◆12月13日(金)の子どもたち
2019年12月13日 金曜日
◆園庭のドングリと落ち葉(つぼみ)

集合写真
今日はつぼみ組全員元気に出席だったのでみんなで写真を取りました。朝の集まりのときは「だっこだっこ」の絵本を読みました。園庭は寒そうだったので、少しでも暖まればと子ども達を「だっこだっこ」と絵本と同じように抱っこしてから園庭に出ました。
園庭に出ると今日は昨日とは一転、冬らしい気候でした。子ども達も寒がると思いましたが元気に園庭に出て行きました。〇ちゃんは早速車の遊具まで行って運転席に乗り込むとハンドルを片手に握ってドライブを開始しているようでした。
砂場の近くにいた子ども達も段々と水路のほうに活動範囲を広げてきました。昨日からの冷たい強い風は寒さだけでなくかわいいプレゼント・・・。水路と築山の間にあるドングリの木からドングリを落としていてくれました。たくさんではありませんでしたが子ども達も喜んで自分の力で見つけたり保育者に落ちてる場所を教えてもらったり、持っていたバケツや篩いの中に入れていました。
まだ木の上のほうにもドングリが成っていたのでもう少し園庭でのドングリ拾いも楽しめそうです。
イチョウの木の葉もここ何日かですっかり葉を落としてイチョウの木の周りは黄色い絨毯を敷いたように綺麗になっていました。そこでも☆くんと◇くんが保育者と一緒に「落ち葉のお布団」と言って落ち葉を足に掛けて気持ちよさそうに楽しく遊んでいました。
しばらく園庭はつぼみ組の貸しきり状態となりつじっくりと園庭で遊ぶ事が出来ました。つぼみ同士だけのんびりと遊び込め、大切な時間を過ごせたと感じました。(y.n)

ドングリ探索中

黄金の絨毯の上を落ち葉を踏む感触やきく組さんの舞い上げる落ち葉が落ちてくるのを楽しんでいるようでした。
◆影響力 (ふじ)

手遊び隊がやってきました!
体調が崩れ始めている子が多くなって来たので園庭には出ずにゆっくりとお部屋で過ごすことにしました。
廊下も解放すると、一目散にコンビカーに向かう子どもたちです。中には、手に入らず友達と取り合いになる姿も見られます。少しずつと「かして」のやり取りが見られるようにはなってきましたが、まだまだいざこざは絶えません。でもそれが今の子どもたちの姿なのでお互いの気持ちを受け止めながら関わっていきたいです。トンネルを作ると大人気です。「こっちから通るんだよ」と方向を決めると、ちゃんとそのルールを守って遊んでいました。
そのうち、壁に車を止め、ひと休憩している○ちゃんがいました。その横に、同じように止める△くん。すると次から次へと車が止まり、○ちゃんを先頭にして手遊びのメドレーが始まりました。「とんとんとんとんアンパンマン、、」「いーとーまきまき、、、」保育者を真似する可愛らしい光景です。
おひさま広場に、ピタゴラスというマグネットの玩具を出してみました。主に、遅番に使う玩具なので子どもたちには馴染みがありません。新しい玩具の出現に大興奮です。幼児さんになると凝った建物などを簡単に作り上げます。ふじ組の子どもたちは積んだり集めたり、、それぞれの遊び方を見つけて楽しんでいました。
その中でも、1番上手だったのが☆ちゃん。☆ちゃんは遅番に入っているので、周りのお兄さんお姉さんが作っているものを間近に見て、感じています。毎日、見ているので、これはどんな玩具でどう遊ぶのか、どんなものが作れるのか、、よく知っています。まだ、立体には組み立てられませんが色んな形を組み合わせながら綺麗に並べていて思わず感心してしまいました。
「影響力」、これはやはり子どもの成長にとっても大事なものだなと改めて感じました。
自分より年上の子の影響力
同じ年の子どもからの影響力
自分より年下の子からの影響力
大人からの影響力、、、、
人からの影響だけでも沢山あるので、ひとつひとつを大切にしていきたいです。(I・K)

みんな真剣です、、。
◆いろんな心地よさ(きく)

