、出来なかった時のイライラ、色々な感情を持つことで成長していくのだと思います。それなので、時間を考えると手を出したくなる気持ちもありますが、そこを堪えて待つことが大切だと思います。
外は少し曇り気味ですが、冷たい寒さもなく遊びやすい気候でした。
園庭に出るなり、すべり台と砂場に分かれる子ども達。
すべり台では、いないいないばぁ合戦が始まり、滑り終わるとくっついて電車になって遊んでいました。大人が入らなくても自然と集まり、同じ空間で同じ遊び(平行遊び)を楽しんでいます。「おともだち」の存在が日に日に濃くなっていることを感じます。
一人遊びを黙々と楽しむ子もいます。自分の好きな遊びを自分の世界の中で好きなだけ遊びます。〇ちゃんは、砂場でカップに砂を入れスコップの後ろでギュっと固めてひっくり返す・・これを数十分ひたすらに繰り返しています。ただの砂遊びかもしれませんが、遊び方も変化しています。手で砂を掴む→それをカップに入れる→シャベルを使う→砂を固める→ひっくり返して型を作る・・・色々な動作が出来るようになりどんどんと複雑な遊び方になってきます。これからは、石や葉っぱなどの砂とは違う素材を組み合わせて作るようになったり、ケーキ・アイスなど違うものに見立てたり、お店屋さんでそれを売ってみたり、変化する遊びを楽しみにしていきたいと思います。
(I・K)

お気に入りのすべりだい
◆あいすくりーむ屋さん(ふじ)

あいすくりーむやさん
今日は朝のうちは天気が良かったので園庭に出て遊びました。早速、丸太小屋の中ではお店屋さんごっこが始まっていました。日差しが暖かったためか何屋さんか聞いてみると「アイスクリーム屋さん」と答えが返ってきます。たくさんのアイスをバケツや新幹線型のカップの中に上手にシャベルを使ってすくい入れて持って来てくれました。アイスとスプーン(シャベル)をそえて渡してくれました。ごちそうさまでした。
〇ちゃんと△ちゃんは株立ちで生えているやまぼうしの木の中に挟まってしまったボールを出そうと頑張っていました。保育者が手伝い木々の間隔が広がってボールが出しやすいことに見ていて気付いた〇ちゃんは自分でボールを出して隣の同じ株立ちの木にボールを入れるとそのボールの上に立って遊んでいました。
すぐに新しい遊びになっているのを見て子どもの発想力の豊かさや子どもの楽しい姿を見てこちらもわくわくしてくる思いをさせてもらえました。(y.n)

木の間にボールを挟んで様々な遊びにして楽しんでいました。
◆フラミンゴからの、かくれんぼ&鬼ごっこ (きく)

「おっとっと~。」とよろけながら、しっかりバランスをとっている、フラミンゴたち。
連休明けの今日も、ドーナツゲームの話題から入る○ちゃん。珍しく誰もやっていないので、逆にやっていいのかわからない様子。「なんで誰もドーナツゲームやってないのかなあ?」と控えめに聞いてきました。「なんでだろうねえ。」と言いながら、どうするかなと見ていたら、「一緒にやろう。」と△くんを誘って、いつものように輪が広がっていき、6人ほどでじっくり時間をかけて楽しんでいました。
お片付けをして、お部屋が広くなったので、片足けんけんをして遊びました。まずは、フラミンゴのように片足で10秒ずつ立ってみました。両手を広げて、バランスを取ることも上手になってきて、身体の成長を感じます。
けんけんで前に進むことにもチャレンジ。これは、まだちょっと難しい子も多かったですが、ぴょんぴょんしながら前に進むということはわかるので、片足や両足で一生懸命前に進もうとする姿がなんとも可愛らしいです。
園庭に出ると、かくれんぼ好きの●くんが「かくれんぼしたい。」とのこと。数人を誘って、一緒にかくれんぼしました。保育士がオニです。10まで数えてちらっと見ると、うろうろしているのが見えます。もう少し待つことにしました。しばらくうろうろしているので、もうかくれんぼのこと忘れちゃったかな?と疑ってしまいましたが、ちゃんと隠れ場所を時間をかけて、探していたようです。ようやく隠れ場所が決まり、「もういいよ!」」と広い園庭から声が聞こえました。隠れ場所は、下の写真をご覧ください。↓↓↓まだまだ丸見えなところが可愛すぎですが、だいぶかくれんぼらしくなってきました。
かくれんぼのあとは、追いかけっこ。保育士に向かって、「※が逃げる。」「★をつかまえて。」と言ってくるので、「自分たちで決めてごらん。」と言うと、最近流行りの「おーにーきーめ、おーにーきーめ・・・♪」を子どもたち同士でやり始めました。
しかし・・・、まずは「おーにーきーめ」を誰がやるかで揉め、追いかけ始めたら、つかまらないと怒り出し、つかまえるときにタッチしたら、転んでしまい涙、いつまでも自分が追いかけてもらえないと拗ね・・・。。それでも、何度も繰り返しやろうとする姿もあり、友達と一緒にやる楽しみは感じてもいるようです。
子どもたちだけで、鬼ごっこや追いかけっこが楽しめるようになる日は、近いのか遠いのか・・・?その日を楽しみに待ちたいと思います。
(T.M)

