◆11月20日(水)の子どもたち
2019年11月20日 水曜日
◆ちいさな宝物(つぼみ)

落ち葉のふとん、、、それとも落ち葉風呂?
今朝はぐんと寒い朝でした。昨日は木枯らしが吹いたようで、園庭には落ち葉がたくさん落ちていました。もしかしたら、風で落とされたどんぐりもたくさんあるかも、、、と考え、どんぐりを捜してみようと思いました。
昨日のお散歩で拾ったどんぐりを見せると、どんぐりを思い出したようでした。どんぐりころちゃんの箱から出てくるお話をみてから、みんなもどんぐりになって踊ってみよう、とまず保育者がどんぐりになって踊りはじめました。前回と同様に、不思議そうな表情でみている子ども達でしたが、今回は全員立ち上がって見ていました。ころちゃんにもだんだんに親しみをもってくれているようです。
支度をして、靴を履こうとしていた〇くんは、いつもは自分で履いてみようとするのですが
今日は、履かせてほしいという表情です。みると、手にはどんぐりを握りしめていました。先生が守っていてあげようね、と言ってどんぐりを預かると、安心したようで、いつものように靴を履き始めていました。
□ちゃんは、そのやりとりをみていたようで、これも守ってて、というような表情をしながら、大事などんぐりを握っていた手のひらを開いて見せていました。そして〇くんと同じように安心して靴を履いていました。
園庭のどんぐりは、落ち葉をかきわけてよーく探してみると、やっと見つかりました。そのどんぐりはとても小さなものでしたが、拾った◇ちゃんは、わあ~と嬉しそうに笑って、大切に持っていました。
子ども達の大好きなどんぐり、もうすぐ時期は終わってしまいますが、本物に触れて遊んだという経験をとおして、絵本や歌のどんぐりに親しみをもって楽しむことができたらいいなと思いました。
F.S

いらっしゃいませ~。試食どうぞ。

どんぐりころちゃ~ん。どこ~。
◆自然のもので遊ぶ(ふじ)

今日も元気に園庭で遊びました。
昨日の延長で、始めはどんぐり探しに夢中になっていた子ども達。
さすがに、昨日たくさん採ったので、今日はあまり見つからず、子ども達も残念そうでした。
その後、子ども達は落ち葉がたくさん集まっている所に移動。
始めは子どもたち同士で落ち葉の掛け合いをしていたのですが、保育士が少し高い所からたくさんの落ち葉を降らせると、大歓声が巻き起こりました。
「もう1回」と言わんばかりに落ち葉を集め始める子ども達。
同じことの繰り返しでも、子ども達は大興奮でした。
その後は、落ち葉を足や体に布団のようにかけて遊びだし、「あったかい?」と聞いてみると、「あったか~い」とつぶやき、目をつぶって寝たふり。
その姿が、とっても可愛らしかったです。
そんな大騒ぎの傍らでは、小枝をペンのようにして地面にお絵描きをする子どもの姿がありました。
2人で別々に描いていたのですが、「あんぱんまん」「カレーパンマンだよ」とお互いにつぶやきながら描いていた声が聞こえて来たのか、気が付くと一緒に〇らしいものをたくさん描いて楽しんでいました。
玩具を使って遊ぶのも楽しいし、遊びも発展していきますが、今日の子ども達の姿を見ていて、広い園庭だからこそ出来る落ち葉や小枝を使った遊ぶ機会も大事だと改めて感じました。
これから寒くなっていき、園庭の様子も変わってきますが、その時に出来る自然を取り入れた遊びを子ども達と楽しみたいと思います。(E.Y)

◆のびのび描こう(きく)

