◆11月22日(金)の子どもたち
2019年11月22日 金曜日
◆新しい世界(つぼみ)

久しぶりに本降りの雨だったので室内遊びになりました。
つぼみの子達もだいぶ体を動かすようになり、今日はいつものおひさま広場でけではなく園内探険に行くことにしました。
朝の集まり後ピンクの扉から赤い扉へ進んでいく子ども達の表情は「何するんだろう」と期待しているような表情でした。
保育士に続いてロビーへ到着。玄関に置いてあった靴を触ってみたり、地球儀に興味を示して触ってみたり、いろんなものへの興味が見られました。今日は階段を上って行ってみようとも思っていたのですが、子どもたちはロビーのものに興味津々。ですが、〇くんが一歩階段にさしかかると何かのセンサーが反応したように、他の子達も続々と上り始めあっという間に2階の踊り場までたどり着いていました。
階段には富士山が描いてありそこに子ども達の顔写真が貼ってあるので、お友だちの顔を見つけて「あった」と喜んでる姿もありました。
少し上ると外には像のすべり台があり「ぞ~、ぞ~」と大興奮の△くん。そしてまた、そこに続く子ども達。
興味は次々と移り変わり、どんどん上へ上っていく子ども達です。兄弟組みで上に行ったことがある子達も、初めて上った子達も自分たちで上れた達成感といつもと違う景色に「わ~」「お~」ととてもいい反応を見せてくれました。
いつもと違う景色を楽しんでいた子ども達の姿とは裏腹に、◇くんはあまり行ったことのない育子園の始めての場所に見知ってしまい、泣いたり保育者の存在を確認しながら興味がある階段も上ってみたりという新たな姿も見られました。
お兄さん達の部屋も少しだけおじゃまさせてもらい、見たことの無い玩具にも触れたり、歓迎してくれるお兄さんお姉さんたちの暖かさにも触れることができました。
最後の難関の階段下りも、手すりにつかまって慎重に下りたり、おしりで下りたり、後ろ向きで下りたりという経験をしました。
今日はちょっとした冒険で、子ども達の興味が輝いていたように思います。
(K.E)

◆ルールを知る(ふじ)

あっちから入ってくださーい。
今朝は冷たい雨が降っていました。今日は室内で遊ぶことになりました。週末ということもあり、のんびり過ごすのもいいかなと思いましたが、子ども達は元気いっぱいで、廊下を開放するのをドアの前に集まって、いまかいまかと待ちかねていました。
ドアが開くと勢いよく廊下に流れ出した子ども達。お気に入りの車に向かっていちもくさんです。残念ながらゲットできなかった子どもは涙、涙、でしたが、順番ね、お友だちが降りたら代わってもらおうね、と保育者に声をかけられながら、がまんする姿も見られるようになってきました。
今日はパパ先生が、廊下の絵本コーナーで絵本の読み聞かせをしてくれていて大人気だったので、コンビカーに乗りながらも、とても気になるようでした。パパ先生と遊びたいけど、コンビカーもてばなしたくない、という思いから、コーナーに車を持ち込んでいる子どももたくさんいました。絵本コーナーに車で入らない、コーナーから絵本を持ち出さない、という約束を、その都度繰り返し伝えていくと、どちらかに選択するようになっていました。
スピードの出しすぎ、無理やりな追い越し、逆走など、危険につながることは、交通整理と言いながら間に入って伝えていきました。
電車大好きな〇くんは、保育者が踏切にみたてた腕をおろしてとうせんぼをして、踏切です。止まって下さい、カンカンカン、、、と言うと、ちゃんと停止していました。踏切の役目を知っているようです。
好きなこと、興味のあることや遊びをとおして、約束事、ルールを知ったり、ルールがわかると遊びも広がり、さらに楽しくなりそうです。
F.S

ゆったり大レール

◆今すぐ使いたい!(きく)

