◆11月26日(火)の子どもたち
2019年11月26日 火曜日
◆ハマっているものに応える(つぼみ)

「これは?」「(おんな)じ~」と、会話も弾みます。
つぼみ組のスペースに、保育士が作った布絵本がいくつかあります。
その中の1つがエプロンシアターを題材に作ったものがあり、手遊びをしながら子ども達と日々見ています。
「もう1回」と何度もアピールし、そのたびに大喜びで見ている〇くん。
そのため、「エプロンシアターとお歌があるから、借りに行こうか?」と〇くんに提案すると、話が通じたのか急いで立ち上がり、保育士の手を引き始めました。
借りに行くのは2階の2歳児の保育室ですが、楽しいことが待っていると足取りも軽く、階段もとてもスムーズに上っていました。
2歳児の保育室に着き、無事にエプロンシアターを借りると、満面の笑みでそれを抱え1階に戻り、「早くやって!」とアピール。
〇くんは布絵本の動物と、エプロンシアターの動物を見比べ、「(おんな)じ~」と嬉しそうに話しかけてくれました。
しばらくすると、他の子も集まってきたので、床にエプロンシアターを広げ、みんなが見たり触ったり出来るようにすると、「これは?」「(ぶたを指差し)ぶー」など、始めは保育士に話しかけていたものが、次第になんとなく友達同士になってきて、やり取りが微笑ましかったです。
昨日も室内だったので、今日は園庭に出たいと思っていたのですが、体調や気温等を考慮して、今日も室内遊びにしました。
でも、だからこそ、〇くんの要望に答える保育士の心の余裕が持てたように感じます。
どんなに小さくても、子どもにはちゃんと意思があります。
それに全て応えることは難しいことですが、これからも、心に余裕を持って子ども達と関わっていきたいと思います。(E.Y)

お友だちのまねっこを楽しみながら、ままごと遊びも楽しみました。
◆よく頑張りました(ふじ)
今日の予定ではきらきら・わくわくチームは蚕糸の森公園に散歩でしたがあいにくの雨模様・・・散歩は延期となってしまいました。しかし、せっかくの室内遊びを楽しまなくてはもったいないので様々なコーナーを用意してみました。
普段パズルが常備されている場所には粘土を、おひさま広場にはろくぼくをいつもとは違う置き方をして設置してみました。粘土コーナーはあっという間に満席となり、嬉しそうに粘土をこねています。初めの頃は保育士にやってと粘土を差し出して、蛇やお団子を作ってもらっていた子ども達も粘土遊びの楽しさを沢山経験してきた事もあり、ちぎる・こねる・まるめる・のばす等の動きを取り入れていました。
手のみならず、ヘラを使って切る・刺すといった工程も行っていました。自分で色々な作業が出来る喜びを感じているようで、その様子を見ていた保育士に向かって『みて~』と満面の笑みで報告。出来上がった作品を見せたい気持ちや作っている姿を見てほしいという両方の気持ちが大きいようです。
いつもとは違う置き方がされているろくぼくにも子ども達は集まっています。普段はろくぼくの滑り台を滑るには中から通れば滑られるのですが園庭の太鼓橋が出来るようになってきた子が増えてきているのもあって今日はろくぼくを登らないと滑られない設定にしてみています。
○ちゃんは最近太鼓橋を登れるようになったのでろくぼくを登るのもお手の物。登れた友だちの姿を見て刺激を受けているのがまだ登っていない子ども達。どうにかして登りたい・すべり台を滑りたいといつも以上に一生懸命な姿が見られました。手足を動かし、時には保育士に手伝って欲しいと訴えてきますが今日は園庭の遊具と同じで自力で登れた子が楽しめるという設定です。
自分で登れる子は危険回避能力も備わってくるのでそういった点でも私たちが手伝ってあげられるのは登り方や力の入れ方のコツを教えてあげること。そういった関わりをしていく中で最後まで諦めなかった△ちゃんは見事登ってすべり台を滑り、その表情からは嬉しさが溢れていました。
一度目に登った時は下りるのがもったいなかったようでずっと上で『見てー!』と何度も保育士に呼びかけたりとなかなか下りず、その後も登る度にみんなに声をかけていました。頑張ったからこその喜びを大いに感じているのがよく伝わってきました。
頑張るっていいな・・・
一生懸命ってすてきだな・・・素直に思った瞬間ででした。
K・E


