◆2月3日(月)の子どもたち
2020年02月03日 月曜日
◆おにってなんだ?(つぼみ)
今日は節分会です。「今日はね・・・」と話してみますが子ども達の頭の中にはハテナが沢山浮かんでいるように感じられながらも話は続き、次に子ども達が作った鬼のつのを持ってくると『あ!』と嬉しそうな反応が見られました。『あれ知ってるー』『ぼく(わたし)作った!』とでも思っているような心弾んだ姿が印象的でつのの周りに集まってきました。
「〇ちゃーん!△くーん」と名前を呼びながら装着していきましたが、つのを被らせてもらって喜ぶ☆ちゃんの隣で□くんはしかめっ面。得意不得意があるようで、すでにお気に入りになっている子と一刻も早く外したい子と分かれていました。楽しい気持ちで節分会に参加して欲しいのが一番なのでつのははまた後ほどタイミングがあればとこっそり狙っていきながらホールへ向かいました。
園長の活気のある「鬼は~外!福は~内!」の声と豆を投げる姿に興味津々で眺めたり園長や司会で話す保育士の声に反応して顔を上げる子もいましたが、つぼみぐみの子ども達の多くは子ども達同士でつのを触り合ったり『ねぇねぇ』と体をちょんちょんとして友だちとの触れ合いを楽しんでいるようでした。
その中でも節分の歌を歌う際には拍手をしたり歌に合わせて口をパクパクさせて歌っているつもりになってみたりとそれぞれの楽しみ方で参加していました。
会が終わりこれからが本番。部屋で待っていると迫力のある太鼓の音と共に子鬼軍団(そらグループ年長児)が勢い良くやってきました。それまでゆったり過ごしていた子ども達に緊張感が張り詰め、子鬼軍団を凝視・・・しかし怖くて泣きたくなるという気持ちではなく、あれは一体何なんだろう?というこれまたハテナです。
固まりつつも、保育士が「鬼は~外!」と球を投げると少し気持ちが緩んだのか子鬼に近づいてみたり球を持ってみたりと少しばかりではありますが動きを見せていました。でもやっぱり動けず、握った球は最後まで手の中に納まっていました。後ろを振り返ってみると部屋の隅に逃げていた●ちゃんと保育士に抱き付いていた◎ちゃんはどうやら怖いと感じていたようです。
子鬼軍団がいなくなったのを皮切りに勢い良く球を投げ始めた◇ちゃん達・・・初めて鬼の存在を感じながら子ども達なりに一生懸命気持ちのバランスを取っていたようでした。
無事に心の鬼を払いましたので、あとは沢山福が来るのを待ちたいと思います。
K・E ・・・PDFもご覧ください・・・

なんか来た・・・

鬼がいなくなったら一安心。球を投げ始めました~
◆オニとの戦い (ふじ)

これからホールへ行きます
今日は節分会。今日何が起こるか分からない子どもたちは、いつものように登園してきました。朝の体操後、今日はランチルームの方へ行き椅子に座りお話を聞きました。いつものように紙芝居を見て、「今日は節分。オニが来るので豆の代わりにボールを投げますよー」と一応伝え、みんなが作った角を頭につけホールへ移動しました。
いつもの行事の感覚でホールへ行きましたが、◎くんは園長がお話をしている姿を見て、おに?と指さし、意識を持って参加しているようでした。途中リタイヤでお部屋へ戻る子もいましたが、昔話のオニの動画も見れる子達は見て、みんな部屋へ戻りました。
しばらくお部屋で遊んで待っていると、隣のつぼみ組の部屋で異変が。年長の鬼が来たようです。たいへーんと、おひさま広場へ逃げて集まってくるふじの子どもたち。いよいよオニがふじにもやってきました。立ち尽くすふじの子達。何人かは怖くて部屋の端の方で固まって避難していました。
勇敢に立ち向かう数名の子達が、ボールを持ってオニ目掛けてボールを投げることができました。しばらくは、オニもボールを投げてきて、合戦のようになっていましたが、無事に鬼退治することが出来ました。
オニが去った後は、しばらくその場で呆然と立っているふじの子達。なだめられて、やっと再び遊び始めました。数十分後、窓からのぞく大きなオニが。廊下の方へ逃げる子ども達。明日からの登園、オニを思い出さずに来てくれるでしょうか。(T.Y)

おに、怖いよ~

オニ合戦中
◆豆まきしました(きく)