葉っぱの上に座って見たら・・・きもちいいー
今日のきく組は全員出席。みんなで顔を揃えられるのは嬉しいことです。
外の天気とは裏腹に、きく組は今日も元気に賑やかです。
朝の集まりでは「ぐりとぐらのおきゃくさま」という絵本を読みました。
サンタさんが登場するこのお話は子どもたちも大好きです。
さっきまで賑やかだった部屋がシーンと静まり返って話の中に入り込んでいました。
クリスマスも少しずつ近づいてきています。
サンタさんが来るのが待ち遠しい日々です。
朝の挨拶は、目の前の保育士ではなく、視線はサンタさん(の人形)に向けられていたような・・・?「サンタさん、かっこいい姿みてね」と言わんばかりの張り切りようでした。
身支度を整え、ベランダに出てみると、ピューッと冷たい風が吹いてきました。思わず「さむーい」という声が聞こえてきます。「本当にさむいね。園庭へ行ったらいっぱい走ろうか」となどと話しながら園庭へ出てみると、銀杏の木の下が綺麗な黄色の葉っぱが落ちています。
しばらく色の綺麗さに保育士が見とれていると、近くに集まって来たふじ組の子達に、〇くんが葉っぱをたっぷり持ってパーッと飛ばしてくれました。小さい子が喜ぶと思って、〇くんも一生懸命です。ひたすら飛ばしていると、ふじ組の子が一人「ふぇーん」と声を出していました。途端にピタッと行動を止める〇くん。ふじ組の保育士が「楽しんでいるから大丈夫だよ。」と言われ、安心したようにまたひたすら葉っぱを飛ばしてくれていました。
そんな気遣いを見せてくれた〇くんが、急にお兄さんらしくなったように感じて嬉しく思いました。
その後、幼児組が銀杏の葉っぱを集めてこんもりしたお山が出来ていました。ちょっとお邪魔させてもらうと、ふわふわした感触の踏み心地。楽しくなってきて足の周りに集めてふかふか感触をもっと楽しんだり、座って見ると、意外と心地よい座り心地。ついでにゴロンと寝転がるとまたまた気持ち良い感触。「きゃはは」と笑い声をあげながらいろんな心地よさを味わって楽しみました。
葉っぱの山で、いろんな感触あそびを展開させて楽しんでいた子ども達。楽しむ力を見せてもらったような気がしました。
昨日に引き続き、ログハウスではトントンと音を立てて、家づくりに励んでいます。「今日もお家作ってるの?」と尋ねると、「うん、オオカミの家」との答え。オオカミなのか・・・と一瞬戸惑ってしまいましたが、子どもたちにも考えがあるようです。今日は家だけでなく、その周りに線を引いて、「ここ、道路だよ」と家の周りの整備までしていました。なんとも働き者の子ども達です。
寒さに負けず、今日も元気に遊びました。
今日の給食はカレーライス。モリモリ食べて、おかわりの行列が出来るほどでした。
来週も元気な顔が揃うといいなと思います。
I・Y

お兄さんらしさ、発揮してます

◆今日のメニューは?(たんぽぽ)

折り紙でクリスマスツリー作り
今日はくもり。昨日の暖かさから変わり風も冷たく冬らしい寒い日となりました。
お部屋で遊んでから園庭へ。いつもより園庭で遊ぶ時間は短いですが、音楽がなると、
「先生もうお部屋に帰るよ」
と子どもたちから教えてくれます。
お部屋に戻り着替えたり、手を洗ったり、最近ではうがいも少しずつ習慣になってきています。
今日の給食はカレーライスです。
カレーは大人気でいつもは残す○くんも今日の給食は「ぴかぴかだよー」と全部食べておかわりもしていました。
今月に入り給食の時間に『今日の給食』の紹介をしに給食職員が来てくれています。
最近では「だれがくるかなぁ?」「◇◇先生じゃない?」「○○先生だよ」と、どの職員がきてくれるか楽しみにまっています。
給食職員が来ると「◇◇先生だー」とみんな名前も覚えています。
「今日はカレーだよ」「ブロッコリー」「にんじんも入ってる」とみんな知っていることを言いたくて、知ってることを給食職員にアピールします。
そんな子どもたちの発言を一人ずつ、一言ずつ聞いてくれ、子ども達もそれがとっても嬉しいようです。
給食の時間がさらに楽しい時間になっている今日この頃です。
t*s

