◆12月10日(火)の子どもたち
2019年12月10日 火曜日
◆クリスマスの訪れ(つぼみ)

きれいだね!
今日は1人お休みの、11人のつぼみ組です。
最近の厳しい寒さに体調があまり優れない子もいるため、部屋でゆっくりしてから外に出ることにしました。
早いもので季節はもうすぐクリスマス・・。
昨日の午後から、小さなクリスマスツリーを飾り始め、つぼみ・ふじの部屋にもクリスマスの訪れがやってきました。
朝の集まりが終わった後に、クリスマスの曲を流しながらツリーを子ども達の前に出しました。みんな、飾りがついてきらきら光るツリーに興味津々で、すぐさま反応してツリーの周りは子ども達でいっぱいです。飾りを触ってみたり(取ってしまう子もいますが)、持ち上げてみたり音楽に乗せて体を揺らしてみたり・・〇くんは、飾りに映りこむ自分に気づいたようで、「おぉ?」と言いながら顔を近づけていました。それぞれの楽しみ方でツリーを感じていました。
玄関には、大きなクリスマスツリーが設置されました。飾りもたくさん付いていてとても綺麗に輝いています。帰りにお子さんと眺めて、一緒にクリスマスを感じてみてください。
園でも、25日に行事として「クリスマス会」が行なわれます。
本物のサンタさんがプレゼントを持ってやってきます。今はまだ、「クリスマス」の意味は分からないと思いますが、雰囲気を感じられればと思います。
園庭に出ると、昨日の雨のおかげでイチョウの葉がたくさん落ちて黄色の絨毯のようです。
「みて~きれいだよ~」と見せると、近くにいた△ちゃんと☆ちゃんが駆け寄ってきて、一緒にイチョウの葉集めを始めました。地面に落ちている葉は砂が付いていて汚れています。それをちゃんと分かっているようで、ウッドデッキの上に落ちている葉を集めていることに気づき、驚きました。そういうことが出来る・わかるようになってきたからこそ、「こだわり」が多くなったり強くなったりするのだと思いました。子ども達それぞれの「こだわり」を見つけていきながら保育していきたいなと感じました。
(I・K)

これはなんだ、、

◆して欲しいこと(ふじ)

何があるかな?
雨上がりの園庭に出ると、水が少し溜まっている水路に子ども達は「とんくり」(いわゆるどんぐり)を探しに向かいます。
誰かが整備してくれたのか、水路には葉っぱもあまりなくどんぐりはすぐ見つかりとても嬉しそうでした。そこで〇ちゃんがあることに気が付き「せんせーい」と呼びました。
聞いてみると「先生、ここに水たまってるよ。」とかすかに残っていた水路の水を指差して言いました。「ここだけ流れなかったんだね」と、〇ちゃんに伝え、別な子と園庭探索をしていると、再び「せんせーい」と呼ばれ振りむくと、シャベルを持った〇ちゃんがいました。「ねえ、先生。これでやってよ」とシャベルを使って溜まっている水を流してほしいとのことでした。リクエストに応えて、水を流してあげると満足したようで遊びに行ってしましました。
保育士にやって欲しいことを言葉で伝えられるようになってきて、さらに〇ちゃんはどうしたら水が流れるか考えることが出来たんだなと感心しました。
様々な月齢の中で、発達のスピードはそれぞれですが、どの子も感情などを出せるようになってきているのを見ていると、成長を感じます。
表現はまだそれぞれ違いますが、個性豊かにいろんなものを感じながら成長していってほしいなと思います。
(K.E)

のぼれたよ!

パパ先生と!
◆ちょっとした大きな成長(きく)

