◆11月14日(木)の子どもたち
2019年11月14日 木曜日
◆健康診断からの園庭遊び(つぼみ)

今日は、秋の健康診断で、いつもの時間とは違う時間に園医が保育室に到着し、ひとりひとり検診をしていただきました。
月2回の検診を受けているだけあって、子ども達も不安そうな顔を見せるものの、泣くことはなく受診でき、園医からも「慣れてきたかな」と言って頂くほどでした。
検診もスムーズに終わり、着替えて水分補給をして、いつもより早めに園庭に出ました。
砂場に行き、お気に入りの新幹線の玩具を手にした〇くん。
いつもは「つなげて!」と保育士に手渡してくるのですが、今日は来ないので、しばらく他の子と関わりながら様子を伺うことにしました。
すると、プールサイドにトンネルを1つ置き、新幹線の車両をトンネルのそばに置き、後ろ姿からも夢中に遊んでいるのが伝わってくるほどだったので近づいてみると、自分で車両を繋げ、トンネルの中を上手に走らせていたのです。
他の保育士が〇くんの手伝いはしていないので、〇くんが自分でつなげたということになります。
そこで、「〇くん、すごいね。自分で新幹線作ったの?」と声を掛けると、「あー」と声をあげながら拍手をして答えてくれた〇くん。
その後もしばらく新幹線で遊び、近くにふじ組の子が来ても気にならないほど、夢中で遊んでいました。
〇くんの遊びを見ていて、成長を感じ、とても嬉しくなりましたし、大人の待ってあげる心の余裕が大事だと改めて気づかされ、玩具を手にした〇くんにすぐ声を掛けなくて良かったと思いました。
これからも一呼吸置いて子どもと接することを心がけたいと思います。(E.Y)

保育士が描いた丸の中に、更にお絵描きしてます

葉っぱを集めていた保育士のマネをして、ウッドデッキの葉っぱを集めようと頑張ってます!!
◆順番と気合い(ふじ)
今日は秋の健康御診断です。医師を見て全然大丈夫な子もいれば怖くて泣き始めてしまう子もいましたがなんとか皆、無事に受けることが出来ました。医師の横には並べられた椅子が3脚
用意されており、受診する順番に子ども達が座れるようになっていました。
「〇ちゃん、ここに座ってくださいねー」「こちらにどうぞー」とちょっとしたお医者さんごっこのようにしてみたりと楽しい雰囲気で気を紛らわせられたらと大人たちは笑顔で対応を心掛けていきましたが怖いものは怖いので座ってくれない子もいました。中には嬉しそうに座って笑顔も見せてくれています。色々な感情が交差した健康診断となりましたが、頑張ろうと気合いを入れ、一つの山を越えた子ども達はまた一回り大きくなったのではないかなと思います。
園庭でも気合いを入れた場面に遭遇しました。トランポリン横の綱登りをやりたいと言う△ちゃんの要望に応えて綱登りの特訓が始まりました。△ちゃんは滑り台を逆に登って上に行こうとこっそり企んでいたりと以前から大型遊具に登りたい気持ちが溢れていました。しかし、大型遊具は自分の力で登れる子のみが上に行って遊べるという約束です。いつも「登れるようになってからね」と保育士と話して渋々登りたい衝動を抑えていました。
そんな気持ちが今日は『がんばる!』という行動に変わり、自分で綱を登ろうと気合いを入れ始めていました。
やはり難しくてなかなかうまくいかず怒ったり涙を流したりと悔しい思いを露わにする姿もみられましたが保育士に足の運び方や手の動かし方等を教えてもらい、ほんの少しだけ支えてもらうことで力の入れ方が上手く行き、手が赤くなって痺れても何度も何度も頑張った甲斐あって一人で登れると、頂上で『やったー!』と大喜びでした。
△ちゃんのその姿を見て、刺激を受けた子ども達が続出して繋登りが大混雑です。上に行きたいという△ちゃんの気持ち、△ちゃんの姿を見て自分も登りたいという気持ちが芽生え、良い連鎖が見られました。『よし、やるぞ!』という子ども達の気合はとても微笑ましく、悔しくて涙を流す姿もついついくすっと笑ってしまう程に可愛らしいものがありました。
綱登り第3号が現れ、次に続く子が現れるのがとても楽しみです。
K・E

