◆12月16日(月)の子どもたち
2019年12月16日 月曜日
◆満足するまで(つぼみ)

休み明けの連絡帳で「言葉が増えました。」「〇〇するようになりました。」など見ると、お家での様子や「こんなことができるようになったんだ」と成長を感じます。
最近つぼみだけではなくふじぐみの子達の存在も大きいようで、朝「〇〇く~ん」「はあい~」というやり取りをしていたところ、つぼみの◇くんが寄ってきて、自分にもやってほしいと言っているように「あっあっ」とアピールしてきました。
同じように「◇く~ん。はあい~っていうんだよ」というと「はあい~」のところを一緒に声に出して言っていて、自分からは出来ないけど一緒のタイミングで言えただけでもとても嬉しそうな◇くんでした。
朝の集まりでもそのやり取りをしてみると、その時に△くんも見ていたようで「はあい~」ととても上手に言えていて保育士一同驚き「すご~い」と歓声を浴びていた△くん。
よくいろんな人の動きや言葉を聴いているんだなと感心しました。
室内遊びでの取り合いも多くなってきたのですが、友だちの使っているものが欲しくなり、取ったり取られたり。取られて泣いてみたり、怒ってみたりという変化も見られ友だちとの関わりの中で成長しあっているんだなと感じました。
自己主張も強くなったり、それぞれのこだわりも出てきて好きな遊びをじっくりし、満足して次へ。という子ども達の姿がみられるようになりました。
(K.E)

何やってるのかな?と見てました。

お兄さんと一緒に!
◆チャレンジ精神(ふじ)

今週も始まりました。12月も中旬になり、落ち葉が多くなってきました。
どんぐりころちゃんの手遊び歌が流行っています。「もう1回」と何度もリクエストがあります。
外に出る準備をしテラスへ。自分の靴もしっかり覚えているので出し履こうとします。
〇ちゃんは自分でやると決めたようで靴に足を入れかかとの紐を引っ張り履き、「できた」とピョンピョンはねてますます自信がついたようです。
その隣で履いていた□君も揃って「できた」と報告し2人は一緒になってピョンピョン飛んでいました。嬉しさが倍になりました。
園庭に出ると一直線に太鼓橋にへ向かう◇ちゃんは以前登れるようになってから自信がついたようで1人でやってみると何度も繰り返しチャレンジ。あともう少しのところで力尽きてしまっていました。その度に保育士を探し助けを呼ぼうとする姿を見せるのですがそれでも呼ばずチャレンジ。やっとの思いで登り切れると上から「せんせ~い」と嬉しそうな声で登れたことを教えてくれました。それに続けとぞくぞくと太鼓橋に立ち向かう子ども達が増えてきています。
コンビネーションのトンネルの上に登ることが出来た◎ちゃん。すごいと伝えると照れて見ないで~と手で保育士をはらい反対側へ移動していきました。挑戦し出来たことで自信になり褒められると照れと素直な反応を見せてくれました。
落ち葉と一緒に落ちている枝で地面にかきかき。色々なタッチで好きなものを描く画伯がたくさん。芸術の秋ですね。
▽ちゃんは砂場の砂を掴み、保育士に「どっちだ?」とクイズをだして遊んでいました。経験を取り入れ遊びが発展していっています。
園庭に出てすぐする遊びはどんぐりさがしという子が多く、見つけると保育士に見せたあと大事にポケットにしまい時々出してみてはしまう子どもの姿。宝物が1つ増えて嬉しそうでした。
(K☆H)


◆みんなで輪になって・・・ (きく)

