◆11月13日(水)の子どもたち
2019年11月13日 水曜日
◆お部屋でのんびり(つぼみ)

今日は外も寒く、ふじくみは園庭へ出ていってしまったので、つぼみの子達は1階廊下とお部屋を独占して遊びました。朝のお集まりの後は、そのまま廊下へ移動。遊動車がたくさん置いてありました。
いつもなら元気なふじ組の子のスピードのある遊動車遊びの中ですが、今日はふじ組はいないので、みんなはつぼみペースでゆっくりと遊動車に乗っていました。〇くんは遊動車に乗りながらも、片方の手で、もう一つの遊動車を動かしていたり、遊動車を倒して、タイヤをいじっていたり、乗るだけではない遊びを発見して遊んでいました。
また、おひさま広場では、室内用の鉄棒を設置しました。園庭の鉄棒もがんばってぶら下がって遊ぶつぼみの子どもたち。やり易い高さに設定もしたので、それぞれ自分の力で体を伸ばしてぶら下がり、足を持ち上げたり足をバタバタさせたり、足の指に力を入れたりして鉄棒を楽しんでいました。
今日は自由に廊下やおひさま広場を行ったり来たりしながら、好きなところで体を動かし、広々ゆったりとみんな遊ぶ事ができました。(T.Y)


◆気になる遊び(ふじ)

側溝のミミズを観察
今日は雲が空一面に広がり風もあり肌寒く感じましたが、ジャンバーを着て園庭に出て元気に遊びました。準備が出来た子から出ていきましたが、部屋で準備中の子も早く出たくて窓から外を見ていました。
次々と園庭に出てくる子ども達、砂場や滑り台にと急いで遊びに行きました。砂場の横で遊び始めた〇くん、新幹線を3両繋ぎ合わせて1編成を作り「みて」と保育者に声をかけてきました。見てるとちょうど新幹線が出発するところで〇くんが新幹線の先頭を引っ張っている所でした。その様子を通りががった◇ちゃんが興味深そうに見ていました。
次は☆くんが側溝の蓋を開け中を覗いていました。幼児組の子どもたちを真似をしているのかと思って近づいて見ると中にミミズがいるのを発見したようでミミズがいることを指を差して教えてくれました。周りにいた子ども達も気が付いて何かなと近づいて側溝の中を興味津々覗き込んでいました。
新幹線で遊んでいた〇くんはいつの間しかウッドデッキに座って釣りの真似をしていました。枝を釣竿のように持っていたのに気付いた保育者が園庭に落ちていた蔦で糸のようにしてくれたのをウッドデッキに座って糸を垂らすようにして釣りの真似をして楽しんでいました。
それを見ていた周りの子も一緒に真似をして楽しんでいました。〇くんはウッドデッキの下を伺うように覗き込んでまるで魚が水の中を泳いでいるのを見ているようでした。
お友だちへの関心も増えてきて相手のことが気になってよく見ているようで、自分が気になった事はよく真似をして楽しんでいる様子があっちこっちに見れるようになってきました。この後も縄跳びを使う幼児組の子どもたちを見て真似をして縄跳びを出してもらって引っ張ってみたり投げ縄のようにしてみたり、ふわふわ同士でベンチに座ってご飯を食べる真似をしてみたりと楽しく過ごしていました。(y.n)

みんなで釣り気分

今日もママ先生が来てくれましたみんな楽しそうにママ先生の周りに集まって遊んでいました。
◆色探しゲーム第2弾(きく)

緑あったよ。本当だ。かいじゅうのぬいぐるみも緑だね。
色探しゲームをしました。前回は、みんなブロックから同じようなものを持ってきていましたが、どうなることかと思いながらやり始めました。クレパスで「何色かな」と色を確認していくと元気に答えてくれるので、早速「赤色のものを持って来て」と言うとやっぱりブロックの所にみんなで言ってガチャガチャと探し始めました。
みんなでブロックの赤いのを持って来て大きいのを持ってきたと自慢、他にもあることを知らせるために保育士は、子どもたちの帽子を持ってきました。「みんなの帽子も赤だね」とちょっと強調してみました。
次は、黄色でした。みんなでまたブロックに集まって探しています。でも1人、タイヤのついたブロックを持って来て、「ここ、黄色」と教えてくれました。ブロックは、青でしたがタイヤは黄色でした。そんな違いが分かってくると、保育士のシャツについていたカエルの絵が黄色だということに気づく子が出てきました。
緑色では、ブロックだけでなく、お鍋やスプーンの緑色のものを持って来るようになりました。黒色では、何も持って来ないで、自分の服が黒でありことを教えてくれました。すると「ズボンも黒だ」とかバックに模様が入っていましたが、下地が黒であることに気付いた子もいました。自分の服の縞模様の縞が黒いであることにも気付きました。
よく見てみると色々な所に色が隠れているもので、「ここにも黒ある」「あ、靴下に赤があった」と色探しが終わっても盛り上がっていました。
次の時は、どんなところにどんな色が隠れているのかをみんなで探してみたいと思います。 M.K