みんな紙いっぱいに描きました
最近のきく組の子ども達、絵をかくのが上手になりました。
部屋にも飾ってありますが、今日は画用紙を用意して、のびのびと描いてもらおうと思います。
子ども達数人に声を掛けると「かきかきするー」とどんどん集まってきました。
クレパスを手にすると、すぐさま描きはじめます。
大きな丸も上手に描き、みんなのびのび自信を持って描いていました。
顔を描く子が増えてきて、「ママとパパと・・・」と説明してくれました。
〇ちゃんは先日赤ちゃんが生まれたばかりで、ママと〇ちゃんと赤ちゃんを描いてくれました。ママと〇ちゃんには髪を描き、赤ちゃんには髪は無く、よく見ているなぁと感心させられました。「みんなでバイキンマンをやっつけてるのよ」とストーリーも考えられていて、とても楽しそうな表情で描いてくれました。
「アラジン」が大好きな△ちゃんは顔を描いて「アラジンとジャスミンと・・・」と賑やかで楽しそうな絵を描いて見せてくれました。
□くんは、昨日までお休みして車でお出かけしていました。車の印象が残っていたのか、色鮮やかな色を使って、車が走っているところを描いてくれました。
☆ちゃんは、顔の上に丸や細長い丸を描いてました。これはもしやと聞いてみると、「くまさんとうさぎさん」と元気に答えてくれました。動物を描く子はまだいなかったので、驚いてしまいました。
全員が、「これは〇〇」と描いたものに自信を持って答えてくれる姿が印象的でした。みんなのびのびと楽しんでくれて嬉しい時間となりました。
そして、お決まりのおかわりタイム。「もっとかくー」と紙をもらってまだまだお絵描きは続きました。
今日の自由画は、廊下に飾る予定です。
是非きく組画廊、お子様と一緒にお楽しみください。
その後は園庭で遊びました。
枯れ葉がたくさん落ちていて、みんなで葉っぱの掛け合いっこ。
葉っぱだらけになりながら、秋ならではの遊びを満喫しました。
I・Y

たっぷりの落ち葉で・・・

「あ、あかちゃん」と優しく寄り添っていました
◆お兄さん・お姉さんの優しさに触れて(たんぽぽ)

出発前のご挨拶。お兄さん・お姉さんの立派な姿を見ているようです。
今日は、△ちゃんが何日も前から楽しみにしていたとと先生の日です。
「11月20日になったら、△ちゃんのとと先生が来るんだよ」と何度も言っていました。朝からとと先生の周りには子どもたちでいっぱいでした。
朝の集まり前、「一緒にお散歩行きませんか?」とそらグループからお誘いの電話。
嬉しそうに急いで支度をしていました。肌寒くなってきたので靴下、帽子に加えてジャンバーもあります。けれど、自分でできることも増えてきました。
「もう、おわったよ~」と◎ちゃん。あっという間に支度完了です。
必死に靴下を履こうとする☆くん。上手く履けず、でも一生懸命履こうとするので自分の体がクルクルと回っていきます。「あれれ・・・」と必死さが伝わりました。
毎日の関わりの中で、自分でできた!をたくさん感じることができるといいなと思っています。
そらグループとの散歩、行先は大聖堂です。最近、よく行っている場所ではありますが、
お兄さん・お姉さんが手を繋いで歩いてくれたおかげか、いつもより短い時間で到着できたような気もします。
「そこ、あぶないよ」「ここは、てをあげるんだよ」等々、優しい言葉をかけてもらい、おしゃべりも楽しみ、屋上では一緒に走ったりどんぐりを探したり・・・
異年齢での関わりをたくさん持つことができ、優しい気持ち・嬉しい気持ちを感じられる散歩になりました。
今後も、違うグループとの散歩やお部屋にも遊びに行き、交流をたくさん持っていきたいと思います。(M.C)

帰る時も一緒に帰りました。「さっきつないでたから」と手を繋ぎに来てくれました

屋上までのエレベーターも、今日は満員です。それもまた、嬉しそう。
◆ありがとうの気持ち (うみグループ)

ありがとう制作
今週末は勤労感謝の日。ハロウィンのイベントで地域の方よりお菓子を頂いたり、美味しい給食を作ってくれる給食室の職員、いつも優しく見守ってくれている事務室の職員に「ありがとう」の気持ちを伝えにいこうと話をしました。朝の会が終わると、年少児の☆ちゃんと◇ちゃんが「一緒に作る」と来てくれたのでどんな形にするか一緒に考えてみました。木の枝やどんぐりを使ってみようか、折り紙を使って作ろうかと色々と考えました。
はじめに真っ白な色紙を絵の具で色付けてみようかと提案してみると「やるー」と準備を手伝ってくれました。ピンク、黄色、白、オレンジ、水色を使ってスポンジで色付け。スポンジをねじるように色紙に付けていきました。真っ白な色紙が鮮やかな色紙に変身。絵の具が終わると園庭の時間になっていたので「絵の具が乾いたら続きをやろう」と一旦続きに。午後どんな感じに仕上がるか楽しみしたいと思います。
園庭では、年少児の●君がお家からもってきてくれたてんとう虫が亡くなってしまったのでお墓を作ることに。●君よりも他の子が率先して作ってくれましたが、作り終えると「またてんとう虫探してくる」と●君を中心にてんとう虫探しが始まりました。
「てんとう虫は葉っぱの上にいるんだよ」
「木にもとまってるよ」と探す年少児。
そんな中、年長児が「てんとう虫捕まえたよ」と教えてくれました。早速そのてんとう虫を●君の虫かごの中へ。
「ご飯もいるかな?」
「葉っぱがいいね」
「緑の葉っぱがいいよね」
「木の枝も必要じゃない?」と新しいてんとう虫に興奮。
「もっと探してこよう」とてんとう虫探しが続きました。
2匹目が見つからないまま園庭の時間が終わりに。「2匹目見つからなかったね」と戻ろうとすると年中児の◎ちゃんが「てんとう虫いたよ」と手に持っていました。「え?見せて」と●君。「虫かごに入れていいよ」と心優しい◎ちゃんとの微笑ましやりとりがありました。虫かごの中に新たなてんとう虫の命が仲間入りしました。生き物の命について改めて子どもたちと見守っていきたと感じます。(O.Y)

