◆1月17日(金)の子どもたち
2020年01月17日 金曜日
◆笑顔で共有(つぼみ)

今日は、地下鉄を見にいきました。
朝の集まりで、地下鉄を見に散歩することを子どもたちに伝えると「はーい」と手をあげたり、笑顔で体を揺らしたりと様々なかたちで、期待や喜びを表現していました。
道中、乗り物や川など様々なものに興味を示す子どもたち。
散歩カーに乗っていた○○くんは、新たな発見をするたびに「あっ!」と指を差し、保育者や友だちに、発見や喜びを共有するように微笑みかけていました。
他者理解から、このような子ども同士の関わり合いも見られるようになってきていますが、本当に、子どもたちは日々成長しているのだなと温かい気持ちにさせられます。
散歩先では、地下鉄の他、清掃車が作業している様子も見ることができました。
「あっ!」と指をさし真剣な表情で見つめる子や「バイバイ」と嬉しそうに手を振る子…地下鉄や清掃車ではない物に興味を向けている子と様々でしたが、一人ひとりにとって、とても貴重な体験になったことと思います。
また、今日は、〇〇ちゃんのお母様が保育士体験を行ってくれました。
〇〇ちゃんをはじめ、子どもたちの嬉しそうな笑顔、安心した表情がとても印象的でした。
温かく子どもたちを見守ってくださり、ありがとうございます。
(T.N)

◆「じぶんで。」と「がんばれ~。」 (ふじ)

力をあわせて。
今日はママ先生が2人も入ってくださり、とても賑やかな朝のお話の会でした。その前のミッキー体操でも、曲に合わせて「トントンピッ。」という掛け声をかけている子どもも増えてきているのですが、その声もそろってきていて、今日も一日みんなと一緒に元気で過ごそう、と気合が入るように感じられました。
どんぐりころちゃんでどんぐりになりきり、ポーンと園庭に出ていく子ども達。支度も早くなり、できないことは保育者に手助けを求めながら自分の力で支度をしてどんどん園庭に出て行き、保育者が追いかけて出ていくほどです。
しかし、園庭の子ども達の靴を見ると、きちんと履いているようでも左右が逆になっている子どもがたくさんいました。がんばって支度をした子ども達にたいして、自分でやろうとする気持ちを大切にしながらの、さりげない支援のしかたを意識していきたいと思いました。
園庭の滑り台の近くで丸太を転がそうとしていた○君でしたが、丸太は大きくて重く、ビクとも動きませんでした。年上の園児が転がしていたところを見ていたので、自分でもやってみようと一生懸命になっていました。すぐそばで見守っている保育者に手助けを求めようとせず、自分の力で、と諦めずに挑戦していました。それをみていた◇ちゃんが手伝おうと、一緒に「よいしょっ。」と加わりましたが、無理だと思ったようでまた離れてしまいました。そのかわり今度は大きな声で「がんばれー。」と応援してあげていて微笑ましかったです。
築山の頂上に登った子どもたちは、下から登ってこようと頑張っている☆ちゃんを「がんばれー。」と応援していました。何度も途中で滑り落ちてしまい、頂上まで登れない☆ちゃんでしたが、△くんが階段に誘導し、☆ちゃんはそこを登って頂上に到達し、「やったー。」と子ども達で喜びを共有していました。
他児を応援したり、手助けをしようとする気持ちは、自分でやる、と頑張るところから育った思いやりの気持ちなのかなと感じます。ますます強くなっていく、子どもたちの、自分で、という気持ちを大切に関わっていきたいです。
園庭で手をつないでもらったり、支度を手伝ってもらったり、優しいママ先生にたくさん甘えさせていただいた子どもたちでした。どうもありがとうございました。
F.S

「じぶんで。」「がんばれ~。」
◆男の子と女の子の分かれて宝探しゲームをしました(きく)

