◆12月20日(金)の子どもたち
2019年12月20日 金曜日
◆落ち葉あるかなあ ( つぼみ・ふわふわ)

それなあに。
今日はとてもよい天気、ぽかぽかと暖かくてまた秋にもどったようでした。
園庭では落葉が進み、樹木は寂しいようすですが、そのかわりに落ち葉がたくさんになっています。黄色、赤、茶色と色も形も様々で、これもあれも、、、と袋いっぱいに拾い集める子どもや、同じ種類の葉っぱだけを集めて束にしている子ども、こだわりコレクションをしている子どもなど、思い思いの遊びをたのしんでいます。広い公園で、もっともっとたくさんの落ち葉で遊んでみたいと考えました。
本五ふれあい公園に出発です。今日は保育士体験をしてくれている、ふわふわのパパ先生と
一緒です。パパ先生に散歩カーをおしてもらい、安心感と期待感の表情のふわふわでした。
公園には落ち葉がたっぷり積もっていました。期待どおりです。先に降りたつぼみの子ども達はあっというまにまとまって遠くまで走っていってしまいました。歩き始めたばかりと思っていた◎くんでしたが、園庭ではよちよち歩きにみえていたはずが、広い平地ではこんなにしっかりと早く走るのだと驚かされました。障害物が無く、草や葉の自然のクッションの広場という恵まれた環境を利用させてもらい、思い切り走ったり、体を動かして遊びながら、たくましくなっていってほしいと願います。
大きな岩に手指と足の力でしがみつき、よじ登ろうとしていた◇ちゃん。園庭のテーブルや室内の棚に登ろうとすると、危ない、と止められてしまうのですが、見守られながらじっくり挑戦できるのもこの広場ならではです。
子ども達にとっては宝の山の落ち葉でしたが、残念なことに落ち葉清掃で一掃されてしまい
ましたが、落ち葉集めの達人の★ちゃんは、それならと、樹木が並んでいる場所に移り、その場所にある落ち葉を集めながら、今度は樹の皮が枯れて落ちたものに気づき、集めて大切に手に握って園にもちかえっていました。
自然の中にはたくさんの遊びの場所、遊びの道具や材料があり、子ども達がそこからなにかをみつけ、展開させる遊びを楽しんでいきたいです。
広い公園で、子ども達とふれあい、安全を守りながら遊んでくださったパパ先生、どうもありがとうございました。
F.S

◆めだかのように(ふじ、わくわく・きらきら)

今日は、わくわく・きらきらで散歩に行くことにしました。
つぼみ・ふわふわチームは本五ふれあい公園へ、わくわく・きらきらは大聖堂一階蓮池広場へ行きました。
到着すると、入り口付近にはたくさんのどんぐりが落ちていて散歩カーから降りた子ども達は、一目散にどんぐり拾いへ向かいます。「あっちにもある~」と言って拾っているうちに、草陰に落ちていた赤い木の実や青い実を見つけ保育士の用意してくれた袋にどんどん入れていき、あっという間に集まりました。
その付近で遊び始めていろんなものに目が行く子ども達。長く続く坂道を発見し〇ちゃんが行くと、どんどん次へ続く子ども達の群れ。子ども達のすばやさに保育士も全速力で追いかけ止め、ひと段落。子ども達の視野の広さには驚かされます。
一展開で終わらないのが子ども達。次は蓮池へ移動し、「魚いないね~」「せんせいどこかな?」と追いかけっこが始まったり、広場全体をそれぞれが探索し楽しんでいる姿が見られました。ひとりが行くと同じように動き、群れになって泳いでいるめだかのような子ども達でした。
たくさん動き回ると「疲れた」とう言葉も出てきたり保育者が何も言わなくても「つぎはこっち~。あっち~」「はあ~ちょっと一休み」と言う言葉が飛び交っていました。
並んでからのかけっこも定着し、「1、2、ピッ!」と線に並んでから「ヨーイドン」の合図で全力で走るのもとても楽しそうで、「もう一回!もう一回」とリクエスト。子ども達の楽しい事は体力も使うので、こちら側が付いていくのに精一杯。子ども達の元気は本当にすごいなと改めて感じました。
朝の集まりで『わにわにのおふろ』も一緒になって簡単な言葉を言ってくれたり、散歩に行く前の待ち時間も「うりうりうりうり、おーいえー」とノリノリの子ども達でした。
本日、保育士体験のお父さんが「手伝いますよ」と椅子を入れたり、おやつを配ってくれたりしてくださり、嬉しく思いました。ありがとうございました。
(K.E)


