チームワーク
2020年01月24日 金曜日
0.1歳児クラスにお手伝いに入った時の出来事です。保育を抜ける保育士の代わりにごっこあそびゾーンに付きました。しばらく、その場で子どもたちの遊びを見守っていたのですが、その中の一人の子が、私の手を引き『動』のゾーンへ移動しました。私は、その子についていきますが、その結果ごっこあそびゾーンには大人がいなくなります。
ごっこあそびゾーンにも意識を向けながら過ごしていると、すぐに他の保育士がごっこあそびゾーンに入ってくれました。一方、私が『動』のゾーンへ移動したことにより、そこには二人の保育士が付くことになりました。すると、先にいた保育士が、周囲を見ながら、他のゾーンに移動していきました。
保育者たちは、目の前の子にしっかり向き合うとともに、常に周囲も把握しようとアンテナが立っているのがわかります。また、必要な時には声を掛け合いながら、互いにフォローし合います。保育士の動きのマニュアルはありますが、このマニュアルにはない絶妙な動きは、どこから来るのかを考えました。
これは、日ごろから保育士同士よく対話し、確認し、そして互いに信頼し合っているのだと感じました。大人もそれぞれ個性が違い、得意不得意などもありますが、そこをチームワークで補い合い支え合う職員たちの実践は、子ども達のお手本になる姿だと思います。
保育主任
Posted in 三感ブログ