複雑化していく線路です。
保育室内での遊びは、もっぱら女の子は『アナ雪』の曲に合わせて踊ること、毎日スカーフを首から付けたり胸元に結んでロングスカートにしたり髪にも紐を結んでティアラだと言っています。曲に合わせて急に走り出したり手をまわし出したりし始めるので、保育士も真似して踊ると「違う。こうでしょう」と毎日ダメ出しがきます。
男の子中心に夢中になっているのは、線路を長くつなげて電車を走らせること、電車の線路が毎日、複雑化していくのには驚かされます。どうやってつながっているのだろうかと思うぐらい丸くつながったり長く伸びていたり、色々と別れていく線が見事につながっています。今日は、おままごとの冷蔵庫の下を通っておままごとコーナーにも線路が長く伸びていました。子どもたちの構成力のすごさを感じます。
12月の身体測定もしました。服を脱ぐと綺麗にたたんで机の上に重ねて置いてある服を見て思わず「凄い。綺麗ね」と言って褒めまくってしまいました。身長・体重を測る時もみんなしっかり立って、上手に計ってもらっている姿に驚かされました。みんな次々と計ってもらいに行くので、あっと言う間に測定が終わりました。身も心も大きくなっている子どもたちです。
園庭では、紅葉や銀杏の葉っぱが見事に色づいて綺麗です。子どもたちも1枚1枚落ち葉を拾い、見せてくれたりバックに入れていました。大きな葉っぱは、みんなの顔ぐらいあって、顔に当てて比べっこ、顔が丸々と隠れるので「いないないばぁー」が出来ました。うみグループで箱に葉っぱの色分けをしていました。そこに行ってちょっと参加してきました。「これは、何色の所に入れる」と葉っぱを渡すと。表は赤なのに裏は黄色になっていていることに気づき、悩んだ末に表の赤い色の所に持っていっていました。裏表の色の違いに気づいてひっくり返しながら考えている姿に自然の複雑な葉っぱの色に気づけるいい機会になったなあと思いました。
子どもたちのちょっとした大きな成長に触れ、見逃さないようにしながら大切にしていきたいと思いました。 M.K

顔と同じぐらいの大きさ、「いないないばぁー」

山の上で降りれなくて泣いていた小さい子の手を引いて降ろしてあげるお姉さん、お兄さんです。
◆自分のタイミング(たんぽぽ)

最近ブームの『ねこちゃんごっこ』それぞれがネコになり、「ニャ~。ニャ~」と泣きながら会話して、集まって。とても楽しそうです。
昨日に引き続き、今日もママ先生が来てくれました。△君のママ先生の周りにたくさんの子どもたちが集まり、笑顔があふれていました。一緒に遊んで頂きありがとうございました。
今朝まで雨が降っていたこともあり、室内でゆっくりと遊んでから園庭に行くことにしました。時計に付いたくまのシール。『くまのシール』が貼ってある時間になったら園庭に行こうの時間です。その日の予定や天候、子どもたちの様子によってくまの場所は変わります。
朝の集まりで時間を確認し、それぞれ室内での自由遊びが始まりました。
ママ先生と一緒にパズル・ハサミで切った赤い紙をちょうちんに糊付け・電車・ブロック・ごっこ遊び・・・さまざまな遊びが展開されていました。
遊び込んで20分ほど、☆ちゃんが「えんていいきたい」と伝えに来てくれました。『くまのシール』まで少し時間がありましたが早目に園庭へ行く準備を始めました。その様子を見て少しずつ片付け・支度を始める児も出てきました。
5人ほど揃ったところで一足早く園庭へ。その他の児も遊びがひと段落すると片付け・準備をして続々と園庭へ出てきました
「おまたせ~」と嬉しそうに階段を降りてくる○くん。
自分のタイミングで遊びを切り上げて満足した様子が伝わる笑顔でした。
『くまのシール』を10分ほど過ぎた頃には園庭に全員勢ぞろい。子ども達の感じる自分のタイミング・気持ちを大事にしていきたいと思います。(M.C)

ピースの多いパズルも時間をかけてじっくりと完成させることが出来るようになってきました。

遊び込んでいたので、友だちが次々園庭に行ったことに気が付かず・・・ふと見回すと誰もいないと、慌てて片付けをして園庭に行く◎君でした
◆雨が降ったらどうするの? (うみグループ)

