◆11月28日(木)の子どもたち
2019年11月28日 木曜日
◆からだを動かそう (つぼみ)

今日も雨降り。今週は月曜日から雨降りが続いています。毎日室内でしか遊べていないので、せめてテラスにでてみようかと考えましたが、外の気温は年末並みの寒さとのことで、窓も開けられません。
雨には飽き飽きしている子ども達なので、なんとか発散できるような活動をしたいと思いました。
ホールを順番で使えることになりました。昨日は楽器遊びをしたので、今日は全身を動かして遊ぶことができるように巧技台を用意しました。順番が来るまでは部屋で遊ぶ予定でしたが、子ども達は力が有り余っている様子だったので、廊下に出ていることにしました。
マットを敷き、深さのあるたらいを置くと、へりにつかまってぐるりと囲み、たらいの中を興味津々で覗きこむ子ども達。からっぽなことがわかると、なーんだという表情だったり、何だろうと、ますます謎に感じたり、、、しかし、あっというまに行動的になり、足をあげて中に入っていました。たらいの中から周りをみている姿は、まるでお風呂にはいっているようでした。寒い日はお風呂に入って温たまりたいね、と、みんなでぽかぽかお風呂気分になれたようです。
ホールの巧技台は、はしごを横に渡したものを登って台にのぼり、すべり台から滑っておりる、というものにしました。ふじ組のふわふわの子ども達と一緒に挑戦です。
はしごは、まだ上を這うことは難しいので、みんな足掛け部分をまたいで進んでいました。台へのよじ登り方やすべり台の滑り方もみなそれぞれで、他児を見て真似してみることによって、出来たり、自分なりのやりかたがあったりと、何度も繰り返し挑戦しながら全身運動もできたようで、部屋に戻ると、落ち着いた遊びをしながらお昼ごはんを待つ、という様子でした。
今日は外に出られないぶん、場所をかえながら、遊びもかえて、気分転換ができるようにしていきました。子ども達も心地よく疲れたようで、お昼ご飯を済ませると、全員布団に向かっていました。
明日こそ、お天気になってと願うところです。
F.S

みんなでたのしくぽかぽかおふろ

お湯をジャバ~。
◆静と動 (ふじ)

今日も雨で室内遊びとなりました。
連日続く室内遊びですが、好きな遊びだけでなくいろんな遊びにも興味を持つようになり、大人気の電車ゾーンでは、普段、男児が多いのですが、気づくと女児たちも「ガタンゴトン」と楽しそうに遊んでいる姿が見られました。
いつもの遊びだけでなく、粘土や玉さしなど机上で遊べるものも設置しました。そこも子どもたちに大人気で次々と集まってきて、机上ゾーンには10人くらいの子どもたちでいっぱいになっていましたが、少し前まで体を動かして遊んでいたと思えないほどの集中力。
玉さしは2セットしかないのですが、一つを3、4人で共有し遊んでおり、あるものの中で上手にやり取りしたり、時には「取らないで」と共有することを嫌がったりという場面があり、そこも子どもらしい姿なのかなと思いました。
誰でも始めは「自分のもの」と思っていても少しずつ「みんなの」「お友だちの」と様々な経験の中で学んでいくのだなと感じました。
後半はつぼみ・ふわふわ、きらきら・わくわくで分かれホールへ移動して遊びました。
音楽を流してノリノリの子や、少し緊張して固まっている子もいましたが、時間が経つにつれて緊張もほぐれみんなと遊び始めていました。
踊っているといろんなものに目を光らせ興味を持つ子ども達。どんどん遊びは切り替わり、はしごやすべり台、大太鼓も登場し子ども達は思いっきり遊べていたように感じます。
(K.E)


◆おひさま広場で遊びました(きく)