◆大きなかぶと3匹のこぶた(きく)

おじいさんの後ろにおばあさんと孫がついてかぶ抜きをしましたがぬかません「いぬさん、手伝って」と呼んでいます。
久しぶりに『大きなかぶ』の劇遊びをしました。おじいさんは、保育士がやりかぶの種を植えて水をやりました。大きなかぶが出来るとかぶを抜きに行きました。抜けないのでおばあさんを呼ぶと保育士と1人の子どもが出てきてかぶ抜きをしました。次に孫を呼ぶと、なんとクラスのほとんどの子が出てきました。かぶ抜きの楽しさが分かってきてやりたくなってきたようです。
久しぶりすぎて次に出てくる動物が誰だったかなかなか出てこなかったのですが、皆で呼ぶところはそろって元気に「いぬさん、手伝って」と声を掛けていました。犬も猫も鼠も1匹ずつでしたが、呼ばれるとやりたい役のところで出てきてかぶ抜きをしていました。
最後にかぶが抜けて「やった」と喜んだ後、「このかぶ、どうする」と聞くと「食べる」と言う答え、「どうやって食べる」聞くと「おにぎりにする」と言うのでかぶ入りのおにぎりをみんなで作って食べました。美味しかったようです。
「次は何しようか」と聞くとやはり「3匹のこぶた」になりました。こぶたとオオカミに分かれると、早速こぶたは家を建て始めました。いつも建てている所とは違う場所に建て始めました。どうなるかと思いましたが、藁、木、煉瓦の家の場所を覚えていて吹き飛ばされると、ちゃんと次の家の所に逃げていきました。やり慣れてきたから次の家の場所に移れるのかと思っていたら、子どもたちはしっかり建てた家を把握していたようです。オオカミもどこにこぶたが家を建てたのか知らなかったもののこぶたの逃げる方向をよく見て、話を繋げていました。
何回もやっている劇遊びだから慣れているからできているのかと思っていたら、しっかり話の内容が分かり、周りをよく見て話しに入っていけているのだということが分かりました。子どもたちの理解の仕方や相手を見てそれに合わせる力が育ってきていることに驚きました。また色々変えながら楽しいんで行きたいと思います。 M.K

いつもは、藁の家を建てている場所に煉瓦の家を建てています。煙突を作るために煉瓦を積み上げています。

木の家を吹き飛ばされた子ぶたたちは、煉瓦の家のある場所に逃げ込みました。
◆ありのままの (たんぽぽ)

オラフだよ~ぎゅーってして♡
昨日に続きすっきりしない天気でお部屋で過ごしました。
昨日からの繋がりで「ハサミしたい」「のりやるー」とやりたいものが決まっているようでした。
机上では今日もハサミをしたり、みのむしを作っていない子は作ったり、サンタの長靴をシールと綿で飾り付けたり盛り上がっていました。
綿を触った◎ちゃん。
「毛布みたい」「気持ちいい」と綿をほほにつけたり感触をたのしんでいました。
それを見た△ちゃんは「ほんとだー。ふわふわできもちいいね」と手でふわふわしていました。ひとつの綿で感触をお互いに感じあい言葉にしあう子どもたちでした。
机上の他におままごとが盛り上がっていました。
布をマントにして「エルサよ」となりきっています。そんなエルサは赤ちゃんをおんぶしてバックを持ってとてもいそがしそうです。
おままごとのくだもの・やさいが入ってるカゴから大根をもってきた〇くん。
「みてみてー」と
その大根を鼻にくっつけて「オラフだよ」と見せに来ました。
その後ろから◇くん。
にんじんを鼻にくっつけて「オラフだよ」ときました。
かわいいオラフが2人もいます。
アナと雪の女王2が公開されてさらに『アナ雪』ブームのたんぽぽくみ。
ありのままのかわいらしい子どもたちの姿が見られています。
t*s


◆音楽クラブ (もも)