虫かごに入れた後、「てんとう虫は暖かいとこが好きなんだ」とジャンパーで虫かごを温めてくれる年長児の姿も見られました
◆いのち (にじグループ)

夏からにじグループで飼っていた3匹のカブトムシすべてが死んでしまいました。餌をあげわすれてしまい、元気がなくなってしまったときもあり、にじグループのカブトムシは人任せではなく、みんなで大切に育てようと話し合ったこともありました。
にじグループではカエルも飼っているため、カブトムシの死からカエルの飼い方についても話しをしました。アズマヒキガエルの寿命はどのくらいなのか、どんなところで暮らしているのか、虫かごの中は今のままでいいのか、子ども達と一緒に考えました。
調べてみると寿命は8~11年。「何歳なのかな?」と目で見ただけではわからない歳を気にしている様子でした。今の虫かごは土、落ち葉、水、木の枝、そして餌のみみずが入っています。「このままの虫かごの状態で飼い続ける」「虫かごを一度きれいにして飼い続ける」「自然にかえしてあげる」この3つの中でどの選択がいいと思うか子ども達に聞いてみると、ほとんどが「虫かごを一度きれいにして飼い続ける」を選びました。
園庭に行くとすぐにカブトムシのお墓をつくり、カエルの家のリフォームがはじまりました。「石があるところにカエルはいるような気がする」という意見から、今までなかった石を虫かごの中に入れて池のような場所を作り、土も葉っぱも新しくしました。わからないところは年長児に聞きながら土を入れたり、石を一生懸命探す年少児・年中児の姿が印象的でした。生き物を飼育する中でいのちの大切さを理解し、そこから両生類や爬虫類、魚への興味も広がってきているように思えます。子ども達と一緒に調べたり考えたりしながら、様々な生き物や自然と触れ合っていけたらいいなと思います。K.Y

◆楽しみにしていた散歩 (そらグループ)

今日は2歳のたんぽぽ組さんと一緒に大聖堂の屋上に散歩に行きました。
手を繋いで歩くのは2回目です。前回の事を覚えている子もおり、「やった~」と大喜びでした。
年中組がたんぽぽ組と手を繋ぎ、年長組と年少組が手を繋いで歩きます。
「ゆっくり歩いてあげてね」「たんぽぽ組さんをお壁さん側にして歩くんだよ」と、子ども同士で声をかけ合い、手を繋いでない年長・年少児たちも2歳児を気にかけていました。
『どんぐりころころ』を歌いながら歩いている時に気付いた事があります。
バス停の横を通ると、並んでいる人たちの中に電話をしている女性がいました。
すると、『どんぐりころころ』を歌っていた年長女児と年少女児、年中男児の3人が途中で声をひそめて歌いだしたのです。
「どうして急に小さい声で歌ったの?」と聞くと、3人は「お電話している人がいたから」「だって大きい声で歌ったらお電話聞こえないから」と答えました。
小さな声で歌っただけではなく、身体も少し前屈みにしてそっと横を通っており、自分で考え、人を思いやる姿に感心しました。
屋上では学年入り混じって遊ぶ子もいれば、普段通りの鬼ごっこを楽しみ、アクティブに走り回る子もいます。
でも「小さい子にぶつからないようにね」と声が飛び交い、意識の中には2歳児の存在がしっかり入っているのが感じられました。
今回は帰りも一緒に手を繋いで帰りました。
今後もぜひ他クラスとの散歩を楽しみたいと思います。
O・Y


お茶を飲んで休憩中。
Posted in 園のこだわり