保護者からの問いに
2020年01月06日 月曜日
新年あけましておめでとうございます。今年も子どもたちの元気な声がしています。
0・1歳児クラスの部屋は、きょうも笑い声や元気に遊ぶ声がしていました。好きな玩具を取り出して遊んでいます。好きな場所で遊んでいます。
毎日集団の生活を送る保育園では、このように子どもが楽しく、心地よく過ごすために保育者が子どもの周りにある環境を整えています。遊びの環境、食事の環境、睡眠の環境、排せつの環境を整えています。これらの環境を通し子どもも人との関わり方、物への関わり方を毎日学んでいます。
0歳児クラスのOくん、おむつ交換のときに保育士の後ろから自分でオムツを持ってトイレに行く姿がありました。保育園ならではの光景ではないでしょうか。家庭では子どもがオムツに用を足しているのに気づいたらすぐに、親がオムツを用意して交換するので子どもがおむつを持って行くという姿はほとんどみかけないはないでしょうか。
0歳児はいつも1歳児の姿を見ています。そばにいる少し上のお兄さん、お姉さんがオムツの交換をしてもらうときに自分でオムツを持ってトイレに行くのを見ていました。
給食をいただくときも保育者が言う“食前感謝の言葉”を毎日聞いています。2歳児クラスになると子どもたちも両手を合わせて一緒に言っています。毎日見ていること、していることは習慣となり身につきます。
保護者から「しつけ」について保育者に質問がありました。A保育者は「お片付けは園では、片付けるところに写真を貼ったりしています。保育士も一緒になってできるだけ楽しく無理のないようにしています。片付けはできた時はたくさん褒めてあげています。」と返事をしていました。
「しつけ」は様々ありますが完成させることが目的ではなく、例えば片付にしても子どもが意欲を持ってできるようになる関わりを大事にしています。
園長 田中基之
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