共感
2019年12月10日 火曜日
幼児グループの保育室に行くと、数人の子が塗り絵を行っていました。
「できた!みてー」と嬉しそうに、近くにいる保育士に塗り絵を見せに行くKちゃん。
声をかけられた保育士は、「ここ難しかったでしょ」などと、Kちゃんの達成感や過程に共感するよう関わっていました。
Kちゃんは、認められたことが嬉しく自信につながったようで、その後も笑顔で塗り絵を続けていました。
子どもは、気持ちが安定すると、好奇心が広がり、新たに気づいたことや、自分で成し遂げたことを伝えようと保育士等に働きかけます。このような子どもの姿を十分に認め、共感を示していくことが、子どもの自発的な活動を支えます。子どもが安心感、安定感を得て身近な環境に働きかけ、好きな遊びに集中したり、やりたいことを繰り返し行うことは、主体的に生きていく基盤となります。
改めて、子どもの気持ちに寄り添っていくこと…。子どもの姿をまるごと信じ見守ることの大切さを感じさせていただけた瞬間でした。
保育副主任
Posted in 三感ブログ