園庭でも、黄色の葉っぱ見つけた。
◆秋のお土産(たんぽぽ)

おばけだぞ~
子ども達の大好きなオオカミが登場する『あかずきん』を読みました。
「オオカミだぁ」と始まる前から興味津々です。最後まで読み終わり「ク~イズ、クイズ」
「オオカミの目はどうしておおきいの?」質問の内容がまだ難しいかなと思いながらのクイズでした。「ハイっ」と手を挙げたものの「ん~」と固まる児ばかり。
そんな中、「よくみるから~」と答える◎くん。
「オオカミの口はどうしておおきいの?」の質問にも「たべちゃうの~」と堂々と答える◎くん。よく聞いていただけではなく、理解して聞いていた◎くんの姿に驚かされました。
身体測定後は、園庭へ行きました。少し肌寒くなってきたので上着を着て園庭へ。秋らしく、園庭には葉っぱがたくさん落ちています。大きな葉っぱに穴をあけてあげると、「はっぱおばけ~」と盛り上がります。
築山の下では、どんぐり拾いに夢中になる児もいます。拾うと大事に大事に小さな手に握りしめます。何とも言えないかわいらしさがあります。
大事な秋のお土産を大事に袋に入れていました。
たくさんの葉っぱを詰めていた△ちゃんと☆くん。大好きなお母さんたちへのお土産のようです。(M.C)

「みて~あそこにね、どんぐりがついてるの」手の届かない所にあるどんぐりに必死に手を伸ばします

「ママにお土産なの」とたくさん拾いました
◆集団生活の良さ (うみグループ)

先生やってー、私がやってあげる。
今日は室内園庭遊びを行いました。
年長児は特別養護老人ホーム「愛敬苑」に交流に向かいました。向かう前の年長児は行きたくないという子ども、昨日から行きたくないと言っていた子どもがおります。
その理由は、「恥ずかしい」という思いからでした。保育者が気持ちを受容し、自信がつくような声かけや関わりを行うと次第に笑顔が出てきました。
交流では、ダンスを披露し沢山の拍手や労いのお言葉を頂き更に満足げな年長児の姿が印象的でした。写真を撮られて嬉しさと恥ずかしさがあったようですが見事踊りきります。
行き帰りの移動では期待感と気が抜けたのか交通ルールを意識出来るような声かけをしなければならない場面もありました。
ルールを守ると安全で心地よく過ごせる事を、改めてルールは何のためにあるのかを否定的ではなく肯定的に考えていけるよう声をかけていきたいと思います。
室内ではもも組、ゆり組の子ども達が「少ないよ」と言いながら朝の集まりを行いました。「今日は5番と6番テーブルは使わないよ」と伝えます。それだけで、年長児がいないからだ、少ないから散らばらず集まるんだ、1から4番までなら使って良いんだと判断する子どもの姿があります。
後から来た子ども達に初めからいた子ども達が「そこ座らないよ」と伝えますが話を聞かずに座り続ける子どもがいました。保育者が説明をすると「●●の言った通りだった」と保育者に蚊の鳴くような声で言い嬉しそうなもも組女児がいます。
今は、丸かバツかのその理由まで説明する事は難しいようです。最初に丸かバツかを伝えてその理由をだって●●だから…というゆり組やひまわり組の子どもがいます。
少しずつですがもも組の子ども達も年上の子ども達とフラットに関われる様になった為、ある程度の発達を迎えている証でもあります。自分自身の中での善悪の判断やそれに対する自信を身につけています。その様な子ども達が同年齢の仲間に対する関わりやその姿を見せる事で更に自信や聞く力や行動力が伸びていくかと感じます。その反面、それを受け流す(流してくれる)年長児や年中児に対しての憤りも感じていく中で、同年齢同士になるとトラブルも増えていきます。
年上の子どもは100の自信でアドバイスをします。それをもらう子ども達(聞く側)は10の反抗心を抱きつつもそれを受け止めたり10の反抗心で100の自信に向かっていく事もあります。
それが100の自信を持つもも組の女の子になると不思議です。
言う側(もも組女児)は誰に対しても100の自信で言っていくのですが、聞く側(もも組男児)は100の反抗心で高確率で歯向います。
しかしそれはまだ許容範囲です。
100の自信(もも組女児)と100の自信(もも組女児)がぶつかった時は、ご想像にお任せいたします。
男の子がいる事の意味をそこだけでも見出せます。反対に女の子がいる事の意味をここだけでも見出せます。
言葉が増える理由がここにあります。
子ども達は昨日の事を沢山話してくれます。
昨日の事を話してくれるレベルは園での事は話せるのではないかと思います。
楽しい事もそうでない事も起きる園生活ではありますが、全てを肯定的に前向きに、楽しみながら我々保育者も関わっていきます。
k★y

