◆1月28日(火)の子どもたち
2020年01月28日 火曜日
◆日々の成長(つぼみ)
朝の集まりのときに、登園している子だけでなく、欠席の子の名前も呼んでいます。
誰の名前を呼ばれても「ハイ!」と返事をしていた子ども達が、ちゃんと名前を聞き分け、周りを見渡しながら呼ばれを子を探したり、中には「いない」と教えてくれる子もいて、日々の成長、友達との関係を感じられます。
昨日に引き続き、室内で過ごすことになったので、少し違うことが出来たらと思い、大きな紙とクレパスを用意して、みんなでお絵描きをしようと思ったのですが、用意した紙が柔らかすぎたため、すぐにグチャグチャになってしまい、早めに終了。
それでも、以前よりも筆圧が強くなっていたり、これを描きたいという気持ちが芽生えていて、そこにも成長を感じました。
一番大きな成長を感じたのが、お絵描きの後は園内探険。
階段の昇り降りも以前よりもスムーズになり、一人ひとり手すりにつかまり、一歩一歩がしっかりとした足取りになってきました。
2階の短い階段に富士山が貼ってあるのですが、そこに子ども達の写真も貼ってあります。
2階に着くなり「あっ!」と写真が気になり声を上げた◎ちゃん。
その声に誘われるように、他の子も富士山のところに集まってきて、まずは自分探しです。
「どこにいるかな?」と保育士も一緒に探しますが、さすがに自分探しはやっぱり早く、子ども達のほうが早く「あった!」と教えてくれました。
その後は、お兄ちゃんやお姉ちゃん、友達など、自分の知っている子を探して、その度に嬉しそうに指を差したりしていました。
その後、みんなが興味津々だった、うみグループの作った泥だんごを観察して保育室に戻り、お日さま広場で体を動かして遊びました。
つぼみ組は、一人ひとりが日々成長していきます。
その成長をそばで感じられるのは、本当に嬉しいことです。
これからも、子ども達と一緒に過ごしていく中で、色々な成長を感じていけたらと思います。
(E.Y)

階段の昇り降り、上手になりました。

富士山の上で集合写真と思ったのですが、なかなか難しいです。
◆雨の日(ふじ)

ビリビリ楽しい~
おひさま広場で新聞紙遊びをしました。
保育士が新聞紙を破き出したのをみて始めは何が始まったの?と少し戸惑い気味の子ども達でしたがだんだん目が輝き始めこれやりたいと新聞紙の取り合いになる位興味を持ってくれました。ビリビリ上手に出来る子、上手くできずクシャクシャ丸める子、それぞれでしたが素材に触れ楽しむことが出来ていました。「つるつるめんめん」と細く切った新聞紙を集めラーメンを作る子、細かくした新聞紙を上に投げ雪のようにして「わ~」と大喜び。それぞれの創造性が発揮されていました。
保育士がうずくまるとその上にちぎった新聞紙を掛けおふとん代わりに。うずくまった体勢だったので冬眠しているかのようにみえ、上にのってみたりしているうちに冬眠から覚め、起きてしまいました。
遊び終わった最後は大きな袋に集め巨大なオニにして天井からぶら下げてみました。子ども達の手が少し触れる位の高さにするとパンチしたり保育士に抱かれ触ったり、想像していたより怖がる子はおらず楽しんでいました。
廊下にコンビカーを出しました。不思議なことに子ども達は一斉に同じ方向に進み進行方向は混雑、スタート地点はガラガラ。打ち合わせしたわけでもなく一斉に走り出し何故か同じ方向に進む場面が何度もありました。一緒に走りたいという思いが無意識にこの行動に表れているのでしょうか?雨でも元気いっぱいの子ども達でした。
(K☆H)

かけちゃえ~

反対側はガラガラですよ~
◆笑顔の輪が広がっていく(きく)

目とまゆが逆ですが、これもまた可愛らしいおたふくさんです。
ブロックの大きいプレートを2枚並べ、おうちを作っている子たちがいました。少しずつ友達が集まってきて、「ここは〇ちゃんのおうちだよ。」「ママがねんねしてるよ。」「ピンポーン。」「ただいまー。」「いってきまーす!」とやりとりをしながら、さらにブロックを足していき、もっと素敵な家になっていきます。楽しそうに遊んでいるところには、友達が自然とどんどん集まってきて、輪が広がっていくのが最近は多く見られます。
ドーナツ型のゲーム(ドーナツかるたと子どもたちは呼んでいます)をやり始めた時も、次々と集まってきて、後ろから覗きこんだり、「やりたい!」と入ってきたりと、輪がみるみるうちに広がっていく姿があり、本当に賑やかで楽しそうな雰囲気に包まれています。外は、凍えるほどの寒さですが、きくぐみのお部屋の中は、子どもたちの生き生きとした熱気や楽しいやりとりで、温かいです。
節分に向けて、おたふくのお面作りをしました。福笑い風に、目、頬、口などシールのパーツを、見本を見ながら貼りつけていきました。それぞれに違った表情のおたふくが出来上がり、その出来栄えを笑いながら見ている子もいれば、逆に満足のいく仕上がりにならなくてちょっと不機嫌な子もいました。並んだ個性豊かなおたふくが、さらに温かく見守ってくれているようです。今日も笑いあり、涙ありの賑やかなきくぐみの一日を、並んだ個性豊かなおたふくが、にこにこ温かく見守ってくれています。
(T.M)