綱登りを頑張る子ども達。がんばれ~

お兄さん達のアリ地獄作りに参加中~
◆ワタシもナースに・・ (きく)

何かお手伝いすることありますか??という真剣な表情。。。
今日は、秋の健康診断がありました。数日前から話していたのですが、話すたびに想像して泣いてしまう○ちゃん。今日も、集まりで話をすると、う・・・わーんと大きな声で涙。話をよく理解できるようになったり、想像力が育つと、こんな姿も見られるのだなとある意味感心です。
そろそろ園医が来ますと連絡があり、服を脱いで準備。椅子に座って、ちょっとドキドキして待っていると、園医がやってきました。順番に受けていきます。だいぶ慣れてきて、名前を言ったり、ありがとうございましたの挨拶ができる子も多くなりました。口を開けるのも、自らできる子がたくさんいて、日々の色んな経験が子どもたちを成長させているのだなと実感しました。
あと数人というところでふと見ると、看護師の隣に、ナースキャップをして注射や体温計を持つ△ちゃんの姿。今度は自分が診察しようとしたようです。この時期ならではの可愛らしい姿に医師も含めて、笑いが広がりました。
園庭では、広い空間を使って、3匹のこぶたごっこを楽しむ姿が見られます。ウッドデッキの上はわらの家、滑り台は木の家、ログハウスはれんがの家になり、「ドンドンドン。」「誰ですか?」「やさしいオオカミですよ。いーれーて。」「だめだめ~。」のやりとりを子ども同士で楽しみ、思いっきり走り回っていました。
年中や年長との交流もあちこちで見られます。来週あたり、一緒に散歩に行けるかなあと考えています。
(T.M)

「木の家」 絶対入れないよ~!
◆大きくなったって嬉しいな(たんぽぽ)

落ち葉って楽しいね。
今日は、秋の健康診断。
園医に元気で大きくなったか診てもらうことを話すと興味津々です。
「名前や何歳か言えるか」という事も伝えるとより「健康診断」への期待や関心が高まってきたことが感じられます。
園医が来ると期待と緊張が入り混じる子どもたち。
張り切って名前を言う子や小さい声で合っても言える子、恥ずかしくなってしまう子と様々な姿を見せていますが「ありがとうございます。」とお礼を言う子もおり、終わった後に誇らしげに帰って行きました。
その後は、園庭に出ました。
健康診断が終わりホッとした子たち靴を履きながら「先生にお名前言ったよ。」「大きくなったよ。」がんばったことを伝えてくれました。
短い時間の中でも一大イベントだったことを感じさせてくれました。
園庭では、大門側の築山の下に木で囲ってある所に沢山の落ち葉が溜まっている所に集まってくると皆で落ち葉を飛ばしたり、拾ったり集めたりを始めました。
遊びながら〇ちゃんが「ここ、プールみたいだね」と言うと「ほんとだ」「プールみたい」と同じ空間で共感し合いながら一緒に遊びはじめました。
△くんが入ると「工事するんだ」言う子も現れ、次の遊びに変わりながらも落ち葉の感触を楽しむ子どもたち。
去年までは、落ち葉を飛ばして一緒に楽しんでいた姿から、遊びを共有しながら楽しむ姿に成長を感じ、「ふじ組さんの時と遊び方が変わってお兄さんお姉さんになったね」伝えると「△も?」と嬉しそうに聞いてくれます。
「大きくなった」という言葉の響きに笑顔を見せてくれました。
同じような場面ですが、日々成長する子ども達の姿に目を話したくないなと感じるひと時となりました。
(N.Y)

ドキドキしながらも健康診断を受けれました。

鳥さんになって歩きます。
◆お墓づくりと鳥の巣づくり (うみグループ)