〇ちゃんのママ先生でした。たくさん遊んでもらいました。
◆グランメゾン東京 (うみグループ)

今日は室内園庭で遊びました。
金曜日なので玩具の片付けや整理整頓を行いました。それぞれ朝の時間にすでに終わらせている子どももおりました。その子ども達は片付けの時間に遊んでいる事もあります。それにつられて遊びだすまだ整理整頓の終わっていない子どももいるのでその都度子ども達への関わりを変えていく必要性があります。片付けや整理整頓がある程度終わった子ども達は、集まりの場所に来るのですがそこでも終わっていない子どもが椅子に座る事もあります。順序や約束などうっかり忘れてしまう事もある為、再確認する事がありますが今日は自分の片付けは終わっていた子どもが椅子に座った後、友達の片付けを手伝ってあげようと席を立ちその間に片付けが終わった他児が先ほど座っていた席に座り戻ってきた本児と口論になるシーンがありました。
どちらにも言い分はあり、やり取り、交渉を行いますが感情を堪えきれずに泣いてしまいました。
その際、保育者と少し離れた場所に移動しコップ一杯の水を提供され、それを飲むと落ち着きを取り戻しまた違う保育者に経緯を話しだしました。そして、丁度お当番で呼ばれ笑顔を取り戻し、自分の座っていた近くの椅子に座り何事もなかったかの様に集まりに参加します。
この様にどちらも譲れない事など園では日常的にあります。
譲れる事が良い事で、譲れない事が悪い事ではありません。大切なのは自分の思いと相手の思いをお互いに共有し、それについて折り合いをつけるまでのその過程〜「考える事」が大切ではないかと感じています。その結果答えがどちらであってもそうだと思います。
しかし、そのシーンでお互いが感情的であっては冷静な判断は難しい事もある為クールダウン出来る場所や物、きっかけがより大切な事でそれを保育者がどの場面で提供するかが鍵となっていく事もあります。
今回のケースでは、第三者が仲介した事、場所を変えた事、第四者に自分の思いを伝えた事、それと全く関係のない話題や前向きになる展開が訪れた事でまるで何も無かったかのような形になったと感じます。
白黒つけない事は前提にありますが、本当に白黒つけられない事ばかり起きている子ども社会はこれから経験していく大人社会を生きていく上でとても必要不可欠だと改めて気付かされます。
今日はこのような展開を経て、保育士体験のお父様が朝の集まりで英語を教えてくれました。
曜日や月、天気などイントネーションや発音の説明まで丁寧に行って頂き子ども達は終始笑顔で英語を使っていました。
「全部は無理かもしれないけど、英語でなんていうか知りたくなったら言ってね」
と言われた子ども達は「ドラゴンボールってなんていうの?」と聞いていました。
また先生は英語で何というか分かる人?と問い掛けると1人だけ手を挙げている子どもがいました。もも組の男の子が自信がなさそうにしています。とても勇気がいったと思います。●君、どうぞ。と伝えると目を泳がせながら深呼吸して「セェン…ウェイ」と言いました。
「ティーチャー」だとしっかり教えて頂きました。
室内では英語で本読んでと無理な要求も多々ありましたが温かく接して頂き、美容室ではマネキンのごとく触られてしまい、園庭では大きなシャボン玉を要求されたりと真摯に向き合って頂き誠にありがとうございました。
子ども達はグランメゾン東京やSHIMA美容室ごっこに精を出しています。
グランメゾン東京では子ども達が計算に興味を示していたので電卓を用意すると会計を楽しむようになりました。他にも花かざり、BGMは自分達で歌えば良いんじゃない?と言ったり遊びが広がりそうです。お金が溢れてきてしまい「レジが欲しい」と子ども達から言葉が出てきました。
SHIMA美容室では、髪型ノートを用いて男の子も女の子も化粧をしていました。
店員さんの声かけが丁寧です。
丁寧語や敬語が分からず「●●ですわ」「●●ですわよ」「●●してもらいましたわ」などのもも組の子ども達の接客はとても可愛らしいものです。
今後どの様な展開になるかはまだ分かりませんが楽しい時間と環境を用意出来たらと感じています。
k★y