さて、どこにかくれているでしょう??

「おーにーきーめ、おーにーきーめ、おーにーじゃなーいーよ♪」
◆お手伝いは、任せて。(たんぽぽ)

みんなの前で「いただきます」のご挨拶。年長児のようです。
年長児が給食の配膳や挨拶など日替わりでお手伝いに来てもらい数週間。
いつも心待ちにしています。
「今日も来るかな」と心待ちにしていますが、今日は火曜日。お手伝いは、来ません。
「今日は、来れないんだ。どうしようかな」とそばにいた児数人の前で話してみました。
話しを聞いた〇ちゃんと△ちゃんが「お手伝いしたい。何する?」と聞いてくれたのでテーブルを拭くことを二人に頼みました。
配膳台、机を拭いてくれました。生き生きと拭いてくれます。
その姿を見ていた他の児も「お手伝いする」と申し出を受けました。
「次は、皆の口拭きタオルを運んでくれる?」とお願いすると快諾して手伝ってくれました。
日頃やってくる年長児のようなお手伝いにワクワクする姿が感じられます。
自分で出来ることが増えたことで誰かのためにやってみたいという優しい心の特別感を味わっているようでした。
その後は、給食の挨拶のリードもお願いしてみました。
選ばれた三人は、嬉しくて顔を見合わせながらも大きな声ではっきり言ってくれました。
お任せ出来る所がまた増えたことで、誰かのために行う嬉しさを味わう姿に大きくなったことへの喜びを感じるように思えました。
今後も子ども達にお手伝いを頼むことで優しい気持ちが育つといいな感じる一コマとなりました。
(N.Y)

みんなの口拭きタオルを運ぶお手伝い。二人で息を合わせ落とさないように手元に意識を集中させます。

給食前にテーブルを拭くお手伝い。ピカピカにするよ。やる気いっぱいな二人です。
◆やさしさ。 (うみグループ)

連休明けの今日、朝の集まりでは休み中どんなことをして過ごしたか、発表する時間を設けました。みんないい表情で話してくれて楽しかったことが伝わってきました。
そして、水につけておいた大豆がこの連休でどうなったかみんなで確認してみました。
「芽がのびてる」「なんだかもやしみたい」「色が変わった」「くさっちゃったの?」「おおきくなった」
たくさんの発見がありました。その大豆を育ててみようと空中菜園に行くことにしました。
やってみたい子で行き、土を掘っていると、子どもたちの大好きな虫が出てきて大興奮。見つけたときに一番に出た言葉は「みんなこれ見たいかな。呼んだらくるかな」でした。大好きな友だちの好きなものだから・・と考えてあげられる優しさを第一声の言葉から感じます。
野菜用の土を用意しましたが、植える容器が浅かったので、大豆が成長できるようプランターを変えてまた午後再挑戦したいと思います。
先週、園庭で行った回転ずし。実際に回転寿司に行ってきたという◎くんは今日も園庭でやりたいと持って行ったのですが、大将が一人ではなかなかうまくいきません。ふじ組の子たちが美味しそうなお寿司をパクパク食べる真似をしながらLaQのパーツに興味津々です。中には外すのが楽しくなっていたり・・
「だいじょうぶだよ、また作るから。落ちたの拾ってあげるね」壊されてしまうのは誰でも嫌なもの。◎くんもお部屋で今まで何度も泣いてきました。そんな◎くんからふと出たそんな言葉に、私の方が気持ちに余裕が持てていなかったと気付かされました。あたたかい言葉、頼もしい言葉、心の成長をひしひしと感じた瞬間でした。
ひとりひとりの思いに耳を傾けながら、また遊びの輪を広げていけたらと思います。
S.S

綺麗に並べて片付けてくれました。

久しぶりの登園。「大好きー!」と嬉しそうでした♪
◆くらげ・いわし・うみがめ (にじグループ)

先週は水族館を作る為に何が必要なのかを話し合いました。
子ども達が出した10個のやることリストの中で、今日はゼリーのクラゲ・絵具でイワシ作り・ウミガメの石探しを行いました。
朝の集まり後、すぐに園庭へ出て石探しへ出かけました。
大きな石かと思ったら大きな土の塊であったり、石灰の塊であったり、小さな巻貝や面白い形の木の破片であったり、沢山の発見がありました。
体育倉庫の中、コンビネーションの裏などの大きな石がある穴場スポットを発見すると、みんなに共有して集まる姿もありました。
大きな石と小さな石に分けて、石洗いを保育室にもどっておこない、クラゲのゼリー作りといわしにする度台の模造紙を様々な技法や道具を使って絵具で紙いっぱいに染めていきました。
クラゲのゼリーは、色水にゼラチンを加えました。戸外はちょうど冷たい空気になっていた為、冷えて固まるのも速く、ベランダで冷やした色水が変化する様子をワクワクしながら待ちました。
その横ではイワシ作りを絵具で行い、色の混ざり方や模様ができてくると「クラゲの色になりそう」と子ども達の想像力が掻き立てられていく様子が見られました。
様々な道具をつかっての色遊びは、先週行なったぐちゃぐちゃの感触を楽しむスライム遊び同様に年中・年少児が夢中になっていました。
ワイングラスに飾ったスライム作りの中にいれる魚つくりも行い、給食の時間になっても納得いくまではやめずに真剣に取り組むのは年長児でした。
水族館つくり一色の活動となっていますが、同じ方向へ向かいながらも、それぞれの世界観や楽しみ方、参加の仕方があり、それを今後の取り組みでも大切にしながら関わっていきたいと思いました。(B・K)

◆色水実験 (そらグループ)

色が付いてるかな?
連休明けの今日、子どもたちは先週行ったお花の実験結果が気になる様子ですぐに見に行きました。「この前より色が付いてる」「花びらが虹みたいな色になってるよ」「でもお花屋さんはもっと濃い色だったのに薄いね」と、思いおもいの感想を述べていました。
連休中に花の色がより付いた事に驚いたり、思ったより薄かった事を不思議がっています。
その後、もっと濃くなるか更に食紅を足して様子を見る事になりました。
また、今日は色水を使った別の実験遊びをしました。
赤・青・黄色の色水でジュースを作ります。この3色とは別に同じ色を作り、そこにどの色を足したら何ジュースが出来るかの実験です。以前も色水実験を行いましたが、ジュース作りとして新たに行いました。
「ぶどうジュースは赤と青を混ぜると出来るよ」
「赤がいっぱいで黄色がちょっとだとトマトジュースになるね」
「黄色がいっぱいで赤がちょっとだとオレンジジュースになる」と、混ぜる色が同じでも量の加減により別のジュース色になる事を発見したり、作るジュースを決めて色を混ぜる子もいれば、混ぜている内に「ホウレンソウジュースが出来た」と発見を楽しむ子もいます。
その後はジュース作りをした色水を使い、塩を混ぜてキャンドル作りをしました。
少量の色水に塩を入れ、ひたすら混ぜる作業ですが、「ドロッとしてたのがパサパサになってきた」「薄い色になったよ」と、色や感触の変化を楽しみながら夢中で取り組んでいました。その塩を瓶詰して固まるのを待ちます。完成が楽しみです。
その後も、のりと水と綿を使って綿あめ作りを始める子もおり、自分が感じた不思議さや楽しさを追求していました。
今後も実験の続きや更なる発展が楽しみです。
O・Y

ジュース作り。

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