先日、うみグループに仲間入りしたカマキリが亡くなってしまいました。
「お墓を作ってあげようか?」ともも組の子どもたちに話をしてみると、「いいよ」と賛同してくれました。今までにカブトムシのお墓作りをみてきたもも組。「あそこで作ろう」と固定車の傍につくることにしました。穴を掘って、カマキリを土の中へ。
「なんでカマキリ死んじゃったんだろうね」
「なんで小っちゃくなっちゃったんだろう」
「ご飯がなかったからかな」
「石も一緒にいれてあげよう」
ともも組同士で話しながらお墓を作ってくれました。
「お花が落ちていたから持ってきた」と☆ちゃん。見るからに摘んできたきれいなお花でしたが嬉しそうにお供えしてくれました。その姿を見て、○ちゃんと◇ちゃんも「お花落ちてたよ~」と摘んできてお供え。もも組で作ったカマキリのお墓。「天国でも生きてね」と☆ちゃん、○ちゃん、◇ちゃん、◎くんの願いが届きますように。
園庭には落ち葉が沢山あります。その落ち葉を集めて鳥の巣を作っているもも組▲くんと※くん。「鳥の巣作ってて、卵もあるよ」とせっせと落ち葉を山のように集めていました。途中に☆ちゃんや○ちゃん、◇ちゃん。◎くんも合流して落ち葉集め。段々と山になる落ち葉を頭の上に投げ始めました。落ち葉の雨がザバーっと頭に当ると笑いあう子どもたち。「鳥の巣作ってるんだからやめてよ~」と※くんは訴えていましたが、次第に※くんも落ち葉を高く上げて落ち葉の雨を楽しんでおり、ゆったりとした時間が流れていました。
お部屋では、異年齢での遊ぶ姿が多く見られますが、園庭ではもも組同士、ゆり組同士、ひまわり組同士でグループの枠を越えて遊ぶのが心地良いようです。子どもたち同士の触れ合いを大切に見守りながら子どもたちの遊びに目を向けていきたいと思います。(O.Y)


◆自分でつくる楽しさ (にじグループ)

すごろくゲームに興味を持った◎ちゃん。作り方を伝えると、「う~ん」と頭の中で考えながら、描き足していき、ゲームの内容が完成すると、「サイコロを作りたい」。
サイコロが完成すると、「コマを作りたい」と、どんどん発想が生まれ完成させていきました。作りたいイメージが沸くと、全体のイメージも沸いてくるようです。
すごろくゲームの次には、数日前から始めている、絵本作りに取り掛かっていました。
遊びや、製作に向ける、やる気とパワーが凄いなと感じました。
もう一方でひまわり組女児2人が、昨日の散歩で拾った、どんぐりを使って、どんぐりにペンで色を塗って、顔を描いたり、耳に付ける、イヤリングやアクセサリーを作り、お店屋さんを開いていました。お客さんも、好きな絵が描ける体験コーナーもありました。
もも組の女児がお客さんとしてくると、準備が出来ていないようで、「少しだけ待っててくださいね」と、大人から見ても、立派なワークショップのお店屋さんです。
再び、もも組の児が来ると、「いらっしゃいませ」と迎え入れていました。
女児が集まると、明るい笑い声と、お喋りとで楽しい雰囲気で包まれていました。
子どもが自由に遊びを選べる環境を、保障していく必要さを改めて感じました。S・A

◆お絵かき(そらグループ)

今日は大きな紙に秋を表現してみました。
園庭の木や葉っぱをイメージし、教材倉庫に向かうと茶色やオレンジの色を中心に紙やシールを選びます。
年少児の子どもたちに声をかけ、行いました。
絵を描くことが好きになってきたこともあり、大きな紙にクレパスで思い思いの絵を描いてくれます。
木となる茶色の紙を貼ると、葉っぱを描いてみたり、シールで木のみを表現してみたり。
園庭では綺麗な葉っぱを手にいっぱい集めて貼る作業を行いました。
年長・年中児の子どもたちも途中から加わり、可愛く工夫を凝らし枯れ葉でウサギにしてみたり、年少児のお手伝いをしてくれていました。
(a.y)


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