ピアノを弾いてます。

◆どんぐり探し (にじグループ)

今日は蚕糸の森公園に散歩に行ってきました。
蚕糸の森で拾ったどんぐりをにじグループに持ってきてくれた◎ちゃんの影響で、蚕糸の森に行こうということになり、どんぐりを探しに行きました。
蚕糸の森に散歩に行くのが久しぶりだったこともあり、到着すると子ども達はどんぐりを忘れ、池にいる鴨と鯉に夢中になっていました。子ども達の前に群がる鯉を見て「捕まえたい」「釣りたい」「餌持ってないの?」と興味深々で、どんぐりを餌にしようとどんぐりを探しに行った児もいました。
保育士が「どんぐり50個見つけられたらいいな」と一言つぶやくと、年長女児は「じゃあもっと見つける!無限!」と意気込み、あっという間に100個以上のどんぐりを袋一杯に集めて見せてくれました。帽子がついているどんぐり、まんまるのどんぐり、小さいどんぐり、まわりの皮がむけてバナナのようになっているどんぐり、かわがしわしわでおじいさんのようなどんぐり…どんぐりにも色々な姿・形があり、最後は時間を忘れるほどどんぐり拾いに夢中になっていました。
帽子がぴったりとついているどんぐりが少なかったため帽子つきのどんぐりを見つけたら10ポイントでポイント制にすると「このどんぐりはどう?珍しい形だよ」と特殊などんぐりを見つけては見せてくれる児もいました。どんぐりでいっぱいの袋を持って帰ってきた子ども達は満足そうな表情で、大事にロッカーにしまっています。虫が出てくる可能性がありますので取扱いには十分にご注意ください。
すっかり秋らしい気候になり、空気が冷たくなってきましたが、秋を感じながら過ごしていけたらいいなと思います。K.Y


◆ドールハウス(そらグループ)

今日は●ちゃんのお母さんが保育士体験でママ先生をしてくれました。朝の会の時には年長児達が甘えて、膝の上に座っている姿が印象的でした。甘えさせてくれるという●ちゃんのお母さんの雰囲気を子ども達が察したのかもしれません。
園庭に出る前、お部屋ではドールハウス作りをしている児達に絵の具を提供し、ドールハウスの色つけを始めました。自分達でどの色を塗りたいかどういう風に塗るかを考えて塗り始めます。時折保育士に「こういう風に塗ったら綺麗にぬれるよ」とアドバイスされると「本当だ。やってみる」と綺麗に塗ることにも少しこだわってみました。
隣では保育士が紙粘土に絵の具を塗るとすぐに絵の具が乾いていき、あることに気づきました。「あれ?段ボール全然乾かない」「粘土はすぐ乾くのにー」と粘土と段ボールの素材の違いに少し気がつきました。「絵の具が乾かないとぬれないよー」と嘆く▲ちゃん。早く絵の具が乾いて、ドールハウスが素敵な作品になるのが今から楽しみです。
さまざまな経験をして色々な物から性質などを知るそらグループの子ども達。これからも沢山の経験を通して沢山の事を知って、素敵な作品を作って頂けたらなと思いました。
(K.H)

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