◆おにいさんたちからのお誘い (きく)

おにいさんたちに守られながら・・・いってきまーす
そらグループから、「一緒にお散歩行きませんか?」のお誘いがありました。場所が3歳未満はいけない場所だったので迷いましたが、以前にじグループからも遊びに来てくださいとお誘いがあったことを思い出し、3歳未満の子たちはそちらへ、3歳になった子たちはそらグループとお散歩に行くことにしました。
散歩チームは、トイレ、準備を済ませ、そらグループの待つ玄関前へ。ちょっとドキドキしながらも、おにいさんおねえさんに手をつないでもらいます。ごあいさつもいつもよりしっかりとできました。
いざ出発し、歩いている最中も、おにいさんたちに守られている安心感が漂っています。車道側をおにいさんたちが歩き、守ってくれます。笑顔を交わしながら歩く姿を見て来年の様子も少し見えたような気がして、安心しました。
和田公園に行きました。家族で行ったことのある子は多いと思いますが、園で行くのは初めてです。高い大型遊具があり、しばらくはそこに子どもたちが集中しました。おにいさんたちに混ざって、順番に並んでロープ登りにチャレンジしたり、らせんの登り棒にもチャレンジ。高い滑り台に、勢いでチャレンジした●くんは、滑ってみたらなかなかの迫力でびっくり。そのあとは、遠慮していました。自分で体感してみて、合ったものを見つけたり、やり方をアレンジしてみたり・・・、どんな遊びでも、子どもの主体性の大切さ、異年齢の中で自然と真似て身につく力が大切だと感じます。
にじグループで遊んだチームは、始めは緊張して、保育士の周りにぺったり。そうしながらも、おにいさんおねえさんの遊ぶ姿をじっと観察しています。そして、段々と自分もやってみようとお絵かきを一緒にしてみたり、おままごとコーナーに入ってみたり、やはり自らチャレンジする姿が印象的でした。お部屋に戻ってくると、ほっと安心した表情。ベランダでシャボン玉をして、緊張感からも解き放たれたようでした。
まだ少し先ですが、3月には幼児グループにお引越しです。これからは、幼児と関わる機会を多く取り入れていき、緊張感と安心を行ったり来たりしながら、たくさん吸収していく姿を楽しみにしたいと思います。
(T.M)

こんなの簡単、簡単と言わんばかりの表情。

◆子ども達の感性は無限大(たんぽぽ)

「見て~。お月様だよ。」と教えてくれました。色々なことへの関心の高さを感じます。
色々なことを見たり感じたことをおしえてくれるようになってきたたんぽぽ組の子ども達。
園庭に出る際にふっと空を見上げると青空の上の方にお月さまが出ていました。
「見て。お月様だ」と教えてくれた〇くん。
「朝だけどお月さま見えるね」と言っていました。
その言葉に反応した△ちゃんが「お月さま、スイカみたい」と言うと「◇、スイカ食べたことある」と〇くんの発言からほのぼのする発言が聞かれました。
かわいい三人の言葉でした。
また、園庭に出ると☆ちゃんが「今日、雨降ってないね。よかったね。昨日雨降ったね。」と嬉しそうに教えてくれました。
昨日、園庭に出るとぽつりぽつりと雨が降っていることに気付いた△ちゃん。
「雨降ってるね。晴れがいいな」と言っていたことを覚えていたのか翌日にこのやり取りが出来て☆ちゃんの成長や発想に驚かされます。
このように子ども達があったことや感じたことを伝える楽しさなど会話を楽しめ嬉しさを感じました。
引き続き、子どもの言葉に耳を傾けられるようにしていきたいと強く思う一コマになりました。
(N.Y)

「やった~。晴れだ~」と喜びを全身で表現している☆ちゃんです。

「はっぱが落ちてくる。綺麗だね」と言って木の側で落ちる姿を見ていました。
◆折り合いをつけながら (うみグループ)