シール貼り、上手になりました
今日も園庭へ出られないようなので、室内で遊びました。
今日は赤いブーツ型の紙にシールを貼って、クリスマスに向けて盛り上げていきたいと思います。
大きなシール、小さなシール。色とりどりある中で、自由に貼っていきました。
沢山貼りたい〇ちゃんは、土台の赤い紙が見えなくなるほど色とりどりに貼っていました。
□くんは、シールを見立てて「これがパパ、これはママ」と嬉しそうに並んだシールを説明してくれました。
「みんな上手に出来たね。お部屋に飾ったらサンタさんも喜んでくれるかな?」と話すと、「え?サンタさん今日来るの?」と△ちゃん。サンタさんが来るのを心待ちにしているようです。クリスマスの日まで、まだまだ盛り上げていきたいと思います。
そのあと、今日は楽しいことを計画しています。
「これからお出かけにいくよ」と子どもたちに話すと、「あれ?雨降ってるよ」という声が。そういいながらも帽子をかぶっている子ども達。
おでかけ=散歩と思ったようです。
そこで「今日はおひさま広場へお出かけしようと思います」と話すと・・・
おひさま広場を分かっている子は「うわーい」と声を上げて嬉しそうです。一方「おひさま広場って?」と「?」という表情の子もいます。
階段を降りて、1階へ行き、「おじゃましまーす」といいながらおひさま広場に到着しました。
廊下にはコンビカーを用意し、広場では肋木や滑り台、ボールや磁石のブロックなどなど。
室内遊びでも、いつもとは違った遊びに、子どもたちも大喜びでした。
元ふじ組の☆ちゃんは、懐かしむようにゴロゴロしたり、いつも以上にはしゃいでいます。ふじ組の時にはおっかなびっくりしていた滑り台をダイナミックに滑り降りる余裕さえ見せてくれました。
男児たちはコンビカーに夢中です。わざとぶつかっては譲り合ったり、押し合って笑い合ったり、スピードを出して競争したり、長い時間車に乗り続け、コンビカーを満喫したようです。
何処でも思い切り体を動かして遊べたようで、「あせかいちゃったー」と火照った顔で報告してくれる子が続出でした。
一方おひさま広場では、磁石でつくブロックがあり、女児達が集まってきました。
さまざまな四角や三角の形があり、組み合わせによっていろんな遊びが広がります。
仲良しきく組はみんなでくっつけ合って、大きな広場のようなものが出来上がり、そこに四角の家を建ててみたり、三角のクリスマスツリーを作ってみたりとイメージを広げて遊びを楽しんでいました。
仲良しなきく組だからこそ盛り上がった一日でした。
I・Y

みんなで繋げて広場の様になりました
◆絵本の世界は、無限大(たんぽぽ)

長い話の後にもこの世界が続きます。
今日も朝から霧雨が降る天気です。またまた、戸外に出ることが出来ません。
朝の集まりでこの話をしようかと思うと〇ちゃんが「これ読んで」と「うずらちゃんのかくれんぼ」を手渡してきました。
その姿を見ていた△ちゃんが「これも読んで」と手渡してきた本は、「せんたく母ちゃんシリーズです。その次は、◇ちゃんが「これも」と差し出してきたのは…「歯が抜けたよ」の話。その次は、「オオカミと七ひきの子ヤギ」でした。
「4冊すべて読むと長いけど大丈夫」と子ども達に聞いてみると「全部見たい」という子ども達。
雨降りで室内のためたっぷり時間を取ることにしてみました。
一番初めは、「うずらちゃんのかくれんぼ」です。
かなり慣れ親しんでいる話なのでページをめくり読み始めると一緒に読んでくれる子やうずらちゃんやひよこちゃんの場所を教えてくれたり、友達と「こうだよね」と話しています。
各、話の内容を分かっているのでじっと見たり、返答してみたりとすべてを満喫した子ども達。4冊を読み切ると長い時間でしたが全く飽きずその話の世界を楽しんでくれました。
朝の集まりが終り、自由に遊びはじめると☆くんと*くんが先ほど読んだ本を手に取り嬉しそうに眺めていました。
二人にとっては、この世界を楽しむことが続いていたようで「楽しかったの?」と聞いてみると「面白かった」と嬉しそうです。
4人からはじまったお話の世界がしっかり他の子たちにも伝わっていたようです。
室内でゆっくりという時間だったことから見られた姿だったのだと思います。
子ども達が何を大事にしているかというアンテナを引き続き張っていきたいなと感じる一コマでした。
(N.Y)

マントが取れなくて困っていた子を見つけると何とか外してあげようとする優しさが見られました。

太鼓を個々に叩いていたはずが、気付くと息を合わせて一緒に叩いて大喜び。友だちと一緒を楽しんでいました。
◆はじめてのお手紙 (うみグループ)

