秋の「親子遠足」
2019年11月18日 月曜日
秋晴れの下、新宿御苑に幼児組の遠足が行われました。子どもたちは、お父さんお母さんといっしょに現地集合としました。スタッフは親子スタンプラリーを楽しんでいただくため早めに集合して準備を始めました。そこで予想外の展開が起こったのでした。新宿御苑より、スタンプラリーのポイント設置場所を遊歩道上にすることは他の入園者にとって、環境を損なうので範囲を小さくするようにとの指示をいただいたのでした。
保育者は流石でした。すぐに計画変更の作戦会議が行なわれました。ふだんから取り組んでいる“子ども中心の保育”は、子どもたちの遊びから創作活動が次々と展開しています。その場の中から次の取り組みが決まっていきます。今の状況の中でベストなもの、より良いものを創りだしていく目が養われています。その力を今回のスタンプラリーの設置ポイントの突然の変更という、思いがけないことが起こったことでも発揮されました。 また、チーム保育の力が現れた場面でもありました。先生たちは、日ごろからリーダーとして保育している保育者をサブとアシスタントの保育者が協力しあって保育をしています。
誰も文句など言わない、言っている時間もない。みんなが担当者となって、すぐに新たなコースが決められました。御苑の指示通り、広場中心のコースが出来上がりました。新たなスタンプラリーのポイントは直線で300mは離れ、くじ引き・あみだくじ・ルーレット・カード引き・ビー玉転がし・ボール引き・サイコロ等が8か所に置かれました。子どもたちにとっては見渡せる中で行われたことで、一つクリヤーすると次のポイントまで走っていけたのでした。最高のコースでおとなも子どももみんながワクワクしながら楽しむことができました。
すてきな笑顔と大きな歓声が広場をいっぱいにしていました。
園長 田中基之
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