あそびと創造力
2019年12月23日 月曜日
2歳児の部屋に朝の挨拶に入りました。朝のおやつタイムが始まっていましたがこちらの姿を見て「園長先生が来た!」と子どもたちからの声が聞こえました。そばに寄って「おいしそうだね、おせんべい。」と言うと、まだ手に持っているおせんべいを自慢げに掲げ見せてくれました。元気な子どもたちです。
さきにおやつを終えたEちゃんとKちゃん、マントを着けスカウトをはいて二人でニコニコしながらステップを踏んで遊んでいました。楽しそうにダンスしている二人、「アナと雪の女王」になっていたのでした。二人が主役です。保育士が関わらなくても二人でつながり合って「○○のつもり」をしていたのでした。
言葉の数も増えており、人物や出来事を客観的にとらえることができるようになっていました。一歳児の遊びが一人遊びや集団で同じ遊びをすることが多かった時期から、この一年の遊びの展開を見ると成長の大きさを感じました。言葉をかけ合いながら一緒に遊ぶことを楽しんでいました。これも子どもたちが劇遊びを経験してきたことで、登場人物になりきって演じ、相手と関わることの楽しさを経験してきたからなのだと思います。
また好きな遊びが選べるスペースが用意されています。ままごとゾーン、ゲームゾーン、ブロックゾーン、おもちゃゾーンから子どもが自分で遊びを選択し創造力を発揮しています。
これらの遊びが保証されるように保育者が子どもの活動を受け入れ、動機づけし関わることによって、子どもがたち安心して遊べる空間がつくられています。
園長 田中基之
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