昨日はおままごとゾーンのレストラン『グランメゾンとうきょう』が大盛況で今日もレストランに行きたいと年中の○君。でも店員さんがいない模様。「先生~レストラン行きたいのにお店の人がいないんだよ」と困り顔の○君。朝の会で、レストランについて聞いてみると「朝からやってたよ」との事だったので、「じゃあ後で行ってみるよ」と○君も楽しみにしているようでした。朝の会が終わると「ね~★君お店の人じゃないでしょ。お金持っていかないで」「ね~ちゃんとやって」と何だか昨日と少し雰囲気が違うようでしたが、年長女児を中心に今日もレストランは賑わっておりました。
昨日ロビーに大きなクリスマスツリーが飾られました。そして、うみグループの室内にも小さなクリスマスツリーが届きました。ツリーの飾りが少なく、折り紙で装飾を作ってくれた年中の□君。「今日も飾り作りたい」とすすんで装飾づくり。いつもはLaQに夢中な年中の☆君も一緒に折り紙で作ってくれました。
年少の◆ちゃんは、魔女、からかさおばけ、こうもりと作るものがハロウィンよりでしたが、一生懸命作ってくれました。
そんな中、「せんせい、雨降ったらサンタさんってどうするんだろうね?」と質問に来た年長の●くん。「そうだね~どうするのかな?サンタンにお手紙で聞いてみる?」と伝えると早速手紙に書いてサンタポストに投函していました。
クリスマスまであと15日。「せんせい、僕ねサンタさんにお願いするもの昨日まで決めてなかったんだけど、もう決めたんだ」と興奮気味に教えてくれる年少の※君。
段々とクリスマスが近づいてきて当日を楽しみにしている様子が子どもたちの表情や発言から伝わってきます。『あわてんぼうのサンタクロース』『ジングルベル』などクリスマスの歌も歌いながら気持ちを盛り上げていけたらと思います。(O.Y)


◆サンタさんのお顔 (にじグループ)
今日は○ちゃんのお母様が保育士体験に来てくださいました。早速周りには沢山の子ども達に囲まれ、絵本を読んでくださったりと、すでに大人気になっていました。
クリスマスまであと15日となり、普段から歌を口ずさんだりと子ども達の気持ちは期待と喜びで満ち溢れていることが伺えます。
子ども達に「作りたいの何かある?」と聞くと、「サンタさん」と元気な答えが返ってきました。早速、「作りたい」と言って集まった児が、保育者からサンタのパーツ(顔、白ひげ、赤帽子など)を受け取り、「これは、どこの部分になるの?」と言って自分で考えたサンタさんを、パーツを糊やテープで繋げ、様々な顔のサンタが出来ていきました。
年長男児が作ったサンタは、白ひげが、通常と違う位置に貼りつけたりと、オリジナルを感じさせるようでした。
女児は赤いリボンを貼り完成させていましたが、男児は口を揃えて「リボンはつけな~い」と言われてしまいました。
男児は自分達の作品を見て「かっこいい」と感想を述べていました。男児は作品にも、恰好良さを求めるものかと、感じました。確かに、何となく恰好良く感じるから不思議です。
完成させると、園庭遊びへと向かい、外で身体を動かし、銀杏の葉っぱを拾い集め、葉っぱを使った作品を新たに、作っていました。S・A


◆遊びの広がり(そらグループ)

今日は☆くんのお母さんが保育士体験でママ先生をしてくださいました。お母さんが来るとすぐにママ先生だと察する子ども達。気がつくとお母さんの周りは子ども達だらけです。
朝の会めクリスマスの制作を提案してみると「やってみたい」「可愛い」と女の子達から好評で、会が終わると女の子達が集まって来てくれました。ツリーの台紙の色を決めて、丸シールやマスキングテープ、折り紙を使って装飾していきます。「このテープも可愛いね」「こんなテープもあった」とマスキングテープの箱の中を見て、どれを使ってツリーを作るかを考えます。様々な柄から一つを探し出し、貼って、また探して、貼ってを繰り返し素敵なツリーに仕上げます。
ツリーが完成すると、黒画用紙に貼り、周りに〇シールや折り紙(サンタや家)で最後の仕上げ。作品はサンタがお家にプレゼントを持ってきてくれている様子に見えてきました。今からサンタさんが来るのを心待ちにしていることが作品を見てからもわかります。部屋に飾ってあるのでぜひご覧ください。
そして、女の子を中心に広がっている着せ替え人形作りは保育士が買ってきた絵本に出てくる洋服や小物を参考にしたり、とうとう服を色鉛筆で塗るからフェルトや素材を付けて装飾し、立体的な服が出来てしました。「先生見て、どう?」と一つのパーツが出来る度に自分が作った物を見せてくれる子ども達。これからどんな風に広がってくるか楽しみです。
園庭では、ママ先生を中心に氷鬼が始まると子どもたちの笑顔が園庭に溢れます。「こっちだよー」「こっちきてー」と鬼のママ先生を誘い、追いかけられるドキドキ感を楽しみます。時々タッチされても氷にならない児もいますが、子ども達同士で声を掛けあったりしながらルールを確かめあったりもします。
色々な遊びを通して様々な経験をしている子ども達。これからも子どもたちのやりたい気持ちを大切にし見守っていきたいと思います。
(K.H)


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