メロディオンを弾くよ
連続での音楽クラブですが、子どもたちは楽しみにしていてくれているようです。
今日の音楽クラブでは、ちょうど今日がお誕生日の◎ちゃんがいたのでみんなで「ハッピーバースディ」を歌いお祝いしました。みんなの前で緊張した表情の◎ちゃんでしたが、「ありがとう」とお礼の言葉が言えました。
久しぶりにメロディオンを使います。講師からメロディオンの使い方を教えてもらい、講師が引くピアノの音に合わせて、メロディオンの音を一音ずつ出していきます。
カエルの歌はド、トントントントンひげ爺さん(手遊び)はレ、キラキラキラキラ手はおひざ(手遊び)はミ、キラキラ星はそ、ミッキーは高いドとそれぞれの曲によって出す音が違います。
今度はレの音だよ」「ミを弾くよ」と講師の言葉を聞いたり、鍵盤に貼ってあるシールを頼りに弾く音を押したり、お友だちの様子をうかがったりしながら弾きます。大きく息を吐き音を出す児、控えめに吐いて小さな音を出す児と一人ひとり個性が光っていました。
そして、リズムを合わせて弾こうとする姿は年長の鼓笛を思わせます。今から楽しみです。
最後はみんなで一つの輪になって、「てくてくてくてく歩いてきーて、握手でこんにちは」と恒例のダンス。
今日も楽しい時間になりました。今度の音楽クラブではそんなことをやるのか今から楽しみにしているもも組でした。
(K.H)

みんなでダンス

誕生日おめでとう
◆音楽クラブ(ゆり)

今日の音楽クラブではリズム遊びで音の高さと音符の長さを教えていただきました。
低いドから高いドまで8つの音がありますが、講師がピアノで弾く音を集中して聴かないとわからない音当てをしたり、音ごとに分かれて男女で歩いてみたり、みんなで一緒に歩いたり、音の高さを感じながら今までとは違う一つレベルアップしたようなリズム遊びができました。
高さの次は長さです。「音符ってどんなのがあるかな?」と講師に問いかけられると「黒音符」とすぐに答える★くん。講師の話を集中した顔つきで聞いていました。★くんが言ってくれたことで「白音符」「白てん」「黒てん」「スキップ音符」と子ども達からは次々に音符の名前が出てきました。
今度は音符の長さごとに1人、2人組、3人組と一緒に歩く人数が増えていきます。音を聞き分けておこなうため少し難しいですが、自分たちの人数がそろったあとも1人でいる児に「〇ちゃん3人だよ」「〇くんがまだいるよ」と声をかける姿が印象的で、子ども達の優しい気持ちにうれしくなりました。K.Y

◆音楽クラブ (ひまわり)

今日の音楽クラブは「小学校にいったら頑張ること」を一人ずつ発表することから始まりました。
「朝早く起きて8時に学校にいく」
「勉強を頑張る」
「重いランドセルを頑張って背負っていく」
「宿題を頑張る」
「先生の話をちゃんと聞く」など一人ひとりの「頑張る」という声を聞くことが出来ました。
そんな小学校への希望に溢れている年長児の音楽クラブでは、音符の勉強をしました。
今まで黒音符、白音符、旗音符と呼んでいた音符ですが、実は違う呼び方(正しい名前)があるということ。黒音符は4分音符、白音符は2分音符、旗音符は8分音符という名前であることを教わりました。そして、「マンマルちゃん」と呼んでいた音符も「全音符」という名前であること、スキップ音符はスキップ音符の呼び方のままであるというところまで教わりました。
音符の名前を学んだあとは、それぞれの音符のリズムで動いてみました。今まで「くろ、くろ、くろ、くろ」と言いながら身体を動かしていましたが、今日は声には出さずに心の中で唱えながら動いてみました。ピアノから聞こえてくるリズムが変わると、ホワイトボードを確認しながら動いたりと真剣でした。次に、4分音符では4人組、2分音符は2人組、8分音符は8人組、全音符は全員。というように、音符によって人数が変更していくリズム遊びをしました。4分音符や2分音符までは、少人数で凄きやすそうでしたが、8分音符での8人組では、「ね~誰がこっちきて」「8人だから誰か~」と混雑している様子が微笑ましく感じられました。全音符では全員で輪になって手を繋ぐことができました。「全員で回ってみよう」という講師の問い掛けに横移動が少し難しそうな様子も見られましたが、「段々、丸が小さくなってきてるからもっと下がって」と子どもたち同士で声を掛け合いながら調整している姿はさすが年長児でした。
最後は、焼き芋グーチーパーでおしまい。今日はママ先生も参加してのジャンケンとなり、準決勝まで残ったママ先生。惜しくも銅メダルのママ先生でしたが、子どもたちの応援も一段と大きくいつも以上に白熱した焼き芋ジャンケンとなりました。(O.Y)


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