◆12月12日(木)の子どもたち
2019年12月12日 木曜日
◆散歩日和(つぼみ・ふわふわ)

バス車庫まで散歩にでかけました。
日向はぽかぽか暑く感じるくらいの気候。散歩カーの中でウトウトする姿もちらほら。とても気持よく子ども達ものんびりとほのぼのしている様子でした。
通り過ぎる車に手をふりパトカーに「わ~」と感動する子もいました。
保育士と手を繋いで歩くふじ組の〇ちゃん。行きも帰りもだと疲れてしまうかなと散歩カーに乗る?という保育士の声掛けに「いや~」と言いしっかり保育士と手を離さず歩ききる事が出来ました。だいぶ足腰がしっかりし、地面を踏みしめながら歩く姿に頼もしさを感じました。
どんぐりが落ちている穴場へ寄り道。保育士が拾って渡すとポケットに大切にしまう△ちゃん。手に握りしめる□君。受け取りぽいっとする◎ちゃん。どんぐりへの興味の持ち方の違いです。
バス車庫でバスを洗車する場面に遭遇し、観察していると急に泣き出すつぼみ組の◇君。近くで見上げるバスの大きさに驚いたようです。「ほ~ほ~」「おお~」など興味を持ちじっくり見る子もいて、感じ方は人それぞれ。個性豊かに成長しているつぼみ・ふわふわの子ども達。個性や感じ方を大切にのびのび過ごしていってほしいです。
(K☆H)


◆みんなの力 (ふじ きらきら・わくわく)

「がんばれ!!」と応援されて、頑張って登ります。
今日は、ふわふわチームは、つぼみ組と散歩に出かけました。
わくわくチーム・きらきらチームに見送られて出発していきました。
※散歩の様子は、つぼみのブログをご覧ください。
わくわくチームときらきらチームは園庭で遊びました。
まだまだ、どんぐり熱が冷めない子ども達は「どんぐりあるかな」と築山に向かって行きました。
水路に数個のどんぐりを発見し、早い者勝ちとばかりに一斉に手を伸ばした子ども達。
当たり前ですが、確保出来た子もいれば、出来なかった子もいて、採ることが出来なかった子は「ぼくのは?」「わたしのは?」としょんぼりしていました。
すると、見事に確保できた〇ちゃんが「どんぐり、また探そう!」と保育士に声をかけてきました。
「〇ちゃんはあったんじゃないの?」と聞いてみると、「◇ちゃんのどんぐりだよ」と採れなかった友だちの分を探そうということのようで、その優しさにとても嬉しくなり、一緒に探しましたが、今日はどうしても見つかりませんでした。
枝にはまだ実をつけている部分があったので、次の時は見つけられるかなと楽しみです。
他にも太鼓橋を登ろうとする子を「がんばれ~」と応援する姿やお尻を押して手伝う姿も見られ、みんなの力がいろいろな所で感じることが出来ました。
みんなの力をパワーや刺激に、お友だちの存在を知り、一緒に遊ぶ楽しさを感じてくれたらいいなと思います。(E.Y)

みんなでお友だちのどんぐりを捜索中。

葉っぱの花束を持って「ハイポーズ」
◆宝探しゲームと3匹のこぶた(きく)