おままごとの冷蔵庫の中を咲かす子ども達「あったよ」
宝探しゲームを男の子と女の子とに分かれてやってみました。始めは、宝探しのルールの確認のために保育士が宝物を5つ見せてから隠しました。よくルールが分かってきたようで、色々な箱の中やジュータンの下を覗いたりして探し方が上手になりました。そしてすぐに見つけてしまいました。
次に男女が分かれてやってみました。始めは、女の子が8つの宝物を隠します。その間、男の子は廊下に出て目を隠して10数えてから「もういいかい」と聞きました。かくれんぼで培ったルールなので良く分かっていて「まあだだよ」と言われるともう1回10数えたりしていました。
さあ、男の子が保育室に入っていくと女の子が一緒に探し出し始めました。それを止める方が大変、いつの間にか自分が隠した宝物を持って来て保育士に「ほら、あった」と嬉しそうに持ってきました。「違うよ。男の子が探すんだよ」と言うと、いつもは探して持って行くと保育士が嬉しそうに褒めてくれるところなのに、「隠して来て」と言われ、何人かは頭の中がクエスチョンでいっぱいのようでした。
さて、今度は男の子が隠す番です。女の子が廊下に出て行くと、それに着いて行く2,3人の男の子、締め出されて怒り出す。「この宝物かくして」と言われて今度は隠す番だと気づく子もいれば、廊下に行きたくて宝物を投げ捨てる子もいて、ゲームになるのかと思われましたが、やっているうちに意味が分かって来たようです。同じところに隠したがる子、ずっと持っている子もいましたが、隠す、探す楽しさは最後には分かって楽しめました。
宝探しゲームのルールは、良く分かってきたようですが、男女に分かれる意味が解らなかったようです。これから少しずつ女の子と男の子が分かっていけるように遊びながら知らせていきたいと思います。 M.K

「あった。みつかたよ」

園庭では、縄跳びで電車を連結。園庭をグルグル回っていました。
◆ルールのある遊びをする中で感じる気持ち(たんぽぽ)

「見つけたよ」と読み札の内容の絵と同じ絵を見つけ出します。
きく組に遊びに行く機会が増えてきた最近。
たんぽぽの友だちだけでない刺激をしっかり受けるかのように遊ぶ姿をよく見てたんぽぽに置いていない玩具を見つけ遊びはじめます。
その中で、気になっている子が出てきた「カルタ」です。
たくさんの取り札と読み札に興味津々な姿を見せてくれます。
その姿からたんぽぽに置いてあった大きい「カルタ」を出して遊んでみました。
取り札は、全部出さず分かりやすいものを出しておき、読みあげられた内容をよく聞いてからあたり札を探すという今まで体験したことがない遊びです。
ルールが分かる子は、さっとあたり札を見つけ取ることが出きますが、慎重な子たちは、その姿をよく見ながらやり方を学んでいます。
雰囲気で「これ?」と持ってくる子と様々な姿を見せてくれますが、段々と分かってくる子が増えてくると「取るぞ」気合いっぱいで取り札を囲みます。
なかなか取れない子には、少々悔しい寂しい気持ちになるひと時ですが、何とか取ろうと頑張る姿は、どの子も立派です。
友だちと一緒にルールがある遊ぶことが出来るようになってきたことが伺えますが、「楽しい」「嬉しい」という感情だけでなく「悔しい」「難しい」など様々な感情が沸いているのかなといった表情を見せてくれます。
初回の短い時間となりましたが、どの子も友だちと一緒に遊ぶを満喫してくれたように感じました。
今日は、〇ちゃんのママ先生が来てくださり一緒に楽しんでもらえたこともやる気に繋がったかなと思います。
日々の中で様々な体験を通し成長してきた子ども達。
また、ルールのある遊びを用意していこうと思います。
(N.Y)

みんなで見つけた取り札は、こんなにありました。「これ見つけたんだよ」と嬉しそうに話す姿も終わった後に見られました。

ママ先生と一緒にお弁当作りを楽しみます。
◆表現をする楽しさ (うみグループ)

