◆2月10日(月)の子どもたち
2020年02月10日 月曜日
◆「みーつけた」(つぼみ)

「みーつけた!」 綺麗なお花がありました。
2月の身体測定を行ないました。
「おおきくなったかな」するよと声をかけると、部屋に戻っていく子もいてこれから何をするのかきちんと分かっているようです。
でも、今日はそんな気分じゃなかったのか◎くんは大泣きです。。
椅子(待機席)を出してみると、自分の番が来るまで座って待っていてます。上半身裸で椅子にチョコンっと座る姿が可愛らしいです。
タンバリンを3回叩いて、「〇〇くん(ちゃん)」と一人ひとり名前を呼んでいきます。
1回叩き返して返事をする子が多い中、☆ちゃんは「は・あ・い」と3回叩き返してくれました。返事をしながら3回叩く・・・、「すごい!」と拍手が起こりました。☆ちゃんも少し自慢気に見えます。
園庭に出ました。ほとんどのつぼみ組がすべり台で遊ぶ中、園庭の奥のほうから「せんせ~せんせ~」と▽ちゃん声が・・どうやら声は築山からやってきたようです。築山のてっぺんにある円柱型の突起物の上に▽ちゃんが座っていました。「こんなところにいたの」と声をかけると「みて~!」と嬉しそうに教えてくれました。
自分でやれたこと、やれて嬉しかったことを誰かと分かち合いたかったように思えます。
改めて、子ども達の思いや考えを共感・共有することの大切さを感じることが出来ました。
駐輪場付近に綺麗な梅の花が咲いています。近くにいた数人と「きれいだね」と言いながら観察していると黄色い花も発見。「あっちにもあるよ」と言うとみんなで移動してみました。
すると、〇くんが指を指し、その先に花壇がありました。あっちにもあるよと教えてくれたのです。みんなが大好きな絵本の「うずらちゃんのかくれんぼ」の真似をして「おはな、みーつけた!」とやると「~~たぁ!」と真似っこしてやっていました。この流れを一度するとあっちだよと指を指して教えてくれる子が増え、何度も繰り返してこの流れを楽しみました。
ちょっとした絵本と遊びの融合、新鮮で楽しかったです。絵本が大好きな子も多いのでもっと楽しめるものはないか、子ども達の興味関心を見ながら探していければと思います。
(I・K)

電車、出発しんこ~!!丸太で小さな見立てあそび。
◆ふじぐみの身体測定 (ふじ)

どうぞ~ 入ってくださーい!
園庭に行く前に身体測定をしました。身体測定に少しでも興味関心を持ちながら取り組めたらという願いを込めて「どうぶつたいじゅうそくてい」という絵本を読みました。
パンダ100Kg・ひつじ40kgといった大きさが違う動物がたくさん出てきます。ぞう5800Kgの登場に「大きい〜」と言う声が聞こえ、逆にくじゃく5Kgには「ちっちゃ!」という子もいました。重さの理解はまだ難しいですが大きさは子どもたちの心が動くには十分に魅力的だったようでそれぞれ感じた気持ちを言葉や表情・仕草で表しながら絵本の中に引きこまれていたように感じます。
また、中にはブヒブヒと鳴きながら測定を嫌がるブタを見て「ブタさん嫌なんだって。こわいのかな?みんなは出来る?」と聞いてみたり、順番を並んでしっかり待つ動物たちが描かれている場面では「凄いね〜上手に並んでるね~」等と褒めながら子どもたちと一緒に共感し合うと『こわくないよー』『できるー!』と言った声も返ってきました。楽しい気持ちとやる気が溢れた空気を纏ったままふじぐみの身体測定へ突入です。
自分で脱ぐ始めたり、やる気はあるけど着脱は手伝って欲しいと保育士の前に張り切って立つ子といつもとは気持ちが違いました。絵本の中のブタさんは怖くてイヤイヤでしたがふじぐみの中には『やだもーん!』『あそぶー!』と怖いではなく違った感情のイヤイヤ軍団が登場ておりました。〇ちゃんは身体測定があまり得意ではなくブタさんのように怖がってしまうのですが今日は今までに比べて苦手な気持ちが少し薄まり、すぐに終わって拍子抜けの様子。
色々な感情を持ちながらも服を脱ぐと動物たち同様に今日は順番も意識出来ていたように感じます。牛乳パックで出来た長椅子に 合って座って順番を待つ子どもたちの姿には癒しの効果があるのかとてもほっこりする場面でした。
4月を思い出すとこんなにも逞しく身体測定を受けられるようになるとは想像も付きませんでしたが、やはり子どもたちは着実に成長していました。
色々な場面で子どもたちの成長を見つけ、大いに感じていきたいと思います。
K・E