宝物あったよ。
宝探しゲームの2回目をしました。前回、見つけたら自分のものと思ってバックにしまう子がいたので、隠されている宝物をみんなで見つけることを声掛けし6個の宝物を探し出すことを強調してから始めました。2回目なのにルールは分かっているようで10数えた後、みんな部屋中に飛び散っていきました。おままごとの冷蔵庫の中やカーテンの後ろ、おもちゃ箱の中、机の下など探すところも多彩になってきました。
前回よりも難しく宝物が見えないように隠されていましたが、次々と見つけ出し「あった」と喜んで見せる姿がありました。要領が分かって来たようです。ゲームらしく楽しめるようになりました。
宝探しの後はすかさず「3匹のこぶた、やる」と言い出しました。かなり、慣れてきているので、今日は子どもたちが家になることをやってみました。「今日はみんなは、藁と木と煉瓦になってね」と言うと、ちょっと分かっていないようでしたので、保育士1人が藁になりもう1人がその保育士を藁に見立てて「藁をよいしょ」と言いながら運び『藁』と言うことを強調しながら子どもたちも1人ずつ連れて行って手を繋げさせたりして家を建てました。
やっと丸くなり家が完成しました。ふらふらしている藁もあれば、おしゃべり好きな藁もいましたが、初めてのことだったので「藁だよ」と言い続けながら話を進めました。オオカミが来て「入れて」と言うと藁の家の方が先に「ダメだよ」と言い出しました。吹き飛ばされると飛んでは行きましたが、家として飛ばされたというよりは、いつものようにこぶたが逃げ出した感じでした。
木の家も煉瓦の家も建てられましたが、家が台詞を言っていました。「動かないで」と言われて怒り出す子もいて、今は家になっているんだという意識が時々飛んで行くようでした。最後、オオカミが逃げ出すと煉瓦たちがぴょんぴょんと飛び跳ねて喜んでいました。
そんな遊びをした後で、園庭に行くと「先生、ふかふかだよ」と言って連れて行ってくれたところは、固定遊具の下でした。落ち葉が溜まっていて本当にふかふかでした。「素敵なおうちね」と言ったところから『3匹のこぶた』が始まりました。「吹き飛ばして」「先生、オオカミね」と言われ吹き飛ばすとみんなそこから吹き飛んで出て行きました。「もう1回」と言って何回も遊具の中に入ったり出たりして楽しみました。
ログハウスの中では、大きなシャベルと熊手を手に家をトントン叩いていました。「なにしてるの」と聞くと、「おうち作っているの」と言って真剣に叩いていました。作り終ったのか「先生、吹き飛ばして」と言われまたまたオオカミの役のようです。吹き飛ばすと、見事に家から飛んで行きました。そして戻ってきて再び、家をトントンやり始め、家を作り直していました。
『3匹のこぶた』も色々なバージョンが出てきて面白くなってきました。子どもたちの遊びの中に『3匹のこぶた』が入り込みだしました。どんな遊びが展開されていくのか楽しみです。 M.K

子どもたちは、木の家になっているところです。保育士は、こぶた役です。

只今、園庭でも家を建てているところです。トントンとトンカチならぬ、シャベルとくまでで釘打ちしています。
◆新しいお友だち(たんぽぽ)

新しいお友だち「小エビ」がメダカの水槽にお引越しです。
たんぽぽ組に新しい友達が来ました。元気に泳ぐ「小エビ」達です。だいたい、10匹。
小さな容器に入った小エビたちを「どこにいるの~?」と必死に探しています。
元気に泳いでいるので、なかなか見つかりません。
朝の集まり後、メダカの水槽に引越しすることにしました。メダカと同居しても、小エビたちは水槽の中をきれいにしてくれるだけとのこと。メダカと一緒に仲良く暮らせるそうです。
「小エビちゃん、お引越しするよ」と声を掛けるとほとんどの児が興味を持って集まってきました。「どこどこ~?」とここでも必死に探しています。
交代でえさをあげたり、水替えをしたり、小さな生き物を通して感じる気持ちを大切にしてほしいなと思います。
今日は暖かくなるという予報です。くまのシールを早い時間に設定し、たくさん園庭で遊んできました。先日行ったかくれんぼを覚えていたのか、「せんせい、み~つけた」と笑顔で△ちゃん。周りにいた◎ちゃんも「せんせい、み~つけた」と一緒になって嬉しそうです。
自然にかくれんぼが始まりました。前回同様、隠れても「ここだよ~」と出てきてしまう児ばかり。そこに「いれて」と幼児組のお姉さんが仲間入りしました。遊び方がガラッと変わり、「ここに隠れるといいよ」「出て行っちゃダメなんだよ」と優しく教えてくれ、なかなか見つからなくなりました。
同年齢だけではなかなか広がらない遊びも、こんな楽しみ方もあるね。と広がっていった姿でした。(M.C)
ここなら、お姉さん達に見つからないかな・・・自分から出て行くことなくじっと待ち、小さな小窓からそっと覗きます

お兄さん・お姉さんが運転席を譲ってくれました。運転出来て、思わず笑顔が出てしまいます。
◆あそびの繋がり (うみグループ)