お父さんお母さんへのお手紙書きました
今日は年長児が和田小学校へ2年生との交流会に参加しました。
その為、午前中は年少、年中児で過ごしました。年長児がいない間、年中児は「年長さん役でしょ」とこちらの意思を汲み取ってくれている姿に感心します。朝の会で「雨が降ってなかったら、年長さんいないけど園庭にいけたら行こうね」と伝えていましたが、誰ひとり「もう園庭いけるの?」という声は上がらず、それぞれが室内遊びに集中していた様子が印象的でした。
年少児の◎くんと年中児の☆くんはLaQで黙々と共同作品を作り上げ、年中の女児たちは、くつろぎゾーンで絵本を楽譜に見立てて『キラリキラリ』を歌ったり、年少児を中心にクリスマスのリースづくりをしたりと、ゆったりとした時間が流れていました。
リースづくりでは 「昨日も作ったけど、もう1個作ってお家の玄関に飾る」「持って帰っていいの?」と嬉しそうに作っていました。ぜひ、クリスマス飾りとしてお家で飾ってみてください。
一方では、年中児の△くん、◇くん、※くんは、お父さんお母さんにお手紙を書いていました。保育士に文字の見本を書いてもらい、それを見ながら真剣にお手紙をかいていました。初めてお手紙をかいた※くん。「先生みて、※が描いたんだよ」と嬉しそうに見せてくれました。クマや星、サンタの型抜きで飾りつけもし、とても素敵なお手紙が出来上がりました。お父さんお母さんに見せるのが楽しみな様子が、△くん、◇くん、※くんからの表情から伝わってきてとても温かい気持ちになりました。
給食の時間に年長児も「ただいまー」と元気に戻ってきました。お兄さん、お姉さんたちからメダルをお土産でもらったようで、嬉しそうに見せてくれました。どんな交流会だったかぜひお子さんに聞いてみてください。(O.Y)

クリスマスのリース作り。どの色にしようかかなり迷いながら選んでいました

『キラリキラリ』の弾き語り
◆遊びの空間作り(にじグループ)

今日は年長児が和田小学校へ交流会に向かいました。その為、保育室はもも・ゆり組の子ども達のみで過ごしました。
昨日、保育室の遊び場のレイアウトを子ども達の今の姿に合わせて変化させました。
今年度に入り、水族館作りから始まって染物や様々な技法や素材を使った絵具遊び、紙粘土、切り絵、折り紙などを沢山子ども達と一緒に取り組んできました。
子ども達の興味に目を向けて、保育士が一緒に取り組んで沢山の素敵な作品が出来てきましたが、日常の遊びの中では子ども同士ではさみやのり、セロハンテープなどを使いながら遊んでいる姿もよくあります。
最近は、以前、衣装作りを行っていた児を中心に、着せ替え人形を作りだす児が増えました。
使う材料は、色画用紙や折り紙、スズランテープ、リボンなど、保育室に置いてある素材から子ども達が選んで取り組んでいます。
制作に意欲的に取り組んでいる児が多く「こんなものをつくってみたい」と子ども達から提案してきてくれて、私たちがその発想から一緒に関わっていく活動を沢山してきたので、今度は普段から使える素材をもっとバリエーション豊かにしていき、子ども同士だけでも遊びを広げていけるような環境作りにも力をいれていきたいと考えています。
環境を変えて、一日目の今日は机上遊びのスペースを広げたことにより、それぞれが集中して遊ぶ姿が見られました。
おままごとのゾーンは、棚で仕切らず以前より開けた空間にしたのですが、奥まった空間の小さなテーブルとイスで少人数の友達との時間を楽しみ、キッチンスペースは子ども達がにぎわい、おままごとを今まであまりしなかった児も向かっていく姿がありました。
絵本ゾーンはソファーで囲ったことにより、子ども達が沢山集まってもくつろげる空間になりました。
以前ブロックをよくやっていたスペースは、広くなったのですが、今日は模造紙に絵具で絵を描いたり、椅子取りゲームが子ども達からはじまったりしました。
今後、子ども達の想像力が湧くようなダイナミックな造形ゾーンとしても活用していけるよう環境を整えていきたいなと思います。(B・K)


◆絵具しました2 (そらグループ)

年長児は和田小学校にいってまいりました。
2年生の教室にお邪魔して、双六を楽しんだり、『猛獣狩りにいこうよ』を行いました。
最後には手作りのメダルをもらい、満足そうな様子が伺えました。
少し緊張をしている子どもたちもおりましたが、最後には笑顔です。
室内では昨日に引き続き、絵具遊びを行いました。
魚の紙に丁寧に塗っていく年少・年中児。
徐々にダイナミックな塗り方へと変わり、「大きな紙ない?」といいます。
提供すると、手に絵具をつけて手形をたくさん押していく遊びと変更。
夏にやった絵具遊びが楽しかったのか思いっきり行ってくれました。
制作やおままごとゾーン、ブロックゾーンと遊びは人数が少なかった分集中している姿が印象的です。
また友達がないているとすぐに駆け寄る年中児の姿も見受けられました。
水とティッシュを運ぶ様子や頭を撫でてあげる様子を見ると、やってもらっていたことをそのまま相手にやってあげる姿とても感動させられました。
給食をいただきますしても戻らない年長児に不安な様子の子どもたちでしたが、年長児の姿を見るとホッとした様子の年中児でした。
(a.y)

集まりで先生役やりたい!手遊びをやってくれました。

みてー!たこさん!
Posted in 園のこだわり