昨日の帰りの会で、各年齢ごとにみんなの前に出て表現あそびを行いました。初めて行った物語でしたが、なりきって表現する楽しさを感じたようで、「楽しかった!またやりたい!」とすぐに声があがり、一日経った今日も朝からやる気に満ちていたので、朝の会でも表現あそびの時間を設けました。
緊張、恥ずかしさ、楽しさ、いろんな気持ちが感じられましたが、終えた後の笑顔がとても素敵でした。
全てが終わった頃には気がつくと1時間近く経っていたのですが、年長児は朝の会後も、それぞれの場所でもう一度台本を読みこむ姿、本当に頼もしく思います。
そして遊びながらも自然と歌を口ずさむ年少児と年中児。
みんなで取り組む時と、遊ぶ時、このめりはりもとても大事なことです。
ひとりひとりが自発的にやりたいと思えるよう提供していけたらと思います。
園庭では、また泥だんごを作り始めた年中女児。
ボールを使ってラグビーを行う年長男児。遊びに取り入れるのが本当に上手くて感心します。
そして本日は、○くんのママ先生が来てくださり、園庭でおいかけっこなど、年中児・年長児混ざって遊びとても楽しんでいました。ありがとうございました。
S.S


◆マス作り(にじグループ)

今日は節分のマス作りを行いました。
段ボールや牛乳パック、折り紙や画用紙など、様々な素材を用意し、見本をいくつか用意したのですが、子ども達が一番に興味を示したものは、墨汁を使い、拭き絵の技法で作る鬼のパンツ柄のマスでした。
お正月遊びで行った書き初めで、墨汁を使っていたこともあり、馴染みがあった子ども達は絵具とは異なる感触を知り、それを使った技法にワクワクしながら興味をもって近づいてきました。
黄色の画用紙に墨汁を何滴か垂らした所に、ストローで息を吹きかけていくと、画用紙を傾けたり、絵の具で行なった感触とは異なり、様々な方向に行ったり、太さも変わっていきました。「手の形にみえる」「くもの巣みたい」と形の変化を楽しみ、「息がつかれた」と友達の作品を見ながら、一生懸命取り組む姿もありました。
折り紙で鬼の形もつくり、マスに貼っていきました。
折り方を覚えて作り終えた年長児は、次に「つくりたい」と来る友達に教えてくれていて、子ども同士で教え合っていました。
制作がひと段落し保育士が片付けを始めると、必ず子ども達も駆けつけ、手伝ってくれます。
絵の具よりも落ちにくく、拭いたところが薄ら黒く伸びてしまい、「炭だから、拭くのも大変なんだね」と言いながら、最後の掃除までが遊びの一環として習慣になり、友達と協力する姿が見られ、成長を感じた一面でした。(B・K)

◆混ざっても楽しい(そらグループ)

今日は〇くんのお母さんが保育士体験に来て下さいました。
方南公園への散歩でもママ先生は大人気。手を繋ぎたい子が沢山いたり鬼ごっこをしたりと触れ合いを楽しんでいました。
また、実験に興味がある〇くんの影響で、花に色を付ける色水実験に興味を示している子たちがいるのですが、〇くんのお母さんがお家から『科学マジック』という実験の図鑑を持ってきて下さいました。お父さんからは以前実験のアドバイスも頂き、今後の実験あそびへの取り組みも楽しみです。
公園では様々な鬼ごっこを中心に元気に身体を動かしていました。園庭でも鬼ごっこ系をしてよく遊んでいます。
何組かのグループがそれぞれ鬼ごっこをしていましたが、途中混ざり合ったり、誰が追いかけても笑顔で逃げたりと、同じ空間で楽しさを共有する姿がとても素敵だなと感じました。
大きな滑り台、ブランコも人気で好きな遊びを存分に楽しみ、汗と笑顔が弾ける子どもたちでした。
O・Y

鬼ごっこ中、岩の上に逃げひと休み。

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