朝の会の前に、保育士に駅舎を作ってもらったもも組の☆くん。駅舎は『JR新宿駅』。
駅舎が出来ると線路を繋げて、電車を走らせて嬉しそうに遊び込んでいました。朝の会の時間になると、自分でこわさないでカードを駅舎に置き、「朝の会に行こう」という声掛けにすすんで他のテーブルの椅子をあげて参加する姿勢が見られました。
朝の会の後は、◎くんに駅舎が出来たことを伝えていました。◎くんが「じゃあ、こっちは鯖江駅(福井県)ね」と2人で楽しそうに電車遊びが展開されていました。いつもやっている遊びに保育者がちょっとしたきっかけを伝えてあげることで、遊びが深まっていくことの大切さを改めて感じる光景でした。
朝の会で、クリスマスツリーと雪だるまを発表してくれたゆり組の□くんと●ちゃん。
その発表を見て、作りたい児が集まりクリスマス制作をしました。厚紙でクリスマスツリー、雪だるま、プレゼントなどを模ったものを切り取り、絵の具で色付けをして作りました。一人ひとりがイメージした色で作り、素敵な作品が出来上がってきています。絵の具が乾いたら、飾り方を考えていきたいと思います。
園庭では、年長児は鬼きめをして鬼ごっこや氷鬼など集団遊びを楽しんでいました。
最近は、他グループの年長児と一緒に楽しむ姿が見られ、グループの枠を越えての繋がりを感じます。ルールがある遊びを楽しむ一方では、「ルール守ってない」「鬼嫌だ」と喧嘩もしばしば。それでも子ども同士で折り合いをつけて集団遊びを楽しむ姿はさすが年長児と感じます。
遊びの中での子ども同士の関わり合い、繋がりを大事に受け止めていきたいと思う時間となりました。(O.Y)


◆お米とぎ体験 (にじグループ)

今日は積極的に手を挙げてくれた、ゆり組女児3人にお米とぎの手伝いをお願いしました。ボウルに入ったお米に興味津々です。説明を聞くのも、静かにとても上手に聞いていました。一人一個のお米が入ったボウルに、一人ずつお水を入れ、自分の手で、かき混ぜる。というだけで、新鮮で初めての体験なのでしょう。ご家庭で見る光景のものを、自分でする喜びも同時にあるのでしょう。一つの工程を終える度に、「キャー」と言っていました。
最後にお礼を言って、終えることが出来ました。「お家でもやってみたい」と言っていたので、お手伝いをしている姿を想像してしまいました。
切り絵遊びを始めた女児は、切り絵の本から作りたい模様を選び、見本図通りに保育者が、書いて、女児はハサミを使い、器用に切っていき、幾つもの模様を完成させていました。
紅葉の葉、銀杏の葉、雪の模様etc.を色画用紙に糊で貼ると、模様が更に綺麗に見せる事ができます。
画用紙一面に貼られた作品を、見て大満足の子ども達。ハサミの使い方が、皆、とても器用になり更に上手になっていました。そして今日は気持ちの良い冬晴れ。
園庭の葉っぱが急に紅葉が進んだので、青空一面に葉っぱが綺麗に映えた中で、子ども達は今日も元気いっぱいです。S・A


◆クリスマスカード(そらグループ)

集まりだよ、ここ空いてるよ、と伝えております。
今日は◯くんの誕生日。
朝の集まりが始まる様子を察するとみんなに「集まりだよ」と声をかけ、椅子を準備する◯くん。
みんなに見て欲しい、聞いて欲しいという想いを感じます。
周りも察します。
おめでとう、と拍手をもらい質問をされたり、嬉しい様子の◯くんでした。
今日はクリスマスカードの制作を行いました。
仕掛け絵本が好きな子どもたちであるため、飛び出してくるような工夫を見せると興味を示します。
見本では折り紙で折ったサンタにしてみましたが、雪だるまやお家と自分たちで考えます。
クレパスで絵を描いてみたり、普段お礼をいいたいパパやママ、お兄ちゃんやお姉ちゃんへの手紙にしてみたりと自由に楽しみました。
また年長児を中心に劇の台本を作成中。
それは1月の誕生日会で行う予定です。
去年、十二支の始まりを劇でやったことから今年度でもやってみたいとなり、誕生日会で発表すると繋がりました。
子どもたちのわかるストーリーの劇などを通して大人も子どもも含め楽しんでいけたらと思います。
(a.y)

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