お皿の上にパーツを並べて、シミュレーションしていた〇くん、仕上がりに満足げです。

二人と保育士で始めたかるたの輪、いつのまにか広がっていました。
◆鬼をやっつけよう(たんぽぽ)

しあわせがやってきそうな微笑ましい「お福さん」がたくさんあります。
朝の時間のことです。
節分に向けて紙を丸めて豆作りをしている時に「やりたい」と伝えてくれた子どもたち。「鬼をやっつけよう」と合言葉のように話し出しました。
たくさん作ると扉に貼ってある鬼のイラストに向かって作った豆をぶつけ始めました。
「鬼は、外」という言葉も出始め、賑やかな鬼退治が始まりました。
朝から元気いっぱいです。
この光景は、午後に遊びに行ったきく組の子どもたちが大きな鬼に豆をぶつける姿を見つけ、刺激を受けてからの姿かなと思わされた一コマでした。
この姿から、節分会当日に着けるお面作りをしました。
鬼をやっつけて「福」を呼び込もうと福の神(お福さん)の顔のパーツを貼ってみました。
見本を見せて作るもののイメージが出来るように見せて「ここに目を貼って。ここに眉毛。ここに~」と見ながらも色々考えて貼りますが、パーツが細かいため扱いに困りつつも、完成させると個性豊かなものが出来上がりました。
飾ってみるとほのぼのする作品たちが並び、福を呼び込めそうです。
節分まであと数日…。
準備を進めることができました。
「鬼は、ここから入ってくるかな」と保育室の扉を指差し伝えます。
ドキドキするけれど当日は、「鬼をやっつける」と気合十分な子ども達。
当日どんな姿を見せてくれるか楽しみです。
(N.Y)

鬼のイラスト目掛け豆を投げる子ども達。当日はこの豆でやっつける予定です。

お福さんのパーツ貼りを楽しむ子どもたち。個性豊かな作品が出来ました。
◆音楽クラブ (もも)

今日の音楽クラブでは「ゆきだるま」の歌に合わせ自由に身体を動かす表現遊びを行いました。
リズムや歌詞に合わせ手を振ったり、跳んでみたり…低い音が流れると、ゆっくり身体を動かしてみたりと笑顔で参加する子どもたち。
それぞれ思い思いの表現を楽しみますが、場面によっては、周りの子と手拍子を合わせてみたり、微笑み合いながら歩幅を合わせてみたりと、他児を意識した関わり合い、皆で楽しもうという姿も見られました。
身体を動かした後は、全員で歌詞に登場する雪だるまをホワイトボードに描いていきました。
パパ、ママ、子ども、赤ちゃんと4種類の雪だるまが登場し、目や鼻、周りの雪などのパーツを一人ひとつずつ描いていきます。
「わーすごい!かわいい雪だるまになった!」「大きいお鼻にしようよ!」などと、互いに描いたものを尊重しあう姿がとても印象的でした。
他者の気持ちに触れること…。皆で一つのものを作り上げる楽しさを感じることができる素敵な時間となりました。
(T.N)


◆音楽クラブ(ゆり)

昨日の夜から雪が降っていましたが、積もることはなく、子どもたちは少し残念そうな表情でした。
ホワイトボードには講師が描いた雪だるまが5ひき。
それを見た男児が「これはぱぱ」「これはまま」と家族を想像して嬉しそうにしていました。
雪だるまの歌をうたい、雪だるまに帽子をかぶせてあげたり、雲や雪を描いて、冬らしい絵をみんなで描きました。
5人で大きな雪だるまになりきったり、1人で小さな雪だるまになってみたり、リズム遊びも楽しみました。
最後には各グループでおこなっているダンスを披露しました。なかなか他のグループの前でダンスをすることがないため、少し照れながらも友だちの表情を見ながら楽しそうにおこなっていました。K.Y


◆音楽クラブ (ひまわり)

今日の音楽クラブは、もも、ゆり、ひまわりの順にホワイトボードに上書きされていく絵に合わせてそれに因んだ歌を歌ったり表現遊び、リズム遊びを行いました。
ひまわり組は雪だるまや鬼や山などすべての絵の歌を歌い、時折、雪だるまになりきってみたり、鬼が来て逃げてみたり…。
雪だるまの大中小で決まっているリズムと人数を理解した上で音楽に合わせた動きを取ることが難しく、声をかけたりかけられたり助け合いや譲り合いを見せてくれました。
リズムと音と数の3つを瞬時に判断する子どもも見られ「今3人だよ」「5人だし」と体を動かしながら言葉もリズムに合わせて早くなっていたりします。
その後はひまわり組の歌を歌いました。
歌詞を覚えている子どもは力強く、そうでない子どもは程よく…。
前に出て歌をうたう子どももおり盛大に間違えたシーンは子どもも講師も保育者も大笑いでしたが、前に出るだけ度胸があり本人達も大笑いしておりました。
男子と女子に分かれて歌の披露も行いました。女児が先攻、男児が後攻でした。女児の圧倒的歌唱力の前に男児は唖然とし、たじたじでしたが、何とか前に出て歌い切りました。その時、女児から拍手が湧き起こりました。強者の余裕を見せてくれます。
今日も楽しいリトミックを体験し雨でも素敵な時間を過ごした年長児です。
k★y


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