◆白い紙いっぱいに描く(きく)

それぞれ、画面いっぱいに自由に描いていきます。ためらいなく自由に表現していく力。この先も伸びていってほしいなあと思います。
休み明けの今日も、朝からやりたい遊びが決まっていて、これ!と決めて、それぞれの遊びを生き生きと楽しんでいます。最近パズルにはまっている●くんは、周りが賑やかに遊んでいる中、集中してじっくり2つのパズルに挑戦していました。発達も性格も違う子どもたちなので、玩具一つでも、遊びたいとき、はまる時期も変わってきます。色んな遊びの選択肢を用意しておくことで、子どもが自分で選べる環境を用意しておくことは大切だと感じます。
お絵描きが好きな△ちゃんは、一日1回は必ず「おえかきしたい。」と言ってきます。描くものも、日に日に変わっていきます。節分のころには、鬼を描いてみたり、みんなで給食を食べたあとは、テーブルらしき四角の周りにたくさん丸を描いて、「お友だちたくさんいるの。」。△ちゃんの素敵な作品で個展が開けそうです。
大きめの紙を用意して、一人一枚自由画を描きました。△ちゃんを始め、さっそくやりたいと数人が集まってきました。画面いっぱいを使って、伸び伸びと描く姿が多く見られました。描くものはもちろんそれぞれ。顔を描けるようになった子たちは、家族を描いたり、クラスの友だちを描いていました。ぐるぐると画面いっぱいにらせん状に丸を描いた※くんは、真ん中に顔らしきものを描き、「かたつむり!」と見せてくれました。確かにかたつむりです。
☆くんは、たまたま青で描いた上から黄色のクレヨンを重ねたら、緑になったことを発見。「ほら、緑だよ。」と教えてくれます。それを見ていた隣の◆くんも、2色のクレヨンを重ねて塗りつぶしていました。
子どもたちの持つ感性の表現方法は様々。歌って踊り、表現する子もいれば、お絵描きで表現する子もいます。お絵描き好きな△ちゃんの作品を飾ることで、他の子たちも影響を受けて、「お絵描きしたい。」とクレヨンを持ってきます。子どもたちが様々な表現ができるようにするためにも、子どもが「あれ、やりたい。」「これ、やってみたい。」と思える環境を常に用意しておくことが大切だなと思います。
(T.M)

園庭では、ここのところ、山作りが流行中。白い砂をかけたり、水をかけたりして工夫しています。
◆様々な形で表現する(たんぽぽ)