きく組に優しい鬼がやってきました。「鬼は外」と豆をまきまくりました。
新聞紙を丸めて豆を作り大鬼も作りそれに向けて投げて練習してきた豆まき、やっと本番がやってきました。朝から鬼のお面を顔につけて「鬼だぞ」と言って部屋中を歩き回る子、それを見て新聞紙豆を持って来てみんなで「鬼は外」と巻き出しました。
期待充分、福の神のお面をつけて『豆まき』の歌も唄ってホールに行きました。園長の豆まきを見て、『豆まき』の映画も見ました。「こわい」と言いながらも目は、スクリーンから離せません。「やだ」と言いながら全部見てきました。
保育室に戻り、豆まきの準備です。豆を持って投げる練習もし、投げて豆が無くなったらまた拾って投げることも練習しました。豆を抱えて待っていると、廊下からドンドンドンという太鼓の音と共に優しい鬼たちが入ってきました。
にじグループの年長が鬼のお面をつけてやってきましたが、優しすぎて立っているだけだったので豆を投げまくりました。「豆、無い」と投げ終わって拾いたいけど、豆は鬼の足元、そこまでは拾いに行けず、アタフタしているうちに鬼は逃げていきました。
興奮気味のきく組の子どもたち、うみグループの方からドンドンと音がすると、窓に顔を付けて全員で覗きに行きました。鬼は見えないけど、鬼かいるのかと目が離せなくなりました。
園庭に出かけて行った子どもたちは、廊下に本物の豆を見つけました。「兄さんたちはこの豆で鬼をやっつけたんだよ。だから拾わないの」と言われて急に豆が触れなくなりました。園庭にいるとホールに鬼がいるのを発見、怖くて近づけなくなった子とホールの窓に張り付いて見て目が離せなくなった子がいました。
保育士の本物の鬼が園庭に出てきて保育士の近くから動けなくなった子どもたち、「本当の鬼いたね」と言うと深く頷いていました。
1日興奮していた子どもたちですが、泣かずに豆まきが出来ました。ちょっぴりお兄さんお姉さんになったようです。 M.K

豆はこんなに持ったぞ。オニがいつ来ても大丈夫。きく組の福の神たちは、準備万端です。

隣からドンドンと音がして、鬼が来たと覗き込み、目が離せなくなりました。
◆鬼が来た(たんぽぽ)

手作りの豆を手にしていざ、鬼退治。きあいいっぱいなたんぽぽ組の子ども達…。その後は…。
先週からこの日を迎えるまでにソワソワしていたたんぽぽ組の子ども達。
「鬼が来たらやっつけるんだ」と会話をしています。
気合いっぱいです。
みんなで「鬼は、外」「やっつけるぞオー」と気合十分で節分会に向かいました。
ホールでは、話しを聞いたり、節分のビデオを見て雰囲気を楽しみまだ余裕がありそうです。
保育室に戻ってからが本番です。
「鬼をやっつける」と言う児の他に「鬼が怖い」という児も現れました。
すると「やっつけてあげるよ」と強気発言をしていた〇くん。ほかにも「守ってあげる」という友達を労わる優しい言葉が聞かれました。
すると…廊下の方から太鼓の音に鬼の声が聞こえました。
その音に反応したのが一番にやっつけると言ってくれた〇くんが「いや。鬼こわい」と泣き顔になってしまいました。
出来ると思ってもやっぱり怖さが勝ってしまった様子でいるとサッと〇くんの隣に並び肩を抱えてくれた△君。「〇くん。大丈夫だよ。守ってあげるね」と優しさいっぱいな姿が…。そして◇くんは、優しく〇くんの手を握り守ってくれました。
ほのぼのする姿です。
〇くんの涙も止まり、鬼(年長児)が登場すると怖いながらも豆を投げたり、仮面ライダーのポーズを取り何とかやっつけようと頑張っていました。
友だちからもらった勇気のおかげで出来たようです。
他の児も豆を投げてみたり、怖い児たちは、後ろに避難し自分たちが入れる場所で鬼をやっつけてくれました。
年長の鬼もあまり脅かさずにいてくれたのでこのような姿になったかなと思える豆まきでした。
ホッとした表情の子ども達に今の気持ちを聞いてみました。
「気持ちいい気持ち」「こわかったから悲しかった」「やっつけてやったーの気持ち」「怖かった」などいくつかの気持ちを言葉にしてくれました。
見えないものを言葉にする姿から子ども達の成長を感じました。
もうすぐ春…。
子ども達の姿が大きく感じる一日となりました。
(N.Y)

鬼をやっつけると思ってもやっぱり怖いと泣いてしまったら…さっと寄り添う仲間が…。その優しさに心が温かくなります。

鬼がきて怖い児は、しっかり後ろに待機。自分の身は、守ります。
◆自分の中にいる鬼って・・? (うみグループ)