朝お部屋に入るとくつろぎゾーンから楽しそうな声が聞こえてきました。
年中児の○くんのパパ先生が来てくださっていたので、みんなたくさん甘える姿がありました。
金曜日だから。今日はお迎えが早いから。言われる前に片付けるんだと話す子もいれば、その横で遊びを続ける子もいます。片付け始めるまでそれぞれのペースはありますが、「これはママに見せてから・・これはもう片づける・・これはまだ今日作る・・」と自分の気持ちと折り合いをつけながら片づけを進めていく姿は、自分の作ったものに責任を持っているからこそだと感じます。
今日は身体測定を行いました。今月は身長・体重だけでなく頭囲・胸囲も測りました。きょういとは・・?ハッとしながら「頭囲はあたま、胸囲はお腹でしょ!」とお腹を必死にへこませる年長児がなんとも可愛らしいです。
そのあとは園庭へ行きました。
年少児の△ちゃんたちはビニール袋に水とお花を入れ、お花みずを作っていたり、□くんたちは縄跳びを電車に見立て、園庭の遊具を駅に見立て「サッカー駅〜(年長児がサッカーをしていた所)」「のぼる駅〜(ロッククライミング)」「お散歩駅〜(お散歩カー)」と園庭内を散策していたりと、心地よい風を浴びながら楽しんでいました。
パパ先生と年中・年長児はたくさん走ったりだるまさんころんだをしたりと盛り上がっており、いつも最後の最後まで園庭に残る年長児もとても嬉しそうに一緒にお部屋に戻る姿が印象的でした。本当にありがとうございました。
S.S


◆色を塗ったその後は (にじグループ)

今日は久々に朝から気持ちの良い天気となりました。
スクラッチと言う技法を用いて、お絵描きをしました。朝の集まりの時、白い画用紙一面に、好きな色のクレパスを塗り、更に黒色で上から塗りつぶしてから、竹串を使い自由に絵を描きカラフルな色の絵が浮き出てきて、見ていた子ども達は息をのみ込むように、その場の空気が静まり返りました。
それに興味を抱いた児がテーブルの周りに集まり、様々な絵を表現してくれました。虹色だったりランダムに好きな位置に色を並べたりと、実に個性で溢れ返っています。色を塗り絵終えたら、今度は黒色を紙一面にぎっしりと塗りつぶします。
塗りつぶすのに疲れてしまい、「まあだ?」と何度も聞かれ、「まあだ」と答えると、良く完成させたくて、渋々再び塗り始めていました。「OK」をするとやっと、竹串で絵を描く事が出来、イメージを膨らませながら、好きな絵を描き始めていました。可愛らしい絵が幾つも完成しました。
そして今日は○くんのお母様が保育士体験に来てくださいました。
沢山の子ども達に囲まれ、鬼ごっこ、だるまさんが転んだなどカプラ遊びなど、沢山遊んで頂きました。子ども達も、とっても嬉しそうでした。S・A


◆一緒に散歩へ (そらグループ)

どんなものが見つかるかな?
今日は久しぶりにきく組と一緒にお散歩に行きました。ひまわり組、ゆり組はもも組、きく組と一緒に手を繋いで和田公園に向かいます。繋いでいる児のペースに合わせたり、「手を挙げるんだよ」「端によってね」と横断歩道を渡るときや歩道を歩くときに声を掛け見本になっていました。
公園に着き、保育士から公園での約束の話があり、終わるとすぐに遊びたいところへ向かいます。コンビネーションが人気ですぐに階段と太鼓橋のところに列が出来ていました。きく組の子供たちも一緒に並んで待っていましたが、そらグループと同じように待っている姿は幼児組のようで微笑ましい光景でした。きく組を自分達よりも小さい子達という認識をしているそらグループの子ども達は遊んでいるときにも少し気を使っている姿がありました。
公園の木が植わっている所には袋を持った◎くんや★くん、◇ちゃんの姿があります。◎くんは思うがままに目についたものをどんどん入れてすぐに袋は重くなっていました。★くんは「ママがお花好きだから」と落ちていた花びらのきれいなものをなるべく探し、「ママ喜んでくれるかなー」と言いながら袋は花びらだらけになっていました。◇ちゃんは「私もママにプレゼントする」と言って花びらを集めていきます。次第に自分が気になるものも入れ始め、袋はいっぱいになってきました。お土産の中には今日の思い出もたくさん詰まっていることでしょう。
公園の木の名前を見るともも組の友だちの名前と同じ名前がありました。「あ、これ〇ちゃんのお名前と同じだね。ほら、きれいな薄いピンクの花が咲いてるよ」と保育士が言うと〇ちゃんは木を見て観察をします。花をもらうとなんだか嬉しそう。「〇ちゃんと同じようにかわいい花だね」と保育士が言うと花をみつつ微笑む〇ちゃんでした。
お散歩は尾どもたちにとっては楽しいもの。保育士にとっては子どもたちの成長が見れたりする貴重なものでもあります。これからも子どもたちと様々なところに行ってその公園ならではの遊び等を通して子どもたちの成長を見守っていきたいと思います。
(K.H)

きく組さんと一緒に

お母さんにお土産
Posted in 園のこだわり