まずは、お話を見てイメージを膨らませます。
登園時にお休み中の様子をみんなに伝えたいと言ってきました。
その姿から「朝の集まり時に話してくれる?」とお願いすると「分かった」と嬉しそうにしている〇ちゃん。
たんぽぽ組の朝の集まり時の恒例になっている「お休みに何をしましたか?」という質問タイムと分かってくれたようです。
早速、朝の集まり時に一番に手を挙げてくれた〇ちゃんに聞いてみると「〇ちゃんとお姉ちゃんとパパとママでお餅つきに行っておもち食べました。」とお家のご近所にある神社での様子を教えてくれました。
伝えられて〇ちゃんは、満足そうです。
他の子も「髪の毛を切りました。」「ママとお姉ちゃんとプリンを食べました。」「公園に行きました。」など様々な様子を教えてくれます。
その後に「どんな気持ちだった?」「どんな味?」「何をして遊んだの?」と子ども達の発表に受けて質問をしてみました。「嬉しかった」「甘かった」「すべり台を滑った」など言葉のやり取りがしっかりできるようになり、伝えるだけでなく受け答えも出来るようになっている姿に成長を感じます。
また、自由遊び時には、〇ちゃんの前に座って絵を描いていた△ちゃんが紙いっぱいに大きなハートが描かれていることに気付き一瞬考えるような姿を見せました。
自分では描けません。
閃いたのか△ちゃんは、〇ちゃんに「ハート描いて」とお願いしていました。
お願いされた〇ちゃんは、快諾し△ちゃんの紙にハートを描いてあげていました。
二人とも嬉しそうです。
保育士が入らずとも出来る友だちにお願いする姿にも成長を感じました。
また、最近のたんぽぽ組では、友だちと一緒にイメージを共有し遊ぶ姿を盛んに見えるようになったため、「てぶくろ」の劇遊びをしてみました。
はじめは、イメージしやすいように絵本を読んで行きます。
知っている児たちは、登場する動物の名前を憶え教えてくれます。
読み聞かせから「てぶくろ」の世界を楽しむ子どもたち。
実際に役になってみようと話をしてみました。
テーブルとふわふわのカーペットをかけた小さな空間をおじいさんが落とした手袋に見立てます。
子ども達は、やりたい役を選び、呼ばれると台詞の掛け合いや動物になりきるなど各々が表現をしていきます。
工夫の仕方にも個性が光り可愛らしい姿です。
役になりきるだけでなく友だちと狭い空間に入るだけでワクワクする児もおり、楽しくてしょうがない様子で「てぶくろ」の物語の世界をみんなで楽しみました。
様々な形で表現できるのも日常の積み重ねの中から感じたり、体得してしてきた姿だと感じます。これからも様々な体験を通し、表現力に磨きがかかっていくことを楽しみにしていきたいと思います。
(N.Y)

各、動物になり手袋に見立てた場所に住むことになりました。狭い場所にみんなで入り楽しさを味わいます。

自由画を描いている時にハートを描く友だちを見て書きたくなるものの自分では書けず、「書いて」とお願いしていました。保育士を介さなくても子ども達同士でやり取りする姿は、微笑ましいです。
◆
◆こころひとつ (にじグループ)

先週の金曜日には年少児の劇遊びが皆、頑張っていてとても良かった事を伝えると、年
中児、年長児にもやる気が伝わり「練習頑張る」と言って手を挙げてくれました。
始めに、年長児から。
衣装を各々付け、音に合わせてセリフと踊りを先週と変わらず、励む子ども達。
年中児も同じように、他の児と動きを合わせ、気持ちがひとつとなっていました。
一生懸命踊っている子どもの姿は、何度見ても、可愛いものです。
先々週から練習が始まってますが、一人ひとり楽しみながら参加し、ひとつの事へ向かう集中力が素晴らしいと感じました。
今日は実習生のお姉さんが2人入り、子ども達も喜び、一緒に園庭へと出て遊んできました。
K.Y

練習後は机上遊び

◆一つになる。(そらグループ)

年少児の懇談会ありがとうございました。
集まりで年少児の子どもたちに質問をしました。
お父さん、お母さんはなんて言っていたか、という問いに
「かわいかったって言われた」「上手だったって言われた」「写真撮ってもらえた」と照れながら答えてくれます。
これからの年中・年長児の子どもたちにも気合いが入ります。
「あと少ししかない、練習しなきゃ」
年中児の子どもたちの練習、年長児の子どもたちの練習、どちらとも行い、観客になってもらいました。
「前よりも上手になってる」という言葉に子どもたちは照れます。
年長児の劇では歌を歌います。
観客の子どもたちも一緒になって歌ったり、年齢別での練習でもグループが一つになっているようにも感じました。
明日の休みがもったいないという年長児もおりました。
また明後日の最後までそらグループの子どもたちと全力で取り組んでいきたいと思います。
(a.y)


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