家族の顔に、海。。イメージを広げて、描いています。
以前から、園庭や散歩で見つけたものを、「お土産」と言って、大切に持ち帰ることの多かった子どもたち。その姿を見て、収穫物の多いこの秋に、お土産入れのバッグを作りたいなと考えていました。今日は、そのお土産バッグを作ります。
朝の集まりで、子どもたちにバッグを作ろうかと提案。保育士が見本を着けてみせると、ノリの良いきくぐみの子たちは、ほぼ全員が「やりたい!」「作りたい!」と手を挙げます。さらに今回は、またまた新しい道具の登場。マジックです。園でちゃんと使うのは、ほぼ初めてです。マジックは蓋をきちんと閉めなければならないこと、おにいさんおねえさんだからできるかなと話すと、やっぱり効果てきめん。「できる!」とはりきっています。
早くやりたくて仕方のない〇ちゃんは、「ちょっと待ってね。」と言っても待ちきれず、どんどん手が伸びてきます。名前を書きバッグを渡すと、すぐに描き始めました。蓋の開け閉めもちゃんとできています。それぞれ、最近のお絵かきの特徴があり、線を何本も描き「電車。」と言ったり、顔を描くのが得意な子はバッグにも顔。ビニール素材にマジックで描くと、つるつるするすると滑るように描けて、いつものお絵かきとはまた違った感覚が気持ち良さそうです。家族の顔を描いた周りを、青いマジックで塗りつぶすように塗っていた△ちゃんは、「うみなの。」と言って、楽しんで描いていました。
「かんせーい。」と出来上がったものを見せてくれた※ちゃん。終わったのに、いつまでもそばにいるなあと思ったら、リボンをつけて、ポシェットのように身に着けるのを待っていたようです(保育士が見せた見本がその形だったので。)。すぐにリボンまではつけられなかったので、「ごめんね。リボンはあとでつけるから。」と保育士が言うと、「・・・・」と無言の後、号泣。。。お土産を集めるのも、バッグなど身に着けることも普段から大好きな※ちゃん。すぐに使えると思ってワクワク期待していたのだと思うと、先にリボンや通す穴を準備しておくなど、すぐに完成できるやり方があったかなと少し反省しました。午後にぜひ完成させ、※ちゃん始め子どもたちと楽しみたいと思います。
(T.M)

何色使おうかな~。
◆雨ふりの一日を楽しむ(たんぽぽ)

筆ならダイナミックに色づくよ。
登園して来ると「寒いね」と言う声がよく聞こえる今日の天気は、雨降り。
冬もすぐそこまで来ているのでしょうか…。
この天気で戸外に出れないためじっくり遊び込めるゾーンをいくつか用意してみました。
ハサミで細長い紙を1回で切ったり、木の形を用意し、指のスタンピングで緑色に色付けが出来るコーナーといつものように玩具を出し遊べるようにしてみると「絵の具やりたい」と言う子が多く関心の高さを感じます。
指に絵の具を付けて色を付けていく中で、指先に着く絵の具の感触を楽しみ、じっくり取り組む児やいくつか押すと満足し、早々に終わる児、指先だけでは足らず手のひらにまで絵の具を付け手形を押す児とその児らしい作品が出来上がっていきました。
その姿を見ていた△くんに絵の具を誘ってみると関心を示し、テーブルにやってきました。
テーブルの上に置いてあるスタンプようのお皿でなく、絵の具が入ったカップと筆を指さし「これをやりたい」と伝えてきました。
他の子たちは、指のスタンプと思っていましたが△くんの要望から筆で描く体験に変わっていきました。
夏に筆でダイナミックに絵の具遊びをしたことを覚えていたのか、感触が好きな子たちが集まり、筆を動かすため指のスタンピング以上に色鮮やかな木が出来上がっていきました。
指先よりもはっきり色づくのも楽しかったようです。
今後は、壁に飾りクリスマス気分を高められたらと思っています。
今日は、〇くんのママがママ先生に来てくださいました。
朝からみんながワクワクしており、絵本を読んでもらったり、絵を描いてもらったりおままごとをしてもらったりと一緒に遊んでいただきました。
好きな遊びを選ぶ姿から、今日の雨降りの一日を大満喫したようです。
来週もどんな姿を見せてくれるか楽しみです。
(N.Y)

ママ先生と指のスタンピングで絵の具の感触を楽しみます。

はさみで切るのも楽しいよ
◆遊び (うみグループ)

