◆1月4日(土)の子どもたち
2020年01月04日 土曜日
◆年初め (全クラス)

あけましておめでとうございます。
今年も宜しくお願いいたします。
今日は8人という少人数での保育となりました。全員で一階の保育室を使用しお正月の話をしながら過ごしました。
お餅やお寿司を食べた子ども、おせち料理の黒豆や海老、伊達巻や赤飯など普段食べない食材に舌鼓をうつ子ども達の姿が目に浮かびました。
「ケンタッキー美味しかったなぁ」
「私、お正月全部食べたから」
「お餅つきもしたよ」
など、日本の伝統にも触れた子ども達もおりました。
低年齢の子ども達はお兄さんお姉さんに囲まれながら様々なゾーンを行ったり来たりです。愛着関係が築けている保育者の近くに座り、時折その保育者を追いかけたりとトコトコ歩く姿がなんとも言えませんでした。
園庭では散策と年上の子ども達の遊びの観察をしている姿が見られました。
砂場に水を入れたり、バケツに水を入れたりし、おままごとを展開する幼児グループの子ども達がいます。
それを真似てやってみようと蛇口に手を伸ばし水を出しますが、手に持っているのは「フルイ」です。
下に置いているときは溜まりますが、持ち上げると無くなります。
最初は戸惑っておりましたが次第にそれが遊びとなっていきました。
そこに集まるのは近い発達の子ども達でした。蛇口まで手が届かないが水道の出口付近を触り水を感じる子ども、蛇口にも出口にも届かない子どもの水の感じ方はシンクの底を触る事でした。
びちゃびちゃだね、冷たいねと声をかけます。しばらくし、袖が濡れた事に気付いた1人の子が泣き出しました。自分の行為で濡れた事を後で知り得ました。他の子どもはジャンパーを脱ぎ、靴を脱ぎ部屋に入ろうとしました。ほんの少し袖が濡れただけですが、寒さと不快感を得たようです。
2歳児クラスの子どもは置いてあったギターに興味津々でした。
「これなに?」とは言うものの触ろうとはしませんでした。
思慮深い様で、優しく手を滑らせながら弦を撫でます。勿論、音はなりません。
そこに、低年齢の子どもが駆け寄り盛大にギターの弦を叩きます。すると大きな音が出た事に驚きます。
徐々にギターに興味を持つ子ども達の姿が見られました。
ひとしきりギターで遊んだ後に「先生、歌って」と2歳児クラスの子どもがギターを渡してきます。
楽しみ方は人それぞれでその瞬間によってそれも変わるものであると改めて感じました。
今年も昨年同様、自分の好きな事を見つけてそれに満足いくまで取り組める環境を考察していきたいと思います。
k★y

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