今日は節分の日。朝から「今日は鬼がくるんでしょ?」と少し不安そうにする児や「こわくないもん・・」自分に言い聞かせる児、様々な姿が見られていました。
集まりでも、節分について話しました。
節分って?「鬼が来る日」「自分の心の鬼を退治する日」といった答えがありました。
じゃあみんなの中にはどんな鬼がいるのか・・・
胸に手を当てて自分を振り返ってみました。
「なきむし鬼」「わがまま鬼」「あばれんぼう鬼」「片付けられない鬼」
たくさんの鬼が出てきました。
自分自身に矢印を向け自分と向き合い、心の中にいるいろんな鬼をやっつけよう!とまずはホールでの節分会に参加しました。
参加前から「怖くてちびるといけないから今日はトイレに行っておこう・・」「そうだね私も・・」と年長児。今日はいつになくかなり慎重です。
会では、園長が代表で舞台と園庭に豆まきを行いました。「ふくは〜うち」「おには〜そと」元気なかけ声で行いました。
会終了後、年長児は鬼としての役目があるため、にじ・そらグループのところへ。
年少・年中児は部屋に来る鬼をやっつけるために、机でバリケードを作り、パワーの入った豆をしっかり升に入れ、気持ちも整えます。
にじグループの年長児の鬼がやってきて、自分の中の鬼をやっつけようと、鬼の声に負けない声で、「おにはそとー!」頑張って戦いました。
「泣かなかったよ!」「やっつけられたよ!みて!先生!」と言っている表情はとても清々しく、良い表情でした。たくさん戦った証の豆が床に大量に散らばっていたので、みんなで片付けも行いました。
安心して遊んでいると、大人の鬼がひょっこり。
もう終わったと油断していただけに大号泣・・
ですが、年少児を守ってあげようとする姿や、泣いている子をなぐさめてあげようとする姿も見られ、心の逞しさ、優しさにとても嬉しくもなりました。
みんなが自分の心と戦ってでた涙、きっと益々心が大きく成長したのではないかと思います。
「お布団真ん中にしてね」「今日は寝るから」と素直な年長児もなんだか新鮮です。クラス全体が今日はなんだかソワソワしていますが、そんなソワソワもなんどかちょっと楽しそうです。
S.S

大丈夫?と涙を拭いてあげる○くん。とても優しいです。

年長児、鬼になりました。
◆豆まき (にじグループ)

鬼が来るのを待っています
2月3日、今日は節分です。ホールで節分会に参加し、「鬼くる?」と言って、そわそわ気味の子ども達。鬼の登場が無いまま、最後に節分の話をテレビで鑑賞しました。その後年長児は各々で作った鬼のお面を装着し、準備を整えました。年中、年少児は保育室に戻り、手づくりの升を手に持ち、豆を升に入れて、後は鬼が来るのを待つのみと、なりました。
小さな音が聞こえる度に、「えっ?」と、鬼がやってきたのかと思い、驚く子ども達。
それを繰り返して待っていると、「どんどんどん!」と太鼓が鳴り響き、子ども達の表情は怖さでいっぱいになりました。実際に来た鬼は、うみグループの年長児が鬼のお面を付けて来てくれ、かわいい鬼たちでした。
予想していた鬼と違い、ホッとしたのか泣き出す児はいなく、子ども達の動きも、少し動きが止まってから誰かが「鬼は外、福は内」を言いだすと、皆、続いて一斉に言いだし、優しく豆まきを始めるにじグループの児でした。
大人が変装した鬼も登場したりとして、泣く児もいましたが、色々な気持ちを味わった一日となったようです。S・A

豆まきスタートです

鬼が来た事を知り、高い所に逃げ、様子を見ていました
◆心の鬼退治 (そらグループ)

節分がやってまいりました。
いつもと変わらない朝の集まりでもありますが、子どもたちの表情は少し緊張しているようにも感じます。
鬼がきます、心の鬼を追い払おう、と伝えました。
「やっつける」と張り切る子どもたちもおりました。
集まりを終え、ホールへ行きました。
節分会ということで園長から節分の確認や恵方巻の食べ方、ホールでの豆まきと豆まきの昔話のビデオを観ました。
そして保育室へ戻り、今日までに作り上げた自分たちのマスを持って豆をいれ準備が整いました。
年中、年少児の子どもたちのところへ他グループの年長児たちが鬼役として来てくれました。
子どもたちは必死になり豆を投げます。
「泣き虫鬼を追い払う」と言っていた子どもたちも心の鬼を追い払い泣かずに無事終了。
年少児の子どもたちも年中児たちに隠れながら「泣かなかったよ」とがんばりました。
年長児はつぼみ、ふじ組の保育室を鬼役としてまわりました。
その後ホールにて毎年恒例の保育者が鬼となる豆まき。
年長児も必死に豆まきをがんばりました。
給食には豆のご飯、おやつには鬼蒸しパンです。
今日一日、豆まきや食事を通して節分を楽しみます。
ご家庭への豆もあります。
是非節分を楽しんでいただければと思います。
(a.y)


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