優しさの継承
2019年11月15日 金曜日
ある土曜日。登園している子どもたちはとても少なく、年齢やクラス関係なく一緒に園庭で関わる姿が印象的でした。
ランチルームオープンの合図の曲が流れると、みんな一斉に玄関に向かいました。しかし、年少児S君は、ゆりかごスイングが揺れていて降りられない状態で、みんなと一緒に玄関に向かうことができません。今にも泣きだしそうな表情になっていると、先に行っていた年長児Aちゃんが戻ってきて、揺れているゆりかごスイングを抑え、降りやすいように手を添えてあげていました。Aちゃんの手助けで、S君は笑顔で保育室に戻っていきました。
Aちゃんも、小さいときは泣き虫で、年長のお姉さんたちにたくさん優しさをもらっていたのを思い出しました。そしてお姉さんたちの優しさを引き継ぎ、素敵に成長しているAちゃんに感動しました。きっと、S君も、困っている友達に手を差し伸べられるお兄さんに成長してくれると思います。
保育主任
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