◆フロッタージュ (にじグループ)

今日は園庭の落ち葉でフロッタージュをおこないました。
集まり終了後、すぐに園庭に行き、色々な種類の落ち葉を集めました。
「もみじの葉っぱがいっぱい落ちているところ知ってる?」と年長児の★くん。門の側で大量の落ち葉を見かけたようで、みんなで行ってみると赤や赤から茶色にグラデーションしているきれいな紅葉でいっぱいになっていました。
フロッタージュでは触るとすぐにボロボロになってしまうような枯葉よりも、固く丈夫な葉っぱを使うときれいな色が出ることを子ども達に伝えると「この葉っぱは大丈夫かな?」「これはきれいだよね」と友だち同士で相談したり、保育士のところに見せに来てくれたりしました。袋いっぱいにお気に入りの葉っぱを詰めた子ども達は保育室に戻るとすぐに準備をはじめ、フロッタージュがはじまりました。
1つ目の葉っぱをこすり出し、葉っぱの形が紙の上にきれいに出てくると「見てみて!すごいきれいにできた!」と目をキラキラさせて見せてくれます。葉っぱの向きを変えてこすってみたり、色を重ねてグラデーションにして葉っぱの色を再現したり、子どもたちなりに工夫をして取り組んでいました。また、年長児が年中児、年少児にやり方を教える姿もあり、異年齢の良さや子ども達の成長を感じる時間になりました。子ども同士の関わりを大切にしながら、一人ひとりが成長していく姿を見守っていきたいなと思います。K.Y

◆とうとう冬 (そらグループ)

チョキチョキペタペタ
今日は朝の会でクリスマス制作を新たに保育士が作る工程を見せながら紹介しました。最初は、パーツを見て、「何作るの?」「わかった。ツリーだ。」「え?コップ使うの?」と不思議がる子ども達。段々と形になっていくにつれ、「わあ、かわいいね」「作ってみたい」と制作意欲が出てきたようです。「正解はスノードームでした。作りたいと思った子は朝の会が終わったら先生の所に来てね。」と保育士が知らせすると「作りに行こう」「やりたい」と友達と相談したり、自分で決めたりしていました。
朝の会が終わると15人ほどの子どもたちが「やりたい」と、ランチの机の1列が埋まっていました。パーツを渡し、まずは自分たちでパーツを切るところから挑戦です。「先生、どう?きれいに切れたでしょ?」と見せてくれました。パーツに装飾をしたり、糊でパーツ同士を付けたりとサクサク制作が完成に向かいます。最後にクリアカップを糊でつけたらおしまいですs。「先生、きれいでしょ?」と一人ひとりの個性が出た素敵なスノードームが出来上がりました。お友達と一緒に並べると違いや同じところと様々なところに目が行きます。「〇ちゃんの可愛いね」とお友だちのものを見て褒めたり、「やってみようかな」と思ってくれる児がさらに出てきました。棚の上に飾ってあるスノードームをぜひご覧ください。
園庭では昨日の温かさがウソのように寒い日となり、昨日の感覚で半袖で出てしまった児も部屋に戻ってジャンパーを着込んでいました。いちょうや紅葉、楓、どんぐりの葉と園庭の地面には秋と冬を感じるものがあちらこちらに落ちていました。「こっちは黄色。これは赤」「赤と黄色が一緒になってる」「紫もあるよ」と葉っぱのグラデーションを楽しみながら集める姿がありました。もちろん集めた落ち葉は空へ。ジャンパーや洋服には葉っぱがくっつきながらも、笑いながら「もう一回やろう」と友だちと話してまた落ち葉を集める子ども達でした。
この時期だからこその様々な経験が出来るようにこれからも子どもたちと共に遊びを楽しんでいきたいと思います。
(K.H)

スノードーム

集めて集めて
Posted in 園のこだわり