室内で過ごした1日です。
各ゾーンで遊ぶ子ども達は真剣な表情です。
今日は保育士体験のお母様が来てくださり室内遊びだったせいか子ども達との触れ合いの時間がとても多く見られました。絵本ゾーンでの読み聞かせ、美容師ごっこ、紙粘土遊びなど参加してくださりありがとうございました。
本日の活動は、紙粘土遊びとありがとうのハガキ作成と設定された制作遊びが多くありました。
「粘土の人形作って、飾ると良いんじゃない⁈」と言った年長児がおり、紙粘土を用意してみました。しかし、触れた事のない子どももおり、紙粘土の性質や目的を共有していきました。
そして、紙粘土遊びはまず紙粘土に触れようという所から始まりました。
こねたり、形を形成したりしていましたが、絵の具を混ぜたり丸めたりする中で自然と泥団子のようになっているのが不思議でした。
泥団子?を作り終えた後はグリッターのりでデコレーションをしました。
こうすると全部にキラキラになるよ、こうすると綺麗だよ、カメムシみたいだ、僕のはちょっとずつつける、宝石みたい…etc。
ハガキ作成ゾーンでは、お家の人に感謝の気持ちを伝えようと話を共有し遊びを展開していきました。
郵便番号の所には、自分の好きな番号や、マンションの部屋番号、パパの携帯の番号などを記しており保育者が思わず笑ってしまうような場面が多々ありました。
天気が雨だった為室内でしか遊ぶことができませんでしたが、子ども達の遊びが充実していたと感じられる1日でした。
k★y


◆どんな形、どんな色にする? (にじグループ)

朝の集まりで、「だるまさん」の歌遊びをして、最後の「あっぷっぷ」の場面でそれぞれが、個性溢れる最高の表情を見せてくれ、最後は必ずと言って良いほどに、保育士が笑ってしまうという結果になってしまいました。
今日は勤労感謝に伴って、日ごろの感謝の気持ちを伝える為に、ありがとう制作で作った作品を園周辺に配りに行く予定でしたが、雨が降ってしまった為、保育室で制作をする事にしました。前から女児が行っている、着せ替え人形作りです。
保育士が女の子の身体を紙に描いたものを、○ちゃんはハサミで切り、何色の、どんな形にするかを頭で考え、服、帽子、靴etc.を一緒に作っていきました。
そして今日は、◎ちゃんのお母様が保育士体験で来て下さいました。
◎ちゃんのお母様の周りには、年長女児や、年長男児までも一緒に着せ替え人形作りに夢中で行っていました。女の子だけが興味を抱くものかと思っていましたが、意外な姿に驚いてしまいました。様子を見ていると、ママ先生に大好きな仮面ライダーの絵を描いてもらい
シャツ、ズボンなどをテープで貼りつけ、様々な恰好ができるようなアイテムができ上がっていました。
あっという間に給食の時間になり、まだまだ時間が時間が足りないくらいで、「後で続きをしたい」と言って、今後もどのような展開が見られるか楽しみです。S・A


◆雨でも (そらグループ)

ママ先生と
今日は●くんのお母さんが保育士体験でママ先生をやってくれました。●くんは朝から「早く紹介して」と自分のお母さんを紹介してほしくてたまらないようでした。あいにくの雨なので、朝の会で「ママ先生と一緒にお部屋でどんなことをして遊びたいか」という質問をしてみました。すると「はないちもんめしたい」「イス取りゲームしたい」「ブロックしたい」「塗り絵したい」と沢山一緒にやりたい事がでてきました。
朝の会が終わり、午睡スペースには身体を動かしたいという児たちが集まっていました。まずは順番に朝の会で出た遊びをやっていく事になりました。最初は「はないちもんめ」。必ずと言っていいほどやりたいという割には、はないちもんめのセリフを忘れてしまいはないちもんめが始まらないという事になる子ども達。保育士が少しサポートすると思い出したのか「勝ってうれしいはないちもんめ」「負けてくやしいはないちもんめ」と続きます。
交互に勝っては負けてを繰り返し中々決着がつかないので、急に解散となり、今度はイス取りゲームが始まりました。子ども達に馴染みのある曲を流すと回りながらダンスを始める子ども達。ダンスに夢中になってしまうとイスを取られてしまうので、ダンスとイスどちらにも真剣に向き合う姿はとても微笑ましいものでした。
他に部屋では本を見たり、保育士とともに制作に取り組む児がこの頃増えてきています。さまざまな素材が造形コーナーにあると、「これとこれを使って作ろう」とのり、ハサミ、テープと次々に使い、気がつくと大きな作品に仕上がっていました。造形の楽しさに夢中になっています。
エプロンシアターにもハマっている児もいて、最初は保育士と共にやっていたのがストーリーが分かると子ども達同士で演じて楽しむ姿がありました。演じることが楽しくなってくると劇遊びにも繋がってくるので、今から楽しみです。
雨の中でも子ども達は一人一人が目的を持って遊んでいます。もちろん、目的があやふやな児には提案をしてみたり、一緒にやってみたり自分でやること、お友達と一緒にやることの楽しさをこれからも様々な遊びを通して伝えていきたいと思いました。
(K.H)

なに作ってるの?

演じてみよう

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