子どもの気持ち
2019年11月27日 水曜日
園庭で子どもたちが遊んでいると、「うわ〜」という職員の声が聞こえてきました。
何事かと思い近寄るとプランターがひっくり返っています。
その近くには年中のYくん。ひっくり返したプランターの底の部分から虫を探していました。
「何でこんなことしたの〜。」「何してるの〜」と言いたい場面ですが、周りにいた職員は誰1人そんなことは言わず、「虫探したかったんだね。」「虫いた?」と優しく声をかけていました。
ほとんどの男の子が虫探しに夢中になっていた時期でもあり、Yくんの行動を見ていれば何がしたいかわかります。
Yくんのやってしまった行動ではなく気持ちに対して声をかけてあげる。
そして、近くにいた子どもや職員で土を戻していると、ミミズが2匹も見つかりそこでも大喜び。
倒してしまったことよりも最後にはミミズが見つかってよかったね〜という話でそこにいた全員が心地よい気分になりました。
子どもの気持ちを理解し寄り添っている職員の姿に、見守る保育っていいな〜と改めて思わせていただきました。
副園長
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