子どもたちから教えていただく
2019年12月24日 火曜日
先日、園庭遊びの時間です。
0歳児クラスのHちゃんが落ち葉に興味を示していました。
Hちゃんの興味・関心に気づいた保育士が、遊びの発展、主体性を保障するようビニール袋を用意するとHちゃんは、嬉しそうに落ち葉を袋に集めはじめました。
しばらくしてからHちゃんのもとへ行ってみると、袋にはたくさんの落ち葉が入っており、「みてー」と言うかのような嬉しそうな笑顔で袋を見せてくれました。
そして、数分後、築山に登ったHちゃん。
転んでしまったようで涙を流してします。そこへやってきたのが1歳児クラスのY君とS君。
Hちゃんの困っている姿を見たY君は、優しく頭を撫でてくれました。S君は、Hちゃんの顔を覗き込んだ後、近くに落ちていた葉っぱを袋に入れてあげていました。
他人を思いやる気持ちが育まれているのだなと嬉しい気持ちにさせられましたが、何よりも、Hちゃんは、なぜ泣いているのか…。Hちゃんの気持ちの背景を考えながら気持ちに寄り添っていくY君、S君の姿から保育士として大切なことを教えていただきました。
子どもから学ぶという姿勢を常に持ち続けたいと感じさせられた瞬間です。
保育副主任
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