大きな輪ができました。みんなで顔を見合わせれば笑顔になります!
電車とごっこ遊びが人気です。同じ遊びをしたい子たちで集まって、時々はトラブルもありながらも、会話をやりとりしたり、遊びを工夫していて、月曜の朝から盛り上がっています。お部屋の真ん中で、赤ちゃんのお世話に忙しい〇ちゃん。添い寝しながらトントンしてあげたり、ごはんを作ったり、大忙しです。まな板と包丁で切るマネをしたあとは、包丁でまな板を撫でるようにして、切った具材を寄せ、お皿に移すマネまでしていて、本当によく見ているなあと感心してしまいます。
じっくりお部屋で遊んでから、外に行きました。
靴を履く友達を待っている間、手をつないで大きな輪を作ってみました。それだけでも、なんだか楽しそうです。「ひらいたひらいた」のわらべ歌をやってみることに。横に回りたいのですが、「横に回って。」と言っても、どういうことかよくわからないようなので、大きな輪になったり、小さな輪になったりすることからやってみました。笑顔に囲まれた大きい輪。小さい輪になると笑顔が集まってきます。保育士がもう一人入り、横に回ることにチャレンジ。今度は成功。歌を歌いながら、横に回ったり、大きくなったり、小さくなったり。お友だちと一緒が楽しいが感じられる遊びです。わらべうたの温かいリズムや音、素敵だなと改めて感じました。「あぶくたった」などもそろそろ楽しめる発達段階。保育園ならではの遊びのひとつとして、子どもたちと楽しみたいなと思います。
2週間ほど前から、給食の時間、調理士が給食の説明に来るようになりました。「お味噌汁の中には何が入っているのかな?」など、わかりやすく話してくれます。まだまだ知らないものもたくさんありますが、興味を持って聞いています。今日のおかずは、豚肉の細切り炒め。「豚肉」と教えてもらい、純粋にその言葉から連想した、こぶたぬきつねこの歌を口ずさんだり、「こぶたのお肉。」(きっと3匹のこぶたからきています)と言っている子もいます。豚肉と言っても、まさかあの豚を切り刻んで、焼いて・・・とは思っていない子どもたち。それを知るのは、もう少し先のことかもしれませんが、いつも食べているものに、少しずつ興味を持てるよう、関わっていきたいと思います。
(T.M)

部屋のど真ん中で、添い寝中の〇ちゃん。奥では、線路を長~くつなげて、それぞれの世界に没頭中。。

おかわりの時に、お盆からがしゃがしゃんとお皿を落としてしまった△ちゃん。お皿を拾った後、今度は自分の後ろに並んだお友だちのお盆を落とさないように支えてあげていました。優しい姿に温かい気持ちになります。
◆まだまだ続くクリスマスまでの準備(たんぽぽ)

今月は、クリスマスに向けての制作をたくさんしています。今日は、三角帽子作り。思い思いに模様を描いて行きます。
みんなが待ち焦がれているクリスマスまであと1週間と少しになってきました。
保育室もみんなで作った飾りを飾っていることもあり、気分も盛り上ってきているかのようです。
今日も緑の半円の紙を持っていると「何するの?」「これやりたい」と言う声が多数上がり、制作意欲が沸いている子たちが多くなってきました。
「やりたいならクレヨン持って来て」と伝えると持参し、半円の紙に力強く描き始めました。
「これは、ハートだよ。」「これは、〇」「これは、お顔」「きれいに描けたよ」と思い思いに描いた物を見せて教えてくれます。
毎日の遊びの中で自由に描いてきているからか、どの児も楽しそうに描き上げ、描いた物に命名する姿もあります。可愛らしいものが出来てきました。
その後は、ハサミで切ったりキラキラシールを貼り、クリスマスツリーに見立てた三角帽子が出来上がる予定でどのような作品になるか楽しみです。
また、遊びの中でも玩具を組み立て動物園を作ったり、ブロックを四角に組み立て「お寿司」と休み中に食べた「お寿司」を作って見せ合いながら友達と会話をしたりと経験したことを遊びに取り入れる姿が見えるようになりました。
また、他の児は、玩具の棚を利用し高く積木を重ねていました。
嬉しそうに伝えてくれると魅力を感じた児が合流し、二人で高くし始めました。
そのさなかにも会話は、続きます。
友だちと一緒に遊びながら遊びの世界を満喫する子ども達。
時折、思いが伝わらず涙したり、大きな声で思いを伝えようとするなど遊びの中でも工夫が見えます。
引き続き子ども達の世界を大切にしていこうと感じる一日となりました。
(N.Y)

しっかりした筆圧でダイナミックに書き上げるようになりました。

「見て。高くなったよ」という声。棚をうまく利用し積み重ねていました。遊び方に工夫が見えます。
◆遊びの繋がり (うみグループ)

今日は朝からグランメゾン東京のレストランがオープンしていました。
オーダーをとってから料理の提供がいつもよりとても早く感じます。何故なのか…電卓があることで、食事のあとのお会計をするのがとにかく楽しみなようです。
「これ食べ終わりましたか?片付けてもよろしいでしょうか?お会計ですか?」そんな言葉からもみんなのわくわくした気持ちが読み取れます。
メニュー表を見ながら伝票に注文を受けたものをみんなで確認し合いながら書き、電卓で計算していきます。
足して(+)いくと、(=)で答えが出る瞬間は何度でも感動するようで、「すごいね、これおもしろい。」と顔を赤くする年長児の○ちゃん。
計算に興味を持った年長児の△くんは独自の計算式を書き、いろんな場所で問題を出し合って楽しむ姿もありました。
年少児の☆ちゃんは、グランメゾン東京に行こうとしたのですが、お金を持っておらず、「お金とお財布作りたい!」とまずは作ってから行くことにしました。
年長児から年中児、年少児へと遊びの繋がりも感じます。
園庭では年少児の★くんと◇くんと▽ちゃんはケーキ屋さんをやっておりました。
「300えんかなぁ」「いや、87円がいいんじゃない?」
「うん、ダークチョコケーキは87円です」
「いちごのケーキも87円」
「こっちの塩ケーキは、うーん大きいから57円!」と値段をつけていました。
今までは「ケーキ食べますか?どうぞ!」というやりとりが多かったのですが、室内のレストランや美容院ごっこをしているからか、値段を設定してみたり、石をお金に見立てたり、
言葉もやはり話し言葉とは少し違う丁寧語です。
いろんなところで遊びが展開され、直接一緒に行っているわけではなくても、影響し合っていることを感じます。
様々な展開に合わせ、アプローチの仕方を変えながらみんなで楽しんでいきたいと思います。
S.S


メニュー表立てとベルと伝票入れも仲間入りです。
◆朝から活発に(にじグループ)

気温が低くなり、子ども達も室内を選択して一日過ごす児が先週あたりから増えてきました。
今日は、朝の集まりで最近踊っている「さかな天国」などのダンスを踊り、身体を動かして
縮こまった身体をほぐしてスタートしました。
集まり後は、すぐにベランダ・室内を選択して遊びへとそれぞれが向かっていき、集まりからの流れもあり、ベランダで氷鬼や三輪車をする児が多くいました。
日差しもあり、「太陽あびるの僕大好き」と両手を広げて喜ぶ児がいて、普段は制作や絵具でじっくり遊ぶ児も、今日は沢山友達と一緒に戸外遊びを楽しんでいました。
「今日はお部屋では遊ばないの?」と聞いてみると、「青と白の画用紙を切って組み合わせてサメを作りたい」と言いにきてくれた児がいました。
それを聞いて、先週絵具でオリジナル色画用紙を作ったことを思いだし、3種類の青を絵具で作って、ベランダで青の色画用紙作りをしました。
先週から一緒に取り組んでいた児はすぐにイメージがわいたようで、色の混ざり合いのバランスを見ながら作り上げていきました。
一方で、一からの画用紙作りを行うと「乾くまでに時間がかかるし、普通の青の画用紙を使いたい」と言う児もいました。
作り上げるまでの工程を楽しんだり、なにかわからないけれど絵具を友達が行っているのを見て参加しにくる児がいたりする中で、完成図が頭の中ででき上がり、速くそこまで到達したいと取り組む児もいました。
同じ作品つくりをしていても、取り組む姿勢や気持ちもその作品に反映され、個性となるのだなと感じました。(B・K)


◆主体的な姿 (そらグループ)

今日は〇くんのお父さんが保育士体験に来て下さいました。
ドアの所でパパ先生を待ち構える子どもたち。一緒にカルタをしたり鬼っごっこをしたりと、たっぷりと甘え、交流を楽しんでいました。
クリスマス制作をしたりサンタクロースへの手紙を書く子は、サンタクロースが来る日をを今か今かと待ち焦がれています。
「サンタさんはどこから入ってくるんだろう?」「あの窓からじゃない?」「プレゼント忘れないかな~」といった言葉が聞こえ、この時期、子どもたちはサンタクロースのお陰で夢いっぱいに過ごしています。
着せ替え塗り絵は女の子だけではなく、男の子も取り組むようになりました。
「王子様とお姫様を描きたい」「ママにドレスをプレゼントしたい」「可愛いからぼくもドレスが欲しい」等、男の子がドレスを描く理由は様々です。
女の子たちも「着物のお姫様も描きたいね」「折り紙で着物を作ろう」とアイデアを話し合っていました。
また、年長男児2人からの『十二支のはじまり』の劇を練習したいとの言葉から、年長児全員で劇をしました。台本を手にした日から自分の台詞を練習していたようで、台本を見ながらスムーズに台詞を言う姿に頼もしさを感じます。
練習後は女児2人で台詞のやり取りを続けており、子どもたちの主体的な活動を今後も見守っていきたいです。
O・Y


Posted in 園のこだわり