◆2月19日(水)の子どもたち
2020年02月19日 水曜日
◆ごっごあそび(つぼみ)

枝の箒かな
今日はとても良い天気だったので園庭に出てたくさん遊びました。イチョウの木にケヤキの木の折れた枝が絡まっているのを見つけたので枝を取っていると〇ちゃんが近づいて来てウッドデッキに座って見ていました。◇くんも様子を見ています。無事に枝が取れると〇ちゃんは後を付いて来て「はっぱ、はっぱ」言っています。大きな枝だったので珍しかったようで触りたかったようです。危なくないように枝を少し折って渡してあげるととても大喜びで持っていました。近くにいた◇くんも興味を示していたので折った枝を渡してあげると喜んで枝を持って二人で遊んでいました。
大きな枝だったので地面を擦る様に歩いていると箒で掃いているようでとても楽しそうにしていました。しばらくすると満足したようで自分から枝を渡してくれました。
◇くんはその後はベンチに座ってお料理ごっごを楽しんでいました。ふるいの中にたくさん砂を入れていました。シャベルですくっているのを見て保育者が枝を「すぷーん」と言って食べる真似をすると手を伸ばしてきて枝を欲しがったので渡してあげると◇くんもその枝を使って食べる真似をしていました。少し前は本当に砂を口に入れてしまいそうだったので上手に口の手前で枝を止めて口を開けるとモグモグと食べる真似をする姿を見て成長を感じました。(y.n)

フェンス越しに車の見学を楽しんでいました。

ぼーる遊びも楽しんでいました。
◆み~つけた(ふじ)

今日は久しぶりに、ふじ組全員で散歩にでかけました。
朝の絵本は、「きんぎょがにげた」です。みんな、きんぎょを見つけるのが上手で、指をさして教えてくれたり、立ち上がって絵本のきんぎょに触ろうと集まってくる子どももいました。読み終わり、今度は実際に、部屋で自分たちがきんぎょをさがす、という遊びをしてみました。きんぎょ鉢に謎の布をかぶせて、おまじないをかけると、、、あれあれ!?きんぎょがにげてしまいました!さあ、どこに逃げたのか、みんなで探そう。と声を掛け、きんぎょ探しがはじまりました。いつも見ていた絵本のきんぎょの姿を思い出しながら、「どこ~?」と探しまわり、壁の模様にまぎれていたきんぎょを見つけてくれました。本当は、きんぎょの見本に絵本を並べておけばよかったのですが、記憶だけで見つけた子ども達には驚きました。すぐに逃げてしまうきんぎょ。またきんぎょ探しを楽しめそうです。
本五ふれあい公園につくと、いろんなものが視界に飛び込んできます。いつも見るものだったり、新しい発見だったり。思わず走り出して行った子ども達を追うと、み~つけた!というように指を差して教えてくれます。指の方向をみると、公園で会う、鳩やきれいな鳥、散歩中の犬などがいました。「み~つけた。」と一緒に追いかけ、公園での楽しみをあじわっていました。
こちらでも、指を差してのみ~つけた。がありました。樹に花が咲いています。園庭では
梅の木がつぼみをつけていて、いつもながめたり、落ちている実を拾っていることを思い出し、同じ、と思ったのかもしれません。近くに駆け寄ると、なんと桜が花を咲かせていました。
春、み~つけた。春の発見です。
好奇心いっぱいの子ども達。これからたくさんの春の発見の報告が楽しみです。
F.S

いた~。

◆にこにこ笑顔になる言葉 (きく)

「一緒に絵本見ようか。」の2人。
数人でまとまって遊ぶ姿が多く見られるようになってきました。今日も朝から、あちこちに塊ができています。「一緒に電車やろう。」「一緒にブロックしよう。」「一緒に絵本見ようか。」「ドーナツゲーム、いーれーて。」と声を掛け合っています。以前から見られた「一緒に」遊ぶ姿も、より深まってきたなと感じます。
しかし、「一緒に」いれば、もめごとも出てくるのは当然。今度は、あちこちで怒った声、泣き声が聞こえます。周りの子たちがなだめてうまく収まることもあれば、さらにもめてしまうこともあり、日々学び中の子どもたちです。
朝の集まりで、みんなで話してみました。「だめ!とか、やだ!とか怖い声で言ってたら、怖い顔になってくるよね。じゃあ、にこにこのお顔になるには、どうしたらいいんだっけ?お友だちとどんな風にお話ししたらいいんだっけ?」と聞くと、「いいよ。」「ありがとう。」「ごめんね。」「かーしーて。」「あとで貸してね。」「待っててね。」「どうぞ。」・・・、思っていた以上に子どもたちから様々な言葉が出てきて驚きました。実際の行動では、なかなかうまくいかないことも多いですが、子どもたちを信じて見守ったり、必要な時に必要なだけ援助をしていく大切さ、難しさを改めて感じます。
ひなまつりの製作をしました。お部屋に飾ったお雛様のタペストリーを見て、子どもたちも気分が上がります。一緒に歌を歌ったりしながら、一人ひとりのお雛様を作りました。着物(折り紙)を自分で選び、三角に折って、糊で貼って・・・、とても可愛らしくなっていきます。乾いたら、目や冠をつける予定です。まだ途中ですが、できたものをうれしそうに見れてくれたり、仕上がりを楽しみに待つ姿があり、一緒に作る保育士も楽しい気持ちになります。
(T.M)

「4人で一緒に電車しよう!」の4人。

お雛様製作。三角に折るのが、難しい・・・
◆ルールのある遊びを体験し学ぶ子ども達。(たんぽぽ)

取り札見つけた。僕も。1枚のカードに向かっていきます。
子ども達が遊ぶ姿の中に役割を決めてごっこ遊びをする姿や共有し合いながら同じ遊びを楽しむ姿など友だちと関わる世界を楽しんでいます。
今日は、久々に「かるた」をしてみました。
「先生が読んだらカードを取るんだよね」としっかりルールを覚えている児たちもいます。
分かりやすい内容のものを10数枚用意し、読み札を読んでいきます。
よく聞いている児は、カードを見つけさっと取りに行きます。
様子をよく見ていた児は、次からカードを探し始め見つけると嬉しさを表現します。
しかし…取れたくても取れない児は、悔しくてしょうがありません。
「取りたいのに取れない」と悔し涙を流す児もいるほどです。
何度も体験するうちに取り札(カード)の前に立ち、1点集中する児が現れるとサッと札を取り満足そうですが側で見つけた児も欲しくて負けません。「〇のだよ」「△ちゃんの」と一枚のカードに複数の児が集まり、取り札を手に入れようとします。
その際に思いをぶつけあいますが受け入れるまではいかないので保育士が間に入り両者の思いを組み伝えてみます。
楽しいけれど悔しい思いをすることがあるこのような体験を通し、ルールのある遊びの意味を少しでも感じてくれるといいなと思える姿となりました。
その後は、園庭に出て遊びました。
◇ちゃんが「かくれんぼしようよ」と誘ってくれました。
側にいた何人かで隠れる人と鬼に分かれ遊んでみました。
ルールのある遊びです。
隠れては、身体が出ていて見つかってしまいますが、「見つかちゃった」と嬉しさいっぱいです。
次は、交代となり、このやり取りを数回しました。
やりながら学ぶ児もおり、まずはやってみるという体験から遊びのあり方がより楽しさを増していることが感じられます。
その後は、だれが決めたわけでもなく「鬼ごっこやろう。鬼決めしようよ」という声が上がると靴を出し「鬼決め。鬼決め。」と指差しながら歌声が聞こえてきます。
鬼が決まるとおにごっこが始まり満足すると「次は、♪ちゃんが鬼決めやって」と役割分担が始まりました。
今後も子ども達同士の世界をみんなで楽しんでいきたいと思います。
(N.Y)

残りわずかな取り札。熱い視線が注がれます。

「鬼決めしよう」の声掛けに靴が集まりおにごっこが始まります。
◆自覚の芽生えを促す (うみグループ)

スシローかしょうま寿司という店名で迷っています。
今日は室内と園庭で過ごしました。
室内ではきな粉作りやひな祭りに因んだ制作、LaQで回転寿司制作、指輪作り、美容室ごっこ、自由造形、積み木遊びを行いました。
園庭では指輪作りの土台となる宝石作り遊びを行いました。〜石拾い、石に色塗り、塗り終わった石にラメ塗りの過程があります。
様々な活動が部屋中で展開されており、子ども達が生き生きとした表情を見せてくれます。
二月も残りわずかとなりました。
年少児は年中児へ、年中児は年長児へ、年長児は小学生へとなります。
子ども達の自覚の芽生えを促す声かけや関わりなどの環境を用意していく事、そういった環境になれる様、保護者の皆様と保育者と同じ志で子ども達を見守っていきたいと思います。
k★y


自ら行うネジ遊び。久しぶりですが上達していました。
◆ひな祭りの由来(にじグループ)
朝、集まりでひな祭りについて、皆にどんな祭りかを話しをしました。
「うれしいひな祭り」を歌い歌詞の意味を訳していくと、口々に質問が飛び交い歌の内容を静かに聞いていました。4番まで歌える児もおり、歌詞がわからない児は保育者の口の動きを真似て歌おうと頑張っていました。
行事の由来や意味を知っていくと、意欲を持ち何事も臨めるものです。
ひな祭り制作を、各々スタートし満足できる作品を完成させようと一生懸命でした。
遊びでは、色画用紙を切る際に保育者がハサミを使わずに切るのを真似て切る児が、最近では出てきました。大人のすることを真似てみたいのだと、微笑ましく見えました。
園庭にいくと、温かく身体を動かしやすい為、走ったり、遊具を使い、元気に遊んでいました。春の兆しも、もう少しです。S・A

◆関わり方 (そらグループ)

見守って
今日は園庭に出る前に室内で遊んでいると、「ピアノが弾きたい」とリクエストがあり、ピアノを開けると、ピアニストたちが順番に列をなしています。
定番の曲はカエルの歌と自分たちが習っている曲です。「この曲弾いたんだ」とお友だちに教えていたり、お友だちが弾いているのを見て「上手だね」と褒めたり、年下の児が弾いているのを見守ったりとピアノを弾くだけでも子どもたち同士の関わりが沢山あり、子ども達自身もどうしたらいいかなと考えている様子が伝わってきました。カエルの歌に飽きたら、身近な曲…そうです。「南無妙法蓮華経弾こうっと」と自然となってきます。保育士に「この音だよ」と教えてもらい弾きますが、手が届きません。「届かない…」とそんなときにはお友だちの出番です。「こっちの音押さえててね」「わかった」と自然と連弾の姿になり、一緒に弾く楽しさも伝わってきました。
園庭に出ると子ども達といつもよりも人数が少なく、「あれ?今日はいつもより少ないね」と子ども達が気づくほどでした。なぜかと言うと最初はつぼみ組だけしか出ていなかったからです。そんな広々とした園庭でひまわり組は元気よく駆け回り、ゆり、もも組は砂場に集まります。砂場を沢山堀り続けるもも組の◎くん。「今日は沢山掘ってるね。何かしたい事があるの?」と保育士に聞かれると「うん。沢山掘って水をためるんだ」と目標を語ってくれました。「そうか、大変だと思うけど頑張ってね」と保育士に応援されるとさらに掘り続けます。
もも組の◆ちゃんは以前作った泥団子を大事そうに持って、新たな泥団子作りに夢中になっていましたが、少し経った頃、気が付くとうつむいた◆ちゃんの姿がありました。
「どうしたの?」と保育士が行くと、「あのね、泥団子赤ちゃんが壊しちゃったの」と教えてくれました。
「そうか、壊されちゃったのね。もしかしたら、◆ちゃんの泥団子が凄くよくできていたから触りたくなっちゃったのかもしれないね。素敵なものって触りたくなるよね。◆ちゃんもそういう時なかった?」
「うん…あった」
「また素敵な泥団子作ろう!その時は赤ちゃんだからって怒らなかったの?」
「うん」
「それはすごいね。素敵だよ。」
「うん」
と◆ちゃんの成長を感じる会話となりました。
子ども達の成長は遊んでいる姿だけでなく、会話を通してでも感じてくる様になってきました。一つ一つの成長が積み重なっていき、素敵な人に成長していけるようなお手伝いをこれからもしていきたいと思いました。
(k.h)

泥団子出来るかな?

大きな穴を